日の出祭編です。映画と大した差はなかったように思いますが、
ここからは原作12巻~14巻をベースに書いています。
日の出祭も例に漏れず、主人公の一人称視点から変わらないため、
描写されないシーンが大半を占めます。
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「・・・良いわね。ステップもそれなりに出来ているわ。
やっぱり、運動センスあるみたいね。」
「どーもです。」
ライブハウスでバンドの練習を見ていた。
俺はダンスの練習、そして高音の練習。
「そろそろダンスの構成を考えた方が良いのかな。」
「考えるのは簡単だけど・・・・・有坂くん。あなたに任せるわ。」
「え」
「あなたは計画立案と状況判断が上手いわ。とっさの時はアドリブでどうにかして頂戴。
自分で考えてその時その時の適切な動きが出来るはずよ。私には見えるわ。
大観衆の前で歓声と拍手を一身に受けるあなたの姿が。」
「・・・・・・・・・・」
毛利さん、教えるだけ教えて最後の仕上げはぶん投げるのかい。
まあ良いけど。適当にやらせてもらおう。
「それに、観客の心を掴むのは得意でしょう?
あなたなら自分よりも観客を優先するはず。
主役はあなたたちだけど、独りよがりにはならないはずよ。」
「まあね。」
ライブステージ。どれだけ観客を乗せることが出来るか。その1点だと思う。
主役はメンバーと俺なので、正直この5人が楽しめればいい そう思っても問題はない。
しかし俺以外の4人もそんなことは考えていない。
彼らは中学から何年もバンドやってるんだからな。
聞いてくれる客をどれだけ盛り上げられるか。それを重視している。
貴重な時間を自分たちに割いてくれているのだ。観客も主役。
「うーす。毛利さん、遅れたわ。」
「来たわね。葛城君。例の物は持ってきたかしら。」
「持ってきたけど・・・本当に必要になるのか?」
そう良いながら葛城君は細長いプラスチックのアタッシュケースのようなものを出した。
・・・・懐かしい。鍵盤ハーモニカだ。
「そう。それを待っていたわ。早速練習しましょう。」
「ちゃんと音鳴るかな?押し入れから引っ張り出してきたんだぞ。」
「鳴らせて。鳴ってもらわないと困るわ。」
「あ、ああ。」
「葛城君もそれ使って何かするのかい?」
「わからん。毛利さんに これであなたもメンバーの一員となるのよ と言われた。」
「モノマネじょうずだね。」
プロデューサー毛利に何か考えがあるらしい。
変な詮索はやめる。彼女に任せておけば大体上手く行く。俺は手のひらの上で踊ってればいい。
彼女の予想はほぼほぼ当たる。先見の明がある。占い師毛利。
ちなみに毛利さんも風太郎、武田くんに負けないくらいの頭脳がある。
行く予定の大学は一緒らしい。勉強という点で上二人には少し劣るようだが、
それを補うミステリアスな何かがある。
ただし、
勉強だけ出来てもつまらないわ 人そのものを数枚の紙で測るなんて不可能よ
と、いつか言っていた。勉強のやる気はあんまりないらしい。
やる気がないし勉強している様子もないのにとんでもない点数を出すので、この人も天才だ。
風太郎とは違ったタイプで。アイドル続けてれば人気出ただろうに。
「音は出るようね。じゃあ、練習しましょう。
大丈夫。要所要所で使うだけだから大した出番はないわ。」
「は、はい。」
「後で皆と打ち合わせね。有坂くんは心配しなくて良いわ。こちらの都合だから。」
何するんだろ。俺はなんも聞いてないからなんもしなくていいはず。
「・・・この部分、どう思う?」
「・・・・俺はもう少し直球の方が好きだなぁ。」
川村さんと紙を見てにらめっこしていた。
作詞をやってみたくなったとのこと。
作曲は他3人がやるらしい。
今は毛利さんが葛城君、伊達くん、屋代さんと打ち合わせをしている。
片倉くんは何か作る物があるとのことで帰った。
俺は、当日の楽しみのために見せられないわ と言われて追い出された。
なんじゃそら。
「これ、あの2曲と入れ替えは」
「ないない。日の出祭まであと1か月ないんだよ?
作曲もしてないんだし。ちゃんとしたクオリティに持っていけないよ。」
「そーだよね。安心した。俺もちょっと自作歌詞は自信なかったから。」
予定していた曲からの変更はないらしい。
「今まではちゃんとしたバンドのちゃんとした曲を好き勝手引いてたけど・・・・
もうすぐ、終わっちゃうから。1つくらいは、自分たちで曲、作ってみたいな、って。」
「そうだね。良い思い出だ。」
川村さんの作詞にあーでもないこーでもないと言いながら、
夏休みが終わった。
夏休み明け。2学期の学校が始まった。
自宅のポストにチラシが投函されていた。
10月13日~15日。
日の出祭。我が旭高校の学園祭である。
3年に1度だけ、規模が大きくなる。今年はその年だ。
「凪。悪いがお前も手伝ってくれ。・・・・仕事が多すぎる。」
「あいあいさー」
我らが学級委員長 上杉 風太郎は、当然ながら日の出祭の実行委員となった。
女性側委員長の四葉もセットだ。
かなりの仕事量らしく、俺もサポートに回る。
裏方、脇役として腕の見せ所だ。屋台の設営なら任せろー。
わざわざ真正面からこちらに協力を申し入れるのだ。
・・・・日の出祭の準備、予想よりもかなり忙しい様だ。
2学期の間に凪・・・・・俺の件を何とかすると言っていたが、この調子。
この学園祭のタイミングではないだろう。
日の出祭が終わってから終業式の間。11月~12月。ここが怪しい。警戒しておこう。
今は放課後。
教室で五月に勉強を教えている。隣では風太郎も自習をしていた。
「・・・はい。ありがとうございました。今日はこれから塾講師のお手伝いがあって。」
「Oh。行ってらっしゃいだね。受験の方への影響は大丈夫?」
「はい。講師をやってから成績は向上していると思うんです。」
「・・・そうだった。俺も最近、問題のレベルが上がったと思ってたんだ。良い傾向だね。」
五月が帰るというので、今日の勉強会は終わり。
帰り際、ドアの窓ガラスから緑のチェック柄リボンが顔をのぞかせていた。
ん?
あれは・・・この前、風太郎がプレゼントしたものだろう。
風太郎が声を掛ける。
「何だ四葉か」
「!? は、はい・・・」
「俺に用があるんだろ。早く言ってくれ。
今は少しでも時間を無駄に出来ない。」
風太郎が四葉に問い詰める。
恐らくは学級長どうしの日の出祭の話し合いだろう。
「・・・・う、上杉さんに用なんてありませんよー!
お邪魔しましたー!」
「あ、おい!」
「上杉くん・・・・また何かしたんですか?」
「知らねぇ。俺は何もしてない。」
「どーだか。」
四葉は教室から逃げてどっかに行ってしまった。
風太郎は追う構えを見せている。
「行ってらっしゃい。学園祭の事だろう。」
「勿論わかっている。とっ捕まえてくる。」
・・・頼もしくなったね。良い事だ。
その体力で捕まえられるどうかは別としてな。
「よし、では俺も帰ろうかな。」
「あの・・・・もしよければ、なのですが・・・・」
「うん?」
「塾講師の風景、見て行ってもらえませんか?」
「おい兄ちゃん。お前お嬢ちゃんとどういう関係だ?野郎のダチがいるなんて聞いてねぇぞ。」
「家庭教師でーす。」
「・・・ああ。五月ちゃんの言う家庭教師ってお前の事か。」
「どーもすいません。あともう一人います。」
五月のバイトしている塾の現場に案内された。
めっちゃ言葉遣いの荒いスーツ姿のおねーさんと話をしている。
前田くんや遭遇当初の二乃より荒いな。名前は下田さん。絶対元ヤンだと思う。
昔、中野母の教え子であったとの事。
中野母の影響により、こうして塾講師となったらしい。
教室の後ろから二人で授業風景を見ている。
五月が中学生たちに勉強を教えているところだ。
結構板についている。お母さんモード発動中。
五月の学力はかなり上がってきている。
このレベルなら中学校の講師も余裕だろう。以前は失礼な事言ってすいませんでした。
俺と風太郎の前例があるから、同世代に教えるものだと勘違いしてしまった。
「それでは、今日の授業はここまでです。みんなよく頑張りました。」
「あ、あの、中野先生!」
「はい、なんでしょう。」
「この後、相談があって・・・」
「わかりました。
私も授業の後にわからないところを聞きにいったりします。構いませんよ。」
生徒の一人、女の子から話があるようだ。
相談というのが気になる。わからないところを教えてくれ ではないんだね。
授業後、五月は女生徒から単独で相談を受けていた。
「あの、中野先生は、恋をしたことがありますか?」
「へぇ!?こ、恋!?」
そんな驚かんでも。中学生だからね。おとしごろ。
「は、はい。実は私・・・クラスの男の子に好きな人がいるんです。
告白しようかどうか、迷ってて・・・・」
「う、うーん・・・・・」
返答に悩んでいる。当たり前だ。だって五月だもん。
こういう案件は愛の伝道師 中野 一花を呼んでこなければならない。
初対面の子なら真剣に答えてくれるだろう。残念ながら今は長期ロケ中だが。
・・・現状を踏まえれば二乃や三玖でもいいだろうか。
でも一花いわくブレーキの壊れた暴走機関車だしなあ。
迷ったら行くっきゃないわ 侵略すること火の如し
今だったらそう言いそう。ダメだわコレ。参考にならねぇ。
運転手一花も過剰投入された石炭を取り出すのに大変だぁ。
「おいカレシ、嬢ちゃん困ってんぞ。助けに行ってやれ。
あの子、この手の話題、苦手だろ?」
「はあ。そうですね。友達ですからね。助けに行きましょう。」
「さっすがカレシだな。」
「行ってきます。友達なんで。」
この人しつこい。きらい。
さて。少し話を考えようか。
「お困りですか。中野先生。」
「あ・・・ナギくん。」
「こんにちは。えっと・・・・どなたですか?」
「今日だけの臨時講師でーす。ナギくんって呼んでね。」
「は、はあ。」
よし、ちょっと引いてる。そうだよね。初対面の野郎がこんな事言ってきたら引くよね。
しかし、実はそれ、期待していた反応。
向こうは中学生。初対面で年下、しかも異性。なら、こちらに対しては控えめで遠慮するはず。
それならかなりやりやすい。こちらのペースに持ち込んで話をすることが出来る。
俺が初対面の人と話すときに疲れないのは、この辺が理由。
今のやり取りでこの反応なら、安心して話すことが出来る。
話を聞いてもらうというのは意外と難しい。興味がない話を覚えるのは辛い。
大抵の人は勉強が辛いのと同じ。
この人の話を聞く価値がある 聞き手をそういう意識、体勢にさせなければならない。
だから、興味を引くような面白い会話や喋り方を心がける。
話を聞いてもらいたいのであれば、聞き手ではなく、まず話し手が楽しませる努力をするべき。
そうすれば、きっとこちらの誠意に答えてくれるはず。
「今の質問、代わりに俺が答えてもいいですか。先生。」
「お、お願いします。」
そう。今の俺は悩める子羊を救う牧師。君を導いてしんぜよう。
「よし。・・・キミの好きな人というのは、どんな人かな?
色んな人から好かれているかい?」
「・・・はい。クラスの人気者なんです。」
「なるほど。・・・難しい話は俺も好きじゃなくてね。
わかりやすくするために、いつも例え話をする。
・・・・俺の後輩にとんでもなく足の速い奴が居てね。徒競走に例えよう。
中学生なら、君もやったことがあるね?100m走だ。」
「最初に・・・・君が、ある人と1対1で勝負をしたとする。
100mを走り切って、君はライバルよりも早くゴールした。
この場合、君とライバル、どっちが勝ったことになるかな?」
「えっと・・・わたし、です。」
「そう。君が勝った。であれば・・・・・ライバルは敗者。
勝者が決まった瞬間、敗者も決まる。
世の中は、こういった反対の事柄が同時にやってくることが多い。
勝つ者が居れば、誰か他に負けている者がいる。
お金を失うことで、ありとあらゆるものが得られる。
誰かが幸せになっているのなら、その陰できっと他の誰かが不幸せになっている。
大体、いつもそうなんだ。」
「・・・・・・・・・・・・・」
「恋愛というのは・・・俺は、勝負だと思ってる。実際は人によって違うと思うけど。
ゴールラインに向かって全力疾走して、真っ先に駆け抜けた人が、
その人との恋を掴むことが出来る。そんな競争。
ライバルは何人いるかわからない。自分が今何mの地点にいるかもわからない。
そもそも、今はゴールに向かって真っ直ぐ走れているのか?そんなこともわからない恋の競争。
その彼が人気者なら・・・きっとライバルは多いんだろう。
君の隣に、いったい何人走っているだろうか。」
「・・・・さて。ここは塾だ。一度、英語の勉強でもしてみよう。」
水性マジックをつかってホワイトボードに字を書く。
簡単な英語の文。
「・・・・この文章、読めるかな。」
「Love is blind.」
「良いね。blindの意味は知っているかい。」
「・・・・目が見えなくなる?」
「素晴らしい。よく勉強しているね。中学生が知っているかちょっと不安だったんだが。
さて・・・中野先生、この文章をちょっとカッコよく、オシャレに訳せますか。
目が見えなくなる ではなく。」
「ええ!?えーっと・・・・・・・・・・恋は、盲目。」
「そうです。恋は盲目。どっかの偉い人が残した名言だそうだよ。
ただ、俺は間違ってないと思う。・・・・何かに夢中になると、何かが見えなくなる。
さっき話した反対の事柄と一緒だね。」
「・・・話を戻そう。君は今、恋の競争をしている。
ゴールラインに誰よりも早く到達できれば、
キミと彼は、付き合うことが出来る。・・・告白というのは、とても危険な賭けだ。
一気にゴールラインにワープするか、心が折れて、そこから一歩も動けなくなってしまうか。
どちらかだろうね。・・・どうするかは、君の判断だ。」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・でも。どちらに転んでも、そう悲観的に考えなくていい。俺はそう思う。」
「・・・え?」
「最初に話したね?・・・この世の中は、正反対の事柄が一度にやってくる。
勝者が生まれる時、敗者も生まれる。
何かを得るのなら、お金を失う。
仮に君が告白をして・・・・ダメだったとする。
・・・・それはきっと、彼との別れを意味するだろう。」
「そう・・・・・ですよね・・・」
「今のはタダの例え話。・・・・まだ、落ち込まないでね。じゃあ、別れの反対はなんだろうか。
別れがあるのなら、正反対の何かが君に訪れるはずだ。それは、なんだろう?」
「・・・・出会い。」
「素晴らしい!100点です。中野先生。・・・拍手!」
パチパチとゆっくりとしたリズムで小さな拍手をしてみせる。
「そう。別れの反対は・・・出会い。君が彼と別れてしまった時、
きっと、新たな出会いがやってくるはずだ。いったい何と出会うのか。どんな素敵な人なのか?
期待を抱かずにはいられない。」
「君は今・・・・彼に恋をしている。そう、盲目な状態にある。
いま、君の周りには、霧がかかっている。左を向いても、右を向いても、上を向こうが。
・・・何も見えない。視界に新しいものが入らない。
見えるのは・・・・すぐ近くにいる、君の意中の彼ひとり。」
「霧の中で告白をし、成功したら。
その霧の中で二人手を繋ぎ、これから一緒に歩んでいけるだろう。
告白がもし、失敗したら?・・・・・・・盲目が解ける。
霧のせいで、今まで彼しか見えなかった。その霧が晴れてなくなる。するとどうなるか?」
「・・・今まで全く見えてこなかったものが、君の視界に入るようになる。
今までは気が付かなかった、人、物、イベント。
左を向けば色んなものが、右を向けばあらゆるものが、
上を向けば信じられないものが、君に会いに来るだろう。
・・・・もしかしたら、君の事が好きだ
そんなことを言ってくれる男子まで居るかもしれない。」
「・・・・いいかい。告白するどうかは、君の自由だ。自分の心に、従いなさい。
ただ、一つだけ。例え失敗したとしても、落ち込んではいけないよ。
別れがあるのなら・・・・出会いもあるんだ。
そんな瞬間に落ち込んでいて、下を向き続けていたら・・・・
新たな出会いに、気づくことが出来ないんだ。」
「・・・・・・・・はい!」
「ごめんね。ちょっと話が長くなってしまった。
以上だよ。本日のナギくんの授業はここまででーす。」
「いえ!その・・・上手く言葉に出来ないんですけど、凄くためになりました!」
「光栄だよ。これからの君の人生に、新たな幸せと出会いがありますように。祈っているよ。」
女生徒は満足した顔で去って行った。
告白が実ると良いね。
「んだよお前。やるなぁ。良い話するじゃねぇか。」
「あざす姉貴」
「おんなじ事聞かれたときにおんなじ話したいからもう一回説明してくんねぇ?」
「良い大人なんだからちゃんとメモを取らないとダメです。」
下田さんに絡まれる。やっぱりこの人きらい。
「あの!ナギ・・・くん!」
「ん?」
先ほどの女生徒が戻ってきていた。
「えっと、ナギくんは、今誰かと付き合っているんですか?中野先生ですか?」
「えぇ!?わ、わたしは」
「いや・・・うーんとね。俺は今誰とも付き合ってないんだ。」
「な、なんでですか?」
「うーん・・・・そうだね。さっきの話で言えば・・・・
俺は今も、下を向き続けているから。いまだに何も視界に入ってこないんだ。」
「ナギくんも・・・誰かに告白して、失敗したんですか?」
「ちょっとだけ違うかな。
・・・・盲目な状態は一緒だった。でも今まで、いろんなことがあってね。
そのせいで、霧が晴れても、俺は下を向き続けている。前を向くことが出来ないんだ。
・・・・・・・だから、君はそうなってはいけないよ。ちゃんと前を向いてね。
俺のようになっては、いけないんだ。」
「は、はい・・・その、また来てください。またいつか、相談をしたいです。」
「うん。いつでもおいで。」
彼女は、少し寂しい顔をしながら去って行った。・・・そんな顔をしないで欲しい。
下を向き続けていたら、新たな出会いに気づくことができないんだ。
・・・・何を言ってるんだか。そっくりそのまま、俺に当てはまるじゃないか。コレ。
わかっているなら改善しろよ。
でも、出来ないんだよ。わかっていても・・・・
だから、君は俺のようにはなるなよ。
「下田さん。五月。帰りますね。」
「・・・おう。また来い。」
「あ、あの、ナギくん。一緒に帰りませんか。」
「ごめんね。ちょっと今はそういう気分じゃないんだ。一人になりたい。また明日ね。」
塾のバイト先から、一人で帰った。
五月には悪いことをした。・・・・メールで、謝っておこう。