元人間な覇竜の滅竜魔導師がオラリオに出戻るのは間違っているだろうか? 作:匿名さん
思い付いたから書いた。反省はしていない。
『一一一こうして精霊アリアと共に命をかけたアルバートの一撃により黒竜は逃げ出し、大勢の人々を救いましたとさ。……どうじゃったベル?今日の話も面白かったかのぅ?』
『うん!アリアとアルバートが死んじゃったのは悲しかったけど、それでも凄いカッコイイなぁって思ったよ!』
『そうかそうか!それは良かった!……ちなみに今回出てきた〝黒竜〟の他に大穴から出てきた強いモンスターのことは覚えてるかの?』
『うん!〝ベヒーモス〟と〝リヴァイアサン〟!だけどどっちも【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】に倒されたんだよね!』
『うむ。その通りじゃ!残念ながら〝黒竜〟は倒せなかったがのぅ……っとじゃなくて。知っておるかベル?これは他の英雄譚には書かれてないことなんじゃが、実はその3体とは別にとんでもないモンスターが地上のどこかで今も眠りについているらしいんじゃ』
『えぇっ!?そうなの!?おじいちゃん!おじいちゃん!それはなんて名前のモンスターなの!?』
『うむ。ワシが見た文献によるとな?〝其の口は血の海、二牙は三日月の如く、陽を喰らう【黒き神】。数多の災厄を招き其の名は一一一〟』
「一一一おじいちゃん、行ってきます!」
数年後。白髪に赤い目をした兎のような見た目の少年が一人、己が夢を叶えるべく『迷宮都市オラリオ』へと向けて旅立った。
一一一同時刻、某所一一一
「一一一くぁ〜。……うん。よく寝た」
人里離れたとある山にある洞窟の奥、そこで一人の男が目を覚ました。
下だけを履き、惜しげもなく晒されているその鍛え抜かれた褐色の肉体には紅い不気味な模様があった。
男は寝床にしていた岩盤から身体を起こすと、長く無造作に伸ばされた黒髪をガシガシとかいた後に身体中からボキボキと音を鳴らしながら身体の調子を確かめた。
「……体感、
そう呟いた男は近くに落ちていたボロボロの黒い布を拾い纏うとペタペタと洞窟の外へと足を進める。
「さてさて?この時代の英雄達はどんなもんかね?」
なんの奇跡か、はたまたま神のイタズラか。真逆の髪色に似たような色の目をした二人は同じ刻、同じ場所に向かいそれぞれ足を進める。
この先何が起こるのか、それは神にも分からない……
【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?〜白き英雄と黒き神〜】
これは、英雄を目指す1人の少年とかつて英雄だった1人の青年の物語である一一一なんてね
オリ主の見た目はアクノロギアの人間形態をイメージしてもらえれば。
書きだめとかないのでのんびりと書いてきやす。