アサシン・バンパイア   作:エルドラス

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転入の時間

そして次の日の朝、俺は椚ヶ丘中学校の制服を着込んで学校に向かう準備をしていた。

 

キバット『なぁなぁ響、俺も行っていいか?』

 

響「いやダメに決まってんだろ!」

 

キバット『え〜〜〜!』

 

響「えーじゃない、お前絶対大人しくしないだろう。だからダメだ」

 

その後もキバットはしつこく行ってきたが、俺はそれを無視して学校へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響「遠い」

 

今俺は3-Eの教室まで向かっていたのだが、1つ合わせてほしい。

 

遠くないか?教室まで。

 

今俺は山道を登っている、どうやらE組の校舎は山尾奥にあるらしい。

 

これを最初に聞いた時は頭おかしいのかと思ったが、これもトレーニングの一環だと思えば楽だった。

 

響「さて、ようやく着いたな」

 

俺がそう呟くと…

 

ドゴオオオオォン!!!

 

という音と共に黄色いタコのような生物が目の前に現れた。成程、彼が噂の…

 

殺せんせー「君が、紅響君ですね?私はこのE組の担任の『殺せんせー』と言います」

 

黄色いタコ…基殺せんせーはそう言うと触手を一本こちらに伸ばしてきた。

 

響「…えぇ、こちらこそ、今日からよろしくお願いします。殺せんせー」

 

俺はそう言いながら殺せんせーの触手を握り返し、握手をする。

 

殺せんせー「はい、よろしくお願いいたします。では、教室の前で合図があるまで待っていてください。合図したら、教室に入って自己紹介をして下さい」

 

響「…はい、分かりました」

 

さてと、ただ廊下で待つのも暇だな。烏間先生から渡された名簿でも見ておくかな……………成程、だからあの時驚いてたのか、有希子は…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響「凄いな、出席をとりながらクラス一斉射撃を避けてたぞ」

 

それがオレが廊下の窓から見ていた光景の感想だった。やっぱり資料にあった通りの速さだな。あれで全力じゃ無いとは末恐ろしい。

 

殺せんせー「…さて皆さん。烏間先生から聞いていると思いますが、今日は転校生が来ています。それでは、入って来てください」

 

殺せんせーがそう言うので、俺は教室へと入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渚side

 

この日のE組は、何時もよりソワソワしてた。

 

片岡「ねぇねぇ、転校生ってどう思う?」

 

岡島「烏間先生に聞いたんだけどよ。男子ってことしか分からなかったぜ」

 

不破「えーイケメンかなぁ……顔写真とかなかったの?」

 

矢田「ううん。でも、この時期に転校ってさ」

 

磯貝「やっぱり暗殺者。国から送り込まれた刺客ってところかな」

 

クラスメイトの皆んなは、すでに転校生の話題で持ちきりだった。

 

渚「うーん。カルマ君はどう思う?」

 

業「別に俺としては面白い奴だと嬉しいなぁ、だってその方が弄り甲斐があるし」

 

カルマ君は悪い笑みを浮かべながらそう言った。

 

渚「あはは…」

 

キーンコーンカーンコーン

 

そんな期待や思いが入り混ざる中、始業のベルは鳴り殺せんせーが入ってくる。

 

殺せんせー「おはようございます」

 

そして、いつも通りクラスの一斉射撃を避けられて、いつも通り出欠確認を終えた。

 

殺せんせー「…さて皆さん。烏間先生から聞いていると思いますが、今日は転校生が来ています。それでは、入って来てください」

 

殺せんせーがそう言うと、扉が開き、そこから男の人が入ってきた。

 

響「…今日から転校してきた紅響だ、これからよろしく頼む」

 

有希子「……え?響君?」

 

響「やぁ、昨日ぶりだね、有希子」

 

E組全員(((え?あの人神崎さんの知り合い?)))

 

クラス全員がそう思った。

 

殺せんせー「にゅや、響君は神崎さんと知り合いでしたか」

 

響「えぇ、少しね。それで先生、俺の席はあそこでいいんですか?」

 

殺せんせー「えぇ、その通りです」

 

響君は殺せんせーに自分の席を確認すると、そこに座った。

 

殺せんせー「ヌルフフフ。さぁ、今日から響君も三年E組の一員です。では磯貝君、号令を」

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