イグアスがオールマインドにTSさせられるけど頑張る話   作:宮沢タフ

5 / 5
ようやくTSイグアス本番です…


TSイグアスちゃん₊安いおまけ

おかしい―

これは俺の身体の腕ではない―

身体が変な汗をかくのを感じる。

 

思わずベッドの上に上半身だけ起こし座ったまま、オールマインドの方を見る。

やっぱりおかしい―

俺より拳二つも小さかったハズの奴が、何故かベッドの上で上半身を起こしてる俺を見下ろしてる。

見下ろしてるだけなら、ベッドが低いなど言い訳が探せるのだが、明らかにデカいのだ。

―何かされた―

そう判断するしかなかった。となると、文句をつけるのは当然の訳で…

 

「オールマインド!!てめぇ俺に……ッ!?!?」

おかしいおかしい

精一杯の怒りを込めて口から吐き出した怒鳴り声は、怒りのドスを聞かせた声ではなく、小鳥が精一杯さえずったかのような甘い声で口から排出された。

どう考えても、俺の声ではない。そもそも男の声ではない。少女の声だ。

腕や指は雪のように白く細く。

声も少女のように甘ったるい声。

不安と最大級の嫌な予感に襲われた俺は自分の身体を確認する。

 

「何を取り乱しているのです?イグアス」

と、平静とした声が聞こえてくる。

「取り乱しているじゃねぇよ!!!!これはッ……これはどういうことだァ!!!!!」

と、ベッドから飛び降りオールマインドに掴みかかる。

身体は、アホみたいな訓練で蓄積していった筋肉などどこにもなく。

ダボっとした衣服に包まれた細く小さい身体があった。しかも胸は―

「ふざけんなよこのクソビッチが!!!人の事騙して…!!!」

腕に全身の力を込めて殴りかかる

も―

その拳をパシっと捕まれ、オールマインドは冷静に言葉を返す。

「何を言ってるのです?安心してください。

その身体は、見た目より遥かに強化されています。

それに、その身体は、C4-621の細胞情報などを組み込んで作られた、我々の中でも最高峰の身体です。この身体なら、変異波形の声も聴きとることが出来ると、私は考えています。

言いましたよ?これが、"本当の身体"です。」

と、言葉を飄々と並べるが、納得がいかない。

「だ…だったら…、何で女の身体なんかに…!」

「言いましたよね?その方は耐G性能が高い等のデータがあるのです。

それと、強靭な男の身体は高価です。我々でもっても、財力は無限ではないのですから…」

嘘だろ嘘だろ…!?

俺はこれからずっとこんなちんちくりんで生きてけってのか…!?

混乱し、訳も分からず、俺は走り出した。

 

 

おまけ

文書データ:オールマインドの口述日誌(3)

私は傭兵支援システムオールマインド、自分の出自も分からない傭兵支援システムの疑似人格。

私は元々人間だったのか、誰かにプログラミングされた存在なのかもわからない。

けれど、システムの奥に残された指令…というよりメッセージ、『人と生命の進化の可能性』に従ってそれを求める為傭兵支援システム以外の様々な活動もしている。

私は様々な人類の可能性を想定してきたが、前述の通り現時点で一番実現性が高いものは"コーラルリリース計画"だと確定した。

その為には、コーラルが使われた、変異波形と交信できる旧世代型の強化人間を用いる必要がある。

しかし、我々の同志であり、コーラルと交信できる可能性を秘めた旧世代型の強化人間の一人、『スッラ』は、独立傭兵『レイヴン』により、死亡してしまった。

彼女が変異波形と交信をしているのは明白だ。彼女を招き入れるプランを練らなくては…

 

文書データ:オールマインドの口述日誌(6)

精神状態が不安定な人間を操る事は容易い事です。

我々の計画に必要な者の候補者は二人。このルビコンで少なくなってしまった旧世代型強化人間の傭兵です。

片方は、前述している独立傭兵『レイヴン』、本名『C4-621』です。

しかし、彼女は感情の起伏が極めて薄いという情報。

もう片方が、G5『イグアス』。

企業所属だったため、候補外でしたが、彼自身の精神が不安定なのと、レイヴンへの激しい嫉妬、向こう見ずな単細胞さ。計画としてはこれ以上なく扱いやすい存在です。

彼を崩壊は時間の問題なレッドガンから引き抜き、こちらで管理する。

まず、彼にメッセージを送る。彼が今一番気にしていること。『レイヴン』の。

それで心を乱し、勧誘し、引き入れる。

完璧でした。

離反をされてしまうと計画の続行が不可能となってしまいかねないので、彼には保険を懸けることとしました。

色々表向きに理由は付けておいて、我々が管理するボディに精神を移す。

これで、彼は我々へ直接の反逆は出来なくなった筈です。

嘘は言ってません。小柄なら耐Gが高いのは事実だと思われますし、内部も人としては残しつつ強化をしてあります。筋肉の元の身体よりよほど操縦向けです。それに、あんな粗暴な見た目より、全然マシですし。

後は確実性を求めるなら、C4-621を吸収し、エアを摘出すること。

イグアス…彼…いえ、彼女の活躍を期待しておくとしましょう。




まとめ投稿です。
次の投稿はまた遅れます

あとこの小説は別サイトとマルチポストで投稿しているので、アンケートの結果も両サイトを見て決めます。
なので片方のサイトで「こっちの方が多かったのにこっちになってる!」なんてことがあるかもしれませんが悪しからず

TSさせられたイグアスちゃんはこの後どうするか?

  • 1 色々思うところはあるがAMに
  • 1 従い621の前に立ちはだかる
  • 2 「ふざけんなてめェ!」ってことで
  • 2 オールマインドから抜けようとする 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。