コハルちゃんとは、えっち本を共有する仲なんです! 作:ペンギン3
先生とアズサちゃん、私は二人共とっても好き。
だから、もしそういうことになってるなら、実質的に二回分の寝取られ脳破壊に襲われちゃう。マリーちゃんなら、好きな人同士が付き合ってても祝福してあげられるだろうけど、私の場合は発狂しておもらし一直線だから*1。
内なる小木曽雪菜さんも、2人の間に入っちゃおうよ? と囁いてきてる。もしシャーレに到着して、アズサちゃんが先生に跨っててダブルピースしてきたら、私は先生をメス堕ちさせてダブルピースさせちゃおう。それで怒ったアズサちゃんが私をダブルピースさせれば、みんな幸せでラブラブなとらいあんぐるハートになるはずだから!
「待っててね。アズサちゃん、先生!」
転がり込むように、シャーレに飛び込む。手には、発注したウイ先輩棒(15cmのこけし、バイブレーション及び自爆機能付き。先輩がえっちなASMRを作ってくれた時のために開発)を握って*2。
これで執務室に入ってすぐ、先生のお尻を貫く。そうするとブルブルとウイ先輩棒は震え始め、先生に羞恥と快感を与えてメス堕ちダブルピースさせてくれる筈の逸品。
ミレニアムに依頼したからお金が掛かっちゃったけど、お陰でお尻に入るくらいにすっごく細くなったんだよ! イマジナリーお姉ちゃんが渡してくれてた預金口座、私の生活費に使うのは勿体無くて死蔵してあったんだけど、インスピレーションが止められなくて使っちゃった。もしかしなくても、イマジナリーお姉ちゃんはこの時の為に用意してくれてたのかもしれない*3。
エスカレーターに乗って、最上階まで来た私はノンストップで駆け出して……なんかの線に引っ掛かって転けちゃった。痛いね? 何の線かな、これ。
「ふぇ?」
そうして、ボンって小さな爆発が起きる。爆風は大したことないけど、ケホケホと煙で咳が出ちゃう。な、何が起こってるの、一体!?
「だ、誰かいるの? アズサちゃん? 先生?」
コツコツと、執務室の方から足音がする。心配して見に来てくれたのかな。でも、もしかしたらまた爆発しちゃうかもしれない。先生はヘイロー無いから、怪我したら治らなくて大変なことになっちゃう。危ないって伝えてあげなきゃ!
「えっとね、ここ爆発して危ないよー! 先生は怪我しちゃうから、来ちゃダメ!」
そう伝えても、足音は止まらない。そうして、煙の中から現れたのは、ガスマスクを着けたアズサちゃんだった。……何故か、銃を構えて。
も、もしかしてアズサちゃんには、私が先生をメス堕ちダブルピースさせようとしてるのがバレちゃってる? 先生を寝取られる前に、私を射殺しちゃおうってことなの!?*4
「待って、アズサちゃん。殺さないで!
あなたの恋人になるかもしれない、春風メブキなんだよ? 今日は先生のお尻にウイ先輩棒を入れるだけだから、許して……」
「そんなもの入れたら、先生のお尻が壊れる」
這いつくばっている私の姿を確認して、アズサちゃんは銃を下げてくれた。良かった、暗殺じゃなかったんだね。でも、その代わりにウイ先輩棒は取り上げられる。なんで?
「壊れないよ、気持ち良くなるだけだよ!」
「お尻に物を入れて気持ち良くなるなんて、頭が壊れている証拠」
アズサちゃんは、全アナニストに謝罪した方がいいと思う。お尻は性器だって、キチンとエロゲーやってたらわかるもん。
「アズサちゃんも、後で保健体育の勉強しようね」
「勉強しに来たのはメブキの方でしょ」
「そうなの?」
思い返してみても、成立しそうなカップリングの間に挟まろうとしてた記憶しかない。悲しき寝取られが起ころうとしていたのを阻止して、私も混ざろうという決意は胸にキチンとある。でも、残念ながら勉強道具は一切持ってきていなかった。
「本当は私が来たところで、アズサちゃんと先生がぶちゅちゅってして、私の脳を破壊する計画だったんじゃないかな?」
「せ、先生とキスするってこと? まだ交際してないのに……メブキ、それはよくないことだ」
アズサちゃんのお声は震えていて、まるで恥ずかしいことを口にしているみたいな感じ。……もしかして、アズサちゃんって恥ずかしがり屋さん?
「アズサちゃんアズサちゃん、水上チカン法!」
「気体を集める方法だけど、それが?」
アズサちゃんは至って平然としてた。うーん、何だか違うみたい。
「アズサちゃん、えっちなお話とかできる?」
「できない」
「そっかぁ」
気のせいだったのかな? アズサちゃんはウイ先輩棒を弄って、プルプル震え出した先輩棒をジッと見ていた。分かる、震える先輩はいつまででも見てられるよね、振動音なんて川のせせらぎみたいだし*5。
「お尻、入れる?」
「入れて何のメリットが?」
「気持ちいい?」
「あり得ない」
ガスマスクを外したアズサちゃんは、威嚇するアリクイさんみたいにウイ先輩棒を見ていた。もしかすると、アズサちゃんの性教義的にはケモ耳生えてないと許せないとか、そんなのがあるのかな? もしそうなら、今度はイマジナリーお姉ちゃん棒を作って持ってくるね!*6
執務室に入ると、先生が笑顔で歓迎してくれた。でも、油断はしてない。ここから突如として、脳破壊されるとも限らないから。私はいつでも足舐めが出来るように、四つん這いになって先生を警戒していた。
「……何してるの?」
「先生の足をいつでも舐めれるようにって」
「そんなことしちゃダメだよ」
「先生も、脳破壊しちゃダメだよ」
「しないよ」
「本当?」
「ほら、怖くないから」
「にゃあん♪」
ぽんぽんと先生に頭を撫でられて、私は即堕ちしていた。アズサちゃんに向かってダブルピースすると、何だかソワソワしているアズサちゃんの姿が。……もしかして、アズサちゃんも先生にナデナデされたいのかな?
「先生、アズサちゃんにも、ナデナデしてあげて?」
「えっと、アズサ、いいの?」
「またメブキが変なことを……別に、必要ない」
そっぽを向いて、アズサちゃんは嘘を吐いてた。だってチラチラってこっちを見てるし、先生が私の頭を撫でた時には"あっ"て声が出てたし。……ここだけ抜き出すと、なんか遠隔えっちしてるみたいだね?
「でも、先生のおてて気持ち良いよ?」
「でも……」
「じゃあ、お尻にウイ先輩棒を入れるか、先生にナデナデされるならどっちが良い?」
「それは先生だけど」
すっごく自然な流れで、アズサちゃんは先生に頭を差し出していた。小さく笑いながら、先生はアズサちゃんの頭を撫でて。まるで日向ぼっこをしてる猫さんみたいに、アズサちゃんは気持ちよさそうだった。
……う、羨ましくなんて、ないんだからね!
「ところでアズサちゃん、ウイ先輩棒を返してくれると嬉しいな?」
「先生のお尻に入れない?」
「い、入れない……」
「なら、はい」
「待って、私の知らないところで何があったの!?」
ようやく、私のウイ先輩棒は返却された。残念なことに、今日は先生をダブルピースさせてあげられないので、先輩のお顔も何だか悲しそうに見える。待っててね、いつか先生のお尻でブルブルしようね!
「アズサちゃんと交際寸前だったのに、先生がアズサちゃんをナデポして彼女にしようとしたから……。先生を私の彼氏さんにして、分からせようとしたの」
「……メブキと話してると、記憶にない事実がいっぱい出てくるね」
「私とメブキが交際するなんてこと、無かったから。先生、勘違いしないで」
「うん、私もアズサをナデポなんてしてないから」
「……それはちょっとやったかも」
「アズサ、内なるメブキに負けないで!」
「頑張れ、アズサちゃんの中にいる私!」
先生はナデポの使い手、これは広く普及するべき事実だと思うな。私も、アズサちゃんも、シミコちゃんも多分そうだし。先生にナデナデされるの大好きな女の子は、確かにいるから。その気持ちよさを全世界に発信したら、先生は先生リフレのシャーレ店を開店できると思うんだ!
「…………先生に撫でられると心が落ち着くだけで、変なことはないから」
先生風俗の野望は、数秒にして断たれてしまった。
先生の手が物理的なとこじゃなくて、心の方をお触りしてるからナデポじゃない。個人的にそれはとってもナデポっぽいけど、身体がビクンビクンするわけでもないから、確かに風俗としては不適格なのかもしれない。早く先生には、頭を撫でるだけで男女問わずにビクンビクンしてもらえる領域に届いて欲しいよ*7。
「それでね、メブキ。今回来てもらったのは、アズサと一緒にテスト前の勉強をしてもらいたかったんだ」
「助かるけど、何でアズサちゃんなの?」
「シャーレでは、部員の子が当番で仕事を手伝ってくれててね。テスト前は免除してるんだけど……」
「任務はどんな状況でも遂行されるべき。免除されたからといって、来ない理由にはならない」
「そういう訳だから、メブキにはアズサと一緒に勉強してもらいたいんだ」
「ほへー」
脳破壊される展開じゃ無かった。先生もアズサちゃんも、ダブルピースなんてしない世界線。ウイ先輩棒を先生のお尻にぶち込む前に、そのことに気がつけて良かった。
ちょっと間違えてたら、世界一最悪なカップル誕生の瞬間になっちゃってたね。お互いのお尻を開発するカップルなんて、コハルちゃんが見たら憤死しちゃうもん*8。
「先生、勘違いしてごめんね。座薬あげるから許して」
「うん、分かってくれたらそれでいいよ。ところで、メブキは私のお尻を気にしすぎじゃないかな?」
「100回入れないと、座薬じゃ開発されないよ?」
「開発されたくはないかな……」
先生のお尻を見つめると、さっと手で隠されちゃった。しゃがんで、大丈夫だよーって話しかけると、後ろからアズサちゃんに羽交締めにされて引き剥がされる。酷いね?
「メブキ、先生のお尻にイタズラしないって、さっき約束した」
「そうだった!」
さようなら、先生のお尻さん。私は勉強さんと添い遂げます、アズサちゃんと3Pです。お幸せに。
「メブキ、これはどう解くか分かる?」
「んーとね、これにはπが6以上の数字とくっついてるよね? パイパイの公式っていうのがあって、πは一つにつき約3だから、6より上の整数と交われば、つまりおっぱいになるの。だからね、これの答えはデカパイだよ」
「なるほど」
「違うからね!? ここのπは180°を表すものだから! 分からないところを妄想で補完しないで!」
私達は数学を勉強して。
「メブキ、これの読み方って何?」
「えっとね、下の膜だから処女膜!」
「違うからね!? よく見て、膜じゃないよね? げろう、下郎と同じで下の身分の人を指すのと一緒の意味合いで、下臈とかいてげろうって読むから!」
私達は古典文学を勉強して。
「メブキ、この実験で水酸化ナトリウムを使う理由って何?」
「これはね、おしっこは臭うからだよ? くしゃいの我慢できたら、どっちでも良いの」
「違うからね!? おしっこなんて使っちゃダメだし、アンモニアは気体で逆滴定になるから。液体でする中和滴定とは意味が違うよ!」
私達は理科の勉強をして。
「トリニティの初代生徒会長……マンコ・カパックかな?」
「誰なの、それ。小党乱立してたからわかり辛いけど、これはね――」
「飲み物とお菓子持ってきたよ、はい」
「わ、ありがとう先生!」
私達は歴史について勉強した。
あと、先生が入れてくれたコーヒーは美味しかったけど、やっぱりウイ先輩のコーヒーが1番だったよ! あ、でも、先生の持ってきてくれたクッキーはとっても美味しかったよ!
「ふにゅー! 頑張ったよーーー!」
「うん、たくさん勉強した」
「お、お疲れ様……」
数多の勉強を乗り越えて、ぐてんとシャーレのソファーに寝転んだ。とっても疲れたけど、何だかとっても賢くなった気がする。それで、何故だか先生も満身創痍で肩で息をしていた。教えることって、もしかするととっても大変なことなのかもしれない。今日はありがとう、先生。テストまでの日々をよろしくね!*9
「でも、テストにえっちな話が全然出てこないの、絶対におかしいよ。これじゃやっぱり、赤点になっちゃう……」
「全ては虚しい……」
私とアズサちゃんは、弱々しく見つめあった。何か、お互いの運命を察知してしまったみたいに。
うん、自信ない。困ったことに、世の中はえっちで満ちていなくて、私の有利な環境ではないみたいだから。でも、不幸中の幸いは、このままいけばアズサちゃんも一緒だってこと。ふへへ、地獄に一緒に堕ちる仲間がいるって素敵なことだね?
「あ、そうだ」
私は携帯で、突っ伏してる先生に跨りながらダブルピースした画像と、アズサちゃんの肩を抱いた画像を撮った。これで、こうして、コハルちゃんに送信っと。
満足して、私はシャーレのシャワー室で身体を洗いながら歌った。きっとコハルちゃんは、私が毎日シャーレで3Pをしてるって思ってる筈。勉強してるなんて微塵も思ってない筈だから、もしラッキーなことに赤点を回避できたら、夏は私のお友達奴隷になってもらおっかな。頑張ったんだから、ご褒美頂戴って。
……うん、なんかやる気出てきたね。頑張りたいって思えるね!
そうしてシャーレで勉強漬けの日々を送り、えっちな解き方はしちゃダメだって悟った頃に、遂に試験は始まった。
でも、きっと大丈夫。たくさん勉強して、つよつよメブキになった実力、見せちゃうんだからね。夏休みだって、たくさん遊んじゃうんだから。アズサちゃんも、一緒に頑張ろうね!
落第したよ!*10
次回は一回、こぼれ話集的なものを挟むかもしれません。