東方次龍神   作:ゆっくり無色饅頭

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最近批判関係なしの感想が来ました。
ここはそうゆう事をするサイトではありません。
批判コメをするなとは言いませんが、ただ面白くない等だけではなく何処をどうすればより良くなるか詳しく教えてくだされば幸いです。

それでは本編です。


熱い戦いを

神人は体に赤いオーラのようなモノを纏い、いきなり人格まで少し変わった。強過ぎる次元神の力は本人の人格にも影響を及ぼすようだ。赤いオーラはメラメラと燃え上がるように揺らめいている。

 

「熱く……だと?巫山戯た野郎だな!」

「ふざけちゃいないさ。さあ、行くぜ!」

 

神人が一歩目を踏み込むと、大地が砕け吹き飛ぶ。アレスの次元神力は単純にパワーを上げるだけではない。身体能力の向上、防御力の向上、更にアレスの能力の追加。

かなりのパワーアップだが、欠点も存在する。実はこのアレスモード、物凄く単純思考になるのだ。

 

「喰らえ、闘☆魂☆注☆入ゥゥゥ!」

 

次元神力を拳に込めて自身の闘志と共に撃ち出す。凄まじいエネルギーがスキアーの右腕を吹き飛ばす。しかも次元神の力を撃っているのでスキアーの中にいるパラドクシスにもダメージを与える。

 

(な、何ッ!?馬鹿な……僕ごと攻撃だと?)

「チッ、クソが!なんてパワーだ!右腕持ってかれちまったぜ!」

 

次元闘神アレスの能力は『あらゆる物をパンチで粉砕する程度の能力』と『闘志を力に変える程度の能力』、更に『闘神を司る程度の能力』の3つ。そのうちのパンチで粉砕する能力を使い、次元神力を纏い放ったパンチは闇に対し、途轍も無い破壊力を有する。

 

「凄まじいパワーね……」

「そうじゃな。」

オレンジの髪の女が小裁の隣に来ていた。見ていた二人の間に沈黙が流れる。そして暫くしてから小裁が声を上げた。

 

「あんたいつの間に目を覚ましたのよ豊魅!」

「さっきじゃ。しっかしあれが次元神力か……すごいパワーじゃな。」

「でも……神人息上がってない?肩で息してるわよ。」

 

スキアーが闇で攻撃するが、アレス神人には全く当たらないどころかかすりもしない。しかし、彼は相当疲れが現れている。なぜなら神人の体から妖力が抜けているからだ。次元神力の影響で、妖力が霧散していってるのだ。元々対になる力を両方持っているだけでかなりの負担のはずが、それを更に強くすればどうなるか目に見えている。

 

「(ハァハァ……くそっ)ど、どうだ!よけきってやったぜ!」

「フハハハ!なんだてめぇ、そんな疲れきった顔しやがって!さっき助けてもらった癖にさらに情けねえなぁ!」

(スキアー、奴から次元神力を奪うよ!やれ!)

 

神人の影が口のように変わり、右腕の肘から先を引きちぎり、喰わえて持っていってしまった。相当な痛みが体中をかけめぐり、傷口から血が流れる。

 

「ーーーッグァァァァ!」

「クカカ……貴様から力を奪えればもうこの場に用はない!」

(さて……他の力を手に入れたらそれもまたもらうとして……今は退くとしよう。)

そう言ってスキアーはどこかへと消えた。見ていた二人は神人へ駆け寄った。神人の腕からは血が流れて血溜まりが出来ている。しかしおかしなことに、神人の腕から流れ出している血の出る速度がかなり遅いのだ。

 

「ありえない……一体どうやってるの?」

「分からねぇ……勝手になってる。」

「凄いのぅ……じゃが早めに治療せにゃ腐ってしまうぞ?消毒するか?」

 

豊魅は酒で消毒するつもりだったようだ。しかし小裁に止められてショボーンとしていた。気持ちだけで十分だ。絶対染みるし、アルコール度数高すぎて危ない。

 

「……待てよ?創と滅を司る程度の能力を使えば治せるか?」

 

そう言って彼は断面に左手を翳し、能力を使った。するとあっという間に腕が再生したのだ。しかしその腕からは妖力を全く感じない。霊力も妖力も次元神力ですら感じない。完全な無力の右腕を神人は暫く眺めていた。

 

ところ変わって諏訪大戦の戦場ではノアがずっと1人で大量の兵士達を相手に戦っていた。流石にただの人間には負けはしない。しかし流石に物量的に無理が出てきたのだろう、彼女の霊力は尽きようとしていた。霊双銃『アダム&イヴ』は本人の霊力を弾にする銃。使いすぎれば霊力切れを起こしてしまう。

 

「多すぎ……どれだけ居るの?」

 

思わずそんな愚痴が溢れる。彼女には能力がある。しかし使わないのには理由がある。使い方がわからないのだ。だからこのアダム&イヴを使い戦うしか戦う術が無い。

 

「早く誰でもいいから来て……」

 

彼女の悲痛な望みが届いたのか、神人達三人が現れる。

兵士達はまるで紙切れのように吹き飛んでいく。あっという間に、兵士達は片付いてしまった。

 

「大丈夫か?ノア。」

 

残るはあの二人の決着のみとなった。

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