頭文字D×R   作:masterk

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17歳になる誕生日の日、智也は誕生日の祝いの品としてある一台の車を買ってもらえることになっており納車の日である今日、智也は学校が終わるのをかなり楽しみにしていた


第1話 走り屋デビュー

一日の授業が終わりHRにて

智也は掃除を終えて、急いで自席に着席してHRが終わるを今か、今かとかなり待っていた

「あ〜、早く終わらねぇかなぁこのクソ長いホームルーム、マジであの先生長すぎるんだよな~」

智也は担任である溝呂木のHRの長さにイラつきを隠せていない

「智也君、そんなにそわそわしてどうしたの?今日はやけにそわそわしているみたいだけど」

隣の席であり学級委員である一ノ瀬晴に心配される智也

「ここだけの話だけど、今日、やっと注文していた車が納車される日なんだ、それを一分でも早く見たいからさ、それでね…」

事情を説明する智也

「そ、そうなんだ…その、私も隠れですけど走り屋やってるんですよね…よかったら初走行も兼ねて夜に秋名湖で一緒に走りませんか?」

一ノ瀬が走りに誘ってくる

「いいよ、隣のクラスの犬飼も一緒に来るけどいいか?」

「いいですよ、じゃあ今日の夜22時に秋名湖に集合ってことで」

集合時間を提案する一ノ瀬

「ああ、分かった」

一ノ瀬と話をしているあいだに担任の長話が終わりようやく放課後となった

「よっしゃ!クソ長いやつがようやく終わった。急いで帰ろっと、じゃあなー拓海~樹~」

「お、おう」

「またね~」

拓海と樹にサヨナラを言うと駆け抜けるように下駄箱まで走って行った

「急げ~♪俺の初号機が待っている~♪」

歌いながら靴を履いている途中、犬飼が話しかけてくる

「智也のところって今日が納車だっけ?伊介様にも新車見せてくれなーい?」

豊満な胸を智也の頭に当てるようにして後ろから抱きついている犬飼

「わ、わぁったからとにかく離れろ!そろそろ納車だから急いで帰るからな!」

顔を赤くするも内心、ちょっと嬉しいと思う智也

靴を履き終わったあと、二人は急いで家に帰った

30分後 大京宅にて

「ただいまー」

「お邪魔しまーす」

智也と犬飼は家に入ると新車が来ているかを確認すべく父、誠一郎がいるガレージへ向かった

「オヤジ~、俺の新車は?」

落ち着かない様子で新車が納車されたかを聞く智也

「マダだっての、後、2~3時間かかるって聞いてるからな…って犬飼んとこの嬢ちゃんじゃねぇか、お前さんも俺の息子の新車を見に来たんだな、新車が来るまでゆっくりしていけよ」

誠一郎は犬飼が来ていることに気づく

「ご無沙汰してまーす」

「おう、ゆっくりしてけよー」

それから智也と犬飼は新車の納車を待っている間、二階の大智の自室に向かった

自室にて

「ここが智也の自室かー、広さは伊介様の部屋と同じくらいかな~、ってあのベッドの下にある本なにかな~?」

自室に入った途端、智也のマル秘コレクションである本を犬飼は見つける

智也はなんとかごまかそうとしたが時すでに遅し、マル秘コレクションである本の中身を既に犬飼に見られていた

「智也って女の子にこんなことされるの趣味だったんだ♪」

ドSな笑みを浮かべ、壁際にいる大智に擦り寄る犬飼

「う、うっせぇ!い、いいだろこれくらい!」

顔が赤くなっている智也

「じゃあ、このページと同じこと、やったげる♪」

そう言うと犬飼は智也をベッドまで引っ張ってベッドの上で押し倒し濃厚なキスをはじめた

その後、納車されるまでの2時間の間、コレクション本の内容をいろいろ実践させられた

2時間後夜、ガレージにて

「俺の愛車初号機がついに納車ってわけかー、どんな車なんだろ…」

どの車が納車されるかをすごい楽しみにしている智也

「智也~、納車したら早速秋名湖行ってテスト走行を伊介様とやらない?」

テスト走行を誘ってくる犬飼

「構わんよ、って来たようだな」

智也の記念すべき初号機が納車される

スバルのエンブレム、そしてカラーリングはピュアホワイトそして、歴戦のラリーカーをも彷彿させる風格、そう、インプレッサWRXSTI(GDBF)が智也の記念すべき初号機として納車された

「インプってことは伊介様と同じ4WDじゃん、じゃぁ早速テスト走行に行くわよ」

「あーわかったわかった、お前も急いで家に戻ってR32取ってこいよ」

犬飼は急いでR32に乗るために家に走って帰るとすぐさま秋名山頂上秋名湖に向かった

秋名湖にて

「一ノ瀬~お待たせ~ちょっと納車が遅れてこの時間に来たんだけどまだ間に合ってる?」

「は、はい、新車ってインプレッサだったのですね。犬飼さんもご一緒で」

「アハハ…来ちゃったよ~、早速だけど軽く走らない?」

犬飼は軽く走ることを提案する

「そ、そうですね。でもちょっと待ってください後二人くらい来るみたいなので」

一ノ瀬が待つように言うとAE86とAE85に乗った二人が駐車場に駐車してこっちに走ってきた

「タクミーあの人影って」

「俺達のクラスの智也と学級委員の一ノ瀬と隣のクラスの犬飼じゃねえか…あいつらも走り屋だったのか…」

「あっ、拓海君に樹君…夕方ぶりです、二人もここで走りに来たのですか?」

走りに来たのかを聞く一ノ瀬

「お、おう、樹に誘われてな…」

「早く始めない?伊介様、すごい待ちくたびれたし」

「そうだな…だれが1本目走る?」

拓海が誰が行くか聞く

「伊介様が行かせてもらうけど、相手は誰?」

伊介が1戦目を走るとアピールする

「じゃあ、俺が行くっすよ。」

樹が相手になるようだ

「そ、それじゃあ二人共車を並べてください。カウントは私が取るので」

犬飼と樹の二人は車をスタートラインに並べた

スタートラインに並んだのを確認すると一ノ瀬がR32とAE85の間に立ちカウントを始める

「カウント5秒前―4、3、2、1、GO!」

一ノ瀬がGOサインを出すと樹がスタートダッシュを成功させる

「お手並み拝見♪」

犬飼は様子見なのだろうか、樹が出たのを追いかけるようにスタートする

レースは2週目の途中までは樹がなんとか前に出ていたが第2コーナーあたりで犬飼がある攻撃を仕掛けた

「そろそろ、アレやるか」

R32のヘッドライトが消え樹の85にくっつくかのように後ろにいる

「あれ?おかしいなーさっきまであのGT―R見えたのによぉ~」

樹がゴールまで逃げ切ろうとした3本目のストレートで突如横にR32が現れ消していたヘッドライトが点灯して樹のAE85を抜きそのまま樹が追いつくことなくゴールした

「伊介様の勝ち~」

勝ったことですごいうれしそうにする犬飼

「拓海ぃ~負けちまったよぉ~」

「しょうがないよ樹…あそこでブラインドアタックを仕掛けられたら俺でも対抗できるかわからなかったからな、それに今日の樹、いつもよりいいテク持ってたよ、じゃあ、俺二戦目行ってくるから、よかったら86の助手席に乗れよ」

2戦目に行く前に助手席に86の助手席に樹を乗せる拓海

2戦目は一ノ瀬が拓海と走ることになっていた

2戦目は一ノ瀬が拓海に僅差で負けた

「す、すげえよ、晴、下手したらもう少しで抜かれるところだった…それくらいすげえビリッときた」

「ま、マジかよ拓海、やっぱ晴ちゃんってそんなにすげえのか?」

「そ、そうでもないですよ」

少し照れ隠しをする一ノ瀬

「おーい、誰かもう一回走ってくれないか?このままだったら俺の相手がおらんのだが」

智也は誰か走る人を探している

「わりぃ、じゃあ、俺もう一回走ってくるよ」

拓海がスタートラインに車を並べる

「じゃあ、カウントは伊介様が取るよ。カウント5秒前!4、3、2、1、…GO!」

犬飼がGOサインを出すと智也と拓海が一斉にスタートダッシュを成功させる

「手始めに拓海の実力でも見させていただきますか」

故意に減速して拓海の後ろにつく

「俺とやろうってのか、おもしれぇ。その挑戦乗ってやる!」

先行している拓海はだんだんとハチロクの速度を上げていく

「見せてもらおうか、拓海、お前のハチロクの凄さをよぉ!」

速度を上げつつもみっちりくっつくようにして走る智也のインプレッサ

「あのインプレッサ、みっちりとくっついてやがる。しかもキレた走りだ」

1週目が終わるまでは拓海が先行状態でリードしていたがエンジンとタイヤの状態を一定に保っていた智也は2週目で仕掛けに入った

「もらった!この勝負!」

ストレートでハチロクの前に出て一気に勝負をかける

「ここで勝負を仕掛けて来るのか、しょうがないあれやるか」

拓海はハチロクのヘッドライトを消して智也のインプレッサにブラインドアタックを仕掛ける

「ハチロクが見えない、このまま突っ切るか!」

インプレッサのペースを上げていく智也

しかしゴール前のストレートでハチロクが一気に並んできた

そのまま均衡状態は続き結果は同着ということになった

「引き分けたか、まぁいい勝負だったよ拓海」

「そうだな、なんか智也も初めてにしちゃあ上出来だったな」

「あの~拓海君、智也君、そろそろ帰らないと危なくない?」

一ノ瀬が時間を伝える

「そうだな、今日は解散ってことで」

「お、おう」

智也達は各自の車で急いで家に帰っていった

「あの二人があの秋名のハチロクと互角な智也さんに一ノ瀬さんっすか、でもウチの敵じゃなさそうっすねぇ。」

金髪で赤眼の少女はタブレットにきちんと一ノ瀬と智也の走行記録が記録されていることを確かめるとインテグラタイプRに乗って家に帰っていった

しかし、拓海達の走りを一人の女子が偵察していたことは彼らは知らなかった

 

 




このあとがきでは毎話ごとに出てくるリドルキャラの今作のオリジナル設定やオリジナルキャラの設定を公開していこうと思います
今回は一ノ瀬晴と犬飼伊介を紹介しようと思います

一ノ瀬晴
愛車 マツダ ロードスター(NA6CE)
チーム METEOR
拓海、樹、智也がいる3年7組の学級委員
明るい性格の天真爛漫な子
走り屋を始めたきっかけは元・走り屋の母親に小さい頃よく峠に連れて行ってもらってその景色が印象に残ったから
アルバイトは生徒会の首藤と同じメイド喫茶でバイトしている
最初は隠れだったがあるとき、智也が伊介のコーチをしている時に走りを見初められてMETEORに入団した
実力はまだまだビギナーだが今後の成長が大きく期待される

犬飼伊介
愛車 日産 GT-R(BNR32) 
チーム METEOR
智也の幼馴染
母親は小さい頃離婚し整備士である『パパ』に男手一つで育てられてきた
中学生の頃にトップレーサーである『ママ』が再婚相手となり、『ママ』のエボⅣを一度、サーキットで運転させてもらったことから走りに目覚める
愛車を手に入れたのは3年前のことである
アルバイトは拓海、樹、智也と同じガソリンスタンドでやっている
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