妙義では成人女性の走り屋一人に地元のチームであるナイトキッズが敗北するというとんでもないことが起こっていた
百合目vs中里のレース対決の時のイメージBGMは板金王のテーマを推奨します
走行会と同時刻 妙義山にて
妙義のダウンヒル最速である庄司慎吾が成人女性の走り屋に得意とするダウンヒルで圧倒的大差をつけられ敗北したことによりレースを見に来ていたギャラリーは総立ちになっていた
「お、おい…あの妙義ダウンヒル最速の庄司慎吾が負けやがった」
「じょ、冗談じゃねぇよ…しかもあの女、ヒルクライム勝負まで仕掛けてきてやがる」
「俺たちの希望はもう中里さんしか残ってねえ…」
ギャラリーは中里毅がかつことに最後の希望をかけていた
そして、中里が成人女性の走り屋に声をかけた
「おい、アンタ、うちの慎吾を負かしてくれたそうじゃねえか。それに群馬エリアを手中に収めるつもりらしいじゃねえか、俺はナイトキッズの中里毅だ、アンタが群馬エリアを手中に収めようというのなら、今ここで俺が群馬エリアの厳しさを教えてやる!」
強気な姿勢になる中里
「私は百合目一、まぁ、私を愉しませてくれることね」
不気味なオーラを放つ百合
百合と中里は車を並べレースがいつでも開始できる状態になっている
百合(CT9A)
VS
中里(BNR32)
妙義の支配権を賭けたバトルが今、始まった
先行したのは中里
第二セクションの時点で中里は百合相手に120m以上の差を開けており周囲はこれで支配されることのなくなるという安堵感に包まれていたがその安堵感もつかの間、
百合目は怒涛の追い上げを見せその差は5mにまで一気に縮まっていた
「な、なめてんじゃねぇよこのアマ!そのまま行かすかよ!」
中里は逆上してフルアクセルで突っ切ろうとするが雨が少し降っていたせいかスピンしやすいコンディションとなっておりR32はスピンしてしまった
「この勝負、私の勝ちのようね」
スピンしてアウトに出るR32を百合のCT9Aは無情に抜き去っていった
勝負は百合目の勝利ということになった
「そこの貴方、ナイトキッズのメンバーよね?」
「は、はい…」
「ステッカーを一枚寄越しなさい。」
ステッカーを渡せと言ってくる百合
百合目はナイトキッズのステッカーを受け取ると3分割に切り裂きリアスポイラーの裏側に貼り付けた
「これで、妙義山はBlackLilyの支配下ね、私たちが妙義山を走るときは潔く道を開けることね」
そう言うと百合目は帰っていった
それから時間が経ち昼
智也達は屋上で昼食をとっていた
「は、はい智也、く、口開けなさいよ…」
「ほ、ほうふぁ?(こ、こうか?)」
智也が口を開けた瞬間、犬飼は弁当の具を智也の口に突っ込んだ
「智也君と犬飼さんって恋人同士なのですね…」
一ノ瀬は犬飼と智也の意表をつく発言をする
その発言を聞いたとき智也は思わぬ事態であまり噛むことができなくて飲み込んでしまい詰まらせてしまう
「と、智也、お、お茶!」
犬飼は自前のお茶を智也に渡し智也はそれを一気に流し込み事なきを得る
「「ち、ちげえよ(ちがう!)」」
「そ、そうなのですか…こういうことってお熱い人がよくやるって聞いたのですが」
「ど、どこ情報よ、それ!」
犬飼がツッコミを入れる
「いいなー智也はそういうことができるなんてくーっ羨ましいぜ!なぁ拓海?」
「そ、そうか樹?俺は別に羨ましいなんて思ってないけど」
羨ましがる樹とそうでもない反応をする拓海
「その、期末試験が終わったら私たちで温泉旅行に行きませんか?」
唐突な提案をする一ノ瀬
その一ノ瀬の提案に早速、樹はのった
「くーっ温泉旅行か!いこうぜ!拓海ィ!」
「い、いいけどバイトどうすんだよ樹…」
バイトの心配をする拓海
「温泉旅行の間だけ休みを貰えばいいんじゃねえか?俺だって拓海達と同じあのガソリンスタンドでバイトしてるんだし」
アイデアを出す智也
「ま、そうだな。それでさ、晴、旅館とかはどうするんだ?」
旅館の心配をする拓海
「生徒会でバイト先も一緒の首藤さんの親戚が旅館を経営しているのでそこに泊まることになりそうですね。」
旅館のことを説明する一ノ瀬
「生徒会の首藤と知り合いなの晴?!」
知り合いということに食いつく犬飼
「は、はい。バイトの先輩ですけどね…」
それから一ノ瀬たちは昼食をとり、教室に戻っていった
放課後バイト先のガソリンスタンドにて
学校から直接バイトに向かった拓海と樹と智也は来た途端にある話題が聞こえてきた
その時の健二と池谷先輩の表情は何か少し青くなっていた
「あっ、池谷先輩、顔が青くなっているようですがどうしたんですか?具合でも悪いのですか?」
智也が話しかける
「あぁ、悪いニュースが入ってきたんだ。俺と健二はそのことで話をしていたんだ」
「それでー悪いニュースってなにっすか?」
樹が話の内容を聞いてくる
「いいか、よく聞けよ。」
ゴクリ
拓海、樹、智也は息を呑む
「あの、妙義ナイトキッズがBlackLilyっていうチームに負けて妙義が制圧されたらしい、それで近々俺達秋名スピードスターズに挑戦してくるらしい」
樹と智也はものすごく驚いたが拓海はあまりチームのことを知らないので頭に?が浮かんでいた
「な、なぁ智也、BlackLilyってどんなチームなんだ?」
拓海が相手チームのことについて聞いてくる
「そ、そうか拓海は知らないんだなあのチームのこと、BlackLilyってチームはなチームメンバーの全てが女で固められていてある意味男子禁制のチームなんだが、それのダブルエースの二人がものすごく強くてな、ダウンヒルのエースが赤のインテグラタイプR、ヒルクライムのエースがエボⅨに乗っている」
相手チームのことについて説明する智也
説明を聞いた拓海はそ〜なんだみたい顔をしていた
そのチームの噂をしていた頃、ガソリンスタンドの客としてインテグラタイプRに乗った一人の女子が来た
「いらっしゃいませ~」
智也はいつもの調子で接客をする
「その赤いインテグラ、アンタ、BlackLilyのダウンヒルのエースだな?」
赤のインテグラを見てダウンヒルのエースだとわかる智也
「あちゃー、バレてたっすね…そうっすよ、ウチがBlackLilyのダウンヒルのエース走り鳰っす。以降お見知りおきをっす」
自己紹介をする走り鳰
「俺はチームMETEORのリーダー、大京智也だ。所でお客さん、ガソリンはどうするんだ?」
自己紹介ついでにどのガソリンを注ぐかを聞く
「そうっすねぇ、ハイオク満タンでお願いするっす、あとリーダーからこれを貴方たちに渡すように言われてるっす」
真紅の手紙を2つ渡される智也
1つは智也宛で1つは池谷先輩宛だった
その後智也はインテグラに注文通りハイオク満タンで給油し走り鳰はどこかに行った
「池谷先輩、先輩宛に手紙です」
さっきの真紅の手紙を渡す
「や、やっぱり来たか」
「そ、それで対戦日時はいつっすか?」
樹が池谷先輩に対戦日時を聞く
「明々後日の夜23時秋名のヒルクライムと書かれている」
「俺の方は10日後の、秋名のダウンヒルらしいです」
その後、アルバイトは8時くらいまで続け智也は急いで帰っていった
その裏で、池谷先輩は拓海に代走を頼んで、拓海は渋々それを承諾した
大京宅にて
智也はバイト帰りで急いで汗を流すためにお風呂に直行した
その時、智也が見たのは女子が二人で風呂に入っているというある意味眼福な光景であった
「と、智也、なに伊介様の裸、見てんのよ」
「よっ、久しぶり智也」
風呂に入っていたのは昔から付き合いのある寒河江と犬飼であった
あまりに刺激的だったせいか智也は急いで風呂場を後にした
その後、父である京一郎に訳を聞くと、二人のご両親が長期の海外出張に出るため、しばらくの間、家にホームステイということになったらしいということを聞かされた
今回は走り鳰と百合目一と寒河江のオリジナル設定を紹介していこうと思います
走り鳰
愛車 ホンダ インテグラタイプR (DC2)
チーム BlackLily
秋名湖周辺にある神社の巫女
普段は智也たちとは違う高校に通っている
その高校は大学附属のエスカレーター式で百合目一は先輩であり師匠である
チームのダウンヒルエースだが先輩であり師匠である百合目一には全く歯が立たない
実力は群馬のダウンヒル最速の5本指に入るかはいらないかのラインである
百合目一
愛車 三菱 ランサーエボリューションⅨ(CT9A)
チーム BlackLily
走り鳰が通っている学校の大学部の先輩
群馬エリアを走り屋として征服しようと目論んでいた
高橋涼介のライバル
走り鳰は秋名湖で一度バトルした時に光る素質を見初めてスカウトした
時々、走り鳰と夜の営みをしているらしい
実力は涼介でも勝つのが困難なほど
一ノ瀬晴とは親戚
寒河江春紀
愛車 三菱 ランサーエボリューションⅢ(CE9A)
チーム METEOR
犬飼と智也の幼馴染
父親がレーサーで母親がOL
クラスは犬飼と同じで智也の隣のクラス
愛車であるエボⅢは父親がくれたもので父親は今インプレッサに乗り換えてレースに参戦している
弟が一人いる
チームMETEORには智也が創設すると同時に入団
エンペラーの須藤とは同じエボⅢ使いとして話が合うらしい
実力は過去に須藤の指導を受けていたせいか高橋啓介といいレースができるくらいである
須藤曰くまだ荒いところがあるが目を見張る実力があるらしい