頭文字D×R   作:masterk

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インパクトノワールとのレースから1週間が経過したある日
一ノ瀬達は各自の車で集合場所であるサービスエリアに集った



第5話 蒼猫と赤獅子

サービスエリアにて

温泉旅行に行く前に当たって一ノ瀬たちは出発式を行うべく各々の車の前に並んでいた

「諸君!今日から温泉旅行行くわけだがふらちな行動は生徒会長である私が許さないからな!」

神長が生徒会長らしい硬派な演説をする

「神長さんって言ってることと今の状態が反比例しているときあるよね…」

「そ、そうだななつき…真面目なこと言ってるけどマジでごちゃごちゃな時あるよな」

神長の言動と衣装が反比例しているのを見て目が点になる拓海となつき

「今のこーこがそんな演説したって説得力の欠片もないのじゃがな」

「何故だ!?」

「香子~今の自分の衣装見てみろって~」

自分の衣装を鏡で見せる寒河江

「なっ…」

「ホント説得力な~い♥」

厳密なセレモニーが一転ゆるすぎる集会に一変した

智也に至っては香子のストーリアX4を眺めていた

「この車いいチューニングが施してある。峠で走らせたらものすごい戦闘力なんじゃないのか?」

「トモヤ~お前見ただけでそれ分かるのかよ~すげーよ」

ボンネットを開けてイツキとチューニング具合を見ていた

「おい!イツキ!智也!何私の車を弄っているんだ!」

「いじってねーよ別にどれだけチューニングが施されているか気になったからさちょっと見せてもらってたんだ」

「そ、それでどうだったのだ、私の車は…」

「すげーいい車だよ。この車をチューンした人と一度話がしたいくらいだ」

「そ、そうか…」

車を褒められて顔が赤くなる神長

その後、埼玉県のある旅館に一行は向かった

 

旅館にて

「さぁ皆の衆ここがワシの親戚が経営している旅館じゃ。オーナーとは話をつけておるから、いい部屋を借りることができた。今から部屋の鍵を渡すから男子と女子の代表は鍵を取りに来てくれぬか」

首藤が鍵を取りにこさせる

男子は藤原が女子は寒河江が鍵を取りに来た

「拓海ぃ~何号室だったんだ?」

「よくわかんないけど303って書かれてある」

「3階か、まぁ景色がいいことを祈るだけだな」

拓海は303号室の鍵を渡された

「春紀~何号室だった♥」

「305号室と304号室だったぜ、伊介様」

「3階で男子たちとは隣か、不意に男子が来なければいいのだが」

「こーこ、警戒している割には楽しみにしとるようじゃの」

「なっ…」

寒河江は305号室の鍵を渡された

このあとすぐ、男子と女子は各々の部屋に行った

 

男子SIDE

303号室に入った智也達は早速周辺の観光地の探索を始めた

温泉街にて

「なんか男子だけってしらけるよな智也~」

「そうだな、俺だっていつもいる犬飼と寒河江がいないと寂しいしな」

「俺もなんかそれわかる」

イツキ、拓海、智也は女子がいない寂しさにすこししょんぼりしていた

その時、水色の髪で小学生くらいの女子に話しかけられた

「と、智也先輩?ひ、久しぶりです。」

「ひ、柩!?お、お前、あの桐ヶ谷柩なのか!?」

「そ、そうですよ。ボクも走り屋を始めたのでちょっとした旅行がてらにここに…」

智也達の後輩である柩も走り屋を始めたようだ

「げっマジかよ智也。お前に後輩がいたなんてな」

「拓海、俺の後輩って事はお前らの後輩なんだぜ」

「マジでこんなに可愛い後輩がいたのかよぉ~」

柩が後輩だという事実に驚かされる拓海とイツキ

「なぁ柩…走り屋をやってんだろ?なら俺たちとバトルやんねーか?」

「いいですよ。確か近くにバトルできる場所ありました?」

「それなら碓氷が近くにあったからそこでやろう。」

碓氷峠と提案する

「そうですね。あっ千足さんと待ち合わせしているんで、また碓氷で…」

柩は待ち合わせている旅館へ向かった

「あの子可愛かったな~しかも後輩だったなんて…」

可愛い女の子を見て少し顔が赤くなる樹

「わりっ拓海、碓氷峠でのバトル、お前が受けてくれないか?」

智也は拓海にバトルを受けるようにお願いする

「い、いいけど…」

「じゃっ決まりだな」

男子陣は温泉街を廻って旅館に戻っていった

男子たちが旅館に戻ると千足らしき女子と一ノ瀬たちが話していた

「先輩たちも走り屋をやっていられるのですね。」

「は、はいっ。その、よかったら晴達の誰かと夜に走りませんか?」

レースに誘う一ノ瀬

「いいだろう。では、夜10時に碓氷でお願いします」

千足は旅館の部屋に戻っていった

「あの、勝負の提案をしたのはいいですけど…だ、誰が相手をします?」

勢いで勝負に乗り誰が相手をするか決めていなかった一ノ瀬

「じゃあ、伊介にやらせてーww」

犬飼が千足の相手をする

「えっ、お、お願いします。伊介さん」

その後、一行は食事などを済ませ10時には碓氷についていた

 

夜10時 碓氷にて

智也たちは柩と千足と走るべくスタート地点付近の駐車場で待っていた

そして黒のRX-8と水色のMRが来るのを確認する

「ようやく来たな。柩」

「は、はい。待たせてごめんなさい…」

「気にすることありませんよ。晴たちも今来ましたから。」

智也は二人の車についている紫色の猫のステッカーを目にする

「あっ、紹介が遅れました。ボク、パープルキャットのリーダーでダウンヒル担当の桐ヶ谷柩です。先輩方、今日はよろしくお願いします。」

礼儀正しくチームを紹介する柩

「同じく、パープルキャットのヒルクライム担当の生田目千足だ。先輩方とレースを出来ることを誇りに思う。」

武人みたいな紹介をする千足

「じゃあ、これから軽くプラクティスをやって、レースの前に軽くタイムトライアルと行こうじゃねえか」

手始めにタイムトライアルを提案する智也

「いいだろう。それでは30分後に」

一同はプラクティスを開始した

30分後

プラクティスを終えた一同はタイムトライアルの準備にとりかかった

「犬飼、お前のR32のタイヤとブレーキの調子はどうだ?」

「万全に決まってる~♥」

「じゃあお前が最初に左回り(ダウンヒル)で走れ。」

犬飼をダウンヒルに指名する

「じゃあ伊介、行ってくる~」

犬飼は左回り2周のタイムトライアルを開始した

「このコース意外にカーブが多くてあまりスピードが上がらない、ちょっとにがてー♥」

カーブの多さであまりスピードが出せないでイライラしている犬飼

しかしコースを攻略しているうちにスピードを出すポイントを完全に把握して2周の周回を終わらせた

タイムは2分55秒だった

「このコース、なかなかスピードが出せなくて伊介ちょっとイラついた♥」

「そ、そうか…、次、春紀、右回り行って来い」

「りょーかい」

寒河江は右回りで碓氷2周を攻略した

タイムは3分ジャストでゴール

「千足さん…先輩たちってす、すごいですね。」

「そうだな、次は柩の番だが大丈夫か?」

「大丈夫です。千足さん、じゃあ行ってきますね」

桐ヶ谷は左回りのタイムトライアルを開始した

タイムは2分56秒と犬飼のタイムに1秒及ばない結果と終わった

「(すげえ、犬飼のタイムは俺でも抜くのには苦労したのに一発で1秒差のタイムをたたき出しやがった…なんかすげえビリっときた)」

桐ヶ谷が出したタイムに驚く大京

その後生田目もタイムトライアルを行い3分2秒という結果に終わった

「タイムトライアルが終わったわけだが、レースは10分後に行うことにしてくれないか?」

「あぁ、分かった」

10分間のインターバルの後、レースは始まろうとした

第1戦 藤原拓海(AE86)

           VS

             桐ヶ谷柩(SW20)

「カウント行くぜ!5、4、3、2、1…GO!!」

寒河江がカウントをするとスタートダッシュに有利な桐ヶ谷のMRが藤原の86の先に出た

桐ヶ谷に離されないように食いついて行くのが精一杯な藤原は2週目の後半まで5m後ろを走らされていた

「まじーな、様子見のつもりで後ろにいたけど追い抜けるかわかんねえぞ。でも、勝てない相手じゃないよな…仕掛けるとすれば次のカーブかその次の最後の急カーブ、行くっきゃねえ!」

「藤原先輩。次のカーブで抜こうとしているみたいですけどそうはさせませんよ。」

桐ヶ谷はインを取る

「だめか…でも、少ししか差は空いてないしな、次のカーブで抜くしかねえ!」

差は5mから1mに縮まり最後の急カーブに突入する

「イチかバチか行くか!」

藤原が一気に追い抜き勝負が決する

「千足さん…負けちゃいました…」

「先輩だからしょうがないな、よし、次は私が行こう」

千足がスタートラインに車を並べる

「この私が行こう」

神長がスタートラインに車を並べる

そしてレースがスタートした

レースは神長のストーリアX4がRX-8に一歩及ばず大接戦という形で終わった

パープルキャットとの勝負は1勝1敗という結果で終わった

その後、智也たちは旅館に戻り後日観光を楽しんで帰っていった

 

 

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