一般儀式おじさんypが懐かしみながらアカデミアを過ごす   作:火壁

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引っ越しで金が吹き飛ぶ


デュエルアカデミアの構造分かりずらくね?

 デュエルアカデミア

 

 デュエルモンスターズGXにおいて舞台となる学園であり、デュエリストが切磋琢磨し、プロになる事を主な目的とした学園である。しかしその授業内容といえば

 

「それデーワ、デュエルモンスターズのカードにある種類ヲ、シニョール天上院に答えてもらいまショーウ」

 

「はい、デュエルモンスターズには通常モンスターカード、効果モンスターカード、融合モンスターカード、儀式モンスターカード、通常魔法カード、速攻魔法カード、永続魔法カード、装備魔法カード、フィールド魔法カード、儀式魔法カード、通常トラップカード、永続トラップカード、カウンタートラップカードがあります」

 

「ブラーヴォ!!素晴らしいノーネ!」

 

 そう、アニメ見ていた人は知っていると思うが、基礎も基礎をやりすぎなのである。中等部ですらサラッとやるだけで済ませそうな内容をトップクラスの生徒にやらせて大げさに称賛するとかある種晒しあげだろうが。

 

「これで何を学べってんだ……」

 

「俺たち編入生への配慮といったところか。舐められていると言われれば確かに思うところはあるが」

 

「シニョール天道!!」

 

「はい?」

 

「儀式召喚と融合召喚の違いを答えるノーネ!」

 

 儀式使ってるから当てられたのか?まあざっくりでもいいだろう。

 

「儀式召喚は手札・フィールドのモンスターを手札の儀式モンスターのレベルと同じ、またはそれより大きくなるように生贄に捧げ、手札の儀式モンスターを特殊召喚する召喚法。融合召喚は手札・フィールドから融合召喚するモンスターに指定された素材モンスターを墓地へ送って融合デッキから特殊召喚する召喚法です」

 

「正解ナノーネ!よく勉強してまスーノ」

 

 どうやらこれで終わりらしい。儀式に関しては魔法次第で以上か同じか縛りあるし、融合代用や儀式代用についてとかデッキ融合儀式とかあってもいいだろうに。あ、デッキ融合はもっと先……か?

 

「何か言いたげだな」

 

「あ、いや……何でもねえ」

 

 頬杖を突きながらあくびを欠く。通常科目は教科書薄いし、デュエル関連でやるのはどっちかって言うとバニラのフレーバーテキストの方が配点多いし本当にプロ目指させる気ある?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やはりウォーター・ドラゴン関連でまとめた方が良いだろうか」

 

「オキシゲドンは3枚でいいと思うぞ。相手に数並べられたらそれだけカウンター的に展開できる」

 

 授業が終わり、夕飯を済ませた俺は今、三沢と構築について話している。ハイドロゲドンやオキシゲドン、ウォーター・ドラゴンの水デッキだが、他のカードを確認するあたり、採用カードは他に水属性汎用やサルベージなんかの水属性サポートカードでまとめられている。コンセプトは分かりやすいし、この世代ならば十分通用するだろう。

 

「流石はトップだな。やっぱ俺のアドバイスなんていらねえんじゃねえか?」

 

「そんな事はないさ。スター・ボーイを地獄の暴走召喚で呼び出すコンボは考えたんだが、どうやって完成させるか悩んでいてな。わざと墓地へ送って浮上で呼び戻すのは参考になった。他にも流用できそうだ」

 

 あと欲しいのは破壊関連か。と一人で考え始めた三沢。そんな時、俺の生徒手帳が鳴る……どうやって操作するんだ?

 

「なあ三沢、これってどうやって開くんだ?」

 

「ん?これはここを押して……ここを開くんだ」

 

「サンキュ……ん?」

 

 開いたメールに書かれていた内容は

 

『夜分遅くにごめんなさいね。私は天上院明日香、オベリスクブルーの生徒よ』

 

「天上院明日香?なんだってこんな時間に」

 

「まだ続きがあるな」

 

『こんな夜遅くに申し訳無いんだけど、貴方のお友達が女子寮に侵入してきてね。鮎川先生に告げ口して退学にされたくなかったら、今から女子寮に来て頂戴。この子の退学を賭けて私とデュエルしましょう?』

 

 明日香がそう言い切り、カメラを移動させると、そこにはロープで縛られた翔が映っていた。

 

「彼は……一番君と一緒にいたオシリスレッド」

 

「翔……ぶっちゃけ退学になろうがダメージ無い」

 

「いやそれはダメだろ!まずは話だけでも聞きに行こう!」

 

 いやー……大体の内容知ってる側の人間としては……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それって翔が悪くねえか?」

 

「そんなー!!アニキー!!」

 

「少しは恥を知るべきだろう。授業に急いでいたがために十代のロッカーを開けてそこに入っていた男の字で書かれたラブレターに浮かれて夜中に侵入なんて」

 

「控えめに言ってアホだな」

 

「直球!!」

 

 小中にモテなかった男の悲しい性なのか、校則違反どころか性犯罪に片足突っ込んだ行動に対し、俺、十代、三沢は同情する余地すら無かった。

 

「多少擁護できる点としては、十代にかけられた罠を防いだ事……か?」

 

「こいつが掛かってたら意味ないがな」

 

「でも誰がやったのかしら。考えられる相手としてはオベリスクブルーの誰かとも思えるけれど」

 

「クロノス教諭の可能性はあるよな。十代に良い感情持ってないし、まあ引っかかるアホの可能性は考慮できなかったようだが」

 

「戦真くんさっきからボクへの当たり強くないッスか?」

 

「性犯罪者の擁護をした方が良いってか?」

 

「だからボク何もしてないってば!」

 

「犯罪者は皆そう言うんだよ」

 

 どこかのタイミングで十代のロッカーだったと把握する事はできたはず。それでなくても恋バナという体で相談もできたと考えれば、翔の意図が何だったとしても、それで裸体を見られ心に傷を残した女子生徒に対して何と言い訳をするのか?

 

「「ラブレターに書かれてた場所に行っら女子寮の浴室前だった」……それで罷り通ると思ってんの?」

 

「う……」

 

「なんか……戦真怒ってないか?」

 

「性犯罪に何かしらの恨みでもあるのか?」

 

 別に恨みは無いぞ?前世の高校時代に同学年の女子が巻き込まれて自主退学したのを覚えてるってだけで。その時は学校がてんやわんやだったなー犯人が学校の不良グループでそいつらがなんとかして罪を他人に擦り付けようとしてたけど、証拠が全部揃ってたから言い訳出来ずに全員捕まって後に聞いた話だと賠償金とかで一般家庭の不良は全員首が回らなくなり、金持ちはそのまま悠々と示談で済ませたらしい。子供ながらに闇が深い話だと思ったね。

 

「どうしたってお前はそこの女子達に何らかの形で謝罪はするべきだ。嫁入り前の体なんだ。それくらいはやって然るべきだとは思うがね」

 

「うぅ……ボク悪くないのに……」

 

「まだ言うか。もう突き出した方が良いんじゃないか?」

 

「っ!わ、分かったッス!なんでも言う事聞くッスから!」

 

「ん?今なんでもするって」

 

「か、加減はしてくれると嬉しいッス……」

 

「まあ一回スイーツ奢ってもらうくらいが丁度いいかしら。今回はあくまでも未遂だし、皆見られていないものね?」

 

「明日香様の身体がスイーツ一回だけなんて安すぎますわ!」

 

「そうよ!もっと痛い目にあわせなきゃ!!」

 

「ジュンコ!こういうのは被害者が調子に乗ったらおしまいよ。加害者が誠意を見せた時、そこに落としどころを見つけて終わらせる。それが人として許すという事よ」

 

 明日香の鶴の一声に二人が押し黙る。自分よりも明日香の身を案じている点を考えれば、彼女らも悪い人間ではないんだろう。発言が過激なだけで。

 

「それでも、明日香様への謝罪がそれなのは気に入りませんわ」

 

「……ならデュエルでどうだ?俺や十代を呼んだって事はデュエルも目的に含まれてるんだろ?じゃなきゃ十代だけ呼ぶか、十代すら呼ばずに鮎川先生に突き出すだけで済む」

 

「ご明察よ。貴方と一緒に三沢君も来ているし丁度いいわね。3対3で勝負して、そちら一人でも負けてしまったら貴方達も奢りって事で」

 

「……俺達こそなんもしてないのにって言いたくなるな」

 

「これは負けていられないな」

 

「よぉーし!相手は誰だ!」

 

「そうね……」

 

「誰がいいか……」

 

「とは言え……」

 

 明日香はまだしも、他二人は渋い顔をしている。というのも二人からしてみれば俺らの評価は

 

 

 遊城十代  クロノス教諭を倒した特異点。そもそも主人公だから余程の事が無い限り負けない。

 

 三沢大地  編入試験トップ。会場で確認していたのだろうし普通に強い。

 

 ワイ    儀式とかいうドマイナーテーマ使って試験官の教師倒してる。何ならブルー男子も倒してる。

 

「誰が良いかしら」

 

「私、三沢様か天道様がいいですわ!顔が良いですもの!」

 

 ももえが多少顔を赤らめながら俺と三沢を見る。俺の顔を良いと言っていたのは幼稚園以来だ……アレ?涙出て来たな……

 

「おーい!明日香さーん!」

 

 遠方から声が聞こえ、全員がそちらへ首を向ける。そこにいたのは

 

「あれ?昨日のブルー女子」

 

「ほえ?天道君?なんで女子寮に?」

 

 容姿としてはデュエルリンクスの『明るいアカデミア生』が一番近いだろうか。可愛いから検索かけて見て。かくかくしかじかということで事の顛末を説明する。

 

「そんな事があったんですね。それで今からデュエルでどうするかを決めると……うん!」

 

 明るいアカデミア生が何か決めたように頷き。

 

「私、あなたとデュエルしたいです!!」

 

「「え?」」

 

 彼女の言葉に驚いたのは俺や三沢ではなく女子二人。3対3で考えていた手前、これで女子が一人溢れると考え、そこに自分が入れたらと考えたのだろう。互いに両手をグッグッと握り、両者向き直る。

 

「「最初はグ―!!じゃーんけーん……ポイ!!」」

 

 ジュンコはチョキ、ももえはグ―を出していた。

 

「やりましたわー!!」

 

「くううっ!なら私は三沢!貴方にデュエルを挑むわ!」

 

「そ、そうか……」

 

「てか、話がはやいな……」

 

「なら俺は明日香とだな。早速やろうぜ!!」

 

「ええ、まずはそれぞれ広がりましょうか」

 

 明日香の言葉で俺と明るいアカデミア生、三沢とジュンコ、十代と明日香のペアで広がっていく。

 

「それじゃあ、という前に聞きたいんだが、君の名前を聞いてなかった」

 

「そうでしたっけ?私の名前は香苗美乃(かなえみの)って言います。覚えてくださいね?」

 

「あいよ。それじゃあ」

 

「「「「「「デュエル!!」」」」」」




途中だけど前後半と言う事で許していただきたい。
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