天然の天才、作られた天才、そして努力の天才 作:古明地こいしさん
神様が用意したレールの上で走るのはただの道化がすることでそのレールを飛び越える者こそ天才だ
「有栖、そこ段差になってるから気をつけて。ほら手」
「ありがとうございます」
俺事神海慎吾は転生者だ。いわゆる神様転生ってやつ、死んでから神様があの場で交通事故は起きないはずだったんだがくしゃみ一つでトラックがスリップしたらしい。まぁ冬場だったし分からなくもない現象だ
それより今この世界はどうやらアニメの世界らしい。いくつかの知識は貰ったがまだ始まってない
いや、これから始まるのだが
「しかし貴方にはプライドというものがないのですか?」
「別に生きられるならなんでもいい、それに俺と有栖の仲だろ?今更だ」
幼少期の頃から有栖の面倒はよく見ている。彼女は身体的に問題があり、まぁ障害を持っているため、誰かに補助されないと危ないのだ
俺はそんな彼女が怪我するのに見かねて声をかけた
しかし彼女は最初は自分でなんとかすると言い、突っぱねたがやはり怪我しかける。それを支えて何度目かに諦めてくれた。
本当はもっと早く言って欲しかったんだが有栖はプライドが高い
そしてその事を周りにも当てはめようとしている。何しろ俺は作られた天才とかじゃなく、努力して得た天才と彼女から評価を貰ってるからな
それは自分でも思っている
「今日からここに通うのか」
「はい。楽しみですね」
先に情報は貰ってるためカンニングをしているようなものだが楽しみというのは確かに思う
そうだな、クラス内競走、そっちは興味無いが主人公に関しては興味がある
作られた天才
2人の天才がここに通うのだから
新1年生に関しては自分で獲ろと神様から言われたがそこまで進むのかこの作品
まぁいい、人生何が起こるか分からないのが面白い。人の死さえスパイスにできる
悲しみはあるがな
「いきなり女王様きどりかよ」
何処の誰が言ったか知らないがぶん殴ってやろうか。理由があって有栖は椅子に座ってんだよ。察せよ
殴れば問題になるからやらないが。どこかしこにある監視カメラを見ながら思う
「監視カメラが多いな」
「はい、やはり気づきましたか」
有栖が優しいともとれる笑いで...いや、これは意地悪な笑顔だな、で聞いてきた
「あんだけたくさんあったら嫌でも目にするよ。それより体痛めてないか?」
「大丈夫ですよ」
それだけ聞くとゆっくりと歩き始める。周りが早々と歩いて進んでいる中、俺達はゆっくりと、躓かないように足元を気をつけつつ歩いて進んだ。
何せ学校生活は...まだ始まったばかりなのだから
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