天然の天才、作られた天才、そして努力の天才 作:古明地こいしさん
試されても結局天才からすれば遊びである、これから始まる駒探し
「テスト結果を発表するぞ」
うーん。1番になれたのは嬉しいが1番が何人か。
有栖に関しては遊んでゾロ目にしてるし
「さて、これと同時にSシステムの説明もする。既に10万ポイント支給されてない事に疑問を持っている者もいるだろう」
クラスpt
そしてそれの100倍で配分されるポイントだと
なるほどな、清隆と有栖の3人で話した通りだな
ポイント制度がおかしいのは容易に想像できた
A.B.C.Dのクラスを見て(正確にはCは見てない)クラス個人で差別されているのが見て取れた事に
それは俺も見るだけで分かった
人が良さそうなだけじゃない、闇ってやつな。それは前世で培ったものだからちょっとズルいが
Aが940
Bが650
Cが490
Dが0
「これは誇るべきだ」
あー、先生、有栖はその誇るべきものを崩す遊びをしようとしてますよ?
それに気づいた方がいいかと。まぁ言うつもりも、先生の味方をするつもりも無いけど
俺は有栖の味方だしなによりそっちの方がスパイスがきいてて楽しそうだ
先生の話が終わって色んな授業が終わると有栖と共に教室から出ようとするが
「お前の方が頭いいのに坂柳のいいなりかよ。女のケツ追っかけて楽しいか?」
「そういうことでいいよ。お前の相手をするのすら時間の無駄だ...名前は....覚える気無いし名無しさんで。じゃあな名無しさん」
「てめぇ「やめろ」葛城さん!!」
「それでも同じ1のAか?お前から喧嘩を売ったのだから煽られても文句は言えない」
なんかめんどくさくなりそうだし行くか。有栖の手を引き歩いて教室から出た
俺と有栖にメールが来た。清隆からだった
内容は同じ、話があるとの事
「よっ、話って?」
「その前にどこか誰にも聞かれない場所に移動したいんだが」
「でしたら私達の部屋に来てはいかがでしょう?」
「いいのか?」
「まぁ俺の部屋でもあるし、有栖が許可して昼のうちなら大丈夫だろう。言い訳も作ってあるし」
「言い訳?」
「俺が手を離せない状況になったから友人の清隆に見てもらってたってな。友人と言える存在はお前しかいない」
それならと俺達の部屋にやってきた。清隆はジロジロ見ることなく突っ立ってたが俺が椅子に座るよう言うと座り俺達はベッドに座った。有栖を乗せて
「....気になってたがお前達は付き合ってるのか?」
「いや、付き合ってはないが...?」
「そう堂々と言われてはショックです。私としてはその気持ちでいますよ?」
「意見が分かれてるな...まぁいいか。今回のSシステム、話した通りだったな」
「ああ、俺達を試してたな。試した所でだったが」
そこで有栖が笑った。何かしら面白い事があったのか
「簡単なことですよ、我々で学年の人々を動かせばいいのです。チェスの駒のように」
「...確かに、人は道具でしかないからな」
「お前らのその考え方がこぇえよ。まぁ反対意見はないが」
俺も昔、転生前は人を動かす事に集中してたな。お前はアレ、お前はコレと。言うなれば指示厨だ
「私達はまずBクラスで駒集めをします。ですのでそちらは」
「Cクラスだな、分かった」
話がまとまると清隆は出ていく。俺は1人だとこの階で問題があるかもなので見送る
「そうだ。これ、渡しとく」
「...これは?」
「俺なりのこの学校の見解メモだ。まぁ参考程度に読んでみてくれ」
清隆はああと戻って行った
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