百合園セイアは何者かによってヘイローを壊された。
ミカさんはそう言っていた。
ヘイローはあたしたちにとってなくてはならないものだ。ヘイローを壊すということは相手への殺意を含んでいることに他ならない。
何せキヴォトスにおいてヘイローの破壊という事例は滅多に聞かないし、積極的にやろうとする者もいない。
取り返しのつかない事であると大体の人間は知っているから。
だが、話を聞く限りヘイローの破壊が起きてしまった。エデン条約締結が迫ってきているこの時期に。
ナギサさんが裏切者探しに躍起になるのも当然だろう。下手をすれば次は我が身かもしれないのだから。
…そう考えるとあたしは運が良かったと思う。というかむしろ何故生きてた?2年前、ビナーと交戦してあたしは死んだ…筈だった。ヘイローが割れる感覚は今でも鮮明に覚えている。でも目立った後遺症、髪と瞳の色が変わったくらいで済んだ。普通なら死んでるか廃人になっている筈だ。
「ユメさん…」
何故、彼女ではなくあたしなのだろう。彼女にはまだやり残したことがいっぱいあったのに。
どうしてあたしが五体満足で今も生きているのだろう。
後悔と罪悪感が頭をよぎる。けれど、すぐに振り払ってミカさんの言葉を思い出していた。
「和解の象徴、か」
ミカさんはアズサちゃんをそう呼んでいた。過去のしがらみを清算するための希望だと。過去のトリニティの罪を詫び、アリウスと仲直りがしたいと望んでいた。
始めて会った際はお調子者のようにみえたが、打ち明けた言動の端々からは彼女の優しさが垣間見えた。
和解への想いもきっと本心なんだと思う。わざわざ先生やあたしに打ち明けたくらいだ、真剣に考えているのだろう。
けど、今トリニティ総合学園を取り巻いている状況は単純な物じゃない。
『裏切者』『補習授業部』『アリウス』『エデン条約』、各々の思惑や考えが絡みに絡みまくっている。
何が正しくて何が違うのか、あたしには判断できない。でも今は補習授業部のみんなを無事合格させてあげることの方が大事だ。
迫る第二次試験でみんな合格してハッピーエンド。犯人捜しはその次だ。
◇◇◇
合宿所へと戻って来ると、先に戻っていた先生とヒフミちゃんが何やら話していた。
するとヒフミちゃんがあたしに気づく。
「副先生!」
「ただいま、遅くなってごめんなさいね。ところで何を話してたの?」
「えっとですね…そうだ!副先生も見てください!ちょうど先ほど模擬試験をしたのですが」
そういうとヒフミちゃんはテストの結果を見せてくれた。
ヒフミちゃん以外は不合格ではあるものの、合宿での成果が、努力が表れている結果となっていた。
「…紙一重の差だった」
確かに、以前は厚かった紙一重が間近に迫っている。
「どうよ!私だってやればできるんだから!!」
コハルちゃんもぐんと成績が上昇している。やっぱり、やればできる子なんだな。
「二人とも、よく頑張ったわね。偉い、偉い!」
頑張ったご褒美代わりにコハルちゃんとアズサちゃんの頭を撫でる。
(ᓀ‸ᓂ) ふんす!
「こ、子ども扱いしないで!!」
ただ一方でハナコちゃんの成績はあまりよろしくない。
は、8点かぁ‥‥前回より上がってはいるんだけど…
「数列として考えたら。あと3回受けたらきっと合格圏内に届くはずです♪」
これなんだよな。ハナコちゃんの考えていることが未だにわからない以上、何も言えない。
退学という真実を迂闊に明かすわけにもいかないし、どうしたもんか。
「先生方、この調子でしたら、思ってたより早く目標に届くかもしれません…!」
「必ずや任務を成功させて、あの可愛いやつを受け取ってみせる!それが私がここに居る理由であり、戦う目的だ」
何か目的が当初と入れ替わっているような気もするが、まぁいいでしょう。みんなやる気があるわけだ。このまま頑張っていけば、問題ないはず。
その矢先、合宿所のインターフォンが鳴る。
「あら、どなたかいらっしゃったみたいですね?」
「そうですね…この合宿場に、どんな用事で―――」
確かに。委員会の方か?それともティーパーティーの関係者?こんな僻地に何の用だろうか。
「あたしが来客の応対をしましょう」
「はーい、今出ます」
そういって玄関口に向かう。
「し、失礼致します…!」
来客を確認しようと玄関口を開けようとしたとき
「2人ともその場から離れてください!!」
「は?」
玄関の向こう側で大きな爆発が起きる。
「侵入者用にブービートラップを仕掛けた。侵入を感知したら起動するようにしてある」
「アズサちゃん!?」
何やってるんだぁ、アズサちゃん!!!あたしまで巻き込まれかけたぞ!!
「きゃぁぁぁっっ!!」
「その場から動かないでください、マリーさん!辺り一面に同様の罠が張り巡らされています!」
「ほぅ、巧妙に設置していたのに気づくとはやるな」
そこ、自慢気にしないで!危ないったらありゃしない
◇◇◇
「はい、お水」
「ありがとうございます‥‥」
何とかブービートラップを避けつつ、来客を合宿場内に避難させることができた。
「だ、大丈夫ですか?マリーちゃん」
「はい、なんとか」
ハナコちゃんの知り合いだと思われるマリーという子。身に纏っているシスター服から見るにシスターフッド所属か。
それともう一人の子は顔なじみだった。
「久しぶりって程でもないかな、スズミさん」
「ええ。ですが、助けてくださりありがとうございます」
「びっくりしました。入った途端に何かが作動して…」
あたしもビックリしたよ。いきなり玄関先が爆発するんだもん。あやうく吹っ飛ばされかけたわ。
事態を察したのかヒフミちゃんはアズサちゃんをマリーさんの前に連れ出した。
「ごめん、てっきり襲撃だと思った」
謝るアズサちゃんにマリーさんは終始困惑していた。
話は変わってどうやらマリーさんは合宿場に補習授業部にいると聞きやってきたようだ。どうもハナコちゃんとは色々縁があるらしいのだが、それはさておき。
本題はアズサちゃんを訪ねてきたらしい。なんでも先日アズサちゃんがいじめられていた生徒を助けたことに対するお礼を言いに来たとのこと。
「‥‥‥まぁ、聞かない話ではありませんね。皆さん狡猾に、それに陰湿な形で行うせいで、あまり表には出てきにくいですが」
…はぁ~~まだ続いてんのか。相変わらず性根の腐ってる話だよったく。これだから…
ハナコちゃんも思う所はあるみたいだな、今の口ぶりから見るに
その後犯人たちはアズサちゃんへの報復に正義実現委員会に悪事をでっち上げ通報、結果、籠城戦にまで発展したらしい
「それってあの時の!」
あー…それであそこまでの大騒動になったわけか。
「何がともあれ、売られた喧嘩は買う。あの時も副先生が説得に来なかったらもっと長く戦えたのに」
いや、説得してよかったよ。あれ以上不毛な戦いさせる訳にもいかないし、犠牲は見逃せない。
被害者がシスターフッドに打ち明けてくれたため、真相が判明したのはよかったものの当の本人は学園には居なかった。なのでお礼を言うために学園を探したがおらずここに行きついたというわけである。
「あの事態は気の毒だけど、いつまでも虐げられているだけじゃだめ。例え虚しいことでも、抵抗し続けることを止めるべきじゃない」
いいこと言うじゃないかアズサちゃん。やってもいいのはやられる覚悟のあるやつだけ。大抵の連中はやられる覚悟がない。
一旦わからせるのは大いに効果があるとあたしは思う。
そういえばスズミさんは何故此処に?
「マリーさんの護衛兼付き添いです。学園から少し離れた場所にあるとはいえ、何かあったら大変ですから。結果、付いてきて正解でした」
「…すまない」
にしてもよくアズサちゃんのトラップに気づけたね。あたしでも全然気づかなかったのに
「自警団としてパトロールしている傍ら、この手の相手とも戦うことがありましたので。それとなんとなく、勘ですが」
自警団ってのも侮れないんだな。
「アズサさんは、暴力を信奉する『氷の魔女』…だなんて噂がありましたが、やはり噂は噂でした。副担任の黒狐さんも人間味があってとてもいい人に感じます」
ん?どういうこった?
「ええ。噂なんてあてになりませんね。ですがアズサちゃんには意外と『氷の魔女』らしいところもありますよ?ちょっと表情が読みにくいところとか。反対に副先生は仮面で表情が見えませんが、声で表情がはっきりとわかりやすいですね」
えっ、嘘?まじで?
「差し支えなければでいいんだけど、あたしの噂について教えてくれないかな?」
「えっと…ですね…『血も涙もない鉄仮面の黒狐』と、時々耳にしますね…」
あはは…あたし、一般生徒からそんな風に思われてたんだぁ…少しやりすぎたのかな…
「むっ、そういえば副先生の素顔、見たことがない」
「そうですね。いつも仮面をつけていますから…」
「見たがってるとこ残念だけど、これは力づくじゃ外せないわ。必要以外あたしでも外せないの」
しっかしどんな構造をすればこんなの作れるんだか。ゲマトリアめ…
「意地でも見て見せる」
やめてね、アズサちゃん。
◇◇◇
あの後、暗くなる前にマリーさんとスズミさんは学園に戻っていった。
一方、あたしたちも明日に備え準備を行っていた。
「みなさん、靴下や下着など洗濯物は全部かごにいれてくださいね」
「ありがとう、よろしく」
「は、はい…!?下着もですか!?」
「な。なんで下着は各々でいいでしょ!」
あぁ…年頃だもんね。まとめ洗いには抵抗あるか。かくいうあたしも昔はそうだったけど、でもまとめ洗いは節水、節電になるからやるだけ得だったりする。
「洗濯はまとめてやった方が節約になる。ハナコの言ってることは間違ってない」
アズサちゃんはハナコちゃんが用意したかごの中に衣服を詰めていく。
「先生方はいかかですか?」
先生は丁重に断ったが、あたしはハンカチやタオル等をかごに入れた。
「では洗濯機を回してきますね」
ハナコちゃんが部屋を出るとヒフミちゃんは小声であたしと先生に相談を持ち掛けてきた。
なんでもハナコちゃんのことだというが。
二つ返事で承諾し、先生の部屋で待つことにした。
◇◇◇
先生の部屋で待つこと数分。
ドアをノックする音が聞こえた。
「…失礼します」
「はーい、今開けるよ」
ドアを開けると、そこに居たのは…水着姿のハナコちゃんであった。
「わーお…」
「ふふっ、こんなに簡単に開けちゃうなんて不用心ですねぇ♡」
「”は、ハナコ?なんで水着で‥‥!?」
驚いている先生にハナコちゃんはいじわる気味に答える。
「これについては気になさらず、パジャマですので」
水着がパジャマとはまた斬新な‥‥けど見てるだけでこっちが寒くなりそうだ。
「パジャマなのは良いけど、風邪を引くわハナコちゃん。上着貸すから羽織ってちょうだい」
「うふふ、ありがとうございます」
それはそれとしてハナコちゃんが尋ねてアズサちゃんについて相談に来たらしい。
話を聞こうとした矢先、再びドアの前でノック音が鳴る。
もしや‥‥
「失礼します‥‥先生方、いらっしゃいますか?」
あっ
「昨日よりも遅い時間帯に来てしまってごめんなさい。実は…」
あーあ、出会っちまったよ。
ヒフミちゃんの前には水着姿のハナコちゃんと先生とあたし。
ツーアウトツーストライクと言ったところか。
「ほ、本当に失礼しましたぁ!?ご、ごめんなさい!私、そんな事とは知らずに…!ぜ、全然知らなかったんです本当です!え、一体いつから!?」
「ヒフミちゃん、昨日より遅く…って言いましたね!?つまり昨晩も来てたって事ですよね!?そうなんですね!?
一旦、2人とも落ち着こう?ね?
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!?また後で、は駄目ですよね!?どうすれば良いですか今晩はやめた方が良いですか!?知らなくてごめんなさい間に入ってごめんなさい空気壊してごめんなさいっ…!?」
「待ってくださいヒフミちゃん、詳しく教えてください!昨晩はお二人で何をしていたんですか今晩は何をする予定だったのですか!?是非説明を、いえいっそ今から私の前で再現を……!!」
ハナコちゃん!待って、止まって!!
◇◇◇
何とか先生と協力し、誤解を解いた。ただハナコちゃんはヒフミちゃんに怒られ、ジャージに着替えてくることになった。
ハナコちゃん、ヒフミちゃんを踏まえた4人で深夜の密会を始める。
本題に戻り、ヒフミちゃんが相談へやってきたのはアズサちゃんの行動についてである。なんでも深夜に外に出てはしばらく戻っていないのだという。
この件についてハナコちゃんも把握しているようで、寝ている姿を見ていないと話してくれた。
「確かに、私もアズサちゃんが先に寝ているのをほとんど見たことがありません」
そうね。補習授業部の中では誰よりも早く起床し、勉学に励んでいる。けど睡眠不足は学習にとって悪影響だ。十分に力が発揮できなくなる。
「何だかアズサちゃん…どこか不安そうで。どんな事情を抱えているのかは分かりませんが、どうにかその不安を少しでも軽減してあげたくって」
優しいのねハナコちゃんも
いつもはどこかつかみどころのない彼女だが、身体に鞭打っているアズサちゃんを気遣っている。人を気にかけられる優しい心があるというだけでも知れてとても安心した。
「確かに試験も大事ですが、ただ落第というだけです。身体の健康と比べられるようなものではないと、皆さん思いませんか?」
ハナコの主張はもっともであるが、あたしたちは沈黙することしかできなかった。
ただの落第であればはるかにマシだろう。だが事の次第はそう甘くない。真実を打ち明けるか、葛藤する。
しかしあたしと先生よりも先にヒフミちゃんが口を開いた。
「…普通でしたら、そうかもしれません。ですが…」
「ヒフミちゃん‥‥?」
「ただの落第で済む話ではないんです!あと2回の試験に落ちてしまうと――――」
落第なんです!私たちはトリニティから去らないといけないんです…!!
◇◇◇
ヒフミちゃんからのカミングアウトにハナコちゃんは思わず呆気に取られていた。
「退学…ですか?そんなの校則的に成り立ちません。むしろ成り立ってはならないんです。退学は色々な手続きが必要で―――」
「ティーパーティー、現ホストからの通告だとしても?」
「っ…!?」
無情かもしれないけど、ここまで来た以上ハナコちゃんにも知る権利はある。
こうしてあたしたちは隠していたことを打ち明けた。
「…そうだったのですね。全ての試験で不合格であれば、全員退学…ですか。その仕組み自体おかしな話ですが、シャーレの超法的権限で…」
「皆を不安にさせまいと打ち明けられずにいて本当にごめんなさい」
「いえ、いいんです。むしろ話してくださりありがとうございます」
頭を下げたあたしをハナコちゃんは許してくれた。
「…そういえば…ハナコちゃん、本当は成績良いんですよね…?ごめんなさい…模擬試験の為に過去の答案を集めている時に、見つけてしまって…」
これも以前から気になっていた。何故、彼女がそんなにも頭の良さを隠すのか。
「…ごめんなさい、知らなかったんです…失敗したら『全員退学』だなんて……。いえ、『知らなかったから』で済ませられる事ではありませんね…先生にも、アズサちゃんにも、コハルちゃんにも、ヒフミちゃんにも、申し訳ない事をしました……ごめんなさい、先生方。ごめんなさい、ヒフミちゃん」
そういうと今度はハナコちゃんがあたしたちに頭を下げた。
「私は大丈ですから…でもどうしてそんなことを?」
「すみません…言えないんです。私のすごく個人的な理由なので。ですが、今後の試験では皆さんが退学にならないよう頑張りますので。
私のせいで皆さんが被害を受けるのは私も望んでおりません」
「”ありがとう、ハナコ”」
まだハナコちゃんの本心を知れたわけではないが、少なくとも試験への懸念は減った。あとはアズサちゃんとコハルちゃんの成績アップに集中できるだろう。
「先生にそこまで感謝していただくことでは…むしろ私が謝罪すべきすることです。裸で手をつくだけで足りますでしょうか…?」
やめなよハナコちゃん。年頃の娘が簡単に裸になるんじゃないの。それにその行為だって安くはないんだよ。ちょっとは自重するように。
「…したら、あたしがお尻を叩きますからね」
「皆さんの前で、ですか?」
そういうとこやぞ、ハナコちゃん
一応釘は刺したが、ハナコちゃんはいつものように微笑んでいた。
◇◇◇
本題は済ませたがハナコちゃんは補習授業部について疑念を持っていた。
しかも大方、情勢も把握しており、補習授業部がエデン条約の妨害を目論む疑惑をかけられている生徒の集まりと看破していた。
「こんなことを企むのは、副先生の言う通りナギサさんでしょうね…相変わらず狡猾な猫ちゃんだこと」
ハナコちゃんの推察ではナギサさんは個人を特定するよりも全員まとめて処理するつもりなのだという。
「先生方もナギサさんにやられた形でしょうか。「成績が振るわない生徒たちを助ける」という名目を利用して、先生の手を借り、シャーレの超法規的権限が利用されている。そんなところでしょうか」
打ち明けたとはいえハナコちゃんの推理は見事なものだほとんど正解だ。
「それと副先生の場合はシャーレに居つくダークホースを留めて置きたかったというのもありそうです。わざわざ先生だけではなく、『黒狐』として有名な副先生を呼びよせたのですから」
おぅ…そこまで把握してたんか。
「アズサちゃんは書類の段階で。コハルちゃんは正義実現委員会への牽制でしょうか。ですが何故ヒフミちゃんは疑われているんですか?ナギサさんとは親しかったはずでは?」
「えっと、それはそのどうしてなのでしょう。確かに親密にさせていただいていたような感じですが…」
本当に申し訳ない。ことの発端といえばあたしたちにある。そうでしょう、ファウストさん。
◇◇◇
何やかんやありつつもそろそろ夜も更けてくるころ、これ以上の夜更かしは身体に悪いということでお開きになった。
アズサちゃんのことはハナコちゃんに任せ、明日に備えようとドアを開ける。しかし―――
「んん…トイレ、トイレ…」
偶然だがトイレを探していたコハルちゃんにばったり見られてしまった。
「あれ、先生の部屋?どうしてこんな時間まで…」
あっ(本日2度目)
「それでは、先生、ありがとうございま…あれ!?」
「ひ、ヒフミ!せ、先生の部屋で何を!?」
「ふふ。であ、またちょるの密会を楽しみに…あら?」
おい!嬉々として火の中にガソリンをいれるんじゃあない!
「さ、3人…!?バカ、ヘンタイ!淫乱族っ!!」
「何処でそんな言葉覚えたのコハルちゃん!?」
「よ、4P――!?死刑!!」
なんでさ!!
ドタバタがありながらも、こうして1日が過ぎ去るのであった。