ソードアートオンライン‐快楽主義者の生き方‐   作:810先輩

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それぞれの道

キョウヤはアイテム『手鏡』により現実の姿と同期したキリトの姿を見てようやく初めて会った時から匂っていた面白いと感じていたものが分かる。それは、簡単なことだった。

 

「キリト、お前面しr…女だったのか…」

「お、俺はかわいいと思うぜ?」

「やめてよ!それにキョウヤに関しては面白いっていいかけたでしょ!?」

「あぁ、悪い」

 

そう、キリトは女だったのだ。キョウヤがおもしろいと感じていたのはキリトの雰囲気がなんとなく明日奈と似ておりそこにキョウヤは面白いと感じたのだ。もっとも、キョウヤはそんな事を考えずに直感で感じていたようだが。

 

「ただどうやったら、こんなに顔を再現できるんだ?」

「あぁ、それはね「ナーヴギアが顔をすっぽり覆ってるだろ。だから再現できんだ」キョウヤ…」

「面白いから謝る気はないぞ」

「まぁいいけど。でもそれならどうして身長とかを再現できるんだろうね?」

「たぶんだけど、ナーヴギアを初めてかぶった時に自分の体をあちこち触ったろ?」

「あぁ、そういえば…」

「要は、茅場とかいう奴はこの『ソードアートオンライン』のために『ナーヴギア』をつくったてことだな」

「なるほど…」

 

このような緊張感のない話をしているキョウヤたちなのだが、周りの人は気が気ではなかった。なぜなら、ゲージがなくなれば本当に死ぬといわれているのだ。そんな事を急に言われて直ぐに理解できるものなど、キョウヤぐらいであろう。そんなものが隣にいるのでクラインもキリトもほんの少しではあるが、落ち着く事が出来るのだ。

 

「皆の幸運を祈る」

 

茅場の話が終わっても行動することが出来たのは、ほんの一握りだった。その中にはキョウヤ、キリト、クラインも含まれており

 

「クライン、キョウヤ。俺は今からこの街に向かおうと思う」

マップを見せながらキリトの話は続く。

「クライン、キョウヤ。ついてこない?」

「ごめん。俺には徹夜でこのゲームを一緒に買った奴がいるんだ。俺はそいつらと行かなきゃならねぇ」

キリトの誘いに、クラインは拒否し

「俺は面白ければ何でもいい」

キョウヤはどちらか分からない返事を返す。

「分かった…。なら、クラインとはここで別れよう」

「で、俺はキリトと一緒に行けばいいわけだ」

「そういうことよ。じゃーね。クライン」

「じゃーな。キリト、お前はその面のほうが100倍かっこいいぜ」

「かっこいい…?」

「たぶん、かわいいだと思うぞ」

「か、か、かわいい?」

「ぜって―そのほうが面白いことが確定だな」

「どういうこと?」

「面白そうだからいわねぇーよ」

 

ここから『アインクラッド』の100層攻略が始まる。

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