†能力の無い 平和な日常†  Rinnosuke Side   作:ゆっくりねこ

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前書きです。
あらすじと同様な気もするのでカット


episo-de3.5 森近霖之助という男
森近霖之助という男


あるところに一人の青年がいた

年はまだ幼く体力も無いが

道具の扱いには長けていた

それがどのような道具でも

 

彼の名を森近霖之助

彼は此処幻郷町の大型ショッピングモールの駄菓子屋を営む青年である

それはつい先日、近所付き合いで仲のいい少女、博麗霊夢が店を訪れたのだった。

彼女には友達がいてお菓子を買いに来たんだろ、と訪ねると、家の会計に支障を来さない程度になら...と言っていた。

せっかくのお客さんだ...僕はそう思った。

彼女に総額の2/1で売ると言ったら礼を言ってお菓子を探しにいった。

彼女は少し変わっていたが、あっちの彼女同様、似ていた。

あっち とは今僕の住んでいる日本、という場所の裏側。地理的、地球儀でいうブラジルとかそういう裏ではない。日本という国の裏側、二枚の日本という形がぴったりくっついて出来たもう一つの日本 僕はそこを幻想郷と呼んでいる。しかしそこにいる者全てが幻想郷と思い込んでいるのだから、やはりそこは幻想郷と呼ぶべき場所なのだろう。

話が脱線してしまったね。戻そうか

彼女は幻想郷では巫女をやっていた。

博麗という代々の大きな家系で、彼女は何代目かになる。

彼女と僕の関係は客と店主 此処幻郷町と一緒の立ち位置。彼女は親友である霧雨魔理沙と絡んでは、僕の店に来て勝手にお茶をのんだり、なんなりして、魔理沙は店の物を勝手に持って行く。

彼女達に請求してもお金というモノは来ない。全てツケで返される。僕は店主として怒っても良いのだが彼女達にも何かと世話になっているため怒ることはしないのである。

彼女ーー霊夢はめんどくさがり屋で努力は嫌い、一見冷たそうに見えるが仲が良くなれば彼女の本質も自然と見える物。努力はしないが自分が気にかける事には熱を入れる。それは友好関係であろうが、異変解決だろうが。熱を入れるものを邪魔する者には容赦ない。

その反面魔理沙は何かとコツコツ努力をする勉強家であり努力家。しかし、それを知られるのは嫌い。負けず嫌いでひねくれ者、莵集癖で物を捨てられない性格。それに、借りていく事が多いのだが、返された試しが無い、つまりは、借りる=盗む なのだ

しかしながら彼女達は自分の短所を理解しつつ行動しているため人からは極端に嫌われたりはしない。

そう、あれは僕がいつものように魔法の森を歩いていたときのこと。

森の中は妖怪が発する痺気で充満しているが、妖怪と人間のハーフなので、自分に影響はない。

僕は古道具屋を営んでいるのだが、商品はほとんど拾いモノ。その中で僕が個人的に気に入ったモノならお気に入りとして非売品にする、というのが僕の営業スタイル。

森を歩いていたらキノコの妖怪が道を塞いだ。

まるで此処から先は通さない、と言わんばかり

そんなとき僕の前に虹色の光線が前方奥まで照射していった。照射が止んだ道先はまるで重機が侵入したように荒れ果てていた。勿論重機等通っていない。そう、この光線は魔法なのだ。その名をマスタースパーク

「よぉ、こーりん、どうしたんだ?妖怪に襲われそうだったから助けたんだが」

「あ、あぁ、それはありがたいが、やられる妖怪の身にもなったらどうだい?いきなり目の前が虹色に光り、気付いたら一面御花畑なんて最悪だろう?」

「なんだよー、助けてやったのに文句かー?」

「いや、そうじゃなくて流石にやりすぎだろうと思ったまで。妖怪の味方はしないさ、僕は一人の人間だからね」

「邪魔するやつは許さないぜ?霊夢だってそうだろ?私の場合はこーりんが妖怪に襲われてたから助けたんだけどな」

「いつの間にか襲われそうだった、から襲われてた、になってるんだが...まぁ、ありがとう。魔理沙、僕は今から何か落とし物が無いか探しに行くんだが一緒に来るかい?」

「んー、そうだなー、特にやることないし、付いていくぜ」

こうして魔理沙も僕に同行するのだった。

魔理沙は今日も僕を助けてくれた。

も、というのは過去にもあるからだ。

無差別で攻撃してくる妖怪を尻目に必殺の虹色光線でやっつけてくれるんだから頼もしいが環境破壊と言っても過言じゃない程光線が通過した所は荒れている。魔理沙に加減は無いのかと疑う程だ。魔理沙は少女で白黒の衣装を着ていて箒をいつも持っている。さらに八卦炉を持っていてこの魔装具からマスタースパークを放つ。

この八卦炉はミニなのだが、魔理沙専用に僕が改修を行って渡した物。魔理沙の実家も人里にある大手道具屋で、本来ならば継がなきゃいけないのだが、ご覧の通りなので実家から勘当され今は絶縁状態らしい。魔理沙自身もその話にはふれたくないらしく聞こうとすると話を逸らしてくれる。

此処まで話したけど僕は見てしまう....。

開けた場所に山積みになる機械を。

「なぁ、こーりん、これなんだ?」

「分からない...けど機材なのは間違いない...」

「ふーん..んじゃあ私には関係の無い事だ。此処座って休んでるぜ?」

魔理沙は山積みになる機械のすぐそばにある切り株に腰掛ける。

「わかった。僕は少し目新しいモノが無いか見てみるよ」

僕は意を決して機材へ近付く。

見れば車...パソコン...携帯電話...ゲーム機...音楽プレイヤー等ある。

僕が物色をはじめてすぐ、僕は聞こえた。

チリ...チリジ...ジジ...

僕は音の源へ手を差し伸べつつ、邪魔になる機材をどけていく。

その音の発生源は意外とすぐわかった。

パソコンのケーブルが切れて火花を散らしていた。瞬間僕の脳裏にははっきりと拒否反応牙出た

逃げろ と

僕は急いで顔を出そうとした時ケーブルとケーブルが触れる瞬間を見てしまった。

光り輝くその閃光は、マグネシウムを燃やした時の様に光り輝いていた。その直後、意識は途切れた。

 

 

目覚めると見知らぬ天井

起きるとベッドがある。どうやら部屋らしい、

しかし僕の部屋ではない、じゃあどこだ?

部屋はシンプルで、木の机に椅子、ベッドに棚。

部屋から出た途端頭に流れ込む何か...

大きな建物...店で働く僕...そしてゆっくり消えていき僕は現実に戻された。が、僕の体は操られる様に玄関へ行き、靴を履き、鍵を持ちドアを開ける。ドアを閉め鍵を閉める。そして頭に流れ込む建物を確認したあと僕は吸い込まれるように建物へ向かった。

 

建物に付いた僕は玄関口を通り階段を使って三階へ。

とある店の前に来たとき朝、夢のような感覚で頭に流れ込んできた何かと合致する。

僕は此処で働いている···

香霖堂ではない香霖駄菓子店という名で···

シャッターはしておらずフリーらしい。

お菓子取られるのではと思ったがどうやらカメラのような物が取り付けてある。

これで防犯対策をしているらしい。

中に入れば駄菓子屋というだけあって

様々なお菓子が木で編まれた篭に入れてあったり、プラスチックの容器にいれてあった。

そんなとき音楽がなった。

何かするのか、と思った。

来たのだ、各方面から様々な営業服を纏った人達が。

僕の店の前に集まると全員が僕を見た。

優しそうな人達ばかりのようで手招きしている。

どうやら何かやるらしい。

一列に横に並ぶと前に一人、見た目幼い少女が言った。

「全員、営業においての挨拶を始める!」

「「はいっ!!」」

息の揃った声がショッピング内に響き渡る。

無論、僕は何をしていいのかさっぱりだが僕の口はしっかりと返事をしていた。

店長みたいなんだけど···あれ吸血鬼のレミリアじゃないのか?

それに横を見れば妹もいるしメイドも居れば門番まで。あげくの果てには動かない大図書館に式の小悪魔まで···

紅魔館の人達が全員いるんですけど···そうか此処で言う紅之旅館は紅魔館なのか···

羽も無いから能力は無いのだろう。

道具の用途が分からない僕でも分かっているのだから。

そんなこんなで朝の挨拶は終わり店は、開店した···

お客が来れば物を売り代金を貰う。

あっちの世界でも商売してたんだから分かる。

お菓子一つ一つの値段を知ってるのは何故か分からないけど

この店の店主なんだから当たり前なのだろう。

そういえば魔理沙大丈夫かな···

あっちの僕は何をしてるのだろう···

元の世界へ戻るには此処で働いているしかないのか···

そんなとき聞きなれた声がした。

霊夢が天狗の文と信仰争いしている妖怪の山の麓の神社の巫女、早苗と話ながら来ていた。

服装は僕が見知った服装はなく洒落た服装だった。

どうやら僕の知ってる彼女達は完全に能力等持たず別世界に生きる者として生活しているらしい。

後は言わなくても分かるだろう?霊夢とのやり取りは前回の話通り。

僕は真実を知りながら過ごしていく。

言ったところで信じてなどもらえない「真実」を背負って···




後書きです。はい
こーりんはまさかの気付いていたんですね。
この事を霊夢達に言うのでしょうか···
次は何にしようかな···
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