ブルアカ転生withハードモード(旧題:僕思うんですよ、キヴォトスに必要なのは装甲戦力じゃ無いかって。) 作:焼け野原主任
今回はミク君の情緒とか色々な物がぐっちゃぐちゃにされます。
Nynpekoさん
ドーラドルヒさん
感想ありがとうございます!
そのヒナ委員長の姿に思わずおにぎりを頬張っていた口の動きが止まり、それと同時に口元に運んでいた手の動きも止まる。
…数秒の思考停止、そして、その思考が復帰した時に僕はしっかりと慌て始めた。
「(…いやいや! なんでここにヒナ委員長が!?)」
何とか動きに出ないように隠すが、どうやら顔には思いっきり出てた様で。
「…どうしたの? そんなに慌てて」
「ムグ!? ウッ! げほっ! ごほっ!!」
ヒナ委員長に慌てていたことに気がつかれてまたもや動揺し、頬張っていたおにぎりが変なところに入って咽せてしまう。
「大丈夫? ほらこれ、飲んで」
ヒナ委員長が水筒を取り出して僕に手渡してくれる。
それをすぐにもらってごきゅごきゅと飲み、麦茶が喉を通るにつれ詰まった感覚がなくなると僕はヒナ委員長から借りた水筒を返した。
「あ、ありがとうございます…」
「どういたしまして。それで、貴方に少し聞きたいことがあるんだけどいい?」
「え? はい、良い…、ですけど…」
一体何のことだろう? いやまぁ何となく察しはつくのだけれど…。
「貴方の乗ってたあの戦車の関係性、全部話してもらって良いかな?」
ヒナ委員長がそう言い放った刹那、周りに見えない
目の前の年下を見守る優しい目をした小さなヒナ委員長が風紀委員長たる覇気を孕み、笑顔に隠されてもひどくわかるほど人に有無を言わせぬ眼差しをこちらに向けていた。
「ヒ…(怖い、物凄く怖い…)」
「大丈夫、私は君が戦車から降りるところも見てるから。全部話して、ね?」
ヒナ委員長に脅迫される、どうやら動かぬ証拠も掴まれているみたいだ。終わった。
「(ああ、ダメだな。スタートが印象最悪すぎる…、これはもう今世ダメかな)」
「…わかりました…、正直に話します」
「ありがとう、で、君とあの戦車とあれの乗員はどんな関係性なのかな?」
「言っても信じてくれますか?」
そうだ、今から言う事はこの世界では一番現実味が無くて突飛すぎる事で、一番不可解と言っても過言では無いのだから。
「そのお話次第かな、話してみて」
「わかりました。では…」
僕はこれまでのことを全て洗いざらいヒナ委員長に話した、気がついたらIS−2の上で寝転がっていたこと、そして、そこには連邦生徒会長から先生と書かれていた事とシャーレに向かって欲しいと言うことが僕に宛てて書かれていた事、道中ヘルメット団とスケバンにこの戦車を巡って襲われたこと、そこで1発砲撃した事、そして、今まで通って来た道のことを。
…え? 前世? いや、それは下手に言うと大変な事になりそうだから言わなかった。
「なるほど…君が…、先生?」
ヒナ委員長がまじまじと自分のことを見てくる。ちょっと、顔が近い…。
「はい…、手紙に書かれていた事を信じる限りなら…ですけど」
「ふーん、そ」
「後…///、顔が…///」
「?」
「顔が近い…です…///」
僕がそういうと、ヒナ委員長は少し顔を赤らめて、目を閉じて少し顔を僕から引く。
「ご…ごめん///」
「(ああああああ照れ顔もすっごい可愛いよヒナちゃああああん!! 生で見ることで可愛さ倍増だよぉぁぁぁ!)」
僕はヒナ委員長の生の照れ顔を見て心の中で狂喜乱舞しながら隠しきれないニヤニヤを隠す為少し俯く。
「…コホン! それで、先生達は何処に向かうの?」
「僕らはこれからシャーレに向かう所です、ヒナ委員長は?」
「私は砲音が聞こえたからこっちに来た。特に目的は無いから、一緒にシャーレに向かうよ」
「わかりました、小休止終わり! 総員配置につけ!」
「「「は!」」」
僕が号令をかけると、力強く乗員達が答えて素早く戦車に乗り込む。
それを見てヒナ委員長が感心したように、
「練度が高いね、羨ましいな」
と言ってくれた、嬉しいなぁ! ヒナ委員長から褒められたぁ!
「いえいえ、それほどでもありません」
「ふーん、先生は謙虚だね。それに、先生なんだからタメ語でいいよ?」
「…僕は15歳です」
「成程、そう言う事なんだね」
「はい、そう言う事です。ヒナ委員長」
そうかそうかと納得したようにヒナ委員長が頷いた後、我々は戦車へと乗り込んだ。
◇◇◇十分後◇◇◇
そして皆様、ここで問題が発生。
いや、正確には問題ではなく幸福な事だけど、ある意味僕にとって事件だ。
「…」
僕は今ヒナ委員長の膝の上に座っている、いや、座らせられている。
何を言っているのか分からねーと思うが俺も分からねぇ、いくら何でも車内は狭いからと言う事で僕が外に出て戦車の上に乗ればいいかなと思って車外に出ようとしたらヒナ委員長に引っ張られて膝の上に座らせられたんだ。
一体何が何やら全くもって理解不能だぜ。
「大丈夫? 少し顔が赤いけど…」
なぜ顔が赤いか、僕が膝の上に座っている都合上僕の頭の真後ろにヒナ委員長の顔がある、ここまでいえば何となくわかるだろう。
実際最初こそ本当に気持ちよかったが、時間が経つにつれ少しでも声を掛けられるだけで脳がどろっどろに溶けてしまいそうだ。僕は前世で購入したヒナちゃんのASMRの破壊力を俺は既に体験済みだし今も覚えている。そんな機械越しですらあのレベルの破壊力を持った代物が機械を介さない
精神が持たない、全く無理だ。ブルアカ本編の先生はこんな事態になっても良く正気を保っていられたなと感心する。
「大丈夫?」
ヒナ委員長がそう言って自分のお腹に手を回して、抱きしめてくる。
「ふぇ!? あ…ぁ…///」
もうだめだ、持たない。無自覚なのか自覚してるのか、どちらにしたって僕にとって凶悪すぎる。
「操縦手、後どれくらいでシャーレにつきそう?」
朦朧とする意識の中、グズグスに溶けそうな脳を使ってそう聞く。
「…約三十分ほどです」
これが後三十分も続くのか? 無理だ、耐えられない、萌え死にしてしまう。
少しのもどかしさと多大な焦燥感を感じ、桃の様に赤らめた頬と赤い顔がそのまま少し慌てるのをヒナ委員長に知らせる。
「先生の慌てる姿も、可愛い…なぁ…」
耳元でそう囁かれた後、僕の記憶は途切れ、意識は無限の彼方へと葬り去られた。
◇◇◇
「あれ? 先生?」
つい先生が子供だからって悪戯したら黙りこくってしまった。
…やりすぎちゃったかな?
「大丈夫?」
「…」
話しかけても応答がない、これは不味いかと思って先生の顔を見てみたら、顔が真っ赤になっていた。
「…! …///」
どうやら気がつかない内に私は先生に何か色々とマズイ事をしてしまったみたいだ。
恥ずかしい、本当に恥ずかしい。
「…」
かぽりと、先生が付けていた無線機を自分につけて、操縦手に聞く。
「シャーレまで後どれくらい?」
「そうですね…後三十分もありません」
「三十分…」
後三十分ずっとこのまま……、悪くはないかも…って、何考えてるのだろう私。
お読みいただきありがとうございます。
やっぱおねショタよ…やっぱヒナちゃんよ…。
狭っ苦しい戦車の中で特に居住性が悪いIS−2だったらここまで接近しちゃうのも仕方ないよね!うん!
ミク君は犠牲になったのだ、我々の欲望の為…。
出して欲しい戦車
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T−34(1941年型)
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Tー34−85
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KV−1(前期型)
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KV−1(後期型)
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KV−2
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IS−1
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ISU−152
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SU−122
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BMP-1(歩兵戦闘車)
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IV号戦車F2型
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IV号戦車H型
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III号戦車M型
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ティーガー1
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レオパルト1
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マウス(!?)