ブルアカ転生withハードモード(旧題:僕思うんですよ、キヴォトスに必要なのは装甲戦力じゃ無いかって。) 作:焼け野原主任
ではどうぞ…。
「…へ? 本当?」
突然知らされた衝撃的な事実に素っ頓狂な声が出てしまう。
「はい、確かに次期風紀委員長として推薦されていますが、今はまだ委員長ではありません」
「…(マジかぁ…)」
これはことある事に言ってしまっていたから印象悪くしたかもしれない。
うーん、ヒナちゃんに謝るべきか…。いや、謝った方がいいだろうなぁ…。
「…ゲヘn「「主席行政官!」」…え?」
僕がゲヘナに向かおうと席を立とうとした時、憤怒の表情露わに数名の生徒が殴り込んで来た。
「ちょっと! そろそろこっちに来てください!」
「てか連邦生徒会長を連れて来てくれ!」
鬼気迫る勢いでリンに詰め寄る二人の生徒、その生徒の顔を見ると、方やゲーム最初からお世話になるセミナーのふともも早瀬ユウカと狂気的な言動と奇声で狂人枠でありながら正体はちゃんと先生LOVEなトリニティの剣先ツルギ。そしてその後ろには同じく突撃してきたゲヘナ生徒会…、風紀委員とは犬猿の仲の
「学校自治区における不正な武器流通! 正体不明の武器商人! 挙げ句の果てには矯正局からの脱走者も確認されている! この前なんてセミナーの火力発電所が攻撃されてシャットダウンしたんですよ!」
「これじゃあ、安全とまでは行かねぇが正常な学園生活は到底送れないんじゃねぇか?」
「まぁ待ってください、まず一つ言わせていただくと連邦生徒会長は行方不明になりました。それにより、サンクトゥムタワーの最終管理者不在による影響で一時機能不全に陥ってました。ですが、先ほど管理権を全て連邦生徒会に移管させたのでもう大丈夫です」
リンがそう言うとマコトが質問する。
「そうは言うが、ゲヘナの暴力事件にトリニティの内部抗争、それ以外にもレッドウィンターで大規模武装勢力によるデモ活動は続いてる、さっきだってヒナが戻ってゲヘナの鎮圧に向かったんだ。サンクトゥムタワーの管理権限が戻ったばかりとは言え、未だにスケバンやヘルメット団みたいな愚連隊が暴れ回ってる。どうすんだ?」
「それは…」
「…」
この大問題に対してどうしようかと記憶をあさってみると、確かヒナちゃんに最初に会った時に彼女は二年生と言っていた。と、するとこれはおそらく本編軸の一年前と僕は結論付けた、キヴォトスの進級システムがそこまで細かくわからないから実際の時期は判別が難しいけれど、少なくとも本編軸より昔という事はその時に僕は分かった。
そして、その判明した事実を踏まえて僕が下した決断は…。
「僕が行こう」
自分自らが動く事、これしかなかった。
実際、これから起きることが不明瞭な以上下手に動くのは自分の首を絞めかねない行為だったけど、流石に連邦生徒会の一部であるシャーレの先生として着任した以上その役目は果たすべきだし、何より情報が少ないから集めねばならない。
アロナに聞けば何とかなるかもしれないけれど、ぶっちゃけこの世界に転生したんだったら自分で練り歩いてエンジョイすべきだよね? と思ったから。
「あ? なんだテメェ?」
ツルギの隈が色濃く残った目でギロリとガンを飛ばされる。ヒェ…リアルで見ると結構怖い!!
「待ちなさいよツルギ…。大丈夫だよボク、これはお姉さん達の仕事だから」
ユウカが僕に目線を合わせるためしゃがんで、子供に接する優しい声色で言う。
「いや、僕は先生なんですけど…」
僕がそう言うとユウカは…、いや、そこにいた全ての生徒が困惑した表情でリンの方を見る。
「なんで皆さん私の方を見るんですか…、本当ですよ。彼はこんななりですが先生です」
「なんか少し言い方に棘があると僕思うんですけど?」
「本当でしょうに」
「君が…先生なの?」
またもやユウカが困惑の表情で今度は僕に聞いてくる。
「本当だよ、何? こんなガキで悪い?」
「…本当ですか?」
ユウカの声色が普段ゲームで耳にする少し厳しい声に変わった。
これは少し信じ始めてるな。
「だから本当だよ?」
「………、はぁ…、わかりました…、信じましょう。では、これからよろしくお願いします、先生」
ユウカはスクリと立ち上がると、キリッとした顔でこちらに向き直ってそう言う。よかった、信じてくれて。
とホッとしたのも束の間。
「それはそれとして首席行政官、連邦生徒会長の代わりにこの先生について少しOHANASIしてもいいかしら?」
ユウカがにっこり笑顔でリンの方を向いた。が、その笑顔には多大な怒気が孕まれていたのがその背中からヒシヒシと感じとる事が出来た。
「「「「「「(アカン)」」」」」」
それが、その言葉を聞いたここにいた全員の統一見解であった。
「それで先生、少し首席行政官と一緒に席を外してもよろしいでしょうか?」
「ア、ドウゾ…」
「ちょっとまってぇぇぇぇぇぇーーーーー____」
ユウカはむんずとリンの首根っこを掴むと、ズルズルと引きずってこの部屋を後にした。
「では先生、誰を連れて行きますか?」
退出したユウカの代わりに百鬼夜行連合学院の桑上カホが編成の問いを投げかけてきた。
「…え? 戦車があるからいいよ、機銃も3挺ついてるし…」
「戦車だけでは万能性に欠けます。戦車には随伴する歩兵が必要なのです、特に、こう言った市街地戦ではどこからロケットが飛んでくるかわかった物ではありません」
「結局の所、先生は生身ですし、戦車の中に入って指揮をしていただいた方が有効かと存じます」
つまり、足手纏いということか?
「(…まぁいいや)わかった、じゃあ誰が行く?」
僕はみんなに向けてそう聞いた。
「マコト様はパスだ、ヒナの後追っかけてゲヘナに戻らんきゃならないからな」
「私は行きます、一応トリニティの自警団として状況を確認しなければいけないので」
「きひひひ…、私も行く」
「言い出しっぺの私も行きます」
「セリナも行きます! 怪我なら任せてください!」
サポート班含めて四人の手が上がった。
「…後二人か…」
残り二人となった後、誰からも何も手が上がらなくなる。
うーん…、流石に行きたくない人は多いよなぁ…。どうしよう…。
人数が足りず、編成に困っていると、ウィン。と仕事部屋の自動ドアのモーター音がなる。
「ただいま」
「ヒナさん!」
入ってきたのは我らがヒナちゃんだった…、なんか後ろに一人いるけどあれは…。
「ほらアコ、早くきて」
「わかりました、ヒナ委員長」
「まだ委員長じゃないんだけど…」
ヒナよりも二回り大きい身長、そして大きな胸など、全くもってヒナと対照的な体型をした痴zゲフンゲフンゲヘナ風紀委員次期副委員長、天雨アコがその後ろに控えていた。
「おやヒナ、早かったじゃないか」
「面倒事は嫌いだからさっさと終わらせて来た」
「そうかいそうかい、キッキッキッ」
ヒナにちょっと突っかかるマコトを見て思う。
「(こいつら二年生の時からこんななのか…?)」と
「それで、話は聞かせてもらったけど。私とアコも行くよ」
「はい、よろしくお願いします」
急遽やってきてくれた二人の増援、これで戦うことができる。
「よし、じゃあメンバーは決まりだね。早速、行こうか」
「「はい!」「わかった」「了解です!」
僕はまずオフィス内に設置された格納庫へと向かい、さっきまで待機していた乗員と共に急拵えで強力な無線機を搭載し指揮戦車に改良されたIS−2にシャーレの備品である小型の車内用無線機をそれぞれ装着し乗り込んだ。
格納庫にあるエレベーターを使い、下へ下へとIS-2が降りていく。
ガシュン、と一階に着いてエレベータが地面に固定される音と同時に、正面のシャッターが開く。
「無線機の周波を合わせてっと…これでよし」
クルクルと無線機のダイヤルを回し、生徒の持っている無線機と周波数をそろえる。
「あーあー、こちら先生、こちら先生、皆んな聞こえる?」
『カホ、聞こえます』
『ツルギ、大丈夫です』
『ヒナ、感度良好』
『スズミ、問題ありません』
『支援班、セリカ、アコ、聞こえます』
「よし! それなら! 総員作戦開始! 目標! ハイウェイで暴れている愚連隊!」
「「「「「了解!」」」」」
ついある時、ここキヴォトスから始まった僕の先生としての物語。
だけど、こんないい世界は長続きさせれるのか、それは僕の采配と運命次第。
だけどね、この
お読みいただきありがとうございます。
なんか最終章みたいな雰囲気だけど全く違いますからね!?まだまだ続けます。
そして、次章!我らがアビドス編!お楽しみに…。
出して欲しい戦車
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T−34(1941年型)
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Tー34−85
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KV−1(前期型)
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KV−1(後期型)
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KV−2
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IS−1
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ISU−152
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SU−122
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BMP-1(歩兵戦闘車)
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IV号戦車F2型
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IV号戦車H型
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III号戦車M型
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ティーガー1
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レオパルト1
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マウス(!?)