超火力TSダンジョン配信者【雪姫】の軌跡   作:山田センチュリー

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勧誘

「つかれた~……」

 

「色々話を聞かれてしまいましたね」

 

 横浜中華街ダンジョンでダッシュイーターの討伐に来た協会職員に出くわした俺とヒバナは、その後ダンジョンから出て支部の一室で詳しい話を聞かれていた。

 

 ダッシュイーターを育てるのは原則的に違反行為ということで、実行した探索者パーティはすでに特定され協会からの処罰を待っているそうだ。その処遇を決めるために実際にダッシュイーターと戦った俺たちの話を聞きたかったとのこと。

 ロビーに戻る。

 

「お疲れさまでした雪姫様。大変でしたね」

 

「水鏡さん」

 

 こっちに気付いて水鏡さんがやってくる。

 

「こんにちは! 雪姫ちゃんのお姉さんですか? あたし赤羽日花(あかばね にちか)って言います! ヒバナって名前でダンジョン配信者をやってます!」

 

 ヒバナが水鏡さんに自己紹介をする。

 あっさり本名ばらしたな。

 

「ご丁寧にありがとうございます。雪姫様の送迎を担当しております、榊水鏡と申します」

 

「……ね、ねえねえ雪姫ちゃん。このお姉さんってもしかしてお手伝いさん? 本当に雪姫ちゃんってお姫様みたいな感じの人なの?」

 

「ち、違います! 水鏡さんは今私がお世話になっている人のメイドさんなんです」

 

「そうなの?」

 

「そうです。私は普通の家の出身ですよ」

 

 ヒバナは「そうなんだ~」と納得した様子の返事をしてから周囲をきょろきょろ見た。

 

「お父さんは……うーん、まだ来てないか」

 

「ヒバナさんはお父さんが迎えに来てくれることになっていたんですか?」

 

「うん。でも待ち合わせまでもう少しあるから、もうちょっと待たないとだね」

 

 俺がちらりと水鏡さんを見ると、構わないという感じの頷きが返ってくる。

 

「ヒバナさん、よかったら私も一緒に待っていてもいいですか?」

 

「え? いいけど退屈じゃない?」

 

「そんなことないですよ」

 

 一人でヒバナを残していくのも何なので、俺、ヒバナ、水鏡さんの三人で空いているベンチに腰掛けて談笑する。

 

「それにしても今日はびっくりしたよ! まさか中華街で財布拾ってくれた子がダンジョンの中で大ピンチになってるなんて」

 

「私も驚きました。ヒバナさんも……ええと、赤羽さんも?」

 

「ヒバナでいいよ! 呼びやすいほうで呼んでくれたからいいから」

 

「わかりました。ヒバナさんも白竜の牙の準構成員なんですね。私と同じ腕輪をしていますし」

 

「あー……うん。そだね」

 

 どこか困ったような顔をしながらヒバナが頷いた。

 

「色々あって、高峰さんってお兄さんにそうしたら? って言われて……」

 

「私と一緒です。ありがたいですよね」

 

 白竜の牙に参加して以降、強引にパーティに勧誘されるようなことはなくなった。

 準構成員であることを示す腕輪は現代の魔除けみたいなものだろう。

 

「……雪姫ちゃんも何かあったの?」

 

「そうですね。色々と……」

 

 まさか路地裏に連れ込まれかけた挙句服を脱がされそうになったとは言いにくい。

 

「そっか……」

 

「ヒバナさん?」

 

「あ、ううん、何でもない! ごめんね、変なこと聞いて!」

 

「いえ、具体的な話をしたわけでもありませんし」

 

 ヒバナの様子がおかしい。ここまでの話で何か引っかかるところがあったんだろうか?

 

「そ、それにしてもちょっと残念だったなー」

 

 それ以上同じ話を続けたくないのか、ヒバナはやや強引に話題を変えてくる。

 

「残念、ですか?」

 

「だってあたし、財布拾ってもらったお礼をしようと思ってたんだよ。でも結局ダッシュイーターはあたし一人じゃ倒せなかったし……」

 

「いえ、本当に助かりました。お礼どころかこっちが借りを作ってしまったくらいですよ」

 

 俺が言うとヒバナは首を横に振った。

 

「そんなの駄目だよ、貸し借りはちゃんとしないと! おじいちゃんに怒られちゃうよ」

 

「おじいさん、ですか? 仲がいいんですか?」

 

「うん! すっごいかっこいいんだよ!」

 

 目をキラキラさせるヒバナ。相当おじいちゃんっ子のようだ。正義感が強いのもおじいさん譲りだったりするんだろうか?

 

「だから雪姫ちゃん、そのうちちゃんとお礼は別でするからね!」

 

「本当に気にしなくていいですよ?」

 

「でも……」

 

「……あ、それなら一つお願いが」

 

「うん、なになに?」

 

 身を乗り出してくるヒバナ。

 顔が近い! この子パーソナルエリア狭すぎないか?

 

「ヒバナさんはこのダンジョンをもうクリアしてしまっていますか?」

 

「ガーディアンボスのこと? それならまだ倒してないけど」

 

「なら、私と臨時パーティを組んで一緒にボス戦をやってくれませんか?」

 

「えっ!?」

 

 驚いたような顔をするヒバナ。

 水鏡さんが耳打ちしてくる。

 

「……雪姫様、よろしいのですか?」

 

「……はい。しばらくガーベラは不在ですし、今は少しでもダンジョン攻略を進めたいですから」

 

「…………雪姫様がそうおっしゃるのでしたら止めはしませんが……」

 

 水鏡さんが言いたいことはわかる。誰かとパーティを組めば何かの拍子にTSがバレてしまうかもしれないからな。

 ガーベラがいない今、俺はソロで活動するのが安全だ。

 

 だが、ダンジョン内では何が起こるかわからない。

 先日襲ってきたピンク髪の少女もそうだ。リーテルシア様に言われたからってわけじゃないが、ああいう危険人物が今後現れないとも限らない。

 そうなった時にせめて逃げられるくらいの強さは欲しい。

 ……実際に死んだわけじゃないとはいえ、ガーベラがやられた時みたいな思いをするのはごめんだ。

 

 俺は強くならなきゃいけない。

 そのためにガーベラがいない間もダンジョン攻略を進めなくては。

 

 それに現金な話、コラボ配信は再生数が伸びやすいんだよな。

 前回の刀子さんとのコラボ配信も相当な回数視聴されていた。

 ヒバナが乱入して以降の今日の配信も盛り上がっていたし、これを逃す手はない。

 

 もちろん相手は選ぶが、人格やら視聴者の反応やら、ヒバナならもろもろ問題なさそうに思える。

 

「あ、あたしと雪姫ちゃんが二人で?」

 

「そのつもりですけど……ご迷惑なら遠慮なく言ってください。急な申し出ですし」

 

「迷惑なんかじゃないよ! あたし、さっきダッシュイーターと戦ってた時、もう駄目だって思って、でも雪姫ちゃんが助けてくれて……ずっとソロでやってたから、ああいうのすごく嬉しかった」

 

 ヒバナがあの時のことを思い出してか、興奮したように言う。

 けれどやがてヒバナはもどかしそうに視線を落とす。

 

「……でも、あたしはやめたほうがいいよ。雪姫ちゃんに迷惑をかけちゃうから」

 

 ん? どういうことだ?

 

「戦いの面では、どっちかというと私のほうが足を引っ張ってしまいそうな気がしますが……」

 

 ヒバナは明らかに戦い慣れていたし、きっと俺より探索者としての経験は上だろう。

 

「そういうことじゃなくて……んあ~~~~!」

 

 困ったように頭を抱えて唸るヒバナ。

 ……何か事情があるんだろうか?

 なら、この場で返事を迫るのもよくないか。

 Twisterを開き、“ヒバナ”と検索。……お、やっぱりアカウントがあった。ここに雪姫のアカウントでフォローをして、と。

 

「ヒバナさん、返事は今じゃなくても構いません。もしOKなら、TwisterのDМを送ってくれませんか? 今フォローしましたから、私のアカウントはわかると思います」

 

「うー……わかった」

 

 ヒバナはそれでも迷ったような顔をしていたが、やがて頷いた。

 やり取りがひと段落したところで、ヒバナがぱっと顔を上げた。

 

「あ、お父さんだ」

 

「お迎えですか」

 

「うん。雪姫ちゃん、水鏡さん、あたしはこれで。話し相手になってくれてありがとね! それじゃっ!」

 

 ヒバナはぱたぱたと走り去っていった。

 

「私たちも帰りましょうか、雪姫様」

 

「あ、その前に錬金室に寄ってもいいですか? ユニーク装備が壊れちゃったので直したくて」

 

「構いませんよ。では、そちらに行きましょう」

 

 俺と水鏡さんは錬金室へ向かう。

 その間俺はヒバナが俺と組むことをためらっていた理由について考えていた。

 

 ……嫌われてる、とかではないとは思うんだが。

 

 

 

 

「何だよ親父、珍しいな! 俺を地下に連れてくるなんて」

 

 吹場組本家の地下で、若頭の吹場座虎也は先導する父の飛宗に話しかけた。

 

 この場所は密造したマジックアイテムや吹場組が秘密裏に集めた未発見ダンジョンの資料など、吹場組の抱える闇の最深部というべき代物がいくつも眠っている。ここに入るのは飛宗や彼に信頼されているごく一部の重鎮のみだ。

 

(とうとう俺もこの地下に入れるくらい信頼されたってことかぁ! ははは、あのピンク頭のガキの面倒を見た甲斐があったってもんだ!)

 

 心の中で喜ぶ座虎也。

 一方飛宗も上機嫌だった。

 

「まあ、お前もまだ脇は甘いがそれなりに組に尽くしてきたからな。そろそろうちのモンもがたがた言わなくなってきた頃合いだろうよ」

 

「親父……!」

 

 地下空間を移動し一つの部屋に入る。

 中にはファンが大きな音を立てる特大なコンピュータと、それにつながる人間一人が入れるような大きなカプセルがあった。

 

「……何だこの部屋?」

 

「あの方の配下は特別な方法で各国に出入りする。それは知っているな?」

 

 あの方、というのはピンク髪の少女の主人である人物のことだ。

 世界的に有名な人物らしいが、座虎也はまだ会ったことがない。

 

「この前のピンク髪のガキみたいなもんだろ? 特殊なマジックアイテムで自分の分身を離れた場所に作り出すとか何とか」

 

「このカプセルがそのマジックアイテムの一部だ」

 

「何!? うちの地下にそんなもんがあったってのか!?」

 

「あの方は俺たち吹場組を厚遇してくださっている。このカプセルは信頼の証とも言えるだろうな」

 

「ふうん……」

 

(そういやピンク髪のガキも気が付いたらうちにいたな。まさかうちの地下から日本に潜り込んでやがったとはな……)

 

 飛宗はカプセルのそばに歩み寄り何やら操作をすると、カプセルの中が輝き始めた。

 それを見ながら座虎也は尋ねる。

 

「それで親父、今日は何でここに?」

 

「以前あのお方は箱根ダンジョンの未踏破エリアでキーボスを倒せば<竜癒草>が手に入るとおっしゃっていた。しかしそれは低確率で外れる見込みもあった。前回<竜癒草>が入手できたかどうかお前はよく知っているな」

 

「ああ……なかったな、ピンク髪のガキが渡してきたバッグの中にはそんなものは」

 

「その代わりとして、あのお方はしばらく配下の一人をこちらに寄越してくださると言った。滞在中は俺たちの依頼を無条件で受けてくれるそうだ。もともと<竜癒草>が手に入るかどうかは運次第であったにもかかわらず、俺たちに無駄な期待をさせてしまった詫びだと。ああ、なんと器の大きな人だろうな」

 

「配下の一人ってのは、まさかピンク髪のガキか……?」

 

 正直またあの少女の送迎をするのは遠慮したい座虎也。

 いくら腕が確かでもあの少女は人格に難がありすぎる。

 しかし飛宗は首を横に振る。

 

「いや、他の者だそうだ」

 

「そうか。そりゃよかったぜ」

 

「座虎也、お前はやってくるあのお方の配下とともに協会の依頼を受けまくれ。酒呑会としてな」

 

「はぁ? なんで今更協会のために働かなきゃならねえんだ」

 

 不満そうな座虎也をなだめるように飛宗は言う。

 

「最近はウチに対する警戒心が高まってる。ここらで協会に難癖つけられねえよう手を打ちたい。協会の出す依頼を片っ端からこなせば文句も出なくなるだろ」

 

「チッ、仕方ねえな……」

 

 舌打ちしながらも従う意志を示す座虎也。

 大勢力の吹場組といえど、ダンジョンを利用する以上探索者協会を敵に回すのは避けたい。

 内部に組の人間を潜り込ませているとはいえ、評判が悪くなり過ぎればフォローも難しくなってしまう。

 

「安心しろ、座虎也。あの方はこの国でコトを起こす。それに協力すれば俺たちはより高みに行けるんだ。協会の連中にいい顔をしてやるのもそれまでの辛抱だ」

 

「親父は何か聞いてるのか?」

 

「全部ではないだろうがな。いずれお前にも話してやらァ」

 

「いずれ、ね」

 

 どうやら今は飛宗はそのことについて詳しく話すつもりはないようだ。

 話している間にカプセルの中で光は収まり、中には一人の男が出現していた。

 

「……」

 

 そこにいたのは二十歳前後の青年。髪は長く体型はやせ型。

 すらりとしている、というよりはやや不健康そうな印象を受ける。

 ここにいるのは本人ではなく国外にいる本体が動かしている分身だが、外見は本物の人間にしか見えない。

 飛宗が手を揉みながら近寄る。

 

「ようこそお越しくださいました。私は吹場組組長の吹場飛宗、あちらが息子の座虎也です」

 

「どーも」

 

「……」

 

「あなたはかの有名な盗賊団、ナイトバナードの一人と聞いていますが……」

 

 飛宗の言葉に青年はゆっくりと頷いた。

 

「……ああ。ボスの指示通り、何でも撃ち抜いてやる。お前たちが標的と定めたものは一つ残らず」

 

 

 

 

「というわけで、ヒバナを臨時パーティに誘ってみたんだが――」

 

「いつコラボするの? どんな内容? まだなら私が考えていいかな!?」

 

「落ち着け月音。ダッシュイーター並みの迫力が出てるぞ」

 

 須々木崎邸に戻ってから俺はロビーでのヒバナとのやり取りを月音と茜の二人に伝えていた。

 

「だってばなちゃんってすっごい人気配信者なんだよ! そりゃお兄ちゃんより少し数字は落ちるかもしれないけど、それでもわりと新しい配信者の中ではぶっちぎりなんだから!」

 

「そ、そうみたいだな。というか月音はヒバナのことを知ってるのか」

 

「一般教養だからね! 今日のお兄ちゃんの配信でばなちゃんが乱入した時は夢かと思ったよ!」

 

 興奮した様子で頷く月音。この反応だとかなりヒバナは有名みたいだ。

 

「月音は俺とヒバナが臨時パーティを組むことには賛成か?」

 

「いいと思うよ。視聴者はやっぱりコラボが見られると嬉しいし、ばなちゃんならお兄ちゃんと組んでも嫌がる人はいないだろうしね。というかぶっちゃけ私が見たい」

 

「私欲が漏れ出てるな……」

 

 まあ、女の子であるヒバナであればコラボをしてもお互い炎上することはないだろう。

 茜が首を傾げる。

 

「数字が取れるのはいいが……雪姫君は秘密を共有していない相手とパーティを組まない方針なんじゃなかったのかい?」

 

「もちろんバレないように細心の注意を払う。あくまでガーベラが復活するまでの臨時だ」

 

「ふむ。リーテルシアは反対していないのかい?」

 

「帰る途中の車の中で電話したけど、『ユキヒメの安全につながるならそれでよいでしょう』だってさ」

 

「水鏡の意見はどうだい? 直接ヒバナ君と話したんだろう?」

 

「人格的には善良な方かと思いました。それと個人的に、雪姫様にパーティを組む相手が増えるのは望ましいことかと。今後雪姫様とガーベラ様のみではボスに苦戦することもあるかもしれませんので」

 

 いざという時に助けを求められる探索者がいたほうがいい、というのが水鏡さんの意見のようだ。

 

「なるほど。……まあ、ここは私も賛成しておこうか。雪姫君の配信にとってプラスが大きそうだからね。ただ、くれぐれも私たちの秘密がバレないよう注意してほしい」

 

「ああ、わかってる」

 

 全員の了承が取れた。あとはヒバナの返事待ちだな。

 

「ちなみに月音、ヒバナについて何か知っていることはないか?」

 

「ん~……表面的なところだと勢いのある新人配信者って感じだよね。わりと最近デビューした子なんだけど、もう登録者は三十万人超えてるし」

 

「ああ、さっきチャンネル見に行ったから知ってる。俺が言うのもなんだけど、相当人気だよな」

 

「探索者としてのランクはE。白竜の牙に所属してるけど、お兄ちゃんと同じく準構成員。配信はソロ配信が多いかな。Twisterとかは子どもだからって理由で親が管理してるみたい」

 

「それがいいだろうな……配信者のDМ欄は子どもに見せていいもんじゃないし……」

 

「わ、わあーお兄ちゃんの目からハイライトが消えた……あ、そういえば昔ばなちゃんって切り抜き動画でバズッたんだよね。勧善懲悪っぽい感じの」

 

「勧善懲悪?」

 

 初耳な話だ。悪い相手をこらしめたとかそういう逸話があるんだろうか。

 月音は頷いた。

 

「デビューしてわりとすぐに、マナーの悪い探索者パーティを注意したんだよ。それで逆ギレした相手に一対一の勝負を吹っかけられて、相手を文字通りぶっ飛ばしたの。その動画がバズッて一気に人気に火が付いたって感じ」

 

 何となくイメージが湧かないでもない。

 そういえばダッシュイーターを育てた連中に対しても腹を立てるような顔をしてたな。財布を拾ったことのお礼を頑なにしようとしたり、相当まっすぐな性格をしているんだろう。

 

「可愛くて強くてかっこいい! お兄ちゃんとはタイプ違うけど相性いいと思うんだよね~! お兄ちゃんと一緒にボス戦するところとか見たすぎるよ!」

 

 うきうきしながら言う月音。こいつ完全に視聴者目線で楽しんでる……!

 

「今ヒバナ君のチャンネルを見てきたが、配信頻度にかなりムラがあるね」

 

 スマホを見ながら茜がそんなことを言う。

 

「そういえば最近は配信頻度が高めかも? 何か企画の準備をしてるみたいなんだけど、その内容はまだ秘密みたいなんだよね」

 

「それもあるが、少し前までまったく配信をしなかった時期があるようだ」

 

「そういえばそんな時期もあったような……学校が忙しかったとかなのかなあ」

 

 月音が首を傾げる。

 月音が知らないのに残り三人が知っているわけもなく、結局ヒバナの配信頻度についての謎は気にしないことになった。

 

 

 

 

 翌日、TwisterのDМにヒバナからの連絡が届いた。

 横浜中華街ダンジョンをクリアするまでの臨時パーティの誘いを受けてくれるようだ。

 コラボ配信の日を決めてTwisterで告知をすると、万単位で拡散された。

 

 期待のされ方がすごい。

 やっぱりコラボって需要あるんだな……

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