ただポムニちゃんが狂っていくところを眺めていたいオリ主のお話   作:ポムニちゃん大好き俱楽部

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なんと気が付いたら評価バーが赤になっていました。

こんな作品ともいえないものにそんな大層なものをいただき、恐縮です。

これからも読んでくれる人たちのために楽しく書いていこうと考えています。

また、感想もしっかりと読ませていただいています。

これも自分の励みになりますので、これからもよろしくお願いします。


あ、今日はいつもより短めでお送りいたします。

それでは今回の話もお楽しみください


4話

 ここ(デジタルサーカス)に来てどれくらい経ったのだろうか。

 

 この世界は朝とか夜とかの時間があいまいで、厳密な時間はわからない。

 

 少なくとも一か月は経ったと思う。

 

 

 一か月……そう一か月だ。

 

 あれからすぐに来る、すぐに来ると考えていたが、それももうすぐで我慢の限界を迎えそうだ。

 

 ポムニちゃんの苦しそうな、狂いそうな、壊れたような顔が、動きが、感情が見たいだけなのに、彼女は一向に来る気配がない。

 

 どれくらいの周期で来るのかみんなに聞こうかと考えたが、なぜかみんなは腫物を触るかのように俺のことを避けていく。

 

 原因はわかるが、ここまで避けることではないはずだ。

 

 いったいどこで間違えたのかわからない。考えたところで正解に近づくことができない。

 

 それが俺をイラつかせる。

 

 俺は思わず近くにある蛍光黄緑色のごみ箱を蹴り上げる。

 

 

 ──っと、そんなことをしても意味がない、クールに、冷静になるんだ……。

 

 

 よし、落ち着いた。

 

 危ない危ない、このまま心を乱したままだったらバグるところだった。

 

 あー、そうだそうだ。

 

 そういえば一か月前のあの日、ケインから色々聞いておいたのだ。

 

 

 1つは部屋の家具の増やし方。

 これはケインに言えばなんでも……とは言えないが、常識の範囲内でなら持ってきてくれると言っていた。

 そのため、俺はその日のうちに様々な家具や道具を部屋に入れてもらい、暇なときはそれらをいじって暇をつぶしている。

 

 そういえば、どこから持ってくるのかと聞いたら、ガン無視だったのでまぁ、言えないところからなのだろう。

 

 

 2つ目はバグる条件。

 これを聞いたときは、少し驚いたような顔をしたが、すぐに納得したような表情をし、条件について話し始めた。

 

 まぁ、この世界に来た時点で事前にいろいろなことを聞いてきた俺という存在、いわばイレギュラーだということを理解しているから、そんな顔をしたのだろう。

 

 で、結局条件とはなんだ、という話に戻るのだが、これに関しては収穫なし。

 ケインにも詳しい条件はわかっていないとのこと。

 ただ、とんでもない強い衝撃をこの身に食らうか、すでにバグった存在に触れるか、そして、真実に近づこうとするとバグってしまうようだ。

 

 最後に関してはケインから、「君は、ここにいるみんなとは少し違うようだから、特別に教えておこう」と、言われた結果、教えてもらった情報だ。

 

 前の世界だといろんな人たちがこれに関して議論をしていたが、結局のところはわからずじまいだった。

 その答えが、監視AIであるケインから教えられるとは思ってなくて、思わず2回も聞いてしまった。

 

 で、本当ならばこれら以外にも聞きたいことがあったのだが、「これからやることがある」とかなんとか言って、目の前でパッと消えてしまった。

 

 それ以降ケインは、冒険以外にはあんまり顔を出さなくなってしまった。

 

 これにより、俺は完全に一人ぼっちになってしまった……というわけではない。

 

 実は俺もたまに気分転換で冒険に出ているのだ。

 

 まぁ俺が参加する冒険には誰もついて行きたがらないけど……。

 1回カフモに、一緒に冒険に行かないか?と言ったところ、悲鳴を上げて逃げられてしまったところをみんなに見られてしまったことから、全員警戒している……のかもしれない。

 

 俺的には1人で冒険も別に構わなかった。

 むしろ1人のほうが色々と探索することができるから、だれかと参加するのは控えたかったのだが、ケインは俺をテントの外で1人にするのが嫌なのか、すぐに対策を組んだ。

 

 それは、ケインの相棒的存在であるバブルを貸し出してくれたのだ。

 

 バブルは原作では特に解説も何もないキャラクターだが、話すと何となく気が紛れて楽になれるのだ。

 

 

 というわけで、俺はこの1か月間、部屋に引き籠ってはたまにバブルと冒険に出る、というのを繰り返していたのだが、ある日、悲劇が起きた。

 

 それは…………、

 

 

 

 

 

 クイニーがバグったのだ。

 

 実は、俺は知らなかったのだが、最近クイニーは冒険には出ずに部屋に籠ることが多かったのだという。

 

 最初は体調が悪いのではないかとみんなは思ったらしく、たまに様子を見て、あとは負担にならないようにと1人にしていたのだが、先ほど、クイニーと一番仲のいいキンガーが、様子を見にクイニーの部屋に入ったのだという。

 

 そしたらもうすでに、彼女はバグっていて、キンガーに襲い掛かったというわけだ。

 

 幸いというべきか、原作の修正力というべきか、近くに偶然ケインが通りがかったらしく、すぐさまクイニーだったものは地下室送り、キンガーは強い衝撃を受けたことで、少し体が崩れていたが、ケインの力によって元に戻れたのだとか。

 

 しかし、キンガーとカフモはこの出来事をきっかけにあまり部屋から出てくることがなくなってしまった。

 

 キンガーはまぁ当然といえば当然なのだが、カフモはおそらく目の前でこの世界に飲み込まれた者の末路を間近で見てしまい、焦っているのだろう。

 

 まぁ、周りはそんなことなんか知らずに、仲間の1人がなんの予兆もなく──実際はあったのだが──消えてしまったショックで出たがらなくなってしまったのだと思っているようだ。

 

 

 ちなみに俺はというと、いつも通りバブルと外へと冒険に出ていたので、帰ってきたときには既にことは終わった後だった。

 実際にバグっているというものを実際に見たかったなと後悔はしたが、わざわざ危ない橋を渡る必要もないな、と考え直し、部屋に戻った。

 

 それからというもの、少し離れた部屋から何かを壁に叩きつける音や削る音が、俺以外のみんなが冒険に行っている間、ずっと聞こえるようになった。

 

 何が原因か、と聞かれれば、まぁ十中八九カフモであろう。

 

 着々とカフモがバグる準備をしているのだろうと考えると、俺は思わず笑みを浮かべてしまう。

 

 

 

 ん?なぜかって?

 

 それは…………、

 

 

 

 

 

 

 

 もう少しで俺の愛しのポムニちゃんがここ(デジタルサーカス)にやってくるからさ!!




クイニー、脱落

本当はもっと詳しいところも書きたかったのですが、このままだといつ投稿されるのか分からなくなってしまうので、あっさりと書きました。

時間があったら書こうとは思っていますが、後々アンケートを出して、皆さんの反応を見ながら優先順位を考えていこうと考えています。


さて、今日も最後までお読みくださりありがとうございます。

前書きにも書いた通り、皆さんのおかげで評価バーが赤くなりました!ありがとうございます!

これからも頑張っていこうと思っているので、お気に入り、評価、感想よろしくお願いします!

クイニーのバグる直前までのお話はいる?

  • いる
  • いらない
  • 任せる
  • クイニーだけじゃなくてほかのキャラも!
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