うp主の妄想による、息抜きサブストーリー   作:天元突破クローズエボルハザード

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ハジメ
SAO(ソードアートオンライン)という名の、デスゲームと化した仮想世界≪アインクラッド≫にて、ハジメとキリトは初のクエストに挑むことにした。
道中、他プレイヤーの裏切りにより、キリトが窮地に陥るものの、ハジメの助けもあって、間一髪で切り抜けた。
そして二人は、互いへの信頼を深め、先に進み続けるのであった。」
キリト
「ハジメ、ちょっと思ったことがあるんだが、いいか?」
ハジメ
「?何かあったっけ?」
キリト
「ハジメって未来予知も使えるんだよな?それで色々危機を察知してくれていたし……。」
ハジメ
「まぁね、これ結構役に立つんだよなぁ~。」
キリト
「もしそれをあの時使っていたら……コペルのことも助けられたんじゃないかって思ってさ……。」
ハジメ
「……。」(汗)
キリト
「あぁ、別に攻めているわけじゃないんだ。
ただ、もしかしたらできたんじゃないかって思っただけで……。」
ハジメ
「ま、まぁ!過去のことはさておき、今回はキリトの運命の出会いのお話だ!双剣3、どうぞ!」


双剣3:Shooting Starの赤ずきん~自分らしくあること~

キリト「出現モンスターはレベル6亜人型≪ルインコボルト・トルーパー≫等……。

信じられないな……初心者(ビギナー)が入っていいところじゃない。」

???「だが、事実だヨ。コボルトを狩り続ける赤ずきんちゃんの目撃者は多い。

いや……多すぎる。

オレッちが2週間前にガイドブックを渡したときは唯の素人だった。

恐らく、命を削って戦い続けてるんだろうサ。」

ハジメ「アルゴちゃんよぉ~、シャレにならねぇジョークじゃねぇか……。

それって、狂乱化(バーサー化)しているってことになるじゃんよ。」

 

現在俺達は、とある迷宮区に立ち寄っていた。

それと、アルゴと呼ばれた女の子は、キリトと同じベータテスターらしく、その時の知識を生かして情報屋として活動しているそうだ。

中々ちゃっかりしている子だ。商魂逞しいのは、元気のある証拠だ。

 

しかも、初心者の為に無料でガイドブックを配ったり、新聞の販売などもしているそうだ。

彼女の様な人物は、どんなピンチでも機転が利きそうで、最後まで生き残りそうなタイプだろう。

そう思う俺であった。

 

因みに、今回来たのは、アルゴからの交渉で、迷宮に入った女の子の安否を確認してほしい、とのことだった。

妙に優しいなと思ったが、理由は未踏破エリアのマッピングデータ狙いだった。

プロ意識高いねぇ……。まぁ、それでもトッププレイヤーの情報は買わなかったが。

 

キリト「それじゃ、行ってきますか。」

ハジメ「アルゴちゃん、そっちも変な男どもに引っ掛けられないようにな。

追い詰められた野郎は何しだすかわかんねぇから。」

アルゴ「アハハ、それこそダイジョーブだヨ!逃げ足には自信あるからナ!」

そんな軽口を言いながら、俺とキリトは迷宮奥へと進んでいった。

 

ハジメ「……思ったより長いな。これでもベータテストでは基本だったの?」

キリト「あぁ、迷宮なんて大体こんなもんだぞ?これから先、こういったのがめっちゃあるんだからな。」

ハジメ「うわぁ~面倒くさそう……。」

そろそろ迷宮の長さに辟易してきた、その時であった。

剣戟らしき音が聞こえてきたので、そちらへと向かった。

 

ハジメ「あれは……。」

アルゴの言っていた、赤ずきんちゃんが戦っていた。

その剣捌きはまるで流星の様だ。その速さもあってか、あっという間にモンスターを倒してしまった。

 

キリト「速い……!なんてソードスキルの完成度だ。」

しかし、まだ敵が残っているという状況であった。

???「……。」

なんと、赤ずきんちゃんがいきなりぶっ倒れてしまったのだ。これは拙い!

 

ハジメ「ッ!キリト!」

キリト「あぁ!」

俺達は即座に少女の前に出て、モンスター共を相手取ることにした。

 

キリト「倒れるまで戦い続けるとか……閃光のようなプレイヤーだな。」

ハジメ「言ってやるな。それよりキリト、俺は銃撃で責める。近距離は任せた。」

キリト「ハイハイッと……てか、なんでお前は普通に銃を持ち込めているんだよ。」

ハジメ「仕様の差、かな?俺、魔王だし。」

キリト「ソウデスネースゴイスゴイ。」

ハジメ「なんで棒読みにしたオイコラ。」

 

なんて軽口をたたき合いながら、サッと敵を片付けたのであった。

そして、一旦迷宮から出て、少女が目覚めるのを待つこと数時間。

暇だったので、指スマとかして遊んでいると、漸く少女が目を覚ました。

 

???「ん……。」

キリト「おはよう、フェンサーさん。」

ハジメ「どーも、体の方は大丈夫?」

こちらから声をかければ、少女はこちらに気づき、立ち上がろうとしていた。

 

キリト「あんた、あんな戦い方してたら死ぬぞ。」

少女「……余計なことを。」

ハジメ「……は?」

この子は何を言い出しとるんだ?あのままだと死んでいたぞ?

 

少女「……どうせみんな死ぬのよ。もう2000人も死んでるのに、最初のフロアすら突破されてない。

クリア不可能なのよ……!どこでどんなふうに死のうと……早いか……遅いかだけの違い。」

ハジメ「じゃあ自殺でも選べばよかったじゃねぇか。」

少女「ッ!」

少女がこちらをキッと睨む。まぁ、さっきのはキツい口調だったからな。だが、撤回するつもりはない。

 

ハジメ「どうせ死ぬなら、最後まで諦めないで、足掻いて足搔いて、必ず生き残ると信じ続けて見せろ。

それが嫌なら、マップデータでも置いて、はじまりの町に引き籠ったらどうだ?」

キリト「おい、ハジメ…!」

分かっている、これは俺の勝手なエゴだと。それでも、この子が生きていないとダメな気がする。

俺の為ではない。キリトの為に、必要な気がするんだ。だからここで立ち直ってもらわねば。

が、俺の願い虚しく、少女は苦々しい表情でマップをこちらに放り投げた。

 

少女「……なら持っていけば。それで目的は果たしたでしょ。それじゃ。」

そう言って彼女が立ち去ろうとしたその時。

キリト「待てよ、フェンサーさん。」

キリトが急に少女を引き留めたのだ。

 

キリト「あんたも基本的にゲームをクリアするために頑張ってるんだろ?迷宮で死ぬためじゃなく。」

少女「……。」

その問いに、彼女は答えなかった。だが、どこか思うところがあったようだ。

 

キリト「なら、会議には顔を出してみてもいいんじゃないか?」

少女「……会議。」

そう、今日の夕方、この近くにあるトールバーナという街でボス攻略会議が行わるらしい。

俺達も勿論、参加するつもりだったのだ。

その提案に少女は興味を持ったのか、少し迷う素振りを見せてから、無言で参加の意を示した。

そんなわけで、俺達は町に入ったのであった。

 

キリト「予定まで時間がある。少し腹ごしらえしようか。」

ハジメ「そうだな、腹が減っては何とやら、だな。」

そう言って俺達は黒パンを取り出した。少女もそれを取り出した。考えは同じか。

 

キリト「意外とうまいよな、それ。」

少女「……本気で言ってる?」

ハジメ「そのままだとそうだけどね。」

俺達には秘密兵器があるのだ。折角なので、少女にも分けてあげることにした。

その小瓶に指を当ててみると、指先に光が灯った。そしてコイツをバターのようにパンにつければ……!

 

少女「クリーム……?」

キリト「食べてみな。」

ハジメ「なんかキリトが言うと、料理人っぽいね。」

そんなことを言いながら、俺も自分のを一口。うん、甘い。

それを見た少女も、恐る恐る一口食べた。すると、その表情が一瞬パァッとなった。

 

ハジメ「生きてる意味、あったよね?」

少女「!……。」

俺の問いに恥ずかしさを感じたのか、少女は慌てて顔をそらした。

因みにこれ、前の村で受けた〈逆襲の雌牛〉というクエストで手に入れたものだ。

今回も幸運を引き寄せてやったぜ!

 

少女「……私は、美味しいものを食べる為だけにここに来た訳じゃないから。」

キリト「……それじゃあ何のため?」

少女「……私が私でいるため。

最初の街の部屋に閉じこもって、ゆっくり腐って行く位なら、最後の瞬間まで自分のままでいたい。

たとえ怪物に負けて…死んでも…この世界には負けたくない。どうしても…!」

……なんだ、最初から決まっているじゃねぇか。生きるための覚悟。

 

ハジメ「……それだけ信じ続けてれば、きっと生き残れるさ。」

少女「!……。」

ハジメ「あぁ、そういえば名前がまだだったな。俺はハジメ、こっちはキリトだ。」

少女「……そう。」

……流石に名前は教えてくれないか。

 

少女「……そろそろ3時。場所、広場よね?先に行くわ。」

キリト「まだ時間あるだろ。」

少女「時間ギリギリは落ち着かないの。」

律儀だねぇ……そう思っていると、少女はこちらを一瞥し、ボソッと呟いた。

 

少女「……アスナ。

その声は小さかったが、確かな勇気を感じた。ふぅ、後は檻を見て交流を深めてみるか。

アルゴ「妙な女だよナ。」

キリト「!」

アルゴちゃん、いつの間に……。

 

アルゴ「すぐにでも死にそうなのに死なナイ。

どう見てもネトゲ素人なのに、技は恐ろしく切れル。何者なのか知りたくないカイ?」

ハジメ「遠慮しておく、どうせ金とられるし。」

アルゴ「安くしとくヨ、500コル。」

ハジメ「いや、個人情報なんだし、安くてもせめてその20倍は取ろうよ。」

キリト「ツッコミどころはそこかよ。」

俺だったら、更に値段は吊り上げるな。まぁ、でも情報内容にもよるか。

 

アルゴ「そんな紳士二人に交渉があるヨ。」

キリト「また代理交渉か。今回はいくらだ?」

アルゴ「2万9800コルまで引き上げるソーダ。」

ふむ……折角だしそろそろ予備用の剣を出してみるか。

 

ハジメ「まぁ、アルゴちゃんガイドブック頒布で頑張っているし、この前のサワークリームのお礼にもう一本、アルゴちゃん用にオマケしとくよ。」

アルゴ「おォ!サンキュー、ハッちゃん!」

ハッちゃんって……俺はタコの魚人か。

 

キリト「いいのか?」

ハジメ「どうせ後半からはただの棒きれになるんだ。売れる時に売っとく、それが商人ってもんさ。」

商品は鮮度が大事だからな。それに、俺の売る奴は、なんの強化もしてないすっぴん版だ。

向こうは強化費用で財布がかさむことも計算に入れているのかねぇ?まぁ、アルゴには関係なさそうだけど。

 

アルゴ「あぁ、それと装備は変えた方がいいヨ。団体行動は足並み揃えるもんダ。」

成程、一理あるな。早速キリトを連れて、序盤装備に切り替えることにしたのであった。

元テスターの中では"情報"という強みを持っているからか、アルゴには信用がある。

とまぁ、ちょうど装備を切り替えたところで3時の鐘が鳴った。さて、行きますか。

 


 

???「じゃあ!そろそろ始めさせてもらいまーす!今日は俺の呼びかけに応じてくれてありがとう!

俺の名前はディアベル!職業は気持ち的にナイトをやってます!」

先に着いていたアスナの近くの席に座って待つこと数分、広場にてようやく会議が始まった。

最初の叫び声の主は、青髪に長身の全身金属防具の片手剣使いだった。

彼のジョークに、広場がどっと沸き、笑い声に包まれる。

 

因みに、SAOには職業設定自体は存在しない。

例外として、生産系スキルをメインにしている人物に限り「鍛冶屋」や「料理人」等、職業名で呼ばれることもあるそうだ。

まぁ、話のネタにするにはちょうどよさそうな小ネタではあるが。

ディアベルが手を挙げ、そうした笑い声を鎮めると、表情を引き締めた。

 

ディアベル「……さて、今日皆に集まってもらった理由は言わずもがなだけど……

今日、俺たちのパーティがあの塔の最上階でボスの部屋を見つけた。」

その言葉に一同は騒然となった。まぁ、それもそうか。

最近になってようやく最上階までの階段が発見されたってところらしいし。

 

ディアベル「俺たちはボスを倒し、第二層に到達して、このゲームがクリアできるということを始まりの街で待っているみんなに伝えなくちゃならない!

そうだろう!?みんな!」

そう言うと、どっと周りから拍手が口笛も添えて送られた。ふむ、リーダーシップは確かにあるが……。

何故だろう、彼に死亡フラグが見えてしまったのは気のせいだろうか?

 

???「ちょお待ってんか、ナイトはん。」

そんな声が会議場の上からしたのは、その時だった。

歓声がぴたりと止み、飛び出してきたのは、如何にもチンピラっぽいものの。小柄ながら結構がっしりした体系の男だった。

 

???「ワイはキバオウって言うもんや!ボスを攻略する前に言わせてもらいたいことがある!」

……頭部が特徴的すぎて発言が全く入ってこねぇ。ドリアンやサボテンを彷彿とさせるからか?

そんなトゲトゲ頭の男は広場にいるプレイヤーを一瞥すると、こう続けた。

 

キバオウ「よく聞け!こん中に!今まで死んで行った二千人に詫びを入れなあかん奴等がおるはずや!!」

……?何を言っとるんだコイツは?

ディアベル「キバオウさん、君の言う奴らとはつまり……元βテスターの人たちのこと、かな?」

腕組みしたディアベルが、今までで最も厳しい表情を浮かべて確認した。

キバオウは、そんなディアベルを一瞥すると続けた。

 

キバオウ「その通りや!

β上がりどもは、こんクソゲームが始まったその日にビギナーを見捨てて消えよった。

奴らはウマい狩場やボロいクエスト独り占めして、ジブンらだけぽんぽん強うなって、その後もずーっと知らんぷりや……

こん中にもおるはずやで、β上がりの奴らが。

そいつらに土下座さして、貯め込んだ金やアイテムを吐き出してもらわな、パーティーメンバーとして命は預けれんし預かれん!」

 

……何を言うかと思えば、コイツは阿保か何かか?

ガイドブックの制作者がベータテスターとは知らないとはいえ、その発言を今ここでするか?

そもそも、貴様がアルゴを通じてアニールブレードを買い取ろうとしていたことは既に検索済みだぞ?

全く……キリトを落ち着かせるように肩に手を置き、文句を言うために立とうとしたその時。

 

???「発言いいか?」

キバオウ「な…なんや…?」

渋めのバリトンボイスが、広場に響き渡った。

声の方向を見てみると、広場の左側の方から立ち上がるシルエットがあった。

大柄の体系に肌はチョコレート色でスキンヘッド、身長も190はありそうな大男がいた。

彼は、広場の中央にまで躍り出ると、俺達に向かって軽く頭を下げ、キバオウの方へ向き直った。

 

???「俺の名前はエギルだ。

キバオウさん、アンタの言いたい事はつまり、元βテスター達が面倒を見なかったから、ビギナーが沢山死んだ。

その責任を取って、謝罪・賠償しろ、ということだな?」

威圧的な風貌のエギルに気圧されて、半歩ほど下がりかけるもすぐに持ち直したキバオウは、エギルを睨みつけ、叫んだ。

 

キバオウ「そ……そうや!」

エギル「……アンタはそう言うが、金やアイテムはともかく、情報はあったと思うぞ。」

キバオウの叫びにも、エギルは臆することもなく、腰に付けたポーチからある本を取り出す。

それは、この場にいる全員がよく見かけたもの――

現在の前線プレイヤーの攻略を支える必須級の指南書のようなものだ。

 

βテスト時点での各種マップやモンスターの行動、有力なクエストの攻略情報、果ては街の美味しい料理屋の情報と、とても無料配布されているクオリティのものではない。

たった一か月の間にβテスターでもないプレイヤーがそこまでの情報を入手することなど不可能だ。

そして製作者は勿論、情報と言えばこの人でおなじみ――"鼠のアルゴ"だ。

 

エギル「このガイドブック、アンタも貰っただろ?道具屋で無料配布されてるからな。」

キバオウ「もろたで?それが何や!」

エギル「これを配布していたのは元βテスター達だ」

キバオウ「っ…!」

その事実に、広場は再度揺れた。

 

ぽつぽつと「マジかよ」という反応も聞こえてくることから、大分キバオウの空気に飲まれてしまっていたようだ。

全く……無駄な時間を取らせるなよ。

エギルはそんな反応を見ると、広場にいる皆の方はと振り返り、よく通るバリトンボイスを響かせた。

 

エギル「いいか?情報は誰にでも手に入れられたんだ。にも関わらず沢山のプレイヤーが死んだ。

……だが今は、その責任を追及している場合じゃないだろ。

その失敗を踏まえて、生きている俺たちは、これからどのボスにどうやって挑めばいいのか?

その辺が論議されると俺は思っていたんだがな。」

エギルがそう言うと、キバオウも黙り込んだ。

 

ディアベル「キバオウさん、君の言うことは理解できる。でも今は、前を見るべきだ……!

元ベータテスターの協力はボスの攻略に必要なんだからな。」

キバオウ「……チィッ、ここはあんさんに従うといたるわ。」

はぁ、漸く引き下がったか。……ディアベルも一応ベータテスターなんだけどな。

 

ディアベル「それじゃあ、再開するよ。」

そこからようやく会議が進んでいった。まずはボス情報から。

フロアボスの部屋は各層にある迷宮区と言う場所の再奥にあり、プレイヤーの到達を待っている。

そこで、この第一層のフロアボスというのが≪イルファング・ザ・コボルトロード≫と言う名のボスらしい。

……やけに長ったらしい名前だなオイ。もうちょいネームに気合入れろや。

 

武器は斧とバックラー、そしてHPが減少し、曲刀のタルワールに変更してくるらしい。

しかし、実はその情報には少し誤りがある。流石の茅場でも、地球の本棚には封印を施せなかったようだ。

その証拠に、全ボスのデータに加え、茅場の正体についても俺は知ってしまった。

尤も、この事実を晒す気は毛頭ない。

 

もしこの情報が洩れれば、茅場による全データの書き換え、最悪の場合そのままぶつ切りして、プレイヤーを皆殺しにすることだって可能なのだ。

出来る限り、最悪の状況になりうる要素は外しておきたい。

とはいえ、この情報は大きな手だ。アルゴを通じてボス攻略本でも配布してみるのもありか。

 

……話を戻すが、≪イルファング・ザ・コボルトロード≫は戦闘終盤には野太刀に変えてくる。

曲刀と刀では恐らく、このゲームの攻撃システムの一つ、ソードスキルの性質が変わる筈だ。

ならば各プレイヤーごとの防御ラインを見直す必要がある筈だが、ここでいう訳にもいかない。

 

ディアベル「よし、これを踏まえてレイドの構成をしよう!まずは自由にパーティーを組んでくれ!

出来れば、6人くらいが望ましい!」

ディアベルがそう呼びかけると、即座に皆パーティーを組んでいった。

あぶれたのは、俺とキリトと……アスナだけだった。

 

ハジメ「……組むか、暫定パーティー。」

キリト「そ、そうだな……。」

アスナ「……わかった。」

そんなわけで、俺達は暫定パーティーを結成したのだった。

 

ディアベル「おや?君達は3人のパーティーかな?」

ハジメ「おう!言っとくが、実力は確かだぜ?」

ディアベル「それは頼もしい。君達には是非とも、取り巻きのコボルト潰しをサポートしてもらいたい。

いいかな?」

コイツ……ラストアタックボーナス狙いか?まぁ、別に構わんが。

 

ハジメ「了解した、大船に乗ったつもりで任せておけ。」

ディアベル「すまない、助かるよ。」

アスナが若干不機嫌そうだが……まぁ、これも人付き合いってことで。

最後にアイテム分配についての説明がされ、明後日の午前10時に出発する事に決めて、会議は終わった。

今晩はみんな、戦前の高揚か酒を飲み明かしていた。

 

俺達はって?アスナがスイッチやPOTローテといった用語を知らないので、勉強会という名の狩りに出たけど?

ドロップ品〈ウィンドフルーレ〉はアスナに譲った。キリトは片手剣使いだし、俺は何でもありだし。

街で+4まで強化してもらったので、雑魚相手なら苦戦することもないだろう。

 

因みに、誰かに見られるのが嫌なのか、アスナが一緒に泊まりたがらなかった。

まぁ、俺等の使用する宿屋に風呂があったのが幸いして、俺が別の宿で1日、キリトとアスナはその宿に泊まってもらうことで、その場は手打ちになったのであった。

そしてその翌日、遂に俺達はボス部屋への突入を開始するのであった。




ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

さて、漸く原作メインヒロインが登場しました。それとさりげなく、アルゴにも出演してもらいました。
作者としては、アルゴちゃんみたいなキャラは、なろう系で準レギュラーになりそうな雰囲気でした。
こっそりプログレッシブやRe:アインクラッドのネタも入れてありますが、感想やアンケート結果次第によっては、今後の投稿でも変更するつもりです。

さて、次回は漸く変身です!皆様、ご照覧あれ!

次回予告

ハジメ
「遂に始まった、第1階層のフロアボスレイド。
俺達3人は、ボスの取り巻きを倒すために、奮戦する。
しかしそんな中、情報とは違うボスの攻撃が、本体を襲う。
彼等を救うため、今ここに魔王が立ち上がる。
さぁ、刮目せよ!これが伝説の始まりだ!

次回 ソードアートオンラインfeatジオウ
双剣4"強者の宿命~お祝いください、我が変身!~~」

この先の物語は、何がいいですか?

  • SAO編の続き
  • 推しの子二次創作
  • ISギーツクロス
  • 次はFATEに行ってみようぜ!
  • このすばにぶっこんでみようや
  • ワンピいこうぜ
  • じゅじゅつだいじに
  • ジョジョにまかせろ
  • ブロリーMAD
  • ヒロアカがんばれ
  • ギアスつっこめ
  • あくまのがっこう
  • はめつのおうこくなんてなかった…
  • 超次元GOGO!
  • DIVE to OVERLOAD
  • 東方珍道中
  • ちょび髭の閣下レーン
  • 勇者ヨシヒコと魔王ハジメ
  • いいから本編だ☆
  • うp主め、好きにしろ
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