うp主の妄想による、息抜きサブストーリー 作:天元突破クローズエボルハザード
モノローグ的な奴なので、続き書いたり一つの作品としてリメイクしたい方は、ご自由にどうぞ!
自分はここが最高到達地点です……。
あ、それともしよろしければ現在絶賛投稿中の「Re.ありふれない錬成師で最高最善の魔王」のアンケート第2弾も回答していただけると幸いです!
???「ばぶぅ……。」
……どうしてこうなったかって?察しろよ、転生なんだよ。
あぁ、自己紹介がまだだったからそりゃ分からないか。俺の名前は、エース。
別にツイステッドな夢の国出身でもなけりゃ、創世の神様でもないからな?火拳だ火拳、海賊王の息子の。
享年20歳のポートガス・D・エース。
ワンピースの世界では、主人公ルフィその他大勢に影響を与えた重要人物だ。
その過去が壮絶にもかかわらず、正義厨のマグマ犬のせいで死に様すらネタ扱いされる始末……。
折角ヤマトというタッパが大きい一人称僕の鬼娘のお嫁さん(?)がいるのに……
え?将来有望な艶絶くノ一(予定)のお玉はって?……まだ子供やろがい。
出来れば、ロジャーの世代あたりになって、コラソンやゼファー先生の家族とか助けたり、将来的になってしまうキャラを事前に救済したり、一味の過去関連人物の死亡フラグもへし折ったりできるのに……
まぁ、エースでもある程度なら救えるか。特にウタはルフィと協力して救わねば(使命感)。
未来の義妹の為なら、シャンクスだろうと殴れるさ!サボは……革命軍で元気してるか。
一応、白ひげの親父の船に乗った後でも、ジジイには電話かけよっと。
本当は、ダダンにもかけたいんだけどねぇ……。レイリーさんには絶対会っておこう。
取り敢えず、黒ひげはぶっ飛ばすか。中の人ネタで虚をつける技は……魔貫光殺砲しか思いつかねぇ。
他だとキン肉バスター……はダメそうだ。やったら黒ひげがデブすぎて、腰が死にそう。
それに、どちらにしろ近づかねぇとぶちのめせない技だしなぁ……。
まぁ、未来のことはさておき現状把握だ。というわけで、時間を少し飛ばします。
[5歳]
ガープ「お前の実の父親は、海賊王ゴール・D・ロジャーじゃ。」
エース「……うん。」
ジジイが俺の出生を明かした。もう知っている身なので今更感がある。
後、2年前から六式について教えてもらっているので、今では十分に使いこなせる。
ガープ「……もう少しリアクションとかせんか。」
エース「だって、顔も知らない親父よりも、育ててくれるじっちゃんとダダン達の方が重要だし。」
そう言うと、嬉しそうで難しそうな表情をした。何でだろ?
エース「ん?そういえば、母ちゃんは?どんな人?」
ガープ「ブロンド髪の美しい女じゃった、名はポートガス・D・ルージュ。
……残念じゃが、既に亡くなっておる。」
エース「殺された、じゃなくて?」
俺がそう指摘すると、ガープは苦しそうな表情をした。
ガープ「当時の海軍はその時期の妊婦らを尋問にかけ、海賊王の血を引くものを絶とうとした。
………問題なのは尋問の内容じゃ。
悪の血を絶やすという事を建前に、妊婦らに酷いストレスを与え吐かせようとした。
そのせいで流産する赤ん坊が沢山出てしまった。」
……天竜人って、後先考えられないアホばかりなんだな。
ガープ「じゃからお前の母親は20ヶ月以上の間、当時赤ん坊だったお前を隠しておった。
そして、お前を無事産んだ後、体が負担に耐えきれず死んだ。」
エース「……そっか。」
そういえばそうだったな……俺は嫁に絶対そんなことはさせないけどな!
エース「母ちゃんの墓の場所、今度教えて。自分で花供えに行くから。」
ガープ「!そうじゃな……。」
献花は……モルセラか、赤いカーネーションにしよう。
エース「後……。」
ガープ「?」
エース「俺、さっきの話聞いて海軍のことが少し嫌いになった。
無関係の人たちまで巻き込んでおいて、平然と正義掲げているなんて、海賊よりも卑怯だ。」
そこから一泊おいて、「でも、」と続ける。
エース「母ちゃんから託された俺を、育ててくれたじっちゃんだけは、違うって信じてる。」
ガープ「!」
エース「母ちゃんがじっちゃんに託したってことは、そういう奴等とは違うってことなんでしょ?
だから、俺はじっちゃんを信じるよ。だからさ、俺が孝行できるまで長生きしてよ?」
そう言うと、ガープは嬉しそうにして泣いていた。まぁ、本心だし別にいいか!
サボ「よっ!俺はサボっていうんだ。お前、よくここに来てるヤツだよな?」
エース「おっす!オラ、エース!よろしくな、サボ!」
グレイターミナルで、歯が欠けたブロンド髪の少年――サボと会った。
直ぐに意気投合して、将来の軍資金を協力して貯めた。後、覇気についてジジイから教わり始めた。
サボと一緒に山に入り動物を狩る。ダダンたち山賊に分け前をやる。ゴミ山で物を漁る。
暫くはそんな日々だった。……いや、ジジイの
ジャングルにサボと二人でおいてかれるわ、谷から突き落とされるわ、しまいには風船で海に飛ばしやがった。
なので、これからはジジイ呼びにした。拳骨食らった、めっちゃ痛かった。
[10歳]
エース「クソジジイ、俺とサボ以外にも虐待児増やすつもりか?」
ガープ「虐待とはなんじゃ!愛の鞭と言わんか!それにこの子は、わしの孫じゃ!」
……人って階段から落ちただけでも打ちどころ次第で死ぬんだぞ?せめて孫には優しくしてやれって。
ルフィ「おれはルフィ!海賊王になる男だ!!」
ガープ「まだ言うか、ルフィ!!お前は海兵になるんじゃ!!」
改めてみると、海賊王の息子を前にして、凄いこと言うなこの子。
……海軍の英雄相手に毎回言ってるし、今更か?
エース「ジジイ、邪魔。……俺はエース、10歳だからお前の兄貴に当たる。これからよろしくな。」
一先ずジジイをどけて、右手を差し出す。
すると、ルフィはパチパチとまばたきしてから理解したのかニカッと笑った。
ルフィ「おう!よろしくな!!」
そしてギュッと手を握り返す。かわいいな、こいつ。
まさかこんなチビが、将来の海賊王最有力候補だとは誰も思うまい。
ルフィ「えぇっ!?エースとサボも、じいちゃんにしごかれたのか!?」
エース「あぁ、お前も同じことをやらされたらしいな……気の毒に。」
サボ「改めて考えると、あのジジイおかしいよな。」
そしてジジイの頭おかしい特訓という名の虐待で、3人の仲が深まったのは言うまでもない。
ポルシェーミ?ルフィが来る前に、ボッコボコにしてジジイに突き出したが?
エース「なぁ、サボ、ルフィ。俺達、盃交わして兄弟にならねぇか?」
サボ「そりゃいいな、なんか俺達らしくて!」
ルフィ「やるやるー!やるぞー!」
そんな軽い感じで義兄弟になってから、毎日が楽しかった。
サボはゴア王国の貴族出身だが、いつも1人で自由になれなかった。
俺は海賊王の息子で、生きていることすら忌み嫌われた。
ルフィはこれから先、失ったり苦しくなることも多く、俺たち以上に過酷な人生になりそうだ。
そんな俺達が団結すれば、何があろうと怖くはない。そんな気がした。
あ、後秘密基地を作って独立したこともあったな。でっかい虎退治に謎の爺さんとの修業もあった。
他には六式と覇気の特訓を、ルフィとサボと共にやったな。時々、ダダン達にも肉以外に土産も買った。
ジジイにも死ぬほどしごかれた。でもおかげで、結構タフネスになった。
畑づくりや薬草集め、牛乳配達もやった。これも修行の一環になった。やっぱ修業は亀仙流だよな!
ブルージャムはどうしたのかって?奴が1人の所を、3人で奇襲しかけてフルボッコにしてジジイに突き出した。
懸賞金もたんまり貰った。流石に多かったので、ダダン一家やフーシャ村にもあげた。
後、センゴクさんとおつるさんの為に、胃薬とおかき、山菜も買ってあげた。
「いつも家のジジイが迷惑かけてすいません」と言ったらジジイから拳骨食らった。
まぁ、直後に2人から説教されてたが。
そして、ルフィからウタの話を聞き、エレジアの場所に見当をつける。
ジジイにも、もし近くによる予定があったら、ルフィの「会いたい」という伝言を伝えてくれと頼んだ。
最初は訝しんでいたが、「ひ孫が出来るかもよ?」と言ったらやる気になってくれた。
これで後一押し、俺は助言するだけだ。だからルフィ、必ずウタを迎えに行ってやってくれよ!
最後に、サボの進路だ。
実はこの前、グレイターミナルでドラゴンにばったり出会った。
革命軍についてはジジイが話していたので、元貴族で自由を求めてるサボを迎え入れてやってくれないかとお願いしてみた。
サボ自身も、広い世界を見て、それを伝える本を書きたい、真実を伝えたいと強い意志を示したので、無事に受け入れて貰えた。
尚、ルフィに遭わないようにしてたのか、迎えに来たのはドラゴンさんじゃなかったが。
そして、いよいよ出港の日。別れを惜しまれつつも、サボは革命軍の船に乗った。
旅立ちの記念に、俺達だけの印として、グレイターミナルで拾ったコンパスを送った。
裏には俺達のイニシャルが書かれている。これで離れていても、俺達は繋がっている。
ルフィ「サボ――!!がんばれよーーーー!!!」
エース「お前の出す本、ぜってぇ読むからな―――!!!」
サボ「おう!!お前等も夢、叶えろよ!待ってるからな―――!!!」
こうしてサボは、原作通り革命軍入りした。
[17歳]
遂に俺の出港の時だ。村の皆やダダン達からも別れを惜しまれつつも、俺は船を出した。
結局、俺は海賊になることにしたが後悔はない。
ジジイには「迷惑かけてごめん、でも俺が海軍に行ったら過激派と悶着ありそうだから海賊になることにした」とだけ伝えた。
ルフィ「エース!!俺も必ず追いつくからな――!!!」
エース「あぁ、高みで会おうぜルフィ!!幼馴染もちゃんと迎えに行ってやれよ!!」
俺達は拳を合わせ、旅立ちの儀を終えた。
そしてその後、色々あった。
サバイバルを経て、後の副船長デュースとシクシスで出会い、メラメラの実を食べ能力者となった後、炎で動く船ストライカーを完成させ、スペード海賊団を結成した。
道中で、情報屋スカルや元教師で航海士を務めるミハール、オオヤマネコのコタツ、紅一点?のバンシー、手長族の剣士ガンリュウ、魚人族のウォレスといった癖のある仲間も沢山増えて、時々クズな海軍将校や悪徳海賊もぶっ飛ばしていった。
結果、すっげぇ懸賞金になった。やっちゃったZE☆
その途中でエレジアにも立ち寄った。
ウタは最初、俺のことを疑わしそうに見ていたが、ルフィのことを話すと少し警戒心を解いてくれた。
それと、2人っきりの時、俺自身の本当の出生を話した。そしてこう言ってやった。
エース「お互いが生きている内だけだぞ、相手と言葉を交わせるのは。」
ウタ「!」
その言葉が響いたのかわからなかったが、ウタもウタで思うところがあったようだ。
まぁ、最終的になんとかするのはルフィの役目だしな。これ以上は野暮ってもんか。
その後、ウタウタの能力の練習や新曲制作に付き合ったり、配信の心得やメイク講座を開いたりして過ごし、最終日に赤髪の船長宛ての伝言兼
それと、ゴードンさんから聞いた真実を、ルフィへの手紙に搔い摘んで書き記して出しといた。
これでルフィも真実を理解して、ウタを連れ出しに行くだろう。配信のことも書いたし。
尚、郵便局に普通に出しに行ったら、デュース達に怒られた。そう言えば俺、海賊だった……。
あ、後双子岬でクロッカスさんにも会った。クソ親父のこともめっちゃ教えてくれた。
何だか、親戚のお爺ちゃんと接している感覚だった。クロッカス爺ちゃんって呼んだら、めっちゃ可愛がられた。
後、ラブーンには「大丈夫。うちの弟が、お前の仲間との約束を果たしてくれるさ。」とだけ、言っておいた。
因みに、バラティエでバイトもした。サンジの飯は上手かった。最終日に、オーナーゼフが味噌をくれた。
めっちゃ嬉しかったので、後日お歳暮に海王類の燻製をプレゼントした。
それと、俺の追っかけっぽい海兵ちゃんとの追いかけっこをしていくうちに、海軍の過激派と出くわした。
しかも、海兵ちゃんの両親を殺し、炎へのトラウマを植え付けた張本人だった。これは流石にブチギレた。
なので、遠慮なく滅多打ちにしてやった。相手は覇気使える?知ったことか!
ジジイだって言っていた、愛ある拳は全てを貫通すると!
俺にとって誇りでもあるジジイの正義を、身勝手な思想で穢したこいつだけは許せなかった。
でも、復讐の権利は海兵ちゃんに譲った。俺が手を下しちまったら、意味ねェもんな……。
後でジジイに連絡を入れ、メンタルケアをお願いした。後、過激派は俺が殺したことにしてもらった。
そして、海兵ちゃんに「お前は間違えるなよ、その愚直さだけは曲げんじゃねぇぞ」と言って、俺達は新世界へと向かったのであった。
後に、SWORD入りしてた海兵ちゃんにまた追っかけまわされることになるのは、別の話だ。
他はそうだな……シャボンディ諸島では、レイリーさんに会った。クソ親父の話もめっちゃ聞いた。
それと、ルフィのこと聞いたらとても嬉しそうだった。……本当に俺、父親はロジャーなのか?
実は、俺はルフィとすり替えられた双子の兄、ってパターンじゃないよな?
そして、覇気についてめっちゃしごかれた。死ぬほどキツかったけど、流桜のコツも教えて貰えた。
レイリー叔父さん呼びしたら、「父さんでもいいぞ?」と言われた。凄いなこの人。
後、この前、珍しい悪魔の実を見つけた。ウオウオの実、幻獣種―モデル:バハムートだ。
うちの船員は食いたがらなかったので、サボに選別としてあげた。まぁ、食べなくても資金源にはなるだろ。
最近はアイツも絶賛大活躍中の様だしな。後、ドラゴンさんにもお歳暮あげた。
最後に、魚人島にも行った。アラディンからは白ひげのことを聞きまくった。
海賊旗は燃やさなかったが、泥とか砂埃で汚れていたので、代わりに洗っておいた。
あ、ネプチューン王は良い人だった、クソ親父のことも色々聞かせてくれたし。
[18歳]
いよいよワノ国に着いた。九里ヶ浜に流れ着いた途端、食料を奪われてしまった。
が、案の定バカイドウのせいで皆行き倒れ寸前だった。なので、都と農園から食料攫えるだけ攫ってきてやった。
序に相撲取りをぶっ飛ばして、お城にいたバカ殿を燃やしてやった。
後で「やりすぎだ!」と怒られたけど、後悔も反省もなかった。だってあいつら、米を雑に炊いていたし。
なので、都中のご飯炊く場所で指導しまくってきた。後、和風料理も幾つか伝授してきた。
そして、とうとう本題の鬼ヶ島にやって来た。
俺は今、ここで嫁を手に入れる!乳とタッパのデカい、剛力美人な僕っ子鬼娘を!
親が原生生物最強?それがどうした!我、海賊王の倅ぞ!?いざとなったら、クソ親父の呪いをつけてやればいい!
エース「たのもー!」
デュース「律儀に挨拶すんな!」
道場破り宜しく、俺は叫んだ。デュースに止められようが、関係ねぇ!
エース「俺の名はエース!バカイドウをぶっ飛ばしに来た!雑魚に用はねぇ!とっとと道を開けやがれ!」
そう言って火拳をブッパした。勿論、敵にも気づかれたが、以前問題なし!超エキサイティング!
なんて、浮かれていた時だった。
エース「ッ!」
突如、頭上から金棒を振り下ろす、立派な角と和装の女がやって来た。来たか、
勿論素直に受けてやる義理はないので、武装色で固めた腕で防ぎ、勢いを利用して背負い投げする。
仲間達に、攫われた子供達を任せると、俺はヤマトと対峙する。
エース「いきなり金棒で殴り掛かってくるとはな……折角の美人が台無しだぜ?」
ヤマト「なっ、いきなり何を言うんだ君は!?」
あっ、やべっ。心の本音が漏れた。ここは……勢いで乗り切る!
エース「バカイドウは何処だ!後、お前は誰だ!俺はエース!さっきも名乗ったけど!」
ヤマト「ヤマトだ!父たちは遠征中だ!今この島には、幹部の一人もいない!」
エース「父だぁ?じゃあ、テメェはお留守番でもしてんのか!?」
ヤマト「ッ!別に僕にはこの島を守る義理はない!でも、これだけ暴れたらもう十分だろう!」
言い合いに発展しつつも、炎と金棒がぶつかり合う。この子、意外とっよぉい!
エース「なんでこんなに強いのに、海に出ねぇ!?」
ヤマト「出たくても出られない。君なんかに僕の気持ちがわかるはずないよ。」
エース「当たり前だ!俺達今日初めて会ったばっかだし、他人にもなれねぇんだぞ!」
ヤマト「……そういうことじゃないよ。」
あれ?急に温度差が……?
ヤマト「今ここに居続けるのも、海に出られないのも、全部アイツが悪いんだ。あのクソ親父が!
全部、あんな奴が親だったせいで」
エース「下手な言い訳してんじゃねぇぞ!それなら俺だってクソ親父が海賊王だったせいで、苦労したわ!」
ヤマト「えぇっ!?かっ、海賊王の!?」
驚いているヤマトをよそに、俺は更に続ける。
エース「ヤマト!この世に生まれた以上、俺達に親は選べねぇぞ!」
ヤマト「ッ!煩い!そんなの分かってる!」
エース「じゃあ、何でテメェはバカイドウなんかに屈してんだ!」
ヤマト「何ぃ!?」
そうだ、お前はここで燻っていていい奴じゃあない。
エース「俺も一人の人間としての親父をクソだと思った!だから、俺は俺として生きている!
そこに野郎の意志なんざどこにもねぇ!
だって、心まで繋がれちまったら、いつまでたっても自由になれねぇだろうが!
手錠はともかく、親父を嫌ってんなら、猶更だろうが!」
ヤマト「ッ!!!」
もっとだ、更にお前の気持ちを引き出して見せろ。
エース「お前は何のために生きている!?クソみてぇな親父の為か!?それとも憂さ晴らしの為か!?
違ぇだろ!全部、自分自身の為の力だろ!本当にしたいことがあるなら、全力で足掻いて見せろ!!
心の奥底に眠ってる、テメェの魂の叫びを響かせてみろ!!」
ヤマト「ッ!らぁぁぁぁ!!!」
俺がそういうと、ヤマトは目を見開き、カイドウ像に向けて金棒を振り下ろした。
結果、カイドウ像が首からぽっきり言って頭部が落っこちた。
ヤマト「認めるよ。僕は、自分で自分を縛っていた。憧れは止められない。でも、僕は不自由だった。
爆発する手錠……カイドウの息子……閉ざされた夢……
このくそみたいな島で終わるんだって、しょうがないんだって、全部父のせいなんだって、自分に言い聞かせて……だけど目が覚めた。」
そうだ、聞かせてくれ。お前の心の叫びを。
ヤマト「僕だって……海に出て冒険してみたい!!おでんのように自由に生きてみたいよ!!
海に……海に……こんな島から出てぼくは自由に生きてみたい!!!」
エース「……じゃあ、こいつはその一歩だな!!」
そう言うと、俺はカイドウの像目掛けて火拳をぶちかました。勿論、カイドウ像の頬が陥没した。
ヤマト「!」
エース「ヤマト!この像、どっちがよりぶっ壊せるか競争だ!」
ヤマト「!あぁ、望むところだ!!」
すると、ヤマトも触発されたようで、上から金棒を振り下ろしてカイドウ像を陥没させた。
エース「まだまだぁ!俺の方がもっと強ぇぞ!!」
ヤマト「いいや、僕の方がもっともっと強いよ!!」
そうして気が付けば、月が空に顔を出しており、カイドウ像もほぼ原形を留めていなかった。
ヤマト「ふふっ、まさか父を殺しに来た奴とこんな事になるなんてな……。」
エース「ハハハ、だから自由な人生ってのは面白ぇんだ!」
疲れ切った俺達は、酒盛りに興じていた。序に、ここまでのことも肴にすることにした。
エース「それでよ!3人で秘密基地作って逃げてたってわけよ!あの時は楽しかったなぁ~!」
ヤマト「あはは!面白いね、君の兄弟!」
エース「そうだろ!?サボは今、革命軍で大活躍しているんだ!次に会う時が楽しくて仕方がねぇ!」
ヤマト「ねーねー、外の世界は今どうなっているの!?最近出てきた凄い奴とかは!?」
エース「そうだな……キャベンディッシュに南のキッド、北のローや西のベッジ、有力候補はこの位か。
でも、俺の弟に比べたら、どうって事ねぇな!数年後に出港するあいつは、この海で一番自由な男になる!」
ヤマト「キミの話、何回弟が出てくるんだ?」
エース「そりゃあ自慢の弟だしな!夢の話の時だって、あいつなんて言ったと思う!?」
サボ「おれ達は必ず海へ出よう!この国を飛び出して自由になろう!
広い世界を見ておれはそれを伝える本を書きたい!航海の勉強なら何の苦でもないんだ!
もっと強くなって海賊になろう!」
エース「そうだな、俺は海賊として勝ちまくって、最高の名声を手に入れる!それが、おれの生きた証になる!
世界中の奴らがおれの存在を認めなくても、どれ程嫌われても、大海賊になって見返してやんのさ!」
ロジャー「莫大な財宝が噂される最後の島に政府が"行くな"つってんだ!お宝の噂も真実味が増す。
辿り着けば名実共におれ達は世界一の海賊団だ!」
光月おでん「世界一……」
ルフィ「にししし!そうか!よーし!」
ロジャー「そうさ!そしたら、」
ルフィ「おれはなァ……!」
ロジャー「おれはよォ……!」
白ひげ「何言ってやがるロジャー!ガキでもあるめェし!」
サボ「アッハハハ!面白ェなルフィは!俺、お前の未来が楽しみだ!」
エース「あぁ、全くだな!そうなると、海賊王になるって言ってたのも、分かる気がするな!」
ルフィ「なーはっはっはっは!」
エース「懐かしいな……あ、言っとくけど、流石のお前でも弟の夢の果てを笑う事、は……。」
ヤマト(それは、おでんが度肝を抜かれた、海賊王の言葉だ。)「……ぼくは、笑わないよ。」ポロポロ
エース「……そうか。」
きっと、あのクソ親父のことを思い出してんだろうな。
ヤマト「光月おでんの日誌の中に、それと同じ事を言った偉大な男がいるんだ!笑うわけがない!凄いよ君の弟!」
エース「偉大な男、ねぇ……俺のクソ親父辺りか?」
ヤマト「あっ、ごめん……。」
エース「謝るなよ、気にしてねぇって。確かにあいつは冒険家としては凄いって思えるが、父親としてはなぁ……
まぁ、レイリーさんもルフィが一番似ているって言ってたけどよ。」
そう言うと、ヤマトは更に目を輝かせた。
ヤマト「レイリーって……副船長の!?」
エース「あぁ、新世界に来る前にシャボンディ諸島でな。後は船医のクロッカス爺さん位か。
あ!後は赤髪の船長にも会いに行くつもりだ!あの人も乗ってたって聞いたし。」
ヤマト「赤髪?……あぁ、赤太郎か!」
そっちで覚えているのか。
エース「なぁ、ヤマト。お前はさっき、おでんになるって言ってたよな?」
ヤマト「あぁ、それが僕の夢さ!」
エース「じゃあ、おでんになったら何するんだよ?」
ヤマト「えっ……それは、牛ゴリラを倒して、ワノ国を開国することに決まっているじゃないか!」
エース「その先は?」
ヤマト「その先って……。」
エース「ヤマト、俺は別におでんに対する憧れは持っていてもいいと思う。でも、お前はお前だ。
おでんにはなれない。」
ヤマト「なっ、どういうこと!?」
エース「だって、おでんが出来なかったことをやっちまったら、そいつはもうおでんじゃねぇだろ。
そいつはもう、おでんを超えている。」
ヤマト「おでんを、超える……?」
エース「あぁ、弟は海賊王になるって言った。でも、あのクソ親父のようになるとは言ってない。
赤髪の船長の様な海賊になりたいとも言ってた。でも、あいつは赤髪の船長にはなれない。ルフィはルフィだ。
自分以外の何物でもないなら、他人を超えていくべきだろ?」
ヤマト「!それは……。」
エース「もし……お前がおでんを超える侍になるっていうなら、俺の船に乗れ。」
ヤマト「えっ、いいの!?」
エース「別に良いさ、それに手錠を外す方法もレイリーさんから叩き込まれたしな。」
あの特訓は地獄だった……まぁ、おかげでここに来るまでには習得できたけれども。
ヤマト「で、出来るの……!?」
エース「あぁ、でもその前にやっておくことがいくつかあってな。手を貸してくれ。」
ヤマト「勿論!こんなところから抜け出せるなら、何でもするよ!」
エース「よし!じゃあまずは……」
そうして、作戦を開始した。
エース「ホラホラ!どうしたウスノロ共!こっちだこっち!」
『待ちやがれ~!』
翌日、百獣の雑魚共を引き付けつつ、ストライカーで海上を走っていた。目指すは、船着き場だ。
エース「"火拳"!!」
そして正面に回った俺は、再び上陸して雑魚共を蹴散らしながら、正面玄関に火をつけた。
無事な奴等は火消しに立て直しと大忙しで、とてもこちらを追いかける余裕はなくなってきた。今が好機か!
エース「ヤマト、手錠を!」
ヤマト「うん!」
雑魚を蹴散らしてやって来たヤマトと合流し、武装色の覇気"流桜"を試す。
エース「スゥ……ッらぁッ!!!」グシャッ!!
ヤマト「!はずれた!!」
エース「逃げろぉぉぉ!!!」ブンッ!
一瞬の内に手錠をぶっ壊し、フロアに向けてぶん投げた。同時に、ヤマトを抱えてストライカーに飛び乗った。
そして、ストライカーを全速力で発進させた瞬間だった。
ドガァァァンッ!!!
エース「あっっちぃぃぃ!!!」
ヤマト「畜生、あの牛ゴリラ~~~!!」
こっちにも火の粉が降りかかってくるほどの衝撃だった。
が、おかげで勢いがついたストライカーは鬼ヶ島をあっという間に引き離した。
エース「ふぅ……なんとか、ギリギリで脱出で来たな。」
ヤマト「あっははは!ざまぁみろ、牛ゴリラ!!僕はもう、自由だぁ~~~!!」
エース「おわわっ、おいヤマト!しっかりつかまってろ!落ちたら溺れて死ぬぞ!」
ヤマト「ご、ごめん!」
こうして俺は、カイドウを出し抜き、鬼姫ヤマトをクルーに入れたのであった。
後、ヤマトはビブルカードの作り方を知っているらしいので、また一つ収入源が増えた。
そして、編笠村で笠の作り方を教わり、数週間ほど滞在してお玉と仲良くなって、いずれ妖艶なくノ一になったら、俺の船に乗ることを約束した後、ワノ国を旅立った。
序に、俺の弟がワノ国を、皆が腹いっぱいメシを食える国に変えると残しておいた。
そして最後に、赤髪海賊団との邂逅。
最初は警戒心Maxだったけど、ルフィの話題でそんな空気も晴れ、宴になった。
後、俺が海賊王の息子だと言ったら、シャンクスがめっちゃ驚いていた。そう言えばおめー、クルーだったな。
小さい頃から船に乗っていたらしく、それはもうクソ親父の冒険譚について話していた。
宴もたけなわとなったところで、いよいよ本命のウタの話題に入った。
切り出された当初は、向こうも困惑していたが、ウタからの贈り物のである音貝を聞いた結果、全員揃ってウタワールド行きになってしまった。
まぁ、一応伝言の内容も書置きにして残したし……大丈夫だよな?
念の為、ウタの配信チャンネルのことも書いといた。後日、めっちゃ投げ銭が送られていたのを確認した。
贖罪のつもりかもしれないが、ご利用は計画的にな……?
それと、ヤマトの件についても話した。尊敬する人を殺した奴の娘だと知っても、向こうは気にしなかった。
親の罪まで子供に求めるつもりはないと言ってくれた。やっぱり良い人たちなんだよなぁ。
そしてヤマトの持っていたおでんの航海日誌で盛り上がっていたところに、シャンクスが爆弾発言をした。
シャンクス「それにしても、エースも隅に置けないなぁ~。こ~んな、可愛い嫁さん掻っ攫ってきて~。」
ベックマン「お頭……すまんな、悪酔いしちまったみたいだ。」
エース「あはは……ヤマトは侍になるつもりなので、結婚するのは「いいよ。」……へ?」
一瞬、時が止まった。そして、全員が事情を察した。
ヤマト「エースとなら、僕……お嫁さんになっても良い、よ?」///
エース「……こ、こちらこそ?」
こうして、俺とヤマトは夫婦?になった。何故だろう、能力を使ってないのに顔が熱い。ヤマトも顔が赤い。
そして、クルーや赤髪海賊団からは盛大な祝福という名のからかいが待っていた。
エース「息子として、認知してもらいに来ました!」
ジンベエ「……開口一番にそんなこと言い出したのは、お主が初めてじゃわい。」
とうとうここまで来てしまった……俺の人生のターニングポイントに!
後、傘下に入るから仲間の安全&ヤマトを侍にする手伝いを確約してもらいに来た。
エース「あ、ネプチューンのおっさんめっちゃ元気だっだぞ。後、アラディンさんも。」
ジンベエ「マイペースかお主は!たとえ友好的だったとしても、そう簡単には会わせられん!!」
が、案の定戦闘になった。ナズェダ……。結局、5日もの死闘を繰り広げ、なんとか倒した。
今度、魚人空手も教えてもらおっと。いや、サボ経由でコアラのこと伝えればワンチャン……!?
白ひげ「俺に用があるってのは、どいつだ?望み通り、俺が相手してやろう………!!」
エース「父ちゃん……!!」
フラフラになりながらも、目の前の大男から目を離さない。
こいつこそ、後の親父である白ひげこと、エドワード・ニューゲートだ。
エース「俺の事…認知、して……。」
が、先程までの疲労がたたったせいか、それだけ言うのがやっとだった。その後は記憶がなかった。
なにせ、睡眠も食事も抜いていた上に、結構な出血量だったのもあってボロボロだったしな。
デュース「アイツを、エースを信用できるようになるまでは……俺たちを担保としてあんたらに預ける。」
自他ともにスペードのブレーンを担ってきた副船長デュースの回答に、他のクルー達も一斉に頷いた。
倒れたエースを心配そうに介抱するヤマトを庇いながらも、相手の視線から誰も目を背けなかった。
白ひげ「それで?そこで寝てる船長と女を逃がそうって腹積もりか。」
デュース「いや、2人と俺達が担保だ。」
白ひげ「ほう?」
その言葉を聞いた白ひげが自身の顎を撫でる。
面白い余興を前にしたように、こちらを見下ろすその仕草一つが、緊迫した状況を作り出していた。
ヤマト「うぷっ!?」
『!?』
しかし、そんな緊張した空気は別の意味で広がった。その理由は……
白ひげ「てめぇ、カイドウとこのガキか?しかも、身籠ってやがるとはな……。」
ヤマト「え……えっ!?」
そう、ヤマトの懐妊だ。
船医であるマルコが確認した結果、先程のつわりに加え、体の動かしにくさからそう診断された。
『ええぇ―――ッ!?!?!?』
ヤマト「そっか……この中に、僕とエースの……。」
その知らせに驚愕するデュース達をよそに、嬉しそうにお腹を撫でるヤマト。
一方、まさか他の四皇の娘を連れてきた上に妊娠させて、しまいには自分達に下ると来たのだ。
何か裏があるのでは?と、勘繰っていた。
マルコ「それで?結局テメェ等の目的は何だよい。」
デュース「うちの船長は、アンタに息子として認めてもらう為にここに来た。
出来れば俺ら全員でそちらに入りたいが、最低限の目標は船長とヤマトの姐さんだ。」
白ひげ「なにかぁ?遥々俺の息子になりたいっつーガキを、世話してこんなところまできたってぇのか。」
少し興味がわいたのか、白ひげがそう聞くと、デュース達は遠い目をしながら話した。
デュース「……完全には否定できない。」
スカル「正直、一番手のかかるガキだった。」
ミハール「ヤマトが入ってからは、更に喧しくなったよな。特に夜中。」
コタツ「ナァ~ウ。」
まるで手のかかる赤ん坊を育てている様な表情に、マルコ達は思わず同情しかけた。
ヤマト「えぇっ!?き、聞こえてたの!?エースのいびきで誤魔化せたと思ってたんだけど!?」///
デュース「誤魔化せるか!そもそも船長が進んでやってたのは1割で、9割はお前が寝込みを襲ってただけだろ!」
白ひげ「」
まさか昔同じ船に乗ってた仲間のやり口を、船番小僧の娘がやるとは思いもしなかったのか、白ひげは一瞬フリーズした。
白ひげ「……まぁ、テメェ等の船長が起きるまでは、一先ず捕虜として身柄を預かっておいてやる。」
マルコ「親父!?」
白ひげ「仕方ぁねぇだろ、身重の女をこのまま放っておくは目覚めが悪い。それに……」
言葉を切った白ひげは、未だ気絶中のエースに視線を向ける。
白ひげ「似ているんだよ、昔よく絡んできたアホンダラにな。」
ヤマト「!」
そんなわけで、デュース達はエースが目覚めるまでの間、モビーディックで雑用をこなす事となった。
行動制限や足枷のない中でも、デュース達は緊張感を持って行動していた。
因みに、エースが寝かされている部屋は本来、捕虜なんかを閉じ込めておくための小部屋だったのだが、ヤマトが看病しに行こうとするので、クルー達も使う病室に移された。
必死に縋り付こうとするヤマトを見て、全員が思った。母親って強いんだなぁ、と。
エース「……知らない天井だ。」
その後、目が覚めた俺はベッドの近くで寝ていたヤマトから、事の顛末を聞いた。
俺達側の事情はデュースが話してくれたようで、白ひげは「おもしれ―奴」と気に入ってくれたらしい。
そんなわけで、俺達は白ひげ海賊団預かりとなったようだ。そして衝撃的な事実がもう一つ。
エース「……え?おめでたって……まさか!」
ヤマト「……うん。」///
その瞬間、俺は痛みも忘れて飛びあがり、狂喜乱舞した。尚、直後に痛みで転げまわって絶叫したがw
俺、18歳。白ひげの息子で父親になりました!
マルコ「とりあえずは合格だよい。向かいながら説明してやるから、着いてこい。」
エース「?ありがとうございます?」
ヤマト「頑張ってね、エース!」
それからというものの、療養の為にしっかり飯を食い、治療を受け、ちゃんという事を聞いた。
ハニトラ?そんなことより嫁と子供だ。質問に関しては嘘偽りなく答えた。
そんなある日、漸くオッケーサインが出たと思ったら、甲板に案内された。そこには……!
マルコ「オヤジ、つれてきたよい。」
大柄な体躯をこれまた大きな椅子に沈め、堂々とした態度の白ひげがいた。
その圧倒的な風格は、存在するだけで威厳を感じさせる。思わず背筋が伸びてしまう程だ。
周りを固めているのは恐らく隊長格のクルーだろう。サッチやジンベエ、他にも有名な海賊たちもいるし。
後、
エース「ッ!愚息、ポートガス・D・エース!!ただいま戻りました!!」
『うぉぉぉーーいッ!?!?』
エース「海賊王と呼ばれたろくでなしの血を引いた自分ですが、何卒末長くよろしくお願い致します!
兄さん、姉さん方もどうぞお見知り置きください!」
『待て待て待て待てぇぇぇーーッ!?!?!?』
先ずは第一印象!息子として認知してもらう為に、元気一杯の挨拶で!
「コイツしれっと自分も加入してる体で話進める気だぞオヤジ!」
「油断も隙もねぇな……」
「しかも、しれっと自分の親の事ディスってたぞ。」
「えっ、あいつ海賊王の息子なの!?」
「息子にろくでなし呼ばわりされるって……どんな親だよ。」
白ひげ「グラララ、随分と豪胆なやつじゃねぇか!ロジャーの奴によく似ていらぁ。」
エース「えっ……。」
ちょっとショックだった。そういうのは、ルフィの役目だと思ってたし。
「地味にショック受けてるぞアイツ!?」
「どんだけ父親の事嫌いなんだ!?」
「もしかして、親父が父親の理想だったとか?」
「うちの親父どんだけモテてんだよ……。」
なんか外野が余計に騒がしくなったけど、内容はあんまりよく聞こえない。
白ひげ「……とりあえず、これから言う質問に答えろ。うちに置いてやるかは返答次第だ。」
エース「はい!」
さて、入団面接はどんな内容なのやら……。
白ひげ「魚人島でオレの旗を降ろしたそうだな?」
エース「はい!泥や砂で汚れていたので、洗濯しました!
あ、でも揉み洗いじゃ追いつかなかったので、裸足で踏み洗いしました!」
白ひげ「……。」
えっ、もしかして洗う時揉み洗い必須だったとか!?
白ひげ「……まぁいい、次だ。テメェの名を残したと聞いているが?」
エース「はい、洗濯で預かるので連絡先書いておきました!」
白ひげ「……。」
あの~……そろそろその無言タイム止めてくれません?
ジンベエ「じゃあネプチューン王にカチコミしたっちゅうのは!?」
エース「人聞きの悪い事言うの止めてくれません!?
王様には血統上の父親が世話になったからお話を聞いたり、お父さんのことについて話したりしただけです!
あ、後W7で買ったお土産の水水肉も評判良かったです!また今度買ってくるつもりです!」
ジンベエ「……。」
ねぇ、だからその無の時間は何!?こういう時間が一番怖いんだけど!?
ジンベエ「オヤジさん、ちょっとえぇか。」
白ひげ「どうした。」
すると、親父殿に断りを入れてからジンベエが席を外した。
少しして戻ってくると、何処か落ち込んでいる様子だった。
ジンベエ「……確認したところ、確かに旗は元の場所に戻してあるそうじゃ。
オヤジさん、先走ってすまなんだ。」
白ひげ「いい、真面目なお前を怒るようなことは起きてねぇよ。」
ジンベエ「……面目ない。」
……え。もしかして俺、喧嘩を売ったって勘違いされていたのか!?
あ、でも聞いておかないといけないことがあった。
エース「あの~……。」
白ひげ「なんだ。」
エース「こちらでは、海賊旗は揉み洗いが原則なのでしょうか?」
「何の話だよ!?」
「気にするとこはそこじゃねぇ!?」
「てか、うちにそんなルールはねぇよ!」
「天然か!」
何を言うか、至極真面目な質問だ!
白ひげ「グラララララ!!中々に面白ぇ男だ!!」
エース「!」
白ひげ「エース、お前をエドワード・ニューゲートの息子として迎える!」
ッ!!!
エース「やったぁー!じゃあ、抱っこ!」
『じゃあ、って何だよ!?!?!?』
エース「父親にしてほしいorしたいことBEST10の一つだ!」
ジンベエ「お前さん、18にもなって恥ずかしゅうないのか!?」
エース「18年も父親に甘えられなかったんですけど!?なんなら拳骨ジジイに虐待まがいの事されましたが!?」
白ひげ「拳骨ジジイ……育ての親はガープか。」
エース「えっ?あ、はい。アイツおかしいんですよ。自分が強くなったから、他人も出来るって謎理論だし。
ジャングルでサバイバルはまだしも、谷から突き落とすのは一歩間違えたら死ぬし、風船に括り付けて飛ばすとかもう訳が分かりませんでしたよ。」
『……。』
え、何そのヤベーヤツを見るような視線。
エース「俺以外にも義理の兄弟2人が被害者なんです。
しかも、弟は俺よりも小さい頃からやらされ続けていたみたいで……。」
白ひげ「もういい、分かったからその辺にしとけ。」
すると、白ひげが俺の脇の下に手を差し込んで、俺を持ち上げた。
エース「うぉっ!すげー高い!ありがとう、父さん大好き!!」
白ひげ「グラララ!!本当に面白ぇガキだ!!」
その日、俺は白ひげ――エドワード・ニューゲートの息子になった。
これで俺の問題は解決した、後はヤマトのことだ。
白ひげ「それで、なんでテメェはカイドウんとこのガキを連れているんだ?」
エース「!少し長くなります。」
そして俺は話した、ヤマトが何故おでんに憧れていたのか、カイドウからどんな扱いを受けていたのか、俺と出会ってからの出来事についての全てを。
白ひげ「そうか……それでテメェはアイツを連れだしたってわけか。」
エース「……おでんの仇の娘であることは、彼女自身から聞きました。それでも!
どうか、受け入れてください。この通りです!」
そう叫び、俺は五体投地で土下座する。愛する女と、大切な子供の為に。
白ひげ「……イゾウ、テメェはどう思う。」
イゾウ「……カイドウのことは今でも憎く思います、ですがヤマトには何の罪もない。
それに、大名方が彼女を認めた以上、文句はありません。何より、赤子の命まで取る必要はないと思います。」
白ひげ「……そうか。」
緊張のあまり、頭が上がらない。どんな審判が下されるか、震えが止まらなくなってしまう。
白ひげ「……マルコ、ヤマトは医務室だよな?」
マルコ「あぁ、エースが十分に回復してからは安静にしているよい。」
白ひげ「よし、それなら決まりだな。」
エース「!」
それって……!
白ひげ「イゾウ、ヤマトに侍について教えてやりな。」
イゾウ「はい!礼儀作法もしっかり教えます!」
エース「ッ!ありがとうございますッ!!!」
こうして俺達は、夫婦揃って白ひげの庇護下に入った。そして、ついに……!
エース「
デュース「泣きすぎだろ。」
マルコ「言葉になってねぇよい。」
第一子、生誕。これほどまでに嬉しい事はねぇ……!今ならマリンフォードだって、死ぬ気で生き足掻ける。
そんな気がする。
ヤマト「はぁっ……はぁっ……や、やったよ、エース……!」
エース「あぁ……本当に頑張った!!ありがとう!!」ズズッ……
性別は女の子だった、名前は
白ひげ「グラララララ!!良かったじゃねぇか、こんなにめでたい日はねぇな!!宴だ!」
『ウオォォォ―――!!!』
その日は、モビーディック号で夜空すら明るく照らす程のどんちゃん騒ぎになった。
エース「これ、ワノ国で作って来たんだ。被ってみてくれ。」
オーズjr.「あぁ……!これは涼しい!」
エース「そうか、よかった。また燃えても、何度だって作るから言ってくれよ!」
親父の息子になってからの日々は様々なことがあった。まず、原作通り、リトルオーズjr.に編み笠を渡した。
耐火性の物にしたので、少しは長持ちするだろう。本人もとっても気に入ってくれているようで良かった。
エース「おっ、この野草滋養強壮に良いんだよな~。昔サバイバルではお世話になったもんだ……。」
マルコ「……なんでそんなに薬学に詳しいんだよい。」
エース「そうしないと生きていけない育て方、されていたから。」
マルコ「……そういえばそうだったよい。」
昔からつけていたメモと貰った薬草辞典を基に、マルコの手伝いもしたな。
エース「んで、これなら後はお湯に溶かせば、味噌汁に早変わりするってわけさ!」
サッチ「おぉ~、お前よくこんなこと思いつくよな。」
エース「これでもレストランでバイトしてた時期もあったしな、バラティエっていう世界一飯が旨い店さ。」
サッチ「ハハッ、お前がそこまで絶賛する程とはな!他にも聞かせてくれよ!」
持ちうる料理知識をサッチと共有したりもした。後、親父もオーナーゼフを知っていたようだ。
エース「……。」
黒ひげ「おいおい、どうしたんだエース隊長?そんな仏頂面しちまって。」
エース「……ヤミヤミの実って、中毒性あるのかなぁって。」
黒ひげ(ッ!?)「ゼハハハ、悪魔の実に中毒性もクソもねぇだろ!」
そして、おでんの死後長い間欠番だった2番隊の隊長に就任した。
裏切り者のティーチにもそれとなく、カマかけていじり倒すこともあった。
[20歳]
サッチ「珍しい悪魔の実を見つけたぞ!」
エース「!」
ついに来たか。前々から綿密に練っておいた作戦を開始する時が来たようだ。
その日から俺は、ヤミヤミの実を狙うティーチを、気配を消して監視し続けることとなった。そして。
エース「サッチ~、腹減っ……ティーチテメェ!!」
ついにある日の深夜、サッチが一人の所にティーチが襲い掛かろうとしていたのを、タイミングを見計らって妨害する。
最優先はサッチの生存だったので、"剃"で即座に近づき、ナイフを持ったティーチの手を掴む。
ティーチ「ゼハハハ!!タイミングが悪いなあエース隊長よぉ!!」
エース「うるせぇ、仲間殺しは大罪だろうが!」
ティーチと取っ組み合いになった俺は、なんとかサッチからティーチを引きはがすと、窓際まで躍り出た。
エース「海の中で頭冷やせ!火拳!!」
ティーチ「ぐおぉっ!?」
そして、ティーチ目掛けて火拳をぶっ放し、海までぶっ飛ばした。
これですぐにはヤミヤミの実は口にできないだろう。え?食べさせちまってよかったのかって?
……悪魔の実が人間を選ぶ以上、どのみちそれは避けられなかったことだ。仕方がない事だ。
白ひげ「そうか、ティーチの奴が……。」
エース「親父、今回の件だが……。」
白ひげ「いや、追わなくていい。今回だけは……妙な胸騒ぎがしてな。」
……やっぱ気づいているよなぁ。
エース「わかった、じゃあ追跡じゃなくて調査ならいいよな?」
白ひげ「あ?何をする気だ、エース。」
エース「アイツが船を追い出された程度で終わるようなタマじゃないのはわかっているだろ?
長年この船にいながら、目的の為なら耐え忍べる異常な程の忍耐強さがあった。
つまり、相応の計画が緻密に作られていた可能性が高い。」
俺に自分を追わせるのも、俺が海賊王の息子だと盗み聞きしてた可能性が高いしな。
白ひげ「そうだな、無計画だとは思えねぇ。」
エース「盗まれた悪魔の実――ヤミヤミの実は、能力の無効化が出来ると書いてあった。
でも、それだけじゃ割に合わない。
多分、能力者を殺してその力を奪い取れるみたいな、ぶっ壊れ能力もあると思う。
だから、ティーチはそれを狙った。そして、次は親父やマルコの様な能力も、奴は欲していると思う。」
白ひげ「つまり、次の標的は俺達だと?」
エース「あぁ、それもこちらが疲弊している中で乱入して、奪いに来る可能性が高い。
四皇同士での潰し合いか、海軍との全面戦争か、それとも更にヤバい奴との激突か……どれも考えたくねぇな。」
エース「だからコネクションを最大限使って、ティーチの情報を回しとく。
特に能力者が多い海賊団に警戒させれば、奴への牽制にもなると思うんだが……良いか?オヤジ。」
白ひげ「構わねぇよ、好きに暴れろ。そういうの得意そうだろ、お前。」
ハハハッ、すっかり見抜かれてらぁ。というわけで、
シャンクス『……そうか、俺達の仲間には能力者はいないが、一応警戒しておく。』
エース「お願いします、ウタにも情報の共有は頼んでありますので。」
シャンクス『わかった、奴等と対峙したら仲間の数もそっちに知らせよう。』
エース「助かります。」
これで襲撃対策もバッチリとれる。次は……
サボ『そんな能力者が……うちには能力者もいるからな。助かるよ。』
エース「あぁ、お前も気をつけろよ。革命軍も奴にとっての標的になりかねないからな。」
サボ『わかった、ドラゴンさんにも話しておく。エースも気をつけろよ。』
エース「おう、後はジジイにも連絡しとくわ。」
革命軍も警戒態勢よし!最後は……
ガープ『なにぃ!?能力者狩りじゃとぉ!?』
エース「あぁ、海賊から情報リークは不満だとは思うが、最悪の事態を防ぐためにも知らせとく。
それに、無能力者で激ヤバな強さのジジイなら、撃退できるだろ?」
ガープ『……フン、海賊になったお前さんに心配されるような年ではないわい!じゃが……連絡、感謝する。
センゴクにも知らせておくぞ。』
エース「あぁ、気を付けてな。」
海軍からも警戒されるティーチ(笑)さて、後は……
ヤマト「……本当に行っちゃうんだね。」
エース「あぁ、誰かが動かないといけないとなると、適任は俺だからな。」
本当は行きたくないけどなぁ……ここで追いかけに行かないとルフィに会えないし。
俺がいない間にカイドウと激突するパターンもなくもないから、正直心配だけどね。
ヤマト「……必ず、帰ってきて。」
エース「……あぁ、約束する。」
そうして俺達は、体を重ねた。結果、翌日、やつれながらも出発したせいで、事情を知られて冷やかされた。
親父からは「追跡前に何やってんだアホンダラ」と呆れられてしまった……どうしてこうなった。
あれからルフィと再会して、ウタが一緒に乗っていることを確認出来た俺は、ビブルカードをルフィに渡しておいた。
革命軍についての記事も見るよう、しっかり言っておいた。これでサボの生存も確認できるしな!
後、サンジからゼフの伝言を聞いた。「偶には、ウチで食っていけ。」か、出来ればそうしたいなぁ……。
なんて、願いも空しく、俺はインペルダウンにぶち込まれた。
あの髭デブ、不意打ちの魔貫光殺砲も俺流雷鳴八卦"煉獄八卦"も致命傷に至らないとか、ダークなソウルのボスキャラか!
そして、現在処刑台の上に俺はいる。
3大勢力の一角、海軍本部。
その海軍本部が存在するマリンフォードでは、前例を見ない程の厳戒態勢が敷かれていた。
世界中から招集された名のある海兵、10万。政府から公認された強靭な海賊、七武海の5人。
そして……
エース「……なんで若返ってんの?」
てか、若いジジイなんて恐怖そのものなんだが!?もしかしてNEO海軍参戦した?いや、しとるわ。
ゼファー先生がめっちゃ剛腕ぶん回しとるし。なんて思っていると、
センゴク「──万全の態勢で臨むため、我々も若返った。」
エース「センゴクさん?いくらなんでも過剰戦力過ぎません?」
センゴク「少しさがっていろ。」
海兵「はっ!」
聞けよ。そんな俺の視線を無視して、センゴクは電伝虫を取り、マリンフォード中に放送をかける。
センゴク『──諸君らに話しておくことがある。ポートガス・D・エース……
この男が今日ここで死ぬことの大きな意味についてだ……!!』
……どれだ?心当たりが多すぎる!
センゴク『エース。お前の父親の名を言ってみろ!!!』
エース「誰から言えばいいですか!?
センゴク『血縁上に決まっているだろうがぁ!!』
生物学的上ね、おーけい。
エース「えー、白ひげの親父とは盃を交わして親子になって、カイドウは妻の父親で、そこの拳骨ジジイには死ぬほど虐待されました!
母ちゃんは生みの親がルージュで、育ての親が山賊のダダンです!今まで育ててくれてありがとう!おしまい!」
センゴク『終わるな貴様ぁッ!!!』
怒られた……だって、めんどいし。
センゴク「……当時、我々は目を皿にして必死に探したのだ。」
エース「インペルダウンを脱獄した金獅子のこと?」
センゴク「ある島にあの男の子供がいるかも知れない。」
エース「えっ、もしかして革命家ドラゴンのこと!?」
センゴク「”CP”の微かな情報とその可能性だけを頼りに」
エース「答えてくれよ!!!」
ガープ「少し黙れバカもんっっっっ!!!!!」バキィッ!!!
最早拳骨ですらない一撃に思わず涙が出た。加減しろ、ジジイ!
センゴク『お前の父親は!!!“海賊王”ゴールド・ロジャーだ!!!!』
エース「……………………………………………………………………………………………………あぁ、そっち?」
センゴク『それ以外何があるんだ!!というか、妻とはどういうことだ!?』
エース「……あ、やべっ。今のなしで。」
センゴク『無しに出来るか貴様ぁ!!!』
耳元で叫ばないで……鼓膜が死ぬ。
”前にママを助けてくれたお兄ちゃんだ!”
”以前害獣に困ってた時に知恵を貸してくれた青年では?”
”彼女にフラれて落ち込んでるときに慰めてくれた子だ!!”
あ、各地で助けてた人達だ。
センゴク(海賊のくせに三蔵法師のように各地で善行を重ねおって……!)
エース「違います、俺キャラ的に紅孩児です。」
センゴク『聞いとらんわぁ!!!』
え?なんだって?(耳がキーンとなった)
海兵「元帥!!"正義の門"が誰の指示もなく開いています!!!動力室とは連絡もつかず……!!!」
センゴク「何だと!?」
あっ、これ原作通りのパターンか?
海兵「元帥!!前線からの知らせによりますと、こちらに向かっているのは白ひげ海賊団だけではありません!
ビッグマム海賊団と百獣海賊団もいます!これは……四皇の連合艦隊です!!」
センゴク「!?ふっ、ふざけるなぁ!!そんなおかしなこと、あってたまるかぁ!!!」
……パードゥン?
すると海の向こうからもの凄い数の大艦隊が現れる。乗る者達は、新世界で名を轟かせる四皇傘下の海賊達。
掲げられた海賊旗は3種。"白ひげ海賊団"、"ビッグマム海賊団"、"百獣海賊団"だった。
……どうしよう、物凄く原因に心当たりがある。
白ひげ「グララララ!何十年ぶり、だが随分若い姿だなァ、センゴク!
おれの愛する息子は無事なんだろうな……!!!」
センゴク「"白ひげ"……!」
エース「親父……!!」
が、そんなことも親父の姿を目に入れたらすっ飛んだ。全盛期海軍を相手にしても、全く怯んでいない!
ヤマト「エース!無事でよかった……!!」
ミコト「ちちうえー!」
エース「んなっ!?ヤマト!ミコト!」
と思っていたら、妻と娘も一緒に乗っていた。何故!?危険だとあれほど言っておいたのに!
エース「お前等、何で来た!?ここがどれだけ危険な場所か、分かってんのか!?」
ヤマト「そんなのどうだっていい!この子達の為に、エースを死なせるわけにはいかないんだ!!!」
ミコト「ちちうえをいじめるなー!」
2人とも……!……ん?この子、達?
エース「お、おい……今、この子達って……!?」
ヤマト「うん!今度は双子だってさ―!!」
……このタイミングで来るのか―!?
センゴク「ふ…ふ…ふざけるなァァァァ!!!」
ガープ「エース、貴様!嫁入り前の娘を傷物にするとは何事じゃ!!そんな軽い男にした覚えはないぞ!!」
エース「怒るとこ、そこ!?いや、確かに義理の父親には挨拶もしてねぇけれど!」
別に怖かったから行かなかったとか、そういう訳じゃないからね!?
カイドウ「そういうわけだ、ロジャーの倅。
テメェにはきっちり落とし前ってものをつけてもらわなきゃ、ウチの面子が立たねぇからなぁ?」
ゲェ――ッ!?関羽、じゃなかった。カイドウ!?畜生、こうなりゃヤケだ!
エース「お義父さん、娘さんは貰いました!今後ともよろしくお願いいたします!!」
言った!言ってやったぞこの野郎!だからどうか命だけは勘弁してください!
カイドウ「ウォロロロロ!!!いいだろう、その大した根性に免じて半殺しで済ましてやる!!」
全然助かってねぇ――ッ!?助けて、親父!
白ひげ「自業自得だアホンダラ。」
ヤマト「おい、牛ゴリラ!お前のせいでミコトが怖がっているじゃないか!」
カイドウ「うるせぇな、たかが軽めの挨拶だろうが。」
あれで!?どうみても「よしこいつ殺そう」的なメッセージだったんですが!?
リンリン「マンママンマ!!あいつに似て豪胆な奴だ!しかも、カイドウの娘とガキを設けていると来た!
これは、俺の息子に嫁がせるしかねぇよなぁ!?」
エース「嫌だ―!まだ娘には結婚は早いし、絶対いびられるからヤダー!!」
それに、自由な旅すらさせて貰えないとか、地獄過ぎるし。
センゴク「貴様等……漫才なら他所でやれ!」
カイドウ「あ"ぁ"!?そんなもん、金獅子だけで十分だろうが!」
リンリン「こっちも遊びじゃねぇんだよ!!テメェ等こそ若返った程度で図に乗ってんじゃねぇぞ!!」
なんかごめんね?俺の反応のせいで。
白ひげ「行くぞ野郎ども!!エースを救い出せェ!!!!」
カイドウ「テメェ等!!ヤマトとそのガキだけは死なすんじゃねぇぞ!!」
リンリン「お前達!!なんとしてもあのガキ共を生かして持ってくるんだよぉ!!」
『ウォォォォォ!!!!』
それぞれの船長の号令を引き金に、急造の四皇連合が雄叫びを上げた。
リンリン「それじゃあ、一発かまそうか、カイドウ!」
カイドウ「へっ、足腰衰えてねぇだろうなぁ!?ババア!」
リンリン「誰に口きいてんだ!?小僧!!」
えっ、ちょっ!?まさか……待って!?俺まだここにいるんですけど!?その技はマジで死ぬって!
リンリン・カイドウ「「覇海!!!」」
エース「ギャアァァァ!?」
終わった、これ俺死んだ!!なんて、思っていた時だった。
ガープ「こりゃいかん!センゴク、ゼファー!!」
センゴク「言われなくても分かってる!!」
ゼファー「合体技がお前等だけのものだと思うな!!」
えっ!?アンタ等も使えるの!?すると、3人は一斉に拳を構え、振り抜いた。
ガープ・センゴク・ゼファー「「「
その一撃は、あっという間にカイドウとビッグマムの一撃を相殺してしまった。
……正直、助かったというべきか、ヤベーイ!?と思うべきか、判断に迷う結果だった。
白ひげ「グラララ!!それならこれでどうだ!?」
そう言った親父は両腕に力を込め、左右に振り抜いた。
親父の持つ"グラグラの実"の振動の力が、大気にヒビを入れ、空間を爆発させ、そのエネルギーで海面を大きく歪ませる。
センゴク「海震……!!」
白ひげ「──いいか海軍!!!おれは、家族に手を出したヤツを絶対に許さねェ。覚悟しろやァ、海軍!!!!」
持病持ちでありながらも、その偉大な覇気はいつにも増して昂っていた。
海兵「──センゴク元帥、報告致します!!!左方向から何か巨大なものがこちらへ向かってきます!
例の麦わらのルフィ率いるインペルダウン脱獄囚ではないかと!!!」
センゴク「来たか……!」
……巨大?えっ、どういうこと?
エース「あいつ、何やったんだ……!?」
ガープ「なんじゃい、エース、お前知らんかったのか。」
エース「知ってる分けねぇだろ!?」
だって俺、インペルダウンから連行されたの、ルフィが出る前だし。
ガープ「……ルフィはインペルダウンの囚人達全てを解放し、お前を救うため、ここへ向かっておる。
インペルダウンはもはやもぬけの空。最悪の大事件じゃ」
エース「何やってんだアイツ―!?」
ガープ「兄弟揃ってお前ら、なんて事をやらかしておるんじゃ……。
ルフィのお陰でわしまで能力に頼ってしまったわい。」
そう言って、がっくりと項垂れるジジイ。
……まぁ、確かにこれだけの事態を起こしてしまった以上、いくらジジイでも流石に庇いきれないしな。
ガープ「貴様ら……わしの言う通りに生きていれば、こんなことには……!!」
エース「……悪いな、じっちゃん。でも、俺達が自由に生きるには、これしかなかったんだよ。」
ガープ「今更後悔したって遅いわい。「それに。」?」
エース「じっちゃんが天竜人なんてクズだって言ってたから、そんなクズの部下になるくらいなら、自由な海賊の方がマシだって思ったから。」
ガープ「……そら、来たぞ。」
おい、誤魔化すなジジイ。アンタが真面すぎる倫理観を持っていたからこそ、俺達も真面になったんだろうが。
なんて思いながら、ジジイの視線を追うと、雲を突く程に巨大な大男がいた。あれは……進撃の巨人か!?
いや、違う!"巨大戦艦"サンファン・ウルフだ!巨人の能力者で、更にデカくなるという海賊だ。
まるで山がこちらに向かっている様な迫力だ。
ルフィ「エース!!助けに来たぞー!!」
エース「連れて来過ぎだバカヤロー!?」
その掌の上にルフィがいた、あいつどうやってlevel6の奴ら従えたんだオイ!?
バレットやワールド、レッドフィールドとかいうヤベーヤツばっかだったんだぞ!?何をどうしたらそうなるんだよ!?
海兵「元帥!」
センゴク「今度は何だ!?」
海兵「赤髪海賊団も現在、こちらに向かっているとの情報が入りました!
革命軍参謀に冥王シルバーズ・レイリーも乗船しているとのことです!」
センゴク「ふざけるなぁぁぁ!?次から次へと、どうしてこうも立て続けに面倒な事態が起こる!?」
シャンクスー!?今、来ちゃダメですって!ルフィと鉢合わせちゃうって!
てか、サボはまだいいとして、レイリーさん!何でアンタまで来てんの!?ダメだって!
マリンフォード消えちゃうからぁ!
マリンフォードに集結する四皇と凶悪な犯罪者達、そして最悪の3兄弟によって引き起こされた大事件。
若返った伝説の海兵たちを以ってしても、その事件は避けられようのなかった甚大な被害をもたらした。
後に、この事件はこう呼ばれた。"大海頂上戦争"と。
そしてこの2年後――ワノ国で起こった、世界を揺るがす大事件「麦わらを筆頭とした新世代四皇VS百獣・ビッグマム達四皇同盟」の前兆であることを予想できた者は誰一人いなかった。
キャラ解説
エース:
赤ん坊のころから原作知識持ち。
幼少期に血縁上の親のこと聞かされても「へ~、そうなのか~。」位の感覚で聞き流していた。
なので、ロジャーの子だと知られても気分はヘッチャラ☆。そんなことより六式と覇気の修練。
結果、グレイターミナルでも名のある悪ガキになった。
出来るだけ自分の手が届く限り、死亡キャラは助けたい精神。後、根が日本人なので和食大好き。
父親のことは口ではクズだのろくでなしだの言ってはいるが、内心ではリスペクトはしてる。
でも母親の方が尊敬できる。白ひげのことを時々、ビッグダディだと思っている節がある。
ヤマトには前世からの一目惚れ。絶対に一人の女性として幸せにすると決めていた。
だからガープやレイリーから、何度も死に目に遭ってもへこたれなかった。
その結果、まさか3人も子供を設けるとは本人も思ってもいなかった。
そして今、マリンフォードにて絶賛胃痛に苛まれており(原因:義兄弟の暴走、四皇集結)、精神的にも不安定。
なのでうっかり、ごく一部しか知らない情報までゲロってしまう可能性大。
でも、ガープが話した赤子大虐殺は死んでも言わない。だって、じっちゃんは嫌いじゃないから。
エース「実はティーチは、ロックスの息子です!!」(ヤケクソ)
サボ:
ルフィと出会う時点で武装色が数回に一回は使えるようになった。能力者にはなっていない。
既にお互い生存を知っているので、時々連絡を取り合っている。なので、頂上戦争時には凄い援軍を連れてきた。
尚、マリージョア襲撃後、流れ着いた先でワノ国討ち入りにも参戦する。
サボ「待ってろよ、エース!今、冥王と赤髪海賊団連れて、そっちに行くからな!!」
ルフィ:
ご存じニカ。世界政府にとっての胃痛のタネその1。
この世界線でもじいちゃんにジャングルに叩き込まれたり、風船で飛ばされたり、谷から突き落とされたりと、割と不遇。
尚、エースから「階段から落ちても人は死ぬんだぞ!?野生基準で考えるなアホ!」と叱られても、ガープは全然辞めない。
level6の囚人たちは、覇王色で納得させた。武装色も流桜が使えるし、見聞色も未来視使用手前まで来ている。
ネタバレにはなるが、頂上戦争でギア5に短時間の間だけ覚醒。
世界を震撼させた結果、2年前にもかかわらず懸賞金は30億になった。
ルフィ「今行くぞエース!俺は死んでも助けるぞ!!」
ガープ:
お前は野生から抜けろ、頼むから。
ガープ「……あっ、言っちゃまずかったんじゃった。じゃあ、今の無し。」
ヤマト:
嫁♡エースには自分の迷いを晴らしてもらっただけでなく、自由と新しい夢を貰った。
最初は侍として強くなることを目標としていたが、エースと過ごす内に異性への関心が芽生えた。
結果、白ひげ海賊団入団前に第1子を妊娠するまでに至り、数か月後に無事出産。
その後、寂しさのあまりエースを絞り尽くした結果、マリンフォード前に双子を妊娠していることが発覚。
世界政府にとっての胃痛のタネその2。夜の生活を聞いたカイドウさんは、めっちゃ頭を抱えた。
ヤマト「エース!後6人は子供が欲しいな♪」
白ひげ:
後の親父。ライバルの息子が、ヤベーネタ持って転がり込んできやがった。
処刑台でテンパりながらとんでもない情報暴露する息子に、内心ひやひや。
でも戻ってきたら、末っ子気質で甘えてくるので、そんなのどうだっていい。
白ひげ「グラララララ!!こいつは世界がひっくり返るなぁ!!」
ティーチ:
後にぶっ殺す。とりあえずヤミヤミ関連では目を光らせている。
計画の悉くがルフィたち兄弟に潰され、怒り心頭。
でもロックスの子だとバラされたせいで、自分も結構危うい。なので、絶賛逃亡中。
王下七武海?こんな事態引き起こしておいて入れられるわけないだろ。
ティーチ「こんな雑な終わり方、あってたまるかァァァ!?」
カイドウ:
後の義父。留守中に娘を持っていかれた上に、勝手に子供まで作られたことに怒り心頭。
でも、ヤマトが肉食系でがっつり襲っていることに頭を抱えている。
因みに、ヤマト母はいつもは控えめで引込み思案な性格だが、夜は蟒蛇で積極的。
そのがっつき度合いは、カイドウがやつれる程で、当時のキングを戦慄させた。
元々病弱でもあったので、一種の生存本能が働いたおかげかもしれない。
カイドウ「俺は、どこで教育を間違えちまったんだ……?」
リンリン:
カイドウとロジャーの血を引く子供に興味津々。後、ニカルフィの姿にも既視感を覚える。
子沢山であることから、ヤマトから子作りのコツを教えてほしいと頼まれるも、カイドウと白ひげに阻まれる。
尚、ヤマト母とは見知った仲で、若い頃に夜の生活についても教えを説いた一人である。
その結果、娘のヤマトも同じく肉食だという情報に、思わず吹いた。
カイドウの遺伝子入手は先を越されたものの、いい女だったと内心讃えている。
リンリン「あれは……解放の戦士!?」
センゴク:
胃痛が光を超えた。
センゴク「私はもう、引退する!!」デデドン!!
ウタ:
後の義妹(弟の嫁)。エースとの対話を経て、ルフィとの再会を改めて楽しみにする。
真実を知ってショックではあったが、エースの方も割と厄ネタだったので、そこまでダメージはなかった。
それはそれとして、シャンクスたちは一発殴る。
ルフィと再会後は、ゴードンから内容を軽く端折った説明を受け、シャンクス達からの愛を改めて再確認する。
それと同時に、連続で高スパチャを送ってきた集団の正体も大体察した。
シャボンディからはくまによって、赤髪海賊団の拠点に転移させられた。
エース処刑報道が出た際には、真っ先にシャンクスに連絡して救出を要請した。(ライブチケット特等席で)
ウタ「待っててね、お義兄ちゃん!!」
シャンクス:
後の叔父(予定)にして、義弟の命の恩人。船長の息子が、娘からのメッセージを持ってきたことに泣いた。
でも歌詞が罵詈雑言だったせいで、ショックで気絶してしまった。
その後、くまによって転移してきた娘と再会し、お互いに仲直りは出来た。でも殴られた時は痛かった。
娘からの要請で頂上戦争に出陣。偶々サボと合流していたレイリーが途中で乗船し、上記に至る。
シャンクス「お前等!うちの歌姫のライブの為に、エースを奪還するぞ!」
(ロジャー船長の息子を、絶対に助けるぞ!)
赤髪海賊団『うおぉぉぉ――!!』
ベックマン「おいお頭、逆だ逆。」
イスカ:
例の海兵ちゃん。実は助けられた際にエースに淡い恋心を抱いていた。
なので、エースの結婚と子供の存在にはショックを受け、思わずエースを拉致監禁したらどうかと、思いつめるまでに至りかけた。
尚、ヤマトはエースがハーレムを作っても、自分が第一なら問題なしと考えている。
おでんだってそうした。(多分)
イスカ「さぁ、火拳!私と一つになろう!」(混乱)
デュース達スペード海賊団団員:
エースの子守役。船長のことはやんちゃ坊主だと思いながらも、信頼はしている。
両者とも必要とあらば、天竜人でもぶっ飛ばす覚悟がある。
デュース「エースの知りあい、ヤバい奴ばっかじゃねぇか!?」
スカル「てか、弟が連れているの、伝説級の海賊ばっかじゃね?」
ミハール「兄弟揃って問題児か!」
コタツ「ニャー!!」
ドフラミンゴ:
テンパったエースのせいで、元天竜人だとバラされる。
ドフィ「ちょっ」
バギー:
エースとは宴会で仲良くなった。
後、七武海が近い内に解体されるかもしれないから気をつけろと、警告された。
その結果、2年後は海軍を偽の拠点で出し抜いた。
バギー「船長の息子が、自分のように思えて仕方がねぇ……。」
レイリー:
相棒の息子から親戚の叔父さん扱いされることに、悪くないと思っている。
なんなら、自分が父親代わりになっても面白そうだと思っていた。
レイリー「はっはっはっ、アイツとは違う意味で世界を引っ搔き回しているなぁ!エース君!」
ギャバン:
今回は出せなかったけど、レイリーやシャンクスから話は聞いているので、頂上戦争も視聴済み。
ギャバン「わっはっはっ!アイツ面白いな!まるで船長とバギーが合わさったような性格だな!」
クロッカス:
ラブーンに何か話していたが、まさか未来の事を言っているとは思っていなかった。
エース自身の末っ子気質のせいか、お爺ちゃん扱いされても気にしない。
クロッカス「お年玉いるかい?」
ギャバン「完全に孫と爺じゃねぇか。」
サンジ:
バイト時代のチーフ。自分の乗った船がまさか昔のバイトの身内だということは、アラバスタで初めて知った。
後、何故か自分が透明化できるヒーローに変身する夢をよく話された。
2年後、ジェルマでの出来事を経た後で、「このことか……」と思い出した。
サンジ「もっと早く気づいていればよかった……!」(血涙)
ゼフ:
バイトしに来たエース達を雇った結果、海軍のお偉い女性陣が餌付けするようになって、客足がめっちゃ増えた。
尚、コックはサンジ以外からついて行かせた。
ゼフ「味噌であれ程喜ぶ奴を、今まで見たこともないな……。」
ハンコック:
将来の義兄(予定)が気の毒で仕方がない。尚、彼女は知らない。
想い人(ルフィ)には、幼馴染という強敵がいる事を。
ハンコック「お義兄様、お気を確かに……!」
ミホーク:
参戦するのが白ひげだけだと思っていたら、四皇が集結した上に強者が勢揃いしているので、めっちゃ楽しい!
バレット共々、戦場で強者に戦いを挑むという辻斬りを開始した結果、七武海崩壊の原因の一つにもなった。
ミホーク「フフッ、ロロノアの2年後も楽しみだ……!」
クロコダイル:
白ひげを仕留めるつもりが、その息子がヤバい情報をゲロるのでそれどころじゃなくなった。
救出後、宴会で色々聞いたうえでバギーにも詰め寄って情報を吐かせた。
クロコダイル「お前らまだ何か隠してんだろ!?吐け、さっさと全部吐け!!」
イワンコフ:
ドラゴンの息子について行った結果、その兄貴がヤバい情報を暴露しだしたので、絶対に保護せねばと思っている。
戦争後、ボンちゃん共々カマバッカへ向かい、サンジを鍛えながらドラゴンに報告した。
イワンコフ「えぇぇぇ~~~!?む、麦わらボーイが、ニカァァァァ!?!?!?」
ミコト:
エースとヤマトの第一子。長女なだけあって、しっかり者。
2人は自分の夢は強制させるつもりはないが、少なくともカイドウみたいな思想にはさせないつもり。
ミコト「わたち、ははうえみたいな、りっぱなれでぃになる!」
この先の物語は、何がいいですか?
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SAO編の続き
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推しの子二次創作
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次はFATEに行ってみようぜ!
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このすばにぶっこんでみようや
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ワンピいこうぜ
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じゅじゅつだいじに
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ジョジョにまかせろ
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