ちなみに中の人は神宣教です。
「やっぱり、生で見るソリッドビジョンは迫力あるなぁ」
転生してから苦節15年、ようやくデュエルアカデミアの入試まで漕ぎつけた
会場を見回すと【デビルゾア】に【トライホーン・ドラゴン】、あそこに写っているのは【翼を織りなす者】!
僕の順番が待ち遠しいなぁ
『クックック、楽しそうですねぇ』
『楽しみにしてましたからね』
「そ、そりゃあ楽しみにもなるよ。皆の晴れ舞台にもなるんだから」
う~、浮かれてたのが精霊の皆にバレちゃった。
恥ずかしいなぁ
「受験番号7、遊格 征亜、前に」
あ、僕の番だ
よし、気合入れていくぞ
「私は試験管の佐紺だ。準備は良いかい?」
「はい!」
「「デュエル!!!」」
「私のターン。ドロー!」
「私は魔法カード【天使の施し】を発動!デッキからカードを3枚ドローし、2枚捨てる」
「私は、【機械王】2枚を手札から捨てる」
「そして私は、フィールドにモンスターをセットし、手札から【早すぎた埋葬】を発動!」
「ライフを800支払い、墓地から【機械王】を特殊召喚する!さらにもう一度【早すぎた埋葬】を発動!もう1体の【機械王】も特殊召喚する!」
「さらにカードを1枚伏せてターンエンドだ」
「さて、君はこれを突破できるかな?」
相手(佐紺試験管)LP2400
手札2枚
▢①②③▢
▢④⑤⑥▢ ▢
▢ ▢
▢ ▢▢▢▢▢
▢▢▢▢▢
手札5枚
自分 LP4000
①③【早すぎた埋葬】
②伏せカード
④⑥【機械王】
⑤裏守備モンスター
「おいおい、あの受験生可哀そうだな」
「攻撃力2300のモンスターが2体に伏せが1枚、これは無理だろうな」
「色々言ってくれるな~」
「どうする?突破できないなら降参しても良いが」
「しませんよ」
「ほう、手があると?」
「手も何も、このくらいならすぐに綺麗になりますよ」
「何?」
「取り敢えず、僕のターン、ドロー!」
「まずは、舞台からセッティングと参りましょうか!」
「僕は手札からフィールド魔法【KYOUTOUウォーターフロント】を発動!」
「聞いたことがないフィールド魔法だな?」
「だが、それだけで突破できると?」
「ふっふっふ、ここからが盛り上がるところですよ!」
「私は手札から魔法カード【妨げられた壊獣の眠り】を発動!」
「その効果により、フィールドのモンスター全てを破壊します!」
「何!?」
「ファ!?トンデモナイマジックカードナノーネ!?」
「そして、互いのフィールドにカード名の異なる壊獣モンスターを1体ずつデッキから特殊召喚します!」
「佐紺試験管のフィールドには【対壊獣用決戦兵器メカサンダー・キング】を特殊召喚!」
「む?全体破壊には驚いたが、攻撃力2200のモンスターを渡してくるとはな」
「しかも、壊獣モンスターに対しては戦闘による破壊耐性もあるようだな」
「ここからどうするつもりだ?」
「ふむ、フィールドのモンスターを全て破壊する代わりに、相手に高攻撃力のモンスターを渡してしまうのか。自分フィールドにも呼べるとはいえ、少々癖が強いカードだな」
「そして、自分フィールドに…【雷撃壊獣サンダー・ザ・キング】を特殊召喚!」
『我、降臨』
「は?攻撃力…3300だと…!?」
「あの、伝説のカード、【青眼の白龍】を上回る攻撃力だと!?」
「そんな簡単に出ていいカードじゃねぇだろ!?」
「さらにフィールドのカードが墓地に送られた為、フィールド魔法【KYOUTOUウォーターフロント】に壊獣カウンターを5つ置きます!」
「そしてサンダー・ザ・キングの効果をフィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動!」
「…効果は?」
「このターン、相手は効果を発動できなくなり、このカードは3回モンスターに攻撃できます!」
「は、はは、破壊耐性があるからサンドバッグと言うわけか…」
「はい!では参ります!」
「バトルフェイズ!サンダー・ザ・キングでメカサンダー・キングを攻撃!」
「雷電導波!3連打!」
(伏せの【攻撃の無力化】もつかえないか)
「完敗だな…」
「ありがとうございました!」
『我、大勝利』
『むぅ~、今度は我も出たいぞ!』
『あ、抜け駆けは許しませんよ!』
「あはは…他の皆は今度だね」
後日
「合格でしかもラーイエローだ!」
『我、感涙』
『クックック、嬉しいですねぇ』
尚、残り手札は神宣と亀さんと蛾さんとカイザーコロシアムでした。