投票された異世界は、投票された数が多い上位3つまでは確実に書きます
次にトリコを書いたら、最後にダンまちですね
残りの異世界は思いついたら書きます
ゲオルクから奪った神滅具の神器である絶霧を自由自在に使いこなすことができるようになると、ついに禁手にまで到達。
「霧の世界扉」と書いて「ディメンション・ワールドドア」と読む絶霧の禁手は、絶霧の空間転移能力を更に高めて、異世界へ繋がる霧の扉を作り出すことが可能となるものだ。
試しに意外と近い異世界への扉を作り、ちょっと扉を開いてオーフィスと一緒に覗いてみると、どうやらハイスクールD×Dの原作の世界に繋がっていたようで、ちょうどおっぱいドラゴンがスイッチ姫の胸をつついて強くなっている場面が大画面で映されている冥界が見えた。
「この平行世界は面白そう。試しに行ってみたい」
オーフィスがそんなことを言ってきたので、とりあえずハイスクールD×Dの原作世界へ繋がる「霧の世界扉」を完全に開き、オーフィスと一緒に扉を通ってみると冥界に到着。
純金を冥界の換金所で、冥界の通貨に替えた俺は、オーフィスと一緒に原作の冥界を探索してみることにした。
おっぱいドラゴンとスイッチ姫のフィギュアも冥界では売られているようで、スイッチ姫の胸のスイッチを押すと「いやーん」という音声も出るようになっているらしい。
この世界にしかない商品なのは間違いないが、俺は買いたいとは思わないな。
原作世界の冥界観光も終わったところで「駒王町にも行ってみたい」と言い出したオーフィス。
絶霧による転移で原作世界の駒王町にも行ってみると、町並みは特に変わっていなかったが、兵藤家が豪邸になっていたことにオーフィスが驚いていた。
「この平行世界だとドライグの家が大きい」
オーフィスがそう言ったところで、兵藤家から弱体化した原作世界のオーフィスが出てくる。
「我と同じ気配を感じる。何者?」と聞いてきた原作世界のオーフィスに「平行世界から遊びに来た我、参上」と答えながらVサインをしたオーフィスは笑った。
原作世界のオーフィスと俺の世界のオーフィスは体格と表情が違っていて、違いは一目瞭然だ。
無表情な幼女といった姿をした原作世界のオーフィスと、表情が豊かな大人の女性の姿をしたオーフィスでは、同一の存在だと言われても違いが大きい。
オーフィスの違いを見比べていると「平行世界の我よりも強い、お前は何者?」と俺に聞いてきた原作世界のオーフィス。
平行世界のオーフィスの旦那だよ、と答えて婚約指輪を見せると「平行世界だと、我、結婚してる」と原作世界のオーフィスは無表情ながらも驚いている様子だった。
そんなやり取りもあったが原作世界のオーフィスに冥界土産を渡して、駒王町を立ち去ろうとした俺とオーフィスの前に現れた兵藤一誠含む主人公勢。
「此処は私の管理する町よ、あなた達は何者かしら?」と此方を警戒するリアス・グレモリーに、平行世界からの旅行者だが、そろそろ帰るよ、と正直に伝えておく。
「平行世界からの旅行者ね。それを証明することができる証拠があるなら信じるけど」
明らかに此方を疑っているリアス・グレモリーに、携帯の写真を幾つか見せてみた後、俺の世界でドラマになっている兵藤一誠が主人公なレッドドラゴンのDVDを渡してみた。
DVDの中身を原作世界の面々が確認したらしく、確かに平行世界から来ていると理解したリアス・グレモリーは警戒を解いてくれたようだ。
「俺もおっぱいドラゴンじゃなくて此方の方が良かった」と言い出した原作世界のドライグに「この世界のドライグは変態」と言った俺の世界のオーフィスは容赦がない。
「うおおおおおん!俺じゃないんだ!変態なのは相棒なんだ!」
咽び泣きながら叫んだ原作世界のドライグは、まさに可哀想なドラゴンに見えた。
平行世界がどんな感じになっているのか気になっている兵藤一誠含む主人公勢からの質問に答えていくと、かなり驚いている様子だった原作世界の面々。
アーシアとだけ良い雰囲気になっている俺の世界の兵藤一誠に、原作世界の兵藤一誠は「そっちの世界の俺はリアスとは、ただの眷族と主の関係のままなのか」と驚く。
俺の世界だと黒歌がリアス・グレモリーの女王になっていることに、塔城小猫は「姉様が部長の眷族に」と驚愕を隠せていない。
そして原作世界の姫島朱乃にとっては、俺の世界では普通に母が生きていることが衝撃的だったみたいで、原作世界の姫島朱乃は俺の携帯にある母の写真を見ながら「お母様」と涙を流す。
ジークフリートが持っていた魔剣の主となっている原作世界の木場は、俺がジークフリートの魔剣を全て破壊したことを知って「魔帝剣まで壊せるなんて」と物凄く驚いていた。
そして原作世界のリアス・グレモリーは「イッセーと付き合ってない私なんて想像できないわね」と平行世界の自分に頭を悩ませているようだ。
平行世界のアーシア・アルジェントが兵藤一誠と恋人になっていることを知った原作世界のアーシア・アルジェントは「私もイッセーさんと、もっと仲良くなりたいです」と言っていたな。
あまり変わりがない平行世界のゼノヴィアについて知った原作世界のゼノヴィアは「私は特に変わってないのか」と若干残念そうだった。
オーディンに置いていかれなかった平行世界のロスヴァイセさんを知った原作世界のロスヴァイセさんは「平行世界の私は置き去りにされなかったんですね」と体育座りで落ち込んでいる。
平行世界の自分についての情報に、様々な反応をする原作世界の面々。
とりあえず聞かれたことには全て答えたので、そろそろ元の世界に帰ることを伝えると「違う世界だとしても、朱乃を、お母さんに会わせてあげてほしいの」と頼んできた原作世界のリアス・グレモリーは、母の写真を見て涙を流していた原作世界の姫島朱乃のことを考えていたらしい。
それぐらいなら構わない、と了承した俺は「霧の世界扉」を開き、原作世界の姫島朱乃を俺の世界にある実家まで連れていく。
俺の世界の母と対面した原作世界の姫島朱乃は「お母様」と言いながら母へ抱きついた。
抱きついたまま涙を流している原作世界の姫島朱乃は、平行世界だとしても母と会えたことが嬉しかったみたいだ。
それから母と、しばらく話をした原作世界の姫島朱乃は、とても嬉しそうな顔をしていて、まるで幼い頃に戻ったかのように母に甘えている。
そんな原作世界の姫島朱乃の頭を優しく撫でていた母は「甘えんぼさんね」と言いながらも怒ることはない。
満足した様子の原作世界の姫島朱乃を連れて、再び「霧の世界扉」を開くと、原作世界の兵藤家の近くに繋がっていた。
「ありがとうございました」
扉の向こう側で深々と頭を下げた原作世界の姫島朱乃に、兵藤くんと幸せにな、とだけ伝えて「霧の世界扉」を閉じておく。
実家の母は、さっき会った姫島朱乃が別の世界の姫島朱乃であることに気付いていたみたいだ。
世界が違っていても朱乃は自分の子であると考えていた母は、原作世界の姫島朱乃であっても娘として対応してくれたらしい。
平行世界だとしても、もう会うことができない家族と会えるなら、会いたいと思う相手は多いだろう。
そう思うことは、きっと悪いことではない筈だ。