ゴッドハンドな転生者   作:色々残念

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第ゼロ感聴いてたらテンション上がって思いついたので更新します

本日2回目の更新です


解き放たれない神の手

末端の堕天使の一部の独断で、魔王の妹が管理している土地に侵入して神器持ちとはいえ人間を殺害したり、人間から神器を奪ったりするのは、堕天使から悪魔に喧嘩を売っていると見られてもおかしくはない。

 

堕天使レイナーレとやらが駒王町でそんなことを行おうとしていると一応アザゼルに伝えてみたが、三勢力の和平を考えているアザゼルとしては余計なことをしようとしている末端に対して「仕事増やすんじゃねぇよ」と嫌そうな声で文句を言っていたな。

 

そんなアザゼルからの依頼で、レイナーレとその仲間の堕天使達を捕縛するように頼まれた俺は駒王町に向かった。

 

到着した駒王町で、堕天使の気配を感じる場所に移動すると、ちょうどレイナーレに兵藤一誠が殺されそうになっている場面に遭遇してしまって、思わずレイナーレを殴り飛ばしてしまったが、捕縛することには成功。

 

状況がよくわかっていない様子の兵藤一誠に、ある程度説明しておいた方が良いかと思って説明していると、異変に気付いたリアス・グレモリーが転移で現れて「どういう状況なのかしら」と言ってくる。

 

完全に気絶して捕縛されている堕天使と、その近くにいる成人男性と男子高校生が奇妙に感じたのか困惑しているリアス・グレモリーにも、一応状況を説明しておくことにした。

 

詳しい状況を説明されて、駒王町に侵入していた堕天使達に憤慨していたリアス・グレモリーだったが、堕天使に狙われていた兵藤一誠に興味を持ったらしい。

 

「どんな神器なのか見せてくれないかしら」と言ったリアス・グレモリーに鼻を伸ばしていた兵藤一誠は、リアス・グレモリーに言われるままに従っていて、眷族に誘われるとホイホイ頷いてしまっていたな。

 

まあ、兵藤一誠に忠告はしたので、それでどんな道を選ぶかは個人の自由だろう。

 

それから俺が他の堕天使も捕縛しに向かっている間に、リアス・グレモリーの眷族となった兵藤一誠とアーシア・アルジェントは出会っていて、仲良くなっていたようだった。

 

俺に堕天使達全員が捕縛されていたことでアーシア・アルジェントが神器を抜き取られることも無くなり、死ぬことも無かったみたいだが、アーシア・アルジェントは最終的にリアス・グレモリーの眷族となることを選んだ。

 

悪魔となった兵藤一誠と共に生きようとアーシア・アルジェントは思ったのかもしれない。

 

とりあえず俺は捕縛した堕天使達をアザゼルの元に転送しておき、アザゼルからの依頼を達成しておく。

 

成功報酬がアザゼルのポケットマネーから支払われたので、依頼は達成だな。

 

俺が転送した堕天使達がどうなったのかは知らないし、興味もない。

 

駒王町での一仕事からしばらくして、俺の独自の情報網によるとリアス・グレモリーとライザー・フェニックスの非公式なレーディングゲームが行われたようで、勝者はリアス・グレモリーだったらしい。

 

リアス・グレモリーの女王と戦車が大活躍したようで、仙術を使うことが可能な眷族が高く評価されたリアス・グレモリーの願い通り、リアス・グレモリーとライザー・フェニックスとの婚約は破棄となったようである。

 

自由な恋愛ができるようになったリアス・グレモリーは喜んでいたみたいだ。

 

兵藤一誠とリアス・グレモリーの関係は、まだ眷族と主といったところなようで、恋愛関係には発展していなかった。

 

黒歌だけではなく白音までもが仙術を使えるようになっていたことで、ライザー・フェニックスとその眷族をあっさり倒せてしまった結果、兵藤一誠には活躍の機会があまり無かったのだろう。

 

基本的に家族に害が無ければ主人公勢にはあまり関わることは無かったが、少しずつ原作とは変わってきているような気がするな。

 

それでも変わらないこともあるようで、コカビエルによる教会からのエクスカリバーの奪取があったらしい。

 

駒王町に向かったコカビエルの捕縛をヴァーリと一緒にやってきてもらいたいと何故かアザゼルに頼まれることになった。

 

本来はヴァーリだけが頼まれる仕事である筈だが、俺も一緒じゃなければ行かないとヴァーリが言った結果、俺も一緒に行くことになったようだ。

 

認識阻害の術を使った状態でヴァーリと一緒に空を飛びながら駒王町に向かっていると「久しぶりに手合わせ願おうか!」と言って突っ込んできたヴァーリ。

 

空中戦になったが、問題なくヴァーリに接近し、ヴァーリの腹部に拳を叩き込んで気絶させてから、肩にヴァーリを担いだ状態で空を飛ぶ。

 

移動している最中に気絶から目が覚めたヴァーリが再び戦いを挑んでくるので、様々な方法で気絶させてからヴァーリを担いで駒王町まで移動を続けた。

 

気絶から目覚めたヴァーリと戦って、また気絶させた状態で運びながら駒王町に移動するということを繰り返していると、普通に飛ぶよりも時間がかかってしまったが駒王町にようやく到着。

 

ヴァーリを肩に担いだままの状態の俺は、物凄く楽しげに主人公勢と戦っているコカビエルを発見。

 

仙術を用いる黒歌でさえコカビエルに圧倒されていて、主人公勢の敗北は時間の問題だろう。

 

このままコカビエルの思い通りにさせるつもりはないので戦いに乱入しておく。

 

「バラキエルの息子か!」

 

俺を見て、そう言ったコカビエルは巨大な光の槍を投げつけてくる。

 

投げつけられた光の槍を拳の一撃で粉砕。

 

瞬時にコカビエルへと近付いて間合いを詰めると拳をコカビエルに連続で叩き込む。

 

ヴァーリという荷物を片方の肩に担いでいる俺は、空いている片腕だけでコカビエルを容赦なくボコボコにしておき、立ち上がることもできないような状態にしておいた。

 

「あの人、あんな強かったのか」

 

驚いた様子の兵藤一誠の声が聞こえたが、兵藤一誠以外の面々は俺のことを警戒していたな。

 

黒歌を相手にかなり優勢に戦えていて圧倒していたコカビエルは原作よりも強かったようで、そんなコカビエルを片腕だけでボコボコにして倒した俺を警戒するのはおかしいことではない。

 

とはいえ今日のところは主人公勢に関わるつもりはないので、コカビエルの回収を済ませて立ち去っておいた。

 

アザゼルの元にコカビエルを送り届けると、コカビエルのコキュートス行きが決まったそうだ。

 

仕事を終わらせて報酬を受け取った俺は、ヴァーリを連れてラーメンでも食べに行くことにしたが、並んでラーメンを食べながら会話をしていると「赤龍帝は、どうだった?」とヴァーリから聞かれることになる。

 

赤龍帝は今まで一般人だったんだから明らかにヴァーリの方が強いぞ、と伝えておくと「やはり今代の赤龍帝では俺の相手にならないか」と言っていたヴァーリだったが、残念そうな顔はしていない。

 

そこまで気にしてないみたいだな、とヴァーリに聞いてみると「俺には越えるべき壁があるからな、余所見をしている暇はないさ」と答えて笑ったヴァーリは俺のことを真っ直ぐな眼差しで見ていた。

 

ヴァーリが戦闘狂であることは変わっていないが、前よりも落ち着いたような気がするな。

 

俺と戦うことで戦闘欲が定期的に発散できているからかもしれない。

 

そんなことを思いながらラーメンを食べ終えて自宅に帰るとオーフィスが近付いてきて「ラーメンとアルビオンの匂いがする」と言った後「ずるい、アルビオンとラーメン食べてきた」と言い出す。

 

「仁は我ともラーメンを食べに行くべき」

 

なんてことを言うオーフィスは俺と一緒にラーメンを食べに行きたいようだ。

 

とりあえず今度一緒にラーメンを食べに行くことを約束しておくと、オーフィスは満足気にしていたな。

主人公とオーフィスが異世界旅行に行くなら、どの異世界が良いですか?

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