ゴッドハンドな転生者   作:色々残念

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何となく思いついたので更新


悪即斬な神の手

ディオドラ・アスタロトが既に死亡していることから、リアス・グレモリーとディオドラ・アスタロトのレーティングゲームが起こることはない。

 

原作とは違う展開になってきていることは確かだが、シャルバ・ベルゼブブの動きは掴んでいる。

 

どうやらシャルバ・ベルゼブブは高校から兵藤家に帰宅する途中のアーシア・アルジェントを拐う為に駒王町に侵入するつもりみたいだ。

 

王の駒によって魔王級の実力があるシャルバ・ベルゼブブに対応できる実力をアーシア・アルジェントは持ち合わせていないので、このまま放置していればアーシア・アルジェントが拐われてしまう可能性は高いだろう。

 

まあ、俺の手が届く範囲でそんなことをさせるつもりはない。

 

シャルバ・ベルゼブブの駒王町への侵入ルートも掴んでいた俺は、先回りしてシャルバ・ベルゼブブを待ち構えておく。

 

数十分後、現れたシャルバ・ベルゼブブに、遅かったな、と話しかけてみると驚いて戸惑っていたシャルバ・ベルゼブブは、俺が誰かを知っていたらしい。

 

「姫島仁!何故貴様が此処に!」

 

此方を警戒し戦闘態勢になったシャルバ・ベルゼブブからの問いには、敵に情報を教える馬鹿がいると思うか、とだけ答えた。

 

駒王町への侵入ルートで俺と対面することになったシャルバ・ベルゼブブが放つ魔力弾。

 

クルゼレイ・アスモデウスが放ってきたものよりかはマシな威力のそれを、瞬時に光力で作り上げた剣で斬り裂いて、シャルバ・ベルゼブブに接近。

 

たまにはドラクエのゴッドハンドが使える特技を使ってみるとするか。

 

闘気を光力で作り上げた剣に集中させ、繰り出す攻撃は「ギガスラッシュ」という敵1グループを纏めて斬り払う技。

 

悪魔にとって致命的な光力で作り上げられた剣に闘気を集中して繰り出した「ギガスラッシュ」はシャルバ・ベルゼブブを容易く斬り裂くと同時に消滅させる。

 

ギカスラッシュの元ネタはダイの大冒険の「ギガストラッシュ」らしいが、それも頷ける威力である「ギガスラッシュ」の技は、シャルバ・ベルゼブブ程度には過剰だったようだ。

 

禍の団の旧魔王派もこれで壊滅となり、これで現在の禍の団で1番力を持っている勢力は、英雄派ということになるのかもしれない。

 

これからの英雄派が、どんな行動をするかは一応気にかけておくとしよう。

 

ディオドラ・アスタロトもシャルバ・ベルゼブブも死に、アーシア・アルジェントが狙われて拐われるようなことはもう無いので、兵藤一誠が覇龍を使うようなことも無くなったとは思うが、兵藤一誠が今後どうなるか次第だな。

 

そんなことがあった日から月日が経過したある日、アザゼルから北欧神話の主神であるオーディンの護衛をして欲しいと頼まれることになった。

 

悪神とも言われるロキに狙われているオーディンを護衛するには、アザゼルと俺の父でもあるバラキエルだけでは、人ではないが人手不足であるそうだ。

 

アザゼルはヴァーリにも声をかけたみたいだが、俺がオーディンの護衛を引き受けるならヴァーリも護衛として同行するつもりだと、アザゼルからは伝えられた。

 

「頼む、報酬は割り増しで払うから引き受けてくれ仁!」

 

かなり必死だったアザゼルが切羽詰まっている様子だったので、オーディンの護衛を引き受けることを俺が了承すると「すまねぇ、マジで助かったぜ」と安堵していたアザゼル。

 

俺とヴァーリが護衛を引き受けなければ、アザゼルはオカルト研究部をオーディンの護衛に連れていくつもりだったようだが、戦力的にそれでは不安だったみたいだ。

 

主神クラスよりも強い俺とヴァーリが居れば護衛の戦力は充分だと考えたアザゼルは、魔王の妹と眷族が所属するオカルト研究部を今回の件に関わらせないように手を回しておいたようで、現在の主人公勢は冥界で仕事をしているらしい。

 

仕事はドラマの撮影であるみたいで、特撮っぽい感じの赤龍帝が主人公な作品であるそうだが、タイトルまでは聞いていなかったな。

 

独自の情報網を使えば直ぐにでも知ることが出来るが、どんなタイトルになっているのかはオーディンの護衛が終わってからの楽しみとしておくとするか。

 

それからアザゼルや父バラキエルにヴァーリと合流し、俺はオーディンの護衛の仕事を始めた。

 

北欧神話の主神であるオーディンの第一印象は、スケベジジイだなって感じだったが、女好きなところはアザゼルも一緒なので話は合うようだ。

 

可哀想なのは、オーディンと一緒に行動しているヴァルキリーのロスヴァイセさんだろう。

 

彼女も一応オーディンの護衛なので、オーディンから離れる訳にも行かず、歓楽街ではしゃいでいるオーディンに着いていっては顔を真っ赤にしてオーディンに怒っていた。

 

流石に歓楽街でキャバクラとかに行くんならロスヴァイセさんを休ませてあげれば良いのに、気にせず歓楽街に直行するオーディンは、図太いスケベジジイなのは間違いないな。

 

大変そうなロスヴァイセさんを見ていると、北欧神話は女性以外を護衛として派遣した方が良かったんじゃないかと思わなくもない。

 

キャバクラを梯子した翌日の移動中、現れた悪神ロキ。

 

主神オーディンが決めた北欧神話の行動方針に異議がある様子のロキは、オーディンを殺してでも自分の意思を押し通すつもりのようだ。

 

ロキによって呼び出されたフェンリルはヴァーリが相手をしてくれるようなので、俺はロキの相手をするとしよう。

 

「貴様は半堕天使か?いや、その凄まじい神性は神に等しい。貴様!何者だ!」

 

俺を見てそう言ってきたロキに、姫島仁だ、覚えておけ、と言った俺は父よりも強力な雷光を放つ。

 

「ぐわああああっ!」

 

直撃した雷光は悪神ロキの身体を焼き、苦悶の声を上げたロキ。

 

全身が焼け焦げたロキとの間合いを詰めた俺は、ロキの顔面に拳を叩き込んで意識を失わせておく。

 

俺がロキと戦っている間にフェンリルの相手をしていたヴァーリは加減して戦っていたようで、フェンリルの牙を砕かずに引き抜いて白龍皇の光翼に吸収させていた。

 

どうやらヴァーリはフェンリルの牙で神器を強化するつもりらしい。

 

とりあえず俺は気絶しているロキをアザゼルが開発した拘束用の道具で拘束しておき、ロキをどうするかはオーディンに任せることにした。

 

その後はロキ以外に襲撃者もなく、無事にオーディンの護衛の仕事も終了し、アザゼルから報酬を受け取った俺は父と一緒に自宅へと帰る。

 

自宅のリビングでソファーに座って寛いでいると姫島家にすっかり馴染んだオーフィスが近寄ってきたかと思えば、俺の膝の上に座ってきた。

 

「我の特等席」

 

嬉しそうにそんなことを言うオーフィスの頭を撫でておくと「仁は、もっと我を撫でるべき。そうすべき」と言い出すオーフィス。

 

とりあえずオーフィスの頭を優しく撫で続けておくと、撫でられていたオーフィスは物凄く幸せそうにしていたが、俺に撫でられるのが嬉しかったらしい。

 

まあ、この程度なら可愛いと言える範囲だろう。

主人公とオーフィスが異世界旅行に行くなら、どの異世界が良いですか?

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  • ダンまちの世界
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