北陸・上信越 日本海殺人ライン   作:新庄雄太郎

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そして、彼女はひとり旅で北陸へ行っていたことが分かった。


第4章 北陸ひとり旅

「ほう、北陸ですか。」

 

と、南は言った。

 

「はい、私はよくひとり旅をするときは山陰と北陸って決まってるんです。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「ええ。」

 

「それで、あなたは北陸へ行く時はどうやって行ったんですか。」

 

と、松本は女に言った。

 

「ええ、確か上野から夜行に乗って行きました。」

 

「ほう、夜行に乗って行ったんですか。」

 

「はい、北陸へ行く時は新幹線と特急に乗り継いで行くんですけど、今回は北陸の能登へ行くので夜行に乗って行こうと思って、金沢からは急行「能登路」に乗って輪島へ行きました。」

 

「それで、何時の夜行に乗ったか覚えていますか。」

 

松本は女に言った。

 

「そうね、確か23時頃だったかしら。」

 

「ほう、23時頃でしたか。」

 

「はい、23時頃に上野から夜行に乗って見たかったんです。」

 

「へぇー、夜行列車か。」

 

次の日、南は歩夢に会って話をした。

 

「えっ、夜行に乗って金沢から能登へ行ったの?。」

 

「ああ、そんなはそう言ってるんだよ。」

 

「珍しいわね、夜行に乗って北陸へ行くなんて。」

 

と、歩夢は南に言った。

 

「ああ、以前は新幹線「ひかり」に乗り、米原経由で金沢へ行ったこともあるんだって。」

 

「米原経由って事は、新幹線「ひかり」とL特急「加越」に乗って北陸へ行くのよね。」

 

「ああ、彼女の話だと今回は上野から夜行に乗って北陸へ行ったそうだ。」

 

「上野から夜行に乗って北陸へ行くことが出来るの?。」

 

と、歩夢は南に言った。

 

「うん、上野から北陸へ行く夜行列車は2本あるんだ。」

 

「それはどんな列車なの?。」

 

「ああ、調べてみると上越線経由で走る寝台特急「北陸」と信越本線経由の夜行急行「能登」の2本だ。」

 

「それで、その女の名前は。」

 

「ああ、確か名前は水原かおりって言っていたな。」

 

「そうなの、南さん。」

 

「うん、話が分かったんだよ。」

 

「能登を観光した後は、どこかへ行ったのかな?。」

 

「歩夢もそう思うのか?。」

 

「ええ、私も一度は夜行に乗って北陸へ行ったことがあるから。」

 

「ほう、歩夢は能登へ行く時は列車で行くのか。」

 

「そうよ、よく北陸へ行く時は列車で行くんだから。」

 

と、歩夢は南に言った。

 

その後の調べで、水原は事件当日に北陸へ行っていたことがわかった。

 

「そうか、やはり水原は上野から夜行に乗って能登へ行ったのか。」

 

「はい、確認取りました。」

 

「早速、石川県警の方でも確認取ってみたが、やはり彼女は能登の輪島へ行っていたそうだ。」

 

「じゃあ、水原が言っていることは本当なんですね。」

 

「うん、そう言う事になるな。」

 

と、高杉は言った。

 

「ところで、水原はよくひとり旅をするの?。」

 

「ああ、ひとり旅をするときはよく山陰と北陸へ行くんだそうだ。」

 

「山陰と北陸か。」

 

と、小海は言った。

 

「ああ、山陰は京都と出雲と鳥取に、北陸へ行くそうだ。」

 

「へぇー。」




この女が犯人なのか。
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