独立傭兵ハークラー 作:飲酒ナガラ
某死にゲーをしながら書き上げました。最近DLCが来ましてね中々執筆しながらだと進みませんね。
とても楽しく中々飽きませんねぇ。
というわけで第5話でございます。
あのブランチの依頼とキングの暗殺から1週間が過ぎた。今のところレイヴンによるルビコンの情報は流れていない。やはりキングとシャルトルーズは彼らの組織では重要人物であったのだ。
自身のACを作っていたあの日、早まった時を延期させるには中核をなす人物を排除するのが手っ取り早いと考えキングかシャルトルーズのどちらかに狙いを定めたのだ。最初は、レイヴンを仕留めようかとすら思ったが何処ぞのラインアークに所属している白い機体の様に蘇ってきそうな予感があったため断念した。
絞られた目標を更に分析して2人のうちどちらが消えれば支障をきたすか更に考える。
シャルトルーズの場合は、ポニテに褐色肌の美人さんでしっとりとした唇に魅力的なバストに加え安産型の尻とガッチリしたふと……邪な思考が入ったな失礼。
話を戻して彼女の場合は相手を舐めてかかる傾向にある。傭兵として出来る人物なのだが相手を過小評価しやすいため抜けたとしてもあまりダメージないだろう。ただ彼女と前に話したが相手のことをオブラートに包むような気遣いをしていたな。
戦闘能力は悪い所はなく異名通りの破壊力で敵を鎮圧する。アーキバスシリーズで揃えられメリニットのバズーカとレーザーで敵を圧倒するスタイル。弱点はミサイル系がなくホバータイプのため被弾しやすいことだろう。
次にキングは、金髪の角刈りした偉丈夫といったところか。傲岸不遜な物言いだが的確に敵の戦力を把握して戦える人物と言えるだろう。依頼達成率89.6%の成功率を誇っていたが…あの日にパイルで貫かれ意味のない数値になってしまったことだろう。
四脚にライフルとサブマシンガンに加えアーキバスが作り出した3連ビーム砲と通常より硬いシールドを装備し中遠距離から敵を倒し装甲が熱い敵にはレーザー砲で吹き飛ばす堅実かつバランスの取れた機体と言える。
この2人を比較して長所、短所、癖、相対した場合の戦略または戦術を組み上げていく。
そして練りに練った結果キングの方を処理することに決めた。あの4人の中で2番目に纏まりを作れる人物と判断したのだ。過去にブランチが関わった依頼をまとめて精査した結果。言い方はあれだが縁の下の力持ちで彼のお陰で達成できた依頼も何件か発見できたためだ。
あの日のシャルトルーズは棚から牡丹餅なのだがキングには関しては多少ズレたが予定通りだったのだ。ただ正直彼らの作戦に参加できるかは分からなかったため惑星封鎖機構に情報のリークに加え犯行声明を複数回に渡りに行い挙句の果てには4脚MTを改造して大量の火薬を搭載させ爆弾で基地の一部を吹っ飛ばしたりしていた。
その結果警備が薄くなるステーション31はかなり堅くなり殺意が目に目えるぐらいに強まっていたわけだが結果的にはいい方向に行ってると言えるかも知れない。
悪い方向的には、あの後からブランチが此方のことを探っている可能性があることだ。パイルバンカーでのコクピットに刺したあと収束レーザーが機体を吹き飛ばしたとはいえあの場に彼が死ぬまでいたから疑いは持たれていると考えられる。
と考えを巡られているとチーンとアラームのような音が聞こえたため思考を止めて温めていた昼食を取り出す。今日の昼食はチキン南蛮弁当だ。
地球から離れルビコンに近い惑星の1つに降り立った俺は宿をとり珍しく売っていたこの大型の弁当を買った。竜田揚げ風に揚げたチキンに甘塩っぱいタレをかけた上にタルタルソースがかけられている。そこに黒胡麻をかけたご飯に、複数のサラダとフライドポテトに何故か入っているナポリタンがあった。実に食欲をそそられるので手を合わせ頂きますと言い齧りつき始める。
カリッ!カリッ!
と噛むたびに竜田揚げにされたチキンからいい音が聞こえ甘塩っぱいタレにタルタルソースが合わさりたまらない美味しさを出している。ご飯、チキン、サラダ、ポテト、ナポリタンと食べすすめていき15分後くらいには完食し温かいお茶で喉を潤す。
何故、他の惑星で地球由来の飯食ってるのと思われるだろうがそれは移民船に乗せられていた人工的に作られた動植物を惑星に放ち適応させたためだ。宇宙を移動できるようになったとは言え適応できない食べ物は沢山あるので食べても死なず栄養が取れ更に美味いという品種改良が成されたためだと言える。
ありがとう過去の偉人さん。こんな辺境の地で美味い飯が食えるのは貴殿たちのお陰よ。と余韻に浸っていると一通のメールが届く音がした。
ポケットからスマホから数世代以上行ったデジタル機器を取り出す。四角型なのは違いないが文明が発達したことにより文字や画像などを映し出すディスプレイが空中に映し出されようになった電子機器だ。
性能は色々があるが俺が持っている物は依頼とかメールや暇つぶしのボードゲームが数種あるぐらいの安価なやつだ。凄いやつだとハックを可能にするらしい。
メールを開くと
「独立傭兵コルニクス。貴方に独立傭兵ケイトm」
メールを閉じて消去ボタンを押した。その後自身の端末をへし折りゴミ箱に叩き込んだ。
へェア?! なんでいままで連絡してこなかった傭兵から来るのしかもケイト・ま…いかんいかん名前すら考えると近寄ってくるだろうあのポンコツマインドが。
だって関係持ってないはずだ。あいつの依頼なんて見た瞬間に速攻で違う依頼受けて極力受けないようにしていたのに何故あの日から1週間後に…しかも機体の修理が終わる1時間前に掛かってくる?!何処からか見てるのか?!
いきなりのラスボス…と見えなくもない人物からのメールに動揺を隠せていないコルニクス。その状態の時に宿から電話がかかってきた。
出てみると宿にお客様の知り合いという人物からかなり電話が掛かってきてしつこいから出て欲しいらしい。確かに立派とは言えない宿だが客に電話をよこすなよ。せめて名前聞いてから電話をくれと思いながら電話をまわしてもらうと。
「遅い!いつまで私を待たせる気?」
いきなりの大声かつ高い声に電話を遠ざけつつ安堵する。一瞬マインドからかと思ったがアイツか。
「いきなり煩いぞ。ソール」
「うるさいって?数日前から連絡取れないから色々調べて電話した私に言う言葉かしらね。それとも私の情報は要らないって?」
彼女の名前はソール・ケーイン・クマドオントという。過去の依頼の時に助けた元独立傭兵で今は情報や機材とか幅広くしている商売をしている。それに情報を取り扱うなら知っている中では1番信じられる。赤い髪に緑色の瞳の身長150㎝ぐらいの可愛い女の子だ。ただ出会ったころ感情が希薄だった、顔が整い過ぎてる、会った時の機械的な対応に怪しんだことがあったが杞憂かもしれない人物だ。
今ではこんなことを言うようになった19歳の立派な女性だ。猫でも被っていたのかもしれない。
「それはすまない。依頼で機体の修理と休息に勤しんでいたものでな。あと
「またぁ?貴方ねぇ…これで壊すの37回目よ。どうしたら壊すのか聞きたいのだけど…まあいいわ。受けても良いけど無料でなんて言わないわよね?」
「まあ…良いだろう。ただし依頼の内容次第だぞ?」
「それでいいわ。嫌がっている相手に依頼しても時間の無駄だもの」
やけに素直だな…助けた時から3年過ぎたからか?いや……なんか嫌な予感がするぞ。戦闘中に発揮される感が未来に影響を及ぼしような予感を告げている。
「私が、情報と機材や兵器を幅広くやっているのは知っていると思うけど…とある惑星にACパーツと食料の輸送をお願いしたいのよ。報酬は50万COAMと貴方にあげた電子端末の強化型でいかがかしら?」
電子端末の強化型は嬉しいが報酬が高すぎるってことは厄介な星への惑星の密輸かな?時間があるし受けもいいか。勘が告げているが修理とかその他諸々の出費でCOAMがないため必要な依頼として受けよう。
「了承した。この後の情報はACのほうに送ってくれ独立傭兵コルニクスとして君の依頼を受諾した。ところで輸送と聞いたが場所だけ聞いていいか」
「ありがとう。流石は私の………独立傭兵コルニクス頼りしてます。場所はルビコン3。とある物質により惑星閉鎖機構が封鎖している惑星です」
途中なんか聞こえなかったが彼女もなにかしら年頃なのだろうと思い
追求せず別の思いをはせた。
………あぁやっぱり厄介ごと来たかぁ…依頼主フラットウェルとかかなぁ…ルビコン3かぁ…未来を遠ざけてもあっちから近づいてくるのかぁ
あっ…ハークラーさんのプロフィールについて語ってなかったので少し載せます。
ハークラー
身長196㎝、体重100kg.
金髪を角刈りにして整えた短髪の髪に少しだけ顎に髭を生やした偉丈夫。(近いイメージとしてはジャ◯ク・ガーランド)
好物 肉全般
嫌いな物 綺麗に掃除したのに出てくる黒いG
趣味 依頼終わりにする電子機器での対人ゲーム