コーミエ To Heart2外伝 まーりゃん帝国編 作:魂魄武尊
向坂家大広間
現在ここでは、生徒会亡命政府による御前会議が開かれていた
ちなみにメンバーはこちら
向坂環首相
小牧愛華副主相
塚本紘一(つかぽん)陸軍元帥
田代込江(コーミエ)陸軍大将
イルファ
ミルファ
シルファ
姫百合瑠璃(オフサーバー)
小牧郁乃
吉岡チエ 西園寺女子高代表
柚原このみ 陸軍大将補佐
河野貴明書記
以上の陣容となっている。
「でも・・・本気なんでしょうか?・・・その世界の破壊・・だなんて」
愛華副首相が未だ理解できぬといった顔でこちらに来て来る
「少なくとも、先輩は本気と考えたほうがいい
問題は珊瑚ちゃんや武尊のほうが本気なのかってところだけど・・イルファさん、タマ姉」
俺はとりあえず二人の意見を聞くことにした。少なくとも俺より二人を知ってる彼女たちなら有益な情報を得れるであろうという判断である。
最初にしゃべってくれたのはタマ姉だった。
「少なくとも、これの常識の範疇では、やる気はないと見たいわ・・・でも」
でも?
「今の武尊に常識の範疇も求めることは不可能だと思うわ
少なくともタカ坊の状況証拠から考えるにね」
「そこに関しては、何か心当たりがあるんじゃないかしら・・ねえ?イルファ?」
タマ姉はイルファさんに聞いた
「そうですね・・・私たちや瑠璃様は二人を独占する時間は取れていますが
お二人同士での独占はここ数か月できていませんね・・・
来栖川でも別々の仕事が入ってなかなか一緒の作業とかがないらしいですし
それに武尊様は生徒会、野球部、放送部 環さんの執事と多くの仕事をしており
そのためさらに珊瑚様を独占する時間がなかったと思います
そこに珊瑚様から ふたりきりのデート をちらつかされては
理性はとうに吹っ飛んでしまうと思います」
「私が瑠璃様にそんな提案されたら・・ああ~」
「イルファ・・・」
瑠璃ちゃんがイルファさんの妄想モードを白い目でいる
しかし、なるほど・・・確かに武尊は野球部選手兼任監督兼放送部部長兼生徒会非常勤役員
と、高校生としてはありえないほどの職を兼任している。
それ+向坂家の執事、久寿川エレクトロニクスの研究員も現在は兼任しているのだ。
それを考えれば、あの可笑しな言動にも納得がいく
「しかし・・・そうなった場合、私達の勝ち目は薄いわね」
「やっぱりタマお姉ちゃんでも勝てなさそうなの?」
「そうね・・・つかぽんさん的にはどうかしら?」
タマ姉は、つかぽんさん(塚本紘一)に意見を求めた
「私も正直言って無理だと思います、一応生徒会会長時代、武尊に
「つかぽんさんは会長なんですから、やはり戦略知識くらい入れておきましょう!
ためになりますよ」
と言われて少し叩き込まれましたが、環さん同様、勝ったことは一度も・・・」
「ということは、頼れるのはあと一人・・・」
その一人の名前を言う前に、向坂家の執事と思われる者が、勢いよく扉を開け急報を届けた
「報告します、霧崎家、今回の騒動に対し中立を取る模様・・・霧崎家の救援はなくなりました」
その急報を聞いた瞬間にタマ姉とつかぽんさん、コーミエの三人が頭を抱えた。
いったいどうゆう人物なんだろうか・・・と俺の顔に出ていたのか、コーミエとタマ姉が
その人物の紹介をしてくれた
「霧崎環(きりさきたまき)うちの野球部の選手兼任のヘッドコーチ」
「そして魂魄家に次ぐ分家よ、、ほらタカ坊覚えてない?
すこし前に刀向けられたことがあったでしょう?」
そこに来て俺はようやく思い出した、
あれは数か月前、タマ姉たちと登校中に後ろから謎の男に切りかかれたことがあったのだ
あの時は武尊が寸前のところで自身の刀で防いでくれたのだが
その怪しい男はそれ以降あっていなかったため記憶から消えていたのだ。
詳しく聞いたところ、霧崎家は魂魄家と連なる家系にあり、向坂家の左腕といういちずけらしい
魂魄家と霧崎家の違いを言えば、向坂家のために死ぬのが魂魄家であり
向坂家のために生きるのが霧崎家であるらしい。
向坂家の昔の当主が戦場に特攻をかける際、先方を務めたのが魂魄家の当主であり
霧崎家の当主は向坂家当主の跡取りを護衛し戦場を撤退する役目を担ったとされているらしい。
しかし、それほど忠義に厚い霧崎家がなぜ、今回は中立なのか・・・
少しわからないところでだなぁ。
「けど、そんな優秀な人が居ても、さんちゃんのハッキングには敵わないんじゃないの?」
「ふふ・・・らめらめれすおポンチみるみる
珊瑚様がハッキングする前に止めに行くのらからそんなの関係ないのれすよ」
「なにをーヒッキー妹!!」
ついに瑠璃ちゃんの付き添いで来ていたメイドロボのシルファちゃんとミルファちゃんが
姉妹喧嘩を始めてしまった。
それくらい会議が停滞してしていた
理由は簡単だ、誰も勝てる案を思いつかないからだ。
そもそも戦略なんてもの習うのは九条院くらいのものでタマ姉以外ほとんど知識がないに等しいし
たまたま学んでいたつかぽんさんも、元々は武尊が教えたものだ。
さらに頼みの綱ともよべた霧崎家は今回は中立をとり支援なし
そして総司令官のタマ姉ですら武尊に一度も勝てていないのである。
では、周りは何か別の手で武尊を離反させようと試みても、そもそも参加理由である
珊瑚ちゃんとの二人きりのデート
これ以上の品をやはり用意できぬと
そんな感じにどんどん時間が過ぎ、もうあきらめようという空気が漂う中
「ちょっといいかしら」
会議の空気を一気に変えるような、そんな一言が発せられた
「郁乃?」「郁乃ちゃん?」
愛華とタマ姉がすっとんきょうな声とともに、その発言主を見る
発言者は小牧郁乃ちゃん、愛華の妹だ。
姿形は愛華そっくりであるが
その性格は真逆で、愛華を動物で例えるとリスという回答が多いが
郁乃は狼という人が多い、その大人びた性格は
持病の一型糖尿病の治療のため長いこと入院していたことが原因だそうだ。
「そもそもの話なんだけど、武尊以外に優秀な将が相手にいるの?」
・・・・・・
「確か・・・いないはずよ」
少し時間が空いてからタマ姉がその質問に答える
「となれば、武尊から戦略知識に関して学んでいるのは九条院で学んでいた向坂先輩と義兄(あにき)
あと私ってことになるよね?」
「確かに・・・そうなるわね、」
そう、魂魄武尊から戦略知識を学んだのはタマ姉やつかぽんさんだけではない
今思い出したが郁乃ちゃんもまた、この男から戦略知識を指南されていたのだ。
まあ、どこで指南されたのかというと
あれは数年前、郁乃がまだ小学6年生くらいまで戻るのだろうか
向坂家と来栖川の交渉において
魂魄武尊は生まれて間もなく人質として来栖川家で生活を送っていた。
その関係で長瀬家、つまり十波由真とも知り合っている。
ある時、愛華の友達になった由真は、男が苦手だという愛華の苦手意識を間然するため
だろうか、当時すでに九条院にいた武尊を紹介したのだ、
ただ、九条院に入学してる時点で彼が妹の名前で入学しており、女装を常時していたことが
由真にとって少々誤算であったかもしれない
ちなみに愛華は出会った当初は全く気付いていない
彼女が武尊を男であることを知るのは 武尊がタマ姉の命で俺のいた中学に転入してからだ。
そんなわけで完全に新しい女友達ができた愛華
彼女の話はどこか別世界の話をしているようだった・・・郁乃にも合わせたいな
ある日そんなことを愛華は思ったのだろうか
なぜかはわからなかったが武尊をつれて愛華は郁乃ちゃんの病院に向かっていた。
郁乃から見た武尊の印象は、なんでこいつ女装してるんだろうである。
まあ妥当である、これは愛華が鈍感すぎるのか、郁乃が鋭すぎるのか
どっちととるなら間違いなく前者であろう。
最初の頃は、とんでもない変態が姉を狙ってるのかと思っていたが
話をするうちに家の事情でこうなっていることを知ると、家の都合とはいえ大変だなという同情と
それを学校外でも徹底している不器用さに少し姉に近い何かを感じ
なんだかんだ信用しているらしい。
以後武尊はたまにある休日の一部を郁乃の見舞いに使い
彼女は来た武尊から勉学を学びながら、九条院での生活の話を聞いたりしていた。
ある日、入院中の暇を持て余したい郁乃が武尊になんか趣味はないのかと聞いたところ
九条院で使用している戦略シュミレーションのソフトと武尊が書いた戦略指南書が送られたらしい
それ以降、勉学以外の時間はほとんど戦略知識の授業を受けて今に至るらしい。
「数において実質3対1、しかも武尊には変わりはいない、ってことは
武尊だけでも倒す作戦があれば勝てるんじゃない?」
「しかし、、そんな作戦、、」
あるわけがない、思いつかない、とタマ姉が口にしようとした瞬間に割る感じに郁乃が一言
「私、その作戦思いついたわ」
会場にざわめきが起こった
大体の理由は名将ですら思いつかなかった作戦が出るのかという期待と
この停滞した会議が終わることへの安堵のざわめきであろう
一部は妹が何を言うのか心配という感じのものもあれば、自分も巻き込まれるのではないかというものも含まれてはいたが…
ざわめきが収まってしばらくしてタマ姉から
「それは、、どんな作戦なのかしら?・・・出来れば犠牲はあまり出したくはないのだけど」と言った。
タマ姉としては、できればその作戦を即了承したいところではあるが
後々の武尊以外の幹部、残党の処理などを考えると、犠牲が多すぎるのは避けたいのだ。
それに対して郁乃ちゃんは
「安心してください、犠牲は極めて少数です。
義兄とコーミエが頑張れば犠牲なしも不可能ではないと思います」
それを聞いた二人は固まっていた、一人は絶対危険なとこに配置されるなという恐怖
もう一人は主役☆主役☆という期待と緊張といった感じである。
「まあとりあえず、だまされたと思って聞いてください」
そう言い、郁乃ちゃんは具体的な対武尊戦への作戦を説明し始めた
結論から言うと第一作戦をこれとして
その後の残党戦力を着実に撃破するための第二作戦が完成し
その日は終わった。会議に参加した人員は、明日が決戦ということもあり家に戻らず
向坂家に泊まることになった。
その一方で、聖まーりゃん帝国帝都の指揮所では、帝国の幹部たちが一堂に食事会を行っていた
以下幹部リストである
まーりゃん総統
久寿川ささら副総統
姫百合珊瑚科学総監
笹森花梨オカルト総監
草壁優季経済大臣
神楽玲於奈 九条院向坂親衛隊総司令官
以上である。 そして彼女らの今日の食事は実に豪勢であった。
まーりゃん総統には豪勢なお子様ランチ、一見普通のお子様ランチに見えるがそうではない
エビフライは伊勢海老をふんだんに使用しており、ハンバーグは神戸牛を使用
オムライスは技術力が求められるドレス式を採用しており
旗はまーりゃん総統がデザインした帝国国旗が使われており
脇には少ないがキャビアが添えられている
まさに素材一つ一つが超一流のものである。
久寿川ささら副総統は、人が作ったような食べ物は食べれないため、とんでもない高級料理
もはやすごすぎて表現ができないほどの代物である。
姫百合珊瑚科学総監には、何か月もかけ、珊瑚ちゃんの舌に合う究極の甘さを実現したアンバタ
笹本花梨オカルト総監には、高級な卵を使った卵サンド
草壁経済大臣には本場イギリスの紅茶とイギリス料理
神楽玲於奈には九条院の伝説のメニューであるビーフシチューといった豪華さである。
ちなみにこの食事は元帥である魂魄武尊が腕を振るい
総統のポケットマネーから材料費が出ているらしい。さすがは帝国といったところである
「さ、流石に、緊張感かけてませんか?まーりゃん総統」
恐る恐る、玲於奈はまーりゃん総統に意見した。
ただ、まーりゃん総統はというと
「だいじょうび、だいじょうびだよ~玲於奈ちゃん、こっちには最強の元帥、あと料理人がいるんだから今は元帥に任して、私たちは優雅に食事と行こうではないかね」
と、まーりゃん総統はお子様ランチをほおばりながらそう言った。
ちなみにさっきまで、親衛隊の武装を珊瑚ちゃんと必死に共同開発していたので本当は余裕がない
しかし指揮の点から総帥たるもの余裕を持たなければという理由でこうなっているのだろう
決してただ単純にお子様ランチが食べたかっただけではない。
それがわかっているからか玲於奈以外のメンツはほとんどが楽しんでこの晩餐に参加していた。
ただ一人を除いて
「しっかし、武尊おらんの・・・寂しいなあ~」
珊瑚ちゃんがアンバタを食べながら寂しそうにそう呟いた
そう、幹部たちが一堂に会したこの食事会に食事を作った張本人であり
軍総司令官である魂魄武尊の姿はない
彼は彼で、この時別任務をおこなっていたからである。
彼は学校の屋上、そこが彼の戦場であった
彼の任務は明日の決戦において総司令官として、できるだけ多くの作戦を立案すること
どんな状況に陥っても問題が起こらないように何百との作戦を立案していた。
そしてもう一つは警備、帝都であるこの学校に密偵ないし暗殺者が来ることを想定し
向坂家時代彼の指揮下にあった親衛隊、彼らを各門とこの屋上、あとは廊下を見回る部隊にわけ
襲撃に常に備えてた
現にこの時間まですでに20回のハラスメント攻撃を受けてはいたが
侵入を許さず、隊員の離脱者もなしであった。
しかしこの21回目最後の襲撃
この時魂魄武尊は、指揮所でまた一つの作戦を立案し終え
晩飯であるヤックのハンバーガーを食していたところであった。彼曰く
「他人に作るものには気を配るが自分が食うぶんなら、ヤックで十分」
だそうだ。彼はヤックで売っているビックヤックと炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフヤック
を食すと更にデザートに三角チョコパイを食べようとした際、敵襲の報告を受けることになった。報告者によれば
「わが校の生徒データには存在しない薄ピンク髪の女が、生徒手帳を出し皇帝陛下の名を出し
客人だと言って侵入しようとしています」と
むろんまーりゃん先輩にピンク髪の知り合いくらいならいそうなものである。
しかし現在まーりゃん先輩から来客が来るぞという報告は上がっていない
たまに生徒会時代に用事を事後報告で認可させられたこともあったが
流石に帝国建国で忙しい今彼女の友人が来ることなど100%ないと断言できた。
そしてさらにわが校の制服を着ており、おそらく偽装されていないがデータの無い生徒手帳
とんでもなく怪しいのである。
「ルーシー・マリア・ミソラ…か」
武尊はその生徒手等の名前を確認するようにつぶやくと
迅速にその不審者のいる正門に急いで向かった。
「いいかげんにしろ うー うーの力でこの建物ごと焼き払うぞ!」
不審者である少女はまーりゃん先輩並みに意味わからないことを述べていた
「Lucy Maria Misora, ce treaba ta aici azi?(ルーシー・マリア・ミソラ、本日はどういう用件でここに?)」
「ほう、欧州?の言葉だな うー しかし私はアメリカカリフォルニア州出身だ
うーこのみたいなギャグは別に今しなくても問題ないぞ うー」
まるで昔馴染みのようなしゃべり方である。
「そうですか・・・ではルーシー…いやるーこきれいなそら 本日はどういった用件で?」
「ほう、別次元の記憶も引き継いでいるのか・・・感心したぞ うー うーたかとは違うな」
なにかメタ発言のような発言が飛び出したような気がする
周りの兵たちはこの異様な雰囲気にのまれていた
「用件は簡単だ、るーはまーの使いである まー・りゃんの排除だ
うーは理解あるうーだから言うがまーとは全宇宙の滅びをつかさどる神なのだ
このまま力をつける前に排除しなければ、全宇宙が崩壊するのだ
るーは まーを滅ぼす巫女としての務めを果たす
ので 素直に通してほしいぞ、るー」
・・・・兵たちの思考回路は完全にショートしていた、いや異次元すぎて内容が理解できなかったといったほうがいい、だが少なくともただ一人だけはこの内容を正確に理解していた。
「なるほど、ようはまーりゃん総統閣下の排除が目的ということですね・・・
残念ながら私は帝国軍総司令官指揮官としてここで通すという道はなし!・・・
おとなしく回れ右をしてもら居たい。」
「る? うーはうーたまの従者であろう?。なぜまーに力を貸すのだ?」
「まあ、しいて言うなら、恋はいつもハリケーンである、でしょうか?」
「う~?よくわからんぞ」
などと悠長に会話しているが両者ともどこに仕込んでいたかわからないが武器を構えていた。
どちらもまるでSF映画にでも出てくるライトセーバーといった感じであろう。
違いがあるとすればルーシーの持つ剣は1本で真っ白に光る刃が、武尊の持つ剣は二本で
左の剣からは濃い紫色に光る刃が、右の剣からは海のような青色に光る刃がボタンを押して
出てきたという感じであろうか。
「るー!」
すると次の瞬間ルーシーの腕からか突如重力波が飛び、全員が吹き飛ばされた。
いや正式には一人は飛ばされたふりをしただけで
その場で一回転し重力波に飲み込まれないように回避に成功はしたが
他の兵は全員、校舎の壁まで飛ばされ、そこから復帰することはなかった。
ルーシーは次に武尊の首を取るべく、自身の後ろから重力波を飛ばし急速に近付き
武尊の首にそのライトセーバーを振り上げた。
しかし、その程度で打ち取られるほど甘くはない、一回転して自分の状況を瞬時に理解した武尊は
そのライトセーバーが首に来る前に素早く右手にあったライトセーバーを再度起動しその刃を防ぐ
そしてそれを防いで見せた後左手に持つもう一つのライトセーバーで今度はルーシーの首を狙う。
しかしルーシーはるーの戦士、その程度で不覚を取るはずもなく
ルーシーはライトセーバーの別のボタンを押すと、下から同じ色の刃を放出し
ダブルブレードにして対抗、結果的にこれを防ぐことに成功する。
この後両者の死闘は10分間続いた。
どちらも実力が拮抗しているからか果敢に攻めるが両者はすべて受け止めるなり
はじき返すなりで、本体に全然当たりはしないのだ。
10分もたち、お互い体力面での限界が見えだしたころルーシーからの奥の手が放たれた
「るー!」
ルーシーは左手を正面に出すと、そこから電撃を放った
体力と限界点が近かったことと、その距離の近さから、回避するのは不可能であった
彼はとっさに自分ライトセーバーを正面でXにしてに構え、その電撃を受けた。
結果的にこの受けは成功し、ライトセーバーの刃に電撃が吸い込まれ、それ以上の進攻を阻止することに成功した。
しかし防ぐのみでほかに打つ手なし
ルーシーは、片方の手でライトセーバーを持ち電撃を浴びせながら近づいていく
もはやこれまでである。
この時ルーシーは勝利を確信していた。体力を消耗させ、奥の手の電撃で行動を不能にし
とどめの一撃を放つ、正直ここまでうまくはまるとは思ってはいなかった。
正直なことを言ってしまえば、この逸材のるーを殺さず捕獲し母性に持ち帰りたものだ
少なくともここまでの逸材、るーには存在しないであろう
しかし世界の終焉を呼ぶまーの使いの護衛
そして、ここで野放しにすればすぐに後に追いつき私を殺すであろう
おおぐま座47番星第3惑星「るー」の戦士の名において
ここでまー・りゃんを抹殺しなけレばならないのだ、だからこそ電撃だけで殺さず
確実に首を取ろうと思ったのであろう。しかしそれが決定打となった。
「ぐぐぐ・・・しかし、甘いわ!」
そうゆうと武尊は徐々にライトセーバーの角度を傾けていく。一定に傾けた直後
なんとルーシーの放っていた電撃が
少しずれたあたりで反射しルーシーめがけて突っ込んでいく。
「る? !?」
ルーシーは、電撃が来るのに築いた時にはすでに時すでに遅く
その跳ね返った電撃をもろに喰らってしまった。
約1分くらいであっただろうか、そのくらいの時間電撃を浴びたルーシーは力尽き
その場で倒れた。
ルーシーの持っていたライトセーバーも電撃をもろ喰らった際に根本部分が爆発し
もはや剣としての機能しないものとなった。
・・・・・・
「ど、どうした、うー?、まだるーは生きているぞ?止めをささないのか?」
「・・・私の任務はあくまで総統閣下の護衛であって、るーこ、君の排除ではない
戦闘が不可能になった時点で、私の任務はすでに達している。・・・
おとなしく国に帰るのだな」
「・・・ふっ甘いなうー
昔のうーであったらうーたまの敵に対して徹底的に排除してたというのに・・・
まあ、今回はその忠告を素直に聞いておいておこう るー」
そういうとるーこは立ち上がり、そして突然白く発行し始めた。
「約束どうり、国にいったん戻る、邪神まーがよみがえったらその時は連合艦隊とともに
再びこの惑星に戻り惑星事封印することになるが・・・まあ、復活しないことを願っているぞ、うー」
そう言い残し光とともに消失した。
まったくとんでもないやつが相手だったと、武尊は少し愚痴ったあと、先ほどの戦いで
壁に打ち付けられ気絶した兵士たちを全員たたき起こしたあと、再び屋上に設置した
指揮所にまた籠ってしまった。
そしてそのあと、寂しくて眠れなくなった珊瑚ちゃんが押しかけてくるまで
彼はさらに数百通りの作戦を立案していた。
本当であれば珊瑚ちゃんを寝かせたあとまだ作るつもりであったが、付き添いで一緒に来ていたまーりゃん先輩に
子供は寝る時間だぞと、いったいどっちが子供だと思う忠告をもらい
仕方なく、指揮所に寝袋を設置し珊瑚ちゃんとともに就寝した。
まもなく決戦の夜が明ける、運命の女神はどちらに微笑むのだろうか。
実のところ言うと、るーこと郁乃ちゃん当たりは当初描く予定がなく
急遽書きたくなったので3話以降物語が少しおかしくなるかもしれません
まあ、温かく見守ってくれるとありがたいです。
あと3話まだ一割しかできてないんで毎週投稿2話で消滅する疑惑が出てます
頑張らないと、、