コーミエ To Heart2外伝 まーりゃん帝国編 作:魂魄武尊
結局半分しか完成せず、前 後編で分けることになりました。
ちなみにピクシブのほうではおまけの小話とか、解説見合いなもの上げてますが
こちではあげえれないので1週間更新無しとなっておりました。
小話だけとかならこっちも更新できそうですが解説は規約的に無理そうです
また在庫は万年0 おそらく来週も投稿でいないか小話でごまかしますが
許してください。
翌日、学校の体育館に、教師を除く全生徒が集結していた。
事情の知らない生徒たちからはいつものまーりゃん先輩主催のイベントかなにかと思われているのだろう。生徒会亡命政府としては、誠に遺憾としがたいものがあった。
体育館はサロンド・まーりゃんとは対照的
両翼の二階席のフェンス部分には 先手必勝 猛虎繚乱 NO1アイドル 淑女万波
帝国決起 などの横断幕が掲げられ 正面に翻ったかつてこの高校の校章は外され
大木にマの文字を上にのせた帝国紋?に上書きされ、壇上の後ろには
天使なんかよくわからない銅像が後ろに控えている。
あと壇上の上に掲げられた横断幕は
【聖 まーりゃん帝国】
とてもひねりがなく実にシンプルである。
まあシンプルじゃなくとっても凝ったものを出されていても困るのだが
壇上の左右にある関係者席には、おそらく帝国の関係者と思わしき人物たちが座っていた
ささら会長 笹本さん、草壁さん、九条院でタマ姉の従者だった三姉妹
クリン 黒羽根さん 雄二
XAR-aアルティ 野球部所属の横山、高田、清水に中村、野間 上本、山下など
実に豪華ただ3人ほどその姿が見えない、
主犯であるまーりゃん先輩、おそらく軍の総司令官の魂魄武尊
サイバーテロの陣頭指揮をとる姫百合珊瑚ちゃんの三名である。
まあ、おそらく今日の演説の準備でもしているのだろう・・・一体どこから出てくるつもりなのか
「れでぃーす、あんど、じぇんとるめん、あーんど、おとっつぁん、おっかさん
聖☆まーりゃん帝国学園総統、まーりゃん閣下のおなぁ~りぃ」
「皆様、ご起立の上、拍手でお迎えください」
雄二と久寿川先輩が席を立ちマイクを持って開幕の宣言をする。
すると突如壇の丁度真上であろうか、その付近の天井が突如開閉し
周りから白い煙が大量に放出された
「まっまままま~~」
まーりゃん先輩はその天井にでもエレベーターを設置したのだろうか、
天井からまーりゃん先輩はゆっくりと降下してきた。
それはまるで北海道の球場で誰かがやったパフォーマンスのようであった。
照明の演出もあり、あたりの盛り上がりは一層強くなる
歓声と拍手の嵐、盛り上がりすぎて、口笛、ひいてはトランペットを鳴らすものまで現れる
さすがは総統といった感じだ
「まー!」
まーりゃん総統の到着と同時に、主要幹部たちはいっせいに席を立ちまーのポーズで迎えた
「くくく、我が聖☆まーりゃん帝国学園建国集会によくぞ集まってくれた!
諸君らは歴史に名を刻む資格を今 得たのだ! 」
かくしてまーりゃん先輩の演説は始まった。
彼女の演説は実に過激であった。本来の目的である自分がかまって
ほしいからという演説ではない、何かしら政治的意図を持っていた演説であった
それは同時に学校でのクーデターででは飽き足らず第二の二二六事件を起こす
覚悟すら見えた。
「故に俺様が諸君らに臨むことはひとつ!」
そして最後に一言
「俺に従え! 俺に従い! この聖戦に加わり!
我らの栄えある歴史にその名を残すのだーっ!!」
まばらではあったが会場全体から拍手が飛び交う
意味不明だけどとりあえずノリでしておこうということか
事前にサクラでも仕込んでいたかは判別はできない。
そんな中、一人の少女が挙手をした。
「長瀬さん、どうぞ」
「質問なんだけど、先輩に協力したとしてなんかいことあるわけ?
なんか名誉と称賛を得るとかで、何もないようにしか見えないし
ただ先輩一人が楽しいみたいなんだけど」
おお!由真、意外といいとこを付く
当然、皆の注目はその答え、まーりゃん先輩に注がれた。
まーりゃん先輩は全く動じることなく、不敵に笑うと俺たちに行った
「よかろう、では諸君らに約束しよう」
「この決起に参加した将兵たちには、専属のメイド、執事の支給を約束しよう!
さらに、この聖戦に参加する将兵には、さらなる褒美を約束しよう!」
・・・・・会場は静寂に包まれた。
そしてすぐにその静寂は誰かはわからないが一人の無名戦士の手によって破られた。
「ま・・・まー!」
その一人の無名戦士の声に次々と続いていく
「まー」
「まーー」
「まーーー!」
1人から2人、2人から4人とその数はどんどん増していき最後には
「「「まーー!」」」
シュプレヒコール ついに大部分の男子生徒達が まーのポーズで先輩を称えた
あと男子ほどではないが執事あたりに反応してか一部の女子生徒達もまーりゃん先輩に
帰依していた。
「男子さいてー」
思わず由真が現在の心境を漏らす・・・
「でも、これで男子生徒の大部分はまーりゃん先輩に味方します。」
愛華の冷静な分析が、我々がさらに不利な立場に置かれたことを伝えていた。
「では、次にこの聖戦に対する侵攻計画を発表しよう たけりゃん!」
「は!」
壇上の横からたけりゃんこと魂魄武尊が声を上げて
そして壇上に上がると彼はその軍事行動の詳細を演説した。
一件無謀と思われていたこの革命だが、侵攻の計画自体は結構まともなものであった。
いや振興計画を計画している時点でまともではないかもしれない
特に終盤にあった。パリとロンドンを火の海に
ベルリンとワシントンは核で浄化なんて空想にしても度が過ぎている
しかしそれでもこの計画にはまーりゃん先輩のような意味不明or無謀さは感じられず
思わず会場にいた全員が革命成功を確信している。いや確信していた。
そんな空気を壊したのは
「いいかげんになさい!」
武尊の主人にして、亡命政権首相 タマ姉の怒号であった。
危うく、まーりゃん先輩側に付きそうになっていた亡命政府の全員と
一部生徒はこれで正気に取り戻したらしい。しかし依然大半の生徒
男子生徒のほとんどはまーりゃん先輩の手中に収まっている。
果たしてタマ姉はどうやってこの場を持ち直すのか・・・
タマ姉はすっと立ち上がり、壇上にいる二人のにらみつけた。
「いいかげんにしてください。そんな自分勝手許されるはずないでしょう?
もういい年した大人なんですから。いつまでも、子供みたいなこと言ってないで
少しは落ち着いたらどうなんですか?
いっそお母様をお呼びしますよ?」
「武尊も武尊よ、確かに計画の出来と演説の出来の良さなら評価はできるわ。
でも実際のところ武器の確保はどうする気?
アメリカから増産するとかは書いているけど、一体初動の武器調達はどうするつもりなのかし
向坂家の力で集めるのは不可能として、おそらく来栖川のほうの力を使うようだけど
芹香さんや綾香さんになんて言って渡すつもりなのかしら?
これを聞いたら芹香さん、どう思うのかしらね?」
「くわぁー! マムは関係ねえだろ! マムはよお!!
タマちゃんまで俺のささやかな夢を邪魔する気か!
俺はただ、みんなにちやほやされて「まーりゃん先輩がいないと生きていけないでちゅ」
とか言われてみたいんだい!だから世界を俺がいないと生きていけないようにするんだい!」
まーりゃん先輩は壇をたたきながら駄々をこねる
一方武尊のほうが至極冷静に
「ああ、姉さんの許可は取っていますので、その辺は問題はありません」
と簡潔に答えた。
「え?そうなの?」
「はい、クーデターの初動の際、芹香姉さまにメイドロボ軍団を率いて
来栖川会長に就任してもらいます。その許可はもらいつけていますので
実際のところ何も問題はありません」
まーりゃん先輩にはクリティカルヒットしたが
もう一人のターゲットである武尊にはすでに対抗策を打たれていた。
その一瞬の隙をまーりゃん先輩は見逃さなかった。
「ええい、御託は結構だ! タマちゃんはそんなことで愛を・・・
タカりゃんを物にできると思っておるのかね!?」
「タ・・・タカ坊は関係ありません!」
わずかにタマ姉が動揺したのは気のせいだろうか?
武尊によって出鼻をくじかれたタマ姉に対しまーりゃん先輩はここぞとばかりに
タマ姉に畳み込んだ
「つまり、タマちゃんの愛は力なきものが縋り付くおとぎ話か?
つまらんぞ、タマちゃんよ、随分つまらない女になっちまったじゃないか
さんざん自分の執事に手伝わしておいて、そりゃあないんじゃないのかい?
ならば、タマちゃんが本気になれるようにしてやろう! たけりゃん!」
「イエスマム! 浄龍!!」
武尊の呼びかけと同時に右のほうにいたガタイのいい黒服が
右手から白い糸みたいなものをこちらに向け発射してきた。
そして、その糸は俺にぐるぐると絡みつきって・・・え?
ぎゅお~~~~ん
ぐるぐる巻きにされて勢いよくまーりゃん先輩のところに飛ばされる俺。
飛ばされた後糸自体は無くなったものの
すごいGがかかり意識がもうろうとしているうち
に俺は雄二たちに拘束されてしまった。
「ははは、召し取ったりぃ~」
「さすが浄龍や、蜘蛛の使い方も俺並みにうまくなったなあ」
本人たちは何もしていないがすごく調子に乗っていた。
「さあ、タマちゃんよ、タカりゃんを取り戻したくば、俺と戦え!
戦ってその愛を 愛の力を証明してみせろ!!
いやタマちゃん以外もそうだぞ!
戦ってこの俺からタカりゃんを取り戻すのだ!」
タマ姉はこぶしを握り、震わせる
「わかりました!先輩と勝負して差し上げます!」
「おお、タマちゃん 話が早いね
勝負の詳細に関しては、タケりゃんがちゃんとまとめたガイドブックを用意しているから
ちゃんとそれを読んでおいてくれ
ちなみに勝利条件はたかりゃんを救出し、皇帝の証となるこの俺のパンツを脱がせるのだ!
俺からパンツを脱がせることができたやつは 2代目皇帝を襲名するであろう。
「だ、だからどうしてそこで、パンツ なんですか」
なぜそこでパンツになるのか
これはまーりゃん先輩がまーりゃん先輩であるからとしか言えない。
「むふ~ん、怖いのかね。この俺様に敗北して、俺メイドさんになることが」
「そ・・・そんなわけないでしょう。
いいです、その条件で戦いましょう。ついでに先輩のお尻も
先輩のお母様に代わって、ペンペンしてあげます。」
「決まったな。タイムリミットは本日、日没まで!!
では諸君! 戦争を始めようではないか!!」
こうして、まーりゃん帝国最初で最後の戦争の幕がおろされたのである。
次回は後編 開戦 神と劇団の魔術師(予定)を更新できればと思います
ちなみに浄龍という男は出てきますが、ただの用心棒です。
これ以降一切出てきません
決して龍が如くやってて出したくなったとかではないのであしからず。