…だってよ…!!!…………!!ヒナ………!!!…脳が!!!(ドン!!)
ここすき機能ってあるじゃないですか。あれって私もいつだか意図せずダブルクリックして初めて存在に気づいた機能なんですが、かなり影薄いですよね。通知も来ないから作者ですら忘れてるくらいですし…。(ちなみにスマホ版は左右にスワイプするとできます)
でも考えてみるとあれってニコニコにおけるニコる君と似ていて、すごく重要な要素のような気がします。
もっとプッシュされてもいいような気もしますけどね…。これが見やすければ読者としては共感できるし、作者としてもどこが良かったかが直感的に分かるわけですし。
○月○日
今日は操夜先輩と一緒に町中で暴れる不良グループを制圧した。
相変わらず操夜先輩の突貫は惚れ惚れする。あの瞬発力は本当にすごいし、敵の射線を振り切る身のこなしは後ろから見ていても美しい。それに操夜先輩は突撃するとき存在感があって目立つけど、それだけ注目を集めておいて戦線を突き抜けていくから、相手からしたらたまらないと思う。
彼の周りに現れるキラキラとした小さくて神秘的な緑の光もあって、敵からすれば恐怖の象徴、味方から見たら導きの光となる。
操夜先輩は容姿は別に特別優れている訳ではないけれど、それでも世に美しさを語られるのは、あの踊るような身のこなしの芸術性故ね。
○月○日
操夜先輩はお忍びでほかの学校に行っていることがある。アケヤ先輩に聞いたところ、これは昔から行われていたらしい。情報部のころから情報にあった操夜先輩の交友関係は、こういうところで築かれているのかもしれない。その事実自体はあまり隠されている様子もないけど、具体的な情報が全くない当たり、たぶん詳しいことは真面目に隠しているのかも。
ゲヘナにおいてはまあそれほど注目するべきことでもない。ゲヘナの星とまで言われる操夜先輩だからこそ、情報部もいくらか注目していたということだろう。
操夜先輩が委員長となってからは他校行きをアケヤ副長に話しているところを目撃することがある。だから他にも目撃者はいるんだろうけど、たぶん操夜先輩だからいいかって思われてる。……有能な独裁者を地で行っているわね。
ほとんどの場合だれと会っているという名前を出さないけど、それでもごく一部の特徴やあだ名の話を楽しげにしてくれることがある。今回会ったのは「脳内稲荷」らしい…どういうあだ名?
○月○日
今日はトリニティに行ってきたらしい。お土産と言って紅茶の茶葉をもらってきていた。さっそくもらった茶葉の用意をしていたけど、その時持っていたメモは、正しい入れ方を相手が記したものだと言っていた。
そのメモは、丸くて、かわいい字で、非常に丁寧で!手書きの可愛い絵が書かれていて!一言で言って好意が想像できるようなメモだった!!
……"愉快というか、おもしれー女というか、見た目の印象とギャップがあるころまで含めてギャグ適性が高いというか"などと評されておいて……よく考えてみると、この言い方は操夜先輩もかなり好意的……。
(以下、蛇がのたくったような文字にならない線が続く)
○月○日
操夜先輩の趣味の一つに、ガラス細工というものがある。ガラスを熱して形を変えて作るものだけど、操夜先輩のそれは別物であるといえる。
まず、材料がガラスかどうか怪しい。何せこの操夜先輩が作ったガラス細工はかなり頑丈で、落としたくらいなら傷一つつかないのはもちろん、銃で撃たれても壊れる様子がない。生徒を彷彿とさせるような頑丈さ。少なくともただのガラスでないのは確かで、これを本当にオーパーツのたぐいだと考えている人もいる。
それに熱したガラスを変形させて作るという工程を考えれば、そこまで細かい装飾は難しいと考えるべきだ。本人が一趣味と言っている通り、プロというわけでもないのだし。にもかかわらず、作られたガラス細工はものによっては精巧な装飾が施されている。デフォルメされた私の人形を作って持ってきたときは、最初はうれしかったけど、後からこれがすごいことだと気づいた。
作るのに時間もかかるはずだけど、操夜先輩はあまり苦労と思っていないようで、気が向いたらこれをプレゼントしてくれる。一年生の終り頃、急に祈りを込めたと言ってくれた緑色の炎と光を表したアクセサリーは、今でも持ち歩いている。一緒にもらったアケヤ先輩と、珍しく買い物に行ってストラップを買ってきた。
一緒にくれたお守りの袋にはなぜか"生命祈願"と書かれていたけれど。
○月○日
今度はテロリストと会ってきたらしい。なんで?というかどういうこと?テロリストなことを除けばいい人かもしれないって言ってたけど、どういう評価?というか、私用だからって風紀委員長が平然とテロリストと会ってくるの、自由すぎる……。
ある日の話。
アケヤ先輩から、操夜先輩に甘える券というものをもらった。試験的な取り組みで、私が活躍した時のご褒美にもらえるというけど、正直最初は何が何だかわからなかった。
まずご褒美に甘える券って何?ねぎらいの品を送るにしたってもっといいものがあるはず。※ありません
どうして私に渡すものとして甘える券が適切だと思ったの。※適切です
それにそもそも、私は私の仕事をこなしているだけ。特別なことはしていない。※しています
大体どうしてピンポイントで操夜先輩に甘えるなんて狭い用途を指定してるのか、操夜先輩は承知しているのか。そう聞いたら、操夜先輩を含めて必要な承認は得られているといわれてしまった。おかしいとは思いつつも、決まったことであれば仕方ない。
最初に使うところもチュートリアルとして決まっているといわれた。そのあたりはゲームを参考に決めたというけれど、一体何を参考にしているのか。アケヤ先輩が遠くから眺めている中で、言われたとおりに操夜先輩に券を渡した。すごく恥ずかしかった。
そうしたら操夜先輩は私を連れて休憩室のソファーまで移動して、私を横抱きにするようにして膝の上にのせて座った。そうしてしばらく私の頭をなでてくれた。
全く、アケヤ先輩も大概だけれど、操夜先輩も操夜先輩だ。
こんなところ誰かに見られたら…と思ったけれど、操夜先輩ののんびり屋なところは結構知られている。だから誰かに見られても、不都合はあまりない。
後から思い返してみれば、あの時私の顔はだらしなく緩んでいたことだと思う。だって、あれは仕方のないこと。操夜先輩に寄りかかっていたら暖かくて幸せで、時間が止まった中に私たち二人だけが存在しているかのようだった。
普段から操夜先輩と二人でいるときは正確な時間が把握できなくなるというのに、あの時は気づいたら一時間もたってしまっていた。
たしかあの時は、最初は優しく頭をなでていてくれたはず。この段階ではまだ意識が残っていたからよく覚えている。操夜先輩にくっついて撫でられているだけで心地よくて、頑張ってきてよかったと思えてしまった。
その次は、たぶん手櫛を通していた、と思う。ああ、これはいつでも寝られるな、っていう睡眠一歩手前の状態で、意識が落ちていく感覚を直に感じていたから確信がない。
どこかのタイミングで角も撫でられていたはずなんだけど、いつか分からない。普段だったら緊張しているはずだけど、あの時は全然緊張しなかった。角の先っちょをつまんで転がしたり、根元のあたりを、撫でたり………思い返したら、すごいことされてる…!
あの時の私何考えてたの!?…何も考えてない!!どうして何も考えてないときに撫でて、違う!次は意識のある時に…違う!!
落ち着いて、ここはゲヘナ、自由と混沌が校風。操夜先輩に角の付け根を撫でまわされるなんて、最高に自由と混沌だと思わない?あっ!思い出して体が震えるっ!
私なんかのために長く時間を使わせて申し訳ない気持ちになったけれど、それがあの券の正当な役割だと、功績には報酬が必要だと、耳元で優しく言い聞かせてくれた。幸せだった。
ただそうなるとせっかくの券をここで使ってしまったことが惜しく思ったのだけれど、チュートリアル報酬だと言ってもう一枚券をくれた。ありがとう、参考にしたゲーム。
最終的に増えて三枚になった操夜先輩に甘える券を大事にしまい、間違っても破損しないように気を付ける。ゲヘナではではいつどこで銃撃にあってもおかしくない、私は弾丸を何発受けても大丈夫だけれど、この券はそうはいかないから。そうだ、次の機会に券を保管するための防弾ケースを買おう。特注してもいいかもしれない。
できれば評価と感想お願いします!本当にモチベに直結するので…!!
次回は脳を焼かれたかもしれないナギサの話です。ギャグ適正高いですがたぶんラブコメ適正も高いと思います。ヒナ出てこないけど許して。
セイアは本作ではコードネームでしか呼ばれないもう一人と合わせて、シリアスを一手に引き受けてしまっているので、どうしようもなく重い話しかしないんですよね。セイアが可愛いだけの話とか見たいですが。
ヒナ視点の操夜しか出ていないせいで全然操夜の内心とか設定とか出てこない訳ですが、操夜関係の話は見たいでしょうか?無糖ですし、操夜が起こすことともあまり関係ないし、独自設定が結構あるので書くべきか悩ましく。どうでしょうか?
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いらない
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少しは欲しい
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見たい!
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どれでもいい