呪術収集   作:黑米田んぼ

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オハコンハロチャオ皆さんどうも書き終えたので投稿です。本誌は導入要素の強いモノなので軽く見て頂けると幸いです。


第17話 呪術高専姉妹校対抗戦

「おっ、夜宵どうだった?」

 戻ってきた夜宵に虎杖は声をかける。

 

「ふっ、らくしょー」

 やってやったぜ。と言わんばかりのドヤ顔とダブルピースを虎杖にする夜宵。それを見ながら五条は二人に声をかける。

 

「それじゃあ、あとチョットしたら京都校の連中来るから準備しようか」

 そう言うと五条は大きな箱と台車を持ってきた。

 

「…何をしようとしているの?」

 箱の中に入ろうとする。虎杖に困惑する夜宵に五条が説明をする。

 

「実はさぁ、悠仁は少し前の任務で表向きに死んだって扱いなんだよね」

(―――知っている。悠仁のお爺ちゃんに聞いた)

「死んでいた仲間が長い時間経って実は生きていました。って術師やっていてもそうそうないよ」

「…それで?」

「やるでしょサプライズ!!」

「良いよなーサプライズ!!今から伏黒達のビックリする顔が楽しみだな!」

 箱の蓋が閉じられ五条は生徒たちに渡すためのお土産を準備していた。

 

「…呪術師ってバカばっかなの?」

 此処に七海が居たらあの二人が馬鹿なだけですと答えているだろうが此処に七海はいない。

 

「あ、悪いけどさ。そいつら此処に置いておいて」

 そう言って五条は悪霊の入った人形に指を指す。

 

「…ダメ?」

「ダメだね。ウチの学長は兎も角京都校は夜宵の事を知らない。下手すると闇討ちされちゃうよ?」

 

「…むぅ、それは流石に厄介」

 人形たちを取り出しカバンの中にSトンネルの髪縄、バール、空の人形、そして塩だけが残っていた。

 

「大丈夫さ。呪術師達の交流戦と言っても若人の集いさ。それに夜宵の立場は見学だから戦うような事は無いよ。…それにここ呪術高専に攻めて来ようとするような奴はよほどの実力者か馬鹿だけさ、そのぐらいの装備でも安心良いよ。」

「だと良いけど」

 虎杖が入った台車を押す五条の言葉を一応信じ夜宵は五条の後について行く。

 

 

 

 

「――――――おまたー!!」

 夜宵と虎杖を乗せた台車と共に五条は東京校と京都校の学生とその教師がいる場所に突撃した。

 

「五条…その子は何?」

 巫女服を着た成人女性。庵歌姫は時間道理に来ない事に呆れているが元より五条が遅刻魔で普段から時間にルーズな事を知っているため遅れてきた事よりも何故か幼い子供がいる事を問いた。

 

「あ、この子は今日からウチで面倒みる事になった寳月夜宵。両親を呪いに殺されて母親の方が呪いに持っていかれたから探しているんだって東京校へのお土産の一つね」

 

「…初めまして寳月夜宵です。よろしくお願いいたします」

 

「……そう、辛い目にあったのね。お姉さんで良ければ幾らでも言って良いからね」

 来る途中に五条に渡された呪術師を証明するカードを首にかけて猫かぶり100%で挨拶をする夜宵に歌姫は優しそうに頭を撫でてあげる。

 

「おやおや、そろそろ行き遅れを自覚して幼い子供に母性でも芽生えた歌姫?」

「誰が行き遅れよ五条!!!!」

『・・・・・』

 歌姫(弄られ役)五条(弄り役)を尻目に他の生徒たちは目の前にいる夜宵に視線が集まる。

 

「…どう見ても小学生ですよね」

 そう言うのはシン陰流門下生三輪霞。幼い弟たちを思いだし少し思う事がある表情だ。

「でもあれなんか変な感じよね見た目は何処にでもいる…いや、あの目は違うわ」

 違和感を覚える三輪と同じく京都校3年西宮桃もまた夜宵の底の見えないナニカに口をもよらせる。

「…覚悟のある目だ。母親を助けたくてこの茨の道を歩んだのだろう良い道を歩んでもらいたいものだな」

 西宮と同じく3年加茂慶紀は五条による夜宵の紹介を通して夜宵に何処かシンパシーを感じているようだった。

 

(―――――パンダだ。…何故?あれも術式?…でも何か…こう…変…)

 様々な自分よりも年上を観察する夜宵だが一番興味をそそられたのは古い建物が立ち並ぶ学び舎で明らかに場違いな巨大な二足歩行のパンダだ。同じく場違いなロボット京都校2年究極メカ丸よりも夜宵の興味はパンダに集中していた。

 

「…こっち見ているなやっぱ俺みたいなのは珍しいから興味津々だな。…此処に連れて来たのはもしかしてあれかな伏黒みたいに幼い頃から呪術師としての教育をさせるつもりなのかな?」

 伏黒の幼少期を思いだし口にする誰がどう見てもパンダな完全自立型呪骸パンダ。

 

「じゃないですか。個人的にはあの子何か家庭的な理由があるのかもしれません」

 そう言うのは虎杖が初めて出会った呪術師伏黒恵だ。

 

「どうでもいいけどあの子が私らのお土産の一つっていったよね…じゃあ、もう一つの土産はあのデカい箱?」

 巨大な箱に指を指すのは伏黒、虎杖と同じ学級釘崎野薔薇だ。

 

「おっと、そうだった。東京都の一番のお土産はコチラ!!―――故人の虎杖悠仁君でぇーっす!!」

「はい!!お〇ぱっぴー!!」

 バコ!!と蓋を開けて某そんなのかんけねー!でお馴染みの芸人ネタを披露しながら現れた虎杖…だが。

 

『――――――――』

 空気は氷点下のごとく冷たい。京都校は事前に五条が渡した土産に興味が移り明らかに五条プレゼンツの生存ドッキリは大滑りをしたのが明らかだった。

 

「…悠仁。ドンマイ」

「うん…ありがとうな夜宵」

 虎杖にとって一番驚いてほしかった伏黒と釘崎がセメントで接しているため唯一慰めてくれた夜宵には虎杖は感謝をするしかなかった。




本編見ててさ色々と思う事はありますけど…嗚呼、ここでミゲルはダメだろうッってなる。単眼猫の手のひらで躍らせられているのが結構辛い。そろそろフーガ出して欲しいこれまでを考えたらそろそろ形態変化みたいよねラスボスならこう、バリエーションが欲しいからフーガが見たい。
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