エロ同人竿役おじさん達の楽しい異世界転生ライフ 作:竿だけ〜
《前回のあらすじ》
異世界に来て早々、殺られそうだったのでやり返しても良いよな理論でヤり返そうとしたら何故か二人とも貞操帯を付けられていた竿おじ達。そんな彼らに電話が……。
「うるせえなぁ。何だよ一体、これからおっ始めようと思ったのによ」
止まらない着信音におじさんは舌打ちをして、電話に出た。
「もしもし……どなた様でしょうか」
『あーどうも〜神です。ちょっと連絡があってね、今良い?』
「はぁ!?」
神?いるんだ本当に。まぁ、でも時間を止められる時計や催眠アプリがあるんだ。神様もいるか。
『良いね、取り敢えず伝えるよ。まず、君達にはそこの世界に存在する七人の魔王を討伐して欲しい』
七人?多くないか?それになんで俺達がそんな事を!
俺と同じ事を思った様でおじさんもそう返した。
「何で俺達なんだ?」
『まぁ選ばれし者って奴ですね。異世界転生トラックに轢かれたでしょ?まあそれはノーマル演出なんですけど』
「ノーマル演出?まあ良いか、その七人の魔王を殺したら俺達は帰れるって考えで良いのか?」
『ええ、そう言う事です。が失敗しても帰れます』
「おお、じゃあ別に戦わなくても」
『ええ、構いません。その代わり性欲が抑えられなくなって、貞操帯も外せない状況になります。それで良いのなら……』
想像する限り最悪な状況だ。そんな状況で……。ってかなんで俺達は貞操帯を付けられてるんだ?
『コンプラです。実は貴方達の動向は、神向けの動画配信サイトで配信されています。なのでそう言う事をされるとコンプラでBANされるので』
「えーっとつまり?俺達はコンプラを回避しつつ、魔王を倒して元の世界へ戻れば良いんだな」
『そうです、じゃあ頑張ってくださいね♪』
「あっ!待て、場所とかどうやって倒すとか!おい……クソッ」
一方的に電話を切られた俺達は取り敢えず魔王の情報を得る為、酒場に行ってみる事にする。その前に一応、おじさんに俺たちが別の人間に見える様催眠を掛けて貰った。
もし、あの槍女に会ったら大変だから。
城を出るとどうやら城下町っぽく、色々な店があった。飲食店、服屋やらがあり、さらに進むと目当ての酒場があった。
木の扉を開け、中に入ると沢山の客で賑わいを見せていた。だが俺らが入ると一気に静かになり、ただ冷たい視線を浴びせられた。
まあ、異世界で制服とタンクトップのコンビは浮くか。気にせずにカウンターの席へと行き、マスターへと話しかける。
「おう、なんだお前さん達」
なんか用か?と尋ねてきたので、この近くにいる魔王の場所を聞いてみると。
「魔王を倒すつもりか?ハハッ!無理だな、まあもしそれが本気なら武器屋でまともな装備を集め、ドラゴンでも倒せる様になったら三人ぐらいまでは魔王を倒せる様になるだろうよ」
確かに俺達は手ぶらで武器が無い。近くの武器屋と装備屋で買う事にした。
が、すっかり俺達は忘れていた。そう俺達は手ぶらだ、金も無い。金が無ければ武器も買えない。武器が無ければ、平和で戦闘経験なんて無い日本で暮らしていた俺達はドラゴンどころか通常のモンスターにすら勝てない。
「もしかして詰んだ?」
「……」
早くも詰んだかもしれない。いや?待てよ?時間停止で……。