(旧)世代最強ウマ娘のお悩み相談室(たまに懺悔室) 作:揚げ物・鉄火
増え続ける妄想…最強オリ主は書き飽きた。けど最強への望みは捨て切れない。
なら"元"最強を書けば良いんだ!そう考えたら筆が止まらなかったんです…
世のオタク達やトレーナー達がアイデアを供給し続けてくれる限りネタは尽きないので気力の続く限り書き続けます。
小説の最後に参考にしたスレ及びYou TubeのURLを貼っておきます。
日本ウマ娘トレーニングセンター学園.
通称.トレセン学園。
全国からレースに出場し日本一のウマ娘を目指して担当トレーナーと担当ウマ娘が二人三脚で三年間を共に過ごす。
互いを尊重し、互いを認め合い、時には喧嘩もするが最終的にはこの上ない程の
(そのままゴールインする事態が後を絶たない為、URA幹部達及び中央トレセン理事長.秋川やよいも頭を抱えている)
しかし、いくら最高の関係を築けると言っても思春期の女の子と成人男性(or女性)の間には明確な意見の齟齬が発生する。
それに加えて、レース業界では知らぬ者は存在しない
いくら
過去に幾つかあった事例として、発情期に入ったウマ娘が担当トレーナーを襲ってうまぴょい(隠語)した事例や、担当トレーナーと担当ウマ娘が一緒に駆け落ちした事例、現役中に妊娠出産を経験した事例、怪我により現役引退せざるを得ない状態に追い込まれたウマ娘がトレーナーに責任を取らせる形で結婚を迫った事例、卒業と同時に担当ウマ娘に襲われてそのままゴールインした事例や、言葉足らずが原因で契約解除にまで追い込まれたペア、トレーナーをからかい過ぎて契約解除されたウマ娘、あまりにも高圧的な態度を取ったが故にトレーナーが精神を病んで自主退職に追い込まれた事例も存在する。
ギャグとしか思えない物から深刻な事例までより取り見取り。
これらの事例を踏まえて原因究明に奔走したURA上層部が出した結論は、『ヒトもウマ娘も何の気兼ねも無く相談出来る相手が居なかったが故に起こった悲しい事故』だった。
これに対する対抗策として一つの案が出された、それは『ヒトもウマ娘も分け隔てなく相談出来る人材を派遣しよう』と言う事だった。
早速派遣する人材を決める為に条件を満たす者を選ぶ必要がある。
しかし、ここでまたもや問題が発生した。
このトレセン学園に派遣する人材の選考基準が過去最高難度を極めた。
具体的に言い表すならダート適正Eで凱旋門賞連覇を達成するくらいには。
繊細な時期の少女達が相手である上に中には男性恐怖症を抱えている者や、男性相手だと相談出来ない悩み事もある。
このため男性を送る事は、不可能となった。
次に彼女達ウマ娘の話を親身に聞き、共感した上で的確なアドバイスを送れる人材が必要となる。
これによってヒト耳が候補から消えてウマ娘だけが選抜対象に残った。
更に出来るだけトレセン学園の内部を知り、その上で信頼のおけるウマ娘。
これによりトレセン学園OGのウマ娘が候補に残った。
他にも万が一のウマ娘の暴走に備え押さえ付けられる程度の対処が出来る出来る人物。
これで対象が一気に10人までに減った。
そして最後の条件。
最後にして最重要の条件として最低でもG1ウマ娘である事。
この条件が発案された理由は、『まぁ…知り合いの娘の話になるのだが…。何というかまあ…素行が悪い。トレーナーの指示を聞かず、勝手にレース場を占拠し、挙句の果てにニンジンを賭けたギャンブルまでする始末だ。ある一定の生徒達からの支持が絶大だし仮にも
その後、会議が進むに連れ、あれやこれやと条件が追加された。
最終的に派遣する人材に必要な条件を纏めると以下の通りである
①性別が女性である事
②ウマ娘である事
③トレセン学園の信頼出来るOGである事
④相手を傷つけずに抑え込む程度の武術を扱える事
⑤最低でもG1ウマ娘である事
⑥トレーナーとの恋愛を防ぐために既婚者である事
⑦残業等が考えられる為、子持ちでない事
⑧毎日来るであろう相談事に心を病まないように図太い精神の持ち主である事
⑨万が一に備えて一通りの救助活動及び、防災訓練を受けている事
⑩当然ではあるがカウンセラーの資格を持っている事
⑪もしも精神的に疲労した場合に備えてメンタルケアの為に夫婦仲が良好である事
⑫生徒会の面々も相談に来る可能性があるので三冠ウマ娘である事
⑬過去の事例を
⑭最低でも一度は敗北を経験している事
⑮名家の圧力に屈しない程度の家柄である事
⑯未成年者の相手をするため禁煙者である事
etc.
これらの条件を全て満たす人材は日本中を探し回っても居ない。
そう考えた時に会議室に居た面々の脳裏に一人のウマ娘が思い浮かぶ。
かつて日本の競バ界に
空前絶後。
十戦十勝。
世界最強。
幻影疾走。
幾度も襲い掛かって来た試練を突破し逆境を
神に呪われた過酷な幼少期を生き抜き大成した伝説のウマ娘。
サンデーサイレンス
最終成績は二冠で引退した十戦十勝生涯無敗の九冠ウマ娘。
今では歴史でも語られない幻のウマ娘と呼ばれている。
ト■■ミ■ル
世界中のレース場を荒らし回った芝、ダート、障害、ばんえいの世界最強。
世界中のG1を総なめした神話をも上回る生きた伝説。
ブリッジコンプ*1
レース後のパフォーマンスで相手の自尊心を踏み潰し世界最悪のヒールとまで呼ばれた最低最悪の十七冠ウマ娘。
己への批判を実力だけで黙らせた
ファントムエンペラー
誰もが伝説を創った。
誰もが時代を築いた。
誰もが一強時代を経験した。
誰もが最強の座に居座った。
誰もが最強のまま消えた。
誰もが最強だった。
過去に伝説と呼ばれた四人のウマ娘の中で唯一条件を満たしたのが幻影疾走だった。
派遣する人材を決めたURA上層部は、連絡を取るように指示。
この中で唯一連絡先を知るURA幹部の一人が重々しい態度で電話を掛ける。
『はい。もしもし?』
「ファムさん、いつも大変お世話になっております。URAの八頭です…本日は折り入って相談したいことがあって連絡した次第です」
『うん、なに?』
「実は……
「そういう訳で本日付けでトレセン学園の事務員兼、カウンセラーに就任しました。幻影疾走、ことファントムエンペラーです!どうぞよろしく!」
「…………承認ッ!以後よろしく頼むぞ!!」
「理事長!?」
URA上層部からの一方的な人材派遣の相手がよりにもよってな相手な事に中央トレセン学園理事長.秋山やよいは、思考を放棄して受け入れた。
直属の上司の言葉に呆けていた理事長秘書の駿川たづなが思わず突っ込みを入れる。
「よろしくお願いしますね?先輩!」
「…はい」
切れ長黒目の腰まで届く青鹿毛の髪をポニーテールで纏めた成人ウマ娘にそう言われて駿川たづなも渋々受け入れた。
記念すべき第一話ですね。
詳しいことは今後少しずつ書いていきます。