前回の続きになります。
少しオリジナル要素が入ってます。
それではどうぞ。
そして迎えたピアノコンクール当日。
「ここが会場……!」
「コンクールって、こんな大きなホールで予選をやるんだね!」
「白金さんと悠里さんの話では、有名なコンクールのようだし、力を入れているんでしょう」
燐子の演奏を見る為、予選会場にやって来た友希那とリサ、紗夜は会場の大きさに驚いていた。
「それにしても、悠里はどこにいるのかしら? 入口付近にいるかもとは言ってたけど……」
そう。悠里は3人とは別に先に会場の入口付近で待ち合わせなのだ。
「確か入口付近って、この辺だよね。えーっと、あ! いたいた! ゆう……」
「今井さん? どうかした……」
「リサ? それに紗夜もどうしたの?」
リサと紗夜が件の悠里の姿を発見した……のだが、2人の様子が変だ。不思議に思った友希那が2人と同じ方に視線を向ける。そこには自分達と同年代くらいと思われる
「「「…………」」」
その様子を見た3人は、気づけば無言で悠里に近づいていた。周りの人達がギョッとした表情でこちらを見たが、知った事ではない。
「「「悠里(さん)?」」」
「それでさー…………わっ、ビックリした!?」
ここで悠里。3人がいつの間にか後ろに居た事に驚く。
「
「え~?
「おい、
「「「…………は?」」」
その一言で友希那とリサ、紗夜の動きがピタリと止まるには充分だった。
◇
「ど、同級生ー!?」
「うん。2人は月ノ丘高等学院に在籍してた時の高校1年生の時のクラスメイトなんだよ」
リサが驚きの声を上げる。
休憩スペースに場所を移し、先程の2人を紹介する悠里。
「じゃあ、あっきーから!」
「雑だなお前……えっと、
悠里に突っ込みながらも、自己紹介する少年、門月晃。悠里と似たような髪色をしており、ワニを模した髪飾りを付けているので、遠目から見たらボーイッシュな女の子に見えなくもない。
同時に苦労人というのが会話の中で理解できた。
「次、とわちー!」
「はいは~い。えっと~、
「「「……(((ほんとに男? 女の子にしか見えない)))」」」
次に自己紹介する完全に女の子にしか見えない人物、弓月永久。水色寄りのロングヘアーで声も可愛らしい。正直、ほんとに男なのか?と友希那とリサ、紗夜は疑っていた……
多分、この場に居ない燐子とあこも同じ事を思うだろう……
そう思ってしまうくらい、永久は可愛らしい外見なのだ。
「そういえば、訊きそびれたんだけど、2人もコンクールに出場するの?」
「いや、臨時バイト……っていうか、桃先生のお手伝い。まーそれも終わったばかりだけどな」
「そうなの?」
「桃先生の荷物運び?が終わったあとに、ゆうりんと会って今に至るって感じ~」
「なるほどねー」
「「「…………」」」
楽しそうに話す悠里を見て、友希那とリサ、紗夜の3人は思った事がある。
それは……
「「「……(((悠里(さん)が渾名って……)))」」」
悠里が2人を呼ぶ時の渾名に慣れるまで時間が掛かりそうだなと。お互いに顔を合わせるのであった……
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
※最後にオリキャラの簡単なプロフィールと概要です。
容姿イメージ:『Summer Pockets』の野村美希
年齢:16歳
誕生日:10月12日、てんびん座
血液型:A型
一人称:俺
人物像:悠里が高校1年の時に通っていた月ノ丘高等学院のクラスメイト。悠里から『あっきー』と呼ばれており、主に突っ込み役。今でも悠里達とは連絡を取る仲。
容姿イメージ:『大図書館の羊飼い』の嬉野紗弓実
年齢:16歳
誕生日:本人曰く、9月。おとめ座
血液型:O型
一人称:ぼく
人物像:悠里が高校1年の時に通っていた月ノ丘高等学院のクラスメイト。悠里の事を『ゆうりん』と呼ぶ。悠里から『とわちー』と呼ばれ、その渾名を本人はかなり気に入っている。
悠里や晃曰く、性別は『男の娘だよ』との事。これは本人も認めているらしい。