因みに先生レベルは71に最近上がったばかりです。
人を人たらしめるもの、それは一体何であろうか?他の生物より頭が良いこと?その頭脳を使って様々な道具を作ること?確かにそれも人を人たらしめるものの証拠だろう。しかし、俺が考える人とは、何かしらの不安定さをもったものだと思うのだ。
人という字は人と人とが支え合ってできているというが、その実、片方の人が片方の人に支えられて楽をしている。こんな時、これを見た時、貴方ならどう感じるのだろうか。まぁ多くの場合、何故片方が楽をしてもう片方はつらい思いをしなくてはならないのかと思ってしまうのだろう。
しかしだ。
では、もし実際に貴方がその立場にたったとして、一体
ならば残りの一割はどうなのか?その一割の中にも様々な者が居るだろうが、その大半は偽善者だ。自らを贄に出すことで、自己肯定感を高める事を目的とした者ばかりなのだ。そのような者達から、更に濾過された者達こそが真の善者なのだろう。
そしてこの体の前の持ち主も、記憶から見ればその真の善者なのだろう。砂漠化が進み、見る人が見れば気絶すること間違い無しの借金のせいで廃校寸前を余儀なくされ、そんな状況に見兼ねて自らの命を天秤にかけてしまった、この
◇ ◇ ◇
「…」
さて、今晩私がいただくのは、
砂が入り込んでしまって所々薄汚れてしまっているが、間違いない。今、俺がいるこの場所はそう!アビドス高等学校、その保健室に当たるところだろう。
ニチャアと言った顔を持ち前のポーカーフェイス(表情筋が死んでるだけ)で出さないようにする。俺がここに居るということは、既に誰かにここに連れ込まれたからということだからだ。
記憶の限りでは、この高校には私を含めて3人しかいないはずだが…この高校に新しく入った者がいるのだろうか?以前より少しだけだが、物が増えているような気がする。…まぁ良いさ。むしろ増えたなら好都合。俺の
何処からかエッチなのはだめ!死刑!と言ったような声が聞こえたのは、多分木のせいだろう。これもすべて杉が悪いんだ…
頭の中で杉花粉を恨みながら、ボーッと天井を眺めていると、ふと、廊下の方から足音が聞こえる。ふむ、この足音から聞くに、身長は150ぐらい、体重は40あるかないか程度か。gではないぞ?40gとか卵一個より軽いんじゃないか?
この体になってから、不思議と耳の調子が良い。いや、体の五感全てが底上げされているような気がする…多分。
気付けばその人物は、ガシャリと扉を開け、目を覚ましている俺に対して多少の驚きの感情を見せながらこちらに話しかけてくる。
「ん、目が覚めたんだ」
頭についている狼のような耳をヒクヒクと動かしながら俺に話しかける。
「…ん、貴方はアビドス高校の前で倒れてた。特に出血とかも見られなかったからホームレスか何かが行倒れてるのかと思ったけど──」
そう言いながら、少女は少しだけバツの悪そうな顔をしながら続けた。
「──流石に裸の子を道のど真ん中に放置するのも色々と考えものだしってなってここに連れてきた」
そういえば服着てなかった!
ま、不味い!このままだと俺は全裸で道の真ん中にて眠っていた変態になってしまう!ど、どどどどうしよう?!…いや、そういえば今の俺の性別は女だったな。元の私にはその裸体を晒してしまったことに対する申し訳なさが出てくるが、まあ
「…?」
あぁ、いけないいけない。思わず頭の中でパーリーピーポーしてしまうのは俺の良くない癖だ。ここは一つ、この子を安心させる言葉を…しかしながら、どうやって喋るとしようか?………
…良し!これでいこう!
◇ ◇ ◇
私がこの子を拾ったのは偶々だった。
日課のライディングをしてから高校に登校してきた私は、校門から少し外れた道に当たるところで、人が一人倒れているのを発見した。ここ、アビドスは至る所が砂漠と化している。その為、ホームレスや行倒れがいてもおかしくない。
しかしながらその子は服着てなかった。これには私も少しばかり驚いたが、いくらホームレスや行倒れでも服は着ているだろうという考えから、冷静にこの子を学校の保健室まで運んだ。
この子を保健室のベッドに寝かせて考える。見た限り持ち物などの類は持っていなかった。しかし、傷や出血等も見られないため、虐待やいじめにあってこうなっているという可能性は少ないだろう。だとしたらいったい…この辺でも見たこともないし────ッ!
そう考えているとふと、外から銃撃音が鳴り響く。
「おらおらぁ!」「観念しやがれぇ!」「今日こそはここを我々、カタカタヘルメット団の住居にしてやるぅ!」
また懲りずにやってきたらしい。本当ならこの子が目を覚ますまで看ておきたいのだが、私達の学校を大人しくやるつもりもない。
そうやって考えながら、私は銃を片手に外に飛び出した。
多分明日か明後日までには続き出します…多分恐らくmaybe
この作品の今後に人の心は…
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ある
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ない