VRキヴォトス   作:クジンシー

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仕事の後にVRキヴォトスを起動するのが日課になりつつある先生


VRキヴォトス FORCE

 

 

 

"今日の分の仕事終了!"チラッ

 

 

視線の先にはVRキヴォトス。

VRキヴォトスが来てから仕事が捗るし、日常生活も良い感じに回っている。

スケバンが暴れてる報告も減ったしヘルメット団も大人しくなった気がする。

 

 

"今日もVRキヴォトスしますか。"

 

 

早速起動すると右上辺りにトキのアイコンが浮かび上がってくる。

 

 

トキ「こんにちは、先生。」

 

 

"こんにちは、今日はどうしたの?"

 

 

トキ「ミレニアムから先生宛の手紙を届けに来ました、こちらです。」

 

 

"ありがとう、そういえば気になってることがあるんだけど。"

 

 

トキ「どうなさいました?」

 

 

"弾力装甲ってなに?見た感じC&Cのメイド服と同じなんだけど。"

 

 

トキ「なるほど、気になるなら確かめてみますか?」

 

 

"確かめるにしても私は武器を持ってないし、トキを攻撃する気は、、、"

 

 

トキ「失礼します。」ポヨンッ

 

 

先生の手を取ると胸に当ててきた

 

 

トキ「良い弾力装甲でしょう?」

 

 

"ちょ、駄目だって!"

 

 

トキ「えいっ。」ガシッ

 

 

今度は頭を掴み胸に抱えてくる

 

 

トキ「このように様々な脅威から身体を守ってくれます、堪能して頂けましたか?」

 

 

"あんまり大人をからかっちゃだめだよ。"

 

 

トキ「流石に騙されませんか。」

 

 

"そういう事ばかりしてると本当に手を出しちゃうよ?"

 

 

トキ「構いませんが。」

 

 

"困るよね、えっ?"

 

 

トキ「どうぞ、先生の気の済むままに。」

 

 

"本当に触るよ?"

 

 

トキ「どうぞ、ご希望でしたら今一度私からしましょうか?」

 

 

"いや、やっぱりやめておくよ。冗談をまにうけるのは良くないし。"

 

 

トキ「そうですか、それではこれで。」

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

トキ「おかしいですね、今の先生はこちらからのサポートが無くても手を出してくるという話でしたが。」

 

 

トキ「むしろこちらから余計なことをしない方が手を出して頂ける…?」

 

 

トキ「また後日伺うとしましょう。」

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

"トキは真面目だから何処から何処までが冗談か分からなくて手を出し辛い…"

 

 

やや疲れた先生の視界にヒナタのアイコンが浮かんできた

 

 

ヒナタ「お久しぶりです、先生。」

 

 

"こんにちは、珍しいねヒナタがシャーレに来るなんて。"

 

 

ヒナタ「あのですね、たまたま私しか居ない時に買い物を頼まれまして、それで外に出るなら先生への言伝を頼まれまして…」

 

 

そういうヒナタは汗をかいている頬も赤いような

 

 

"なるほど、ヒナタは走ってきたの?"

 

 

ヒナタ「い、いえ、そういう訳では…!」

 

 

"お茶でいいかな?"

 

 

ヒナタ「お、お構いなく!すぐに行きますので…」

 

 

"そう?じゃあちょっと失礼して"スンスン

 

 

ヒナタ「一体何を…?」

 

 

"ちょっとね"スゥーーー

 

 

ヒナタ「に、匂いを嗅いではいけません!」

 

 

"大丈夫、いい匂いだから。"ペロッ

 

 

ヒナタ「ひぅっ!い、今舐めて…!?」

 

 

"大丈夫大丈夫、美味しいから。"チュッチュッ

 

 

ヒナタ「そんな、んっ…駄目です先生、これ以上されたら、っはぁ…私…」

 

 

"どうなっちゃうの?"

 

 

ヒナタ「先生!」ガシッ

 

 

"力強っ!ん~~~~!?!?!?"

 

 

ヒナタ「んっ」ちゅぷっじゅるるるるる

 

 

"ん、んぅ…"(やばい、溶けそう、口の中甘い…)

 

 

ヒナタ「んーーー、ぷはぁ…。はっ!私は先生になんて事を!?」

 

 

"凄い、凄く凄かった…"はぁはぁ

 

 

ヒナタ「あの、私、私…失礼します~~~!」

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

ヒナタ「私は先生になんて事を…」

 

 

ヒナタ「で、でも先生が悪いんですよ!私の事を、その、誘うような事をするから…」

 

 

ヒナタ「うぅ、とはいえ後で謝罪しに行かなければ行けませんね…」

 

 

ヒナタ「その時またこんな事になってしまったら…私はどうしたら良いのでしょうか?」

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

"ヒナタがあんな積極的だったとは…"

 

 

ディープキスの余韻に浸っているとムツキのアイコンが浮かんできた

 

 

ムツキ「じゃ~ん!また遊びに来ったよ~、先生!」

 

 

"ムツキがシャーレに来るなんて久しぶりだね。"

 

 

ムツキ「最近忙しかったからね~、先生は寂しくなかった?」

 

 

"寂しかったよ。"

 

 

そう言うとムツキに抱きつく

 

 

ムツキ「そんなに寂しかったの~?いい子いい子」ナデナデ

 

 

"ありがとう、今日は何をするの?"

 

 

ムツキ「ん~良いもの持ってきたんだけど~、相当寂しかったっぽいし、今日は私にいっぱい甘えて良いよ~?」

 

 

"いいの?"

 

 

ムツキ「遠慮しないでっ。先生?」

 

 

という事で甘える事になった。

 

 

"膝枕して…"

 

 

ムツキ「いいよ~。」

 

 

太ももの間に頭を入れる形で膝枕をして貰う。

目を開けると覗き込んでいるムツキと目が合った。

 

 

ムツキ「どう?ムツキちゃんの膝枕~。」

 

 

"凄く心地良い。"

 

 

甘い匂いも相まり、天国に居るようだ。

 

 

ムツキ「他にして欲しいことはある?」

 

 

"頭撫でて…"

 

 

ムツキ「先生子供みた~い、私じゃなきゃこんな事してくれないよ?」ナデナデ

 

 

なんだかんだ言いながらムツキは要望に応えてくれる

 

 

ムツキ「くふふ、えいっ」チュッ

 

 

"んっ…ムツキ?"

 

 

ムツキ「先生があんまり気持ち良さそうな顔してたから~、つい?」

 

 

"もう1回して…"

 

 

ムツキ「しょうがないな~、んっ」チュッ

 

 

"んっ…ムツキ好き…"

 

 

ムツキ「私も好きだよ、先生。」ナデナデ

 

 

その後もムツキに甘えた

 

 

 

 

"ありがとうムツキ。"

 

 

ムツキ「私も楽しかったよ、先生。」

 

 

"次に来た時は一緒に遊ぼうね。"

 

 

ムツキ「う~ん、どうしようかな~。」

 

 

"えっ、来てくれないの?"

 

 

ムツキ「そうじゃなくって~。まぁいいか、またねっ先生。」

 

 

"またね?"

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

ムツキ「先生の貴重な姿を見ちゃった~。」

 

 

ムツキ「先生も1人で色々やってて疲れてるんだよね…私で良ければいつでもサポートするのにな~?」

 

 

ムツキ「そういえばさっき先生に好きって言われたよね、相思相愛ってやつ?」

 

 

ムツキ「ちょっとずつシャーレに私物持ち込んで~、一緒に住んじゃおうかっな~。」

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

ムツキに癒され頭がスッキリした所で今度はカンナのアイコンが浮かんできた

 

 

カンナ「失礼します、先生。」

 

 

"どうしたの?"

 

 

カンナ「最近先生が生徒とよからぬ事をしていると聞いて調査をと。」

 

 

"よからぬ事?"

 

 

カンナ「はい、具体的にはみだらな行為を行っていると言う報告が多数ありまして。」

 

 

"うーん、特に思い当たることは無いけど。"

 

 

カンナ「聞くところによると[足を舐める]、[頭皮の匂いを嗅ぐ]、[野宿している生徒のお風呂を覗く]等がありますが。」

 

 

"お風呂を覗いたのは不可抗力だよ!"

 

 

カンナ「全て事実なんですか…」

 

 

"それに覗いた訳ではなく目の前でお風呂に入りだしたのであって事故です。"

 

 

カンナ「まぁ生徒達も発言を濁してましたし、告発も無いので逮捕はしませんが…このような事を続けていてはその内逮捕されかねませんよ?」

 

 

"じゃあ今日は忠告に?"

 

 

カンナ「そうです。」

 

 

"わざわざありがとう、今珈琲いれるね。"

 

 

カンナ「いえ、お構いなく。」

 

 

"この後用事あったりする?"

 

 

カンナ「いえ、そういう訳ではありませんが。」

 

 

"なら遠慮しないで。"

 

 

カンナ「では1杯だけ。」

 

 

コポポポポポ

 

 

"はいどうぞ。"

 

 

カンナ「いただきます。」

 

 

日も傾き始め辺りが橙色に染まる中、カンナとコーヒーを飲む。

 

 

"なんか良いよね、こういうの。"

 

 

カンナ「こういうの、とは?」

 

 

"気の許せる相手と2人きりで休憩する事。"

 

 

カンナ「きゅ、急に何を!?」ゲホッゲホッ

 

 

"カンナは局長なんだよね?"

 

 

カンナ「はい。」

 

 

"生徒を纏める立場って結構疲れるでしょ?"

 

 

カンナ「そうですね。でもやり甲斐はありますし自分の仕事に誇りを持っていますから。」

 

 

"だけどカンナも1人の生徒だよ、私の前ではもっと楽にしていいんだよ。"

 

 

カンナ「それは先生も同じですよ、似たような立場の者同士じゃないですか。」

 

 

"私はキヴォトスに来たばかりだけどカンナは長い間1人で頑張ってきたんでしょ?"ナデナデ

 

 

カンナ「先生…」

 

 

"もっと、私を頼ってくれると嬉しいな。"

 

 

カンナ「ありがとうございます。」

 

 

カンナ「では少々お付き合い頂いても宜しいでしょうか?」

 

 

そうしてカンナの愚痴は始まった

 

 

カンナ「そこでヴァルキューレの生徒が、ヘマをやらかしまして…」

 

 

"うんうん。"

 

 

カンナ「それに生活安全局の生徒はサボる為に色んな知恵を回して…」

 

 

"あの執念は凄いよね。"

 

 

カンナ「災厄の狐の時は無能集団なんて言われたとかなんとか」

 

 

"アレは相手も悪かったし…"

 

 

 

 

カンナ「ふぅ、すいません長々と。」

 

 

"大丈夫、スッキリした?"

 

 

カンナ「ええ、お陰様で。」

 

 

カンナ「…最後にもう一度頭を撫でて頂いても宜しいでしょうか?」

 

 

"よしよし"ナデナデ

 

 

カンナ「ありがとうございます。」

 

 

"引き止めてごめんね。"

 

 

カンナ「そんな、こちらこそお時間を取らせてしまって申し訳ありませんでした。」

 

 

"いつでも来ていいからね。"

 

 

カンナ「失礼しました。」

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

カンナ「話しやすくてつい長々と愚痴を言ってしまいました。」

 

 

カンナ「確かに私は人に甘える行為とは無縁の生活でしたが…」

 

 

カンナ「それにしても先生に頭を撫でて貰うと言うのはいいものですね、次訪問する時もお願いしましょう。」

 

 

カンナ「っといけない、こんな姿を他の生徒に見られては局長として示しがつきませんね。」

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

"現実とのリンクが凄い、カンナとかトキとかリアル過ぎて本物かと思ったもん。"

 

 

"でもムツキが甘えさせてくれたりヒナタから攻められたりは良かったなぁ…このギャップが良い"

 

 

余韻に浸りつつVRキヴォトスを外す先生であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

『普段先生が見ている生徒が全てでは無い、と気付くのにどれくらい掛かるのでしょう?このVRキヴォトスは欲望を解放した先生に対するタガの外れた生徒を見れる場、ある意味では先生がくつろげる分一部生徒は苦労するかもしれませんね、、、』

 

 

 

 

 

  To Be Continued···

 

 

 

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