心霊スポットで動画撮影しにきたらほんとに出てきちゃった 作:ムツヒロ
廃ホテルの出来事から一か月以上が経った。
あの後聞かせれた話によると桜井の友達はあの廃ホテルで桜井が来るの待っていたがいつまで経っても来ないため先に帰ってしまい連絡を何度もしても返事がなかったと言っていたとの事。
また俺たちが途中まで撮影してた動画もなぜかノイズが出て何が映ってるのかわからない状態だった。
写真も真っ暗な画像しか撮れておらず一体俺たちはどこへ迷い込んでいたのか・・・・・・・あの時、ホテルが何だったのか・・・・・・・・・結局何一つわからないままである。
「ふぅ~講義疲れた~」
大学内にあるベンチに座る俺。めんどくさい講義がなんとか終わり俺はある人物を待っていた。
その人物とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おーい!」
「おっ」
「お待たせ!待ったかな?」
「いや、俺も今来たところだ」
ななチャンネルの仲間で俺の彼女である生駒美桜だった。
「じゃあお昼にしようか」
「そうだな」
俺たちは自分のカバンから昼飯を出した。
「って、大吾君のお昼それだけ!?」
「えっ、そうだけど」
俺の昼飯はヘルシーメイトひと箱だけである。
「だめだよ、ちゃんとしたもの食べなきゃ。ほら、私のお弁当分けてあげるから」
「ありがとうな、美桜」
美桜の昼飯のお弁当を分けてもらうことになった。
「どれ食べたい?」
「じゃあ、卵焼き」
「卵焼きだね。はい、あーん」
「えっ、いや、俺もケガ治ってるから自分で食べれるから・・・・・・・」
「えっ、嫌だったかな・・・・・・・・・?」
「うっ・・・・・・・・」
そんな上目遣いでうるうるした目で見つめないでくれよ~困っちまうよ俺。
「じゃあいただきます・・・・・・・・」
「はい、どうぞ」
結局食べさせてもらうことになった。おおっ、美桜の作ったのは甘い方か~俺も甘い派なんだよな~
「どうかな?」
「うん、美味しいよ」
「よかった~じゃあ次はどれ食べたい?」
「次は~」
「ひゅう~相変わらずお熱いわね~そこのバカップルは~」
「!?」
「な、奈々ちゃん!?」
いつの間にか桜井と白石がいた。忍者かお前らは!?
「奈々~二人の邪魔しないの」
「いや~だってこんなあまあまシーン見せつけられるとなんかお邪魔したくなるのよね~」
「性格悪いわよ奈々」
「そうだぞ」
「冗談だってば」
冗談って・・・・・・・美桜はさっきから顔赤くして頭から煙出てるぞ。
「それよりなんか用か?」
「ああ、それなんだけど今度やる企画の打ち合わせしたくてさ!」
「急でごめんね。奈々がどうしても早くしたいっていうからさ」
「いや、大丈夫だ。美桜もいいよな?」
「う、うん、大丈夫だよ」
「じゃあ食堂の方でやりましょう!私たちもお昼まだだし!」
「あっ、ちょっと奈々待ちなさい!」
桜井と白石は先に食堂の方へ行った。
「じゃあ俺たちも行くか」
「うん」
ベンチから立ち上がり美桜と手を繋ぎながら食堂の方へ向かった。
「大吾君」
「んっ、どうした?」
「私今すごく幸せだよ!」
「そうか。俺もだ!」
あの出来事で美桜との絆が深まった。
これからこいつと一緒にいることを誓う。どんなピンチだって駆けつけてやるからな!
おまけ
「美桜そういえば昨日の帰り杉元君と一緒に帰ったわよね?」
「うん、昨日あの後大吾君の家行ってそのまま泊まっていったの」
「へぇ~お泊りねぇ~」
「奈々ちゃんどうかしたの?」
「いや~お泊りならなにかしたのかな~って思ってさ」
「!?そ、そんな、特に変わったことは何もしなかったよ・・・・・・・・//////////////」
「あれ~怪しぞ~?」
「奈々、美桜をいじめないの」
「は~い」
「(はぁ~バレなくてよかった・・・・・・・・・・・)」
美桜ルート完結!
残りの二人も頑張って書いていきます!!