心霊スポットで動画撮影しにきたらほんとに出てきちゃった   作:ムツヒロ

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今回から分岐に入るかもです。


対峙

「生駒、俺があいつを引き付けるから先に逃げろ」

 

 

「えっ!?す、杉元君、危険だよ!?一緒に逃げようよ!」

 

 

「一緒に逃げたら追いつかれるだろ!?あの着ぐるみ野郎はなんとかするから先に逃げてろ!!もしくはどこかに隠れてろ!」

 

 

「あっ、杉元君!!」

 

 

俺はUターンして着ぐるみ野郎がいる方へと向かった。

 

 

「はぁはぁ・・・・・・・・・・いた!」

 

 

着ぐるみ野郎がでっかい鉈を引きずりながらゆっくり歩いていた。

 

 

「おい!着ぐるみ野郎!!」

 

 

俺は着ぐるみ野郎に向かって叫び近くに落ちていた先っぽが折れている鉄パイプを拾いそれを武器にして戦うことにしやつの方へ駆け寄り

 

「くらえ!!」

 

 

鉄パイプをフルスイングで振り着ぐるみ野郎の頭に見事ヒットし着ぐるみ野郎は軽く吹っ飛んだ。

 

 

「どうだ!この野郎!!」

 

 

こんなのまともに喰らって無傷はまずないな!けどそっちが先にそんなでかい鉈振り回して襲ってきたんだから正当防衛だろ!

 

 

「とりあえずみんなと合流して警察呼んで・・・・・・・・・・・」

 

 

<カチャッ・・・・・・・・・・・・・>

 

 

「んっ?今の音は・・・・・・・・・・・・・えっ」

 

 

着ぐるみ野郎が立ち上がった・・・・・・・・・・だと!?マジかよ!!

 

 

「くっ、うおおおおおおおお!!」

 

 

もう一撃当てようとするが・・・・・・・・・・・

 

 

<ガシッ>

 

 

「なっ!?」

 

 

鉄パイプの先端を掴まれた!!こ、こいつ動きを読みやがったな!!

 

 

「ちっ!!」

 

 

鉄パイプから手を離し着ぐるみ野郎から距離をとる。これ以上戦うのは無理だ!ここは退却するぞ!!

 

 

「ついてこいよ!」

 

 

俺は後ろを振り向き走り出しあいつも俺を狙ってゆっくりとついてくる。

 

 

「よし、ついてきてるぞ」

 

 

鉈が重いせいでスピードがかなり遅くこれなら捕まることはそう簡単にはないだろう。とにかく適当なところで撒いて生駒と合流しよう。

 

 

「この部屋に隠れてやり過ごすか」

 

 

近くにあったリネン室に入りそこにあるロッカーの中へ隠れた。

 

 

「あいつ中に入ってくるぞ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

外から鉈を引きずる音が聞こえ部屋の前でその音は止まった。

 

 

「きた・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」

 

 

部屋のドアが開き着ぐるみ野郎が中に入ってくるのが隙間から見えた。

 

 

「(バレないでくれよ・・・・・・・・・・・・・)」

 

 

もし見つかったら終わりだ。あのでっかい鉈で血祭りに上げられてしまう。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

着ぐるみ野郎は一言も声を出さずに部屋の中を歩き回っている。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

しばらくして着ぐるみ野郎は足を止めドアの方へ向かい部屋から出て行った。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・ふぅ、行ったみたいだな・・・・・・・・・・」

 

 

着ぐるみ野郎が完全に離れたことを確認しロッカーから出る。

 

 

「寿命が縮まりそうだったぜ・・・・・・・・・そうだ、生駒と合流しなきゃ」

 

 

着ぐるみ野郎に見つかる前に合流しないとやばいな。

 

 

「よし、部屋から出よ・・・・・・・・・・どわっ!」

 

 

ドアの方へ向かうとしたその時、床が水かなにかで濡れているところで足を滑らせてしまう。

 

 

「あがっ!!」

 

 

滑って転んだ拍子に棚に置いてあった金属製のバケツが倒れそれが頭に直撃してしまった。

 

 

「う、うう・・・・・・・・・・・・」

 

 

や、やばい、気を・・・・・・・・失い・・・・・・・・・そう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

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『はぁ~講義怠かったな~』

 

 

大学の講義が終わり家に帰えろとしていた。

 

 

『腹減ったしコンビニ寄ってなんか買って帰ろっと・・・・・・・・』

 

 

『な~いいじゃんかよ~』

 

 

『だから嫌だっていってるでしょ!!』

 

 

『うん?』

 

 

なんか揉めてるみたいな感じの声が聞こえてきたけどなんだろ?

 

 

『俺たちと一緒に遊びに行こうよ』

 

 

『動画の撮影協力するからさ』

 

 

『いいって言ってるでしょ!しつこいわよあんたたち!!』

 

 

『私達もう予定あるので貴方たちと遊ぶつもりはありません!』

 

 

『ノリ悪いね~じゃあさぁ、撮影終わってから遊ばない?それならいいじゃん』

 

 

『良くないわよ!誰があんたたちと遊ぶもんですか!!』

 

 

『な、奈々ちゃん、あまり強く言っちゃだめだよ・・・・・・・』

 

 

チャラい男三人組が女の子三人組をナンパしようとしているな。それもかなりしつこく誘っていて背の低いツインテの子と背の高い青髪の子は断っていて二人の後ろにいる茶色のロングヘアーの子は怯えてるしな。

 

 

『いいから行こ!絶対楽しいからさぁ!』

 

 

『遊んでるとこの動画上げれば再生数めっちゃ上がるよ!』

 

 

『それに気持ちよくなれるよ!』

 

 

『い、いや!!』

 

 

『離して!!』

 

 

『ううっ・・・・・・』

 

 

あーもう見てらんないや。お助けに行こう

 

 

『はーいストップね~』

 

 

『あっ?何だおm『せい』どわぁっ!?』

 

 

ナンパチャラ男トリオの・・・・・・・・とりあえずA男と呼んでおこう。A男を背負い投げで投げ飛ばし近くのゴミ捨て場のバケツへ見事ホールインワンした。

 

 

『なっ!?』

 

 

『おい!大丈夫か!?』

 

 

『君ら、大丈夫?』

 

 

『えっ、あっ、はい』

 

 

『ええ・・・・・・・』

 

 

『う、うん・・・・・・・』

 

 

チャラ男トリオの残り二人がバケツに突っ込んでいるA男の心配をしに女の子たちから離れた。

 

 

『て、てめぇ~』

 

 

『よ、よくもやりやがったな!』

 

 

『ぶっ飛ばしてやる!!』

 

 

A男がバケツからゴミ塗れになりながら出てきて他の二人とともに俺と戦おうとした。

 

 

『いいよ、こいよ。三人まとめ相手になってやる』

 

 

『ざけんな!!』

 

 

『やってやらぁ!!』

 

 

『死ねこらぁぁぁ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ふぅ~終わったと』

 

 

チャラ男トリオで壁に現代アートを作り終え手をパンパンする。

 

 

『す、すごい・・・・・・・・』

 

 

『三人相手を一人で倒しちゃうなんて・・・・・・・・・』

 

 

『つ、強い・・・・・・・・・・・』

 

 

女の子たちは俺がチャラ男トリオでアートを作る一部始終を見て唖然としている。

 

 

『君たち、もう大丈夫だよ。こいつらしばらくこのまま動かないからさぁ』

 

 

『あっ、ありがとうございます!』

 

 

『危ないところ助けてもらいありがとうございます!』

 

 

『助かったわ、ありがと・・・・・・・・って、あんた杉元?』

 

 

『うぇっ?』

 

 

ツインテの子が俺の名前を言った。なんで知ってんだろ?

 

 

『どこかで会ったっけ?』

 

 

『会ったって同じ学科じゃない!講義でも何度か一緒になったじゃない!!』

 

 

『あ~そういえばいたな~』

 

 

よく見たらこの子、講義でたまに見かけたことあるな~グループ活動でも一緒になったことあるしな~

 

 

『覚えてないの!?梓のことも!?』

 

 

『うん』

 

 

人の名前覚えるの苦手だしね。

 

 

 

『人に興味無さすぎでしょ』

 

 

『よく言われる』

 

 

『よく言われるんだね・・・・・・・・』

 

 

ロングヘアーの子(すまん彼女だけ初対面過ぎる)にツッコまれる。うん、あまり他人に干渉しないからね俺は

 

 

『と、とりあえず改めて自己紹介するわよ!私は桜井奈々!あんたと同じ大学で同じ学年学科よ!』

 

 

『お、おう・・・・・・・・・』

 

 

ツインテの子改め桜井が自己紹介する。

 

 

『次は私ね。私は白石梓、奈々と同じ一年で同じ学科よ。よろしくね杉元君』

 

 

『ああ、よろしく』

 

 

背の高いスタイルのいい女の子改め白石が自己紹介する。

 

 

『え、えっと、私は生駒美桜。梓ちゃんと奈々ちゃんとは違う学科だけど学年は同じ一年だよ』

 

 

『そうか、よろしくな』

 

 

最後にロングヘアーの女の子改め生駒が自己紹介する。

 

 

『それにしても杉元君強いわね。なにか格闘技かなにかやってたの?』

 

 

『うーん、小学生の時に柔道やってたぐらいかな?』

 

 

一年ちょっとでやめちゃったけどね。

 

 

『柔道かー、ねぇもし良かったら私たちの動画撮影手伝ってくれない?』

 

 

『はぁ?』

 

 

いきなり何言ってんだこいつは?

 

 

『さっきみたいに変なのに絡まれたときに対処してくれるボディガード兼撮影係になってほしいの!』

 

 

『ボディガード?撮影係?』

 

 

『ええ!そうよ!』

 

 

『ちょ、ちょっと奈々!いきなりそんなこと言ったら杉元君が困ってるでしょ!?』

 

 

『だって~私達みたいなか弱い女の子だけじゃさっきみたいにナンパ男や変質者に絡まれたとき私だけじゃどうにもできないでしょ?それに梓や美桜も動画に出せば再生数がうなぎ上りするかもしれないし!!』

 

 

『で、でも~『いいよ』えっ!?』

 

 

『お前らの動画撮影の手伝いしてやるよ』

 

 

『いいの?』

 

 

『奈々のいう事無理に従わなくてもいいのよ?』

 

 

『いや、無理してないしそれに動画撮影して投稿するのとかやってみたかったし』

 

 

『決まりね!じゃあ杉元は今日から私たちのチャンネルの新メンバーね!』

 

 

『まぁ、本人がいいって言うなら・・・・・・・・』

 

 

『そうだね・・・・・・・・・・』

 

 

他の二人も納得してくれたみたいだ。これで今日から俺もこの動画投稿グループの仲間だ。

 

 

『ところでお前らのチャンネル名って何?』

 

 

『ふふん、それはね~』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「・・・・・・・・・・・・う、う~ん・・・・・・・・・・・」

 

 

どうやら俺は気を失っていたみたいらしい。バケツが当たったところがまだ痛いでごんす。

 

 

「どれぐらい気を失っていたんだろう・・・・・・・・・・・・」

 

 

あの気ぐるみ野郎がまだ徘徊してるなら他の三人と早く合流してここから脱出しないと

 

 

「とりあえず誰かに連絡とらないと」

 

 

俺はスマホを取り出しメンバーに連絡をとってみることにした。




ここから分岐ルートに入ります。
通常ルートと各メンバーのルートの四つぐらいに分ける予定です。
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