にーあなんとかかんとかいきるねーしょん   作:興梠 すずむし

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お久しぶりです
毎度の如く短いですがまたちょこちょこ進めます
志的には…。


ばれちゃったねーしょん

であいなんてねーしょん

 

はいはーい!やって来ましたるはエイリアンの宇宙船!見るからにハイテクって感じぃ!!遊園地に来たみたいだぁ!テンション上がるなぁ!!

 

「これは…!」

 

「エイリアンだねぇ!見るからに死んでるけど!」

 

「……」

 

つーびーたそめっちゃ見てくるんですけど。あらやだドキドキしちゃう…!もしかしてワタシの魅惑のポッドボディに惚れちゃったのかしら?

ダメよつーびーたそ!あなたにはナインズきゅんっていう相手が…!///

 

「驚かないんだな、ポッド028」

 

「……?」

 

ポッド028…?誰それ知らない子なんだけど。キョロキョロと028とやらを探していると今更ながら自分がポッドの体を使ってるんだったわ。

 

「あっ!ワタシかぁ!!」

 

なるほどなぁ、028ねぇ…と腕を組んで納得する異世界産のオタクをよそにアンドロイド2名は顔を見合せ、声をひそめて話し始める。

 

(2B、やっぱりポッド内には028のデータは残ってなさそうです)

 

(あぁ。あとはヤツの目的と正体を探ろう。反応を見るにエイリアンが死んでいることは知っていたみたいだ)

 

(……いい加減なだけな気もするけど、もしかしたらここの死体を作った張本人の可能性もあるし、人類側の味方かどうかもまだ不明。警戒するに越したことはないかもしれない)

 

不確定要素が余計に彼らの警戒心を引き上げる一方、オタクはテンションを上げていた。

 

「028、028ってさぁ…!28(ニーア)じゃん!!まぁじかよこりゃ運命感じちゃうなぁ!?うわぁ、ヨルハボディ作り終わったあともしっかり保存しようこの体…!」

 

素敵な運命感じちゃったよねぇ!ワタシって運がいい!!んまぁ?別に??昔からそうだけど??ガラガラ抽選では1〜6等中4等ばっかだったし?運動会の徒競走では足の速い子がお腹壊して調子悪かった時もあったし?……結局ビリだったけど。アイスの当たりの的中率は10本買って2本だったりね!……その後1週間はお腹の調子悪かったけど。

いやぁここに来て大幅に上振れが来たねぇ!!もう最高の気分!!!

 

しかし、アダムくん達がちゃんと処理してくれてたみたいで助かったよ。お邪魔しまーすしてから生きてたらどうなってたことやら…。

ム、お前どこから入って来たでアン!者共、であえ、であエーリアン!!みたいなことになってたらと思うと…おぉ怖っ!

 

ん?ってヤバ!!ここにいたら鉢合わせるじゃん!?

アダムくんイブくんにも生きてて欲しいから敵対しないで欲しいんだよねぇ…。なんとか、たそときゅんを離れさせなきゃ!

 

「あのぉ、お二人さん…そろそろ出ません…?」

 

「……なぜ?」

 

「エッ!?いやぁ別にこれといった理由はないんだけどさぁ!?こんなとこに長時間いたくないじゃん…?ほら、エイリアンの死体だし病気持ってるかもしれないし!?」

 

「私達アンドロイドに菌による問題が起こると?」

 

「あぁー…えぇっとぉ、そのぉ〜…」

 

あっかん、そうだった!?あまりにも人すぎてこの世界じゃ的外れなこと言っちゃったぁ!!

 

「ここに僕達がいると、何か不都合なことでも?」

 

やっばい、めっちゃ警戒されてるぅー!!?違うんだよナインズきゅん、いや違わなくないのか!?あぁもうどうしよぉー!?ひぇ、武器構えないでぇ!!

 

「ぼ、暴力反対!!」

 

「何が目的だ、何なんだお前は!?答えろ!」

 

推しに詰められるの気持ちえぇ…^^じゃなくて!!

えぇー、どうしよう…。

 

side『2B,9S』

 

武器を持って対峙したポッド028、もとい正体不明のナニカ。質問には答えず、身動ぎひとつもせず、ただ黙ってその場で静止している。

 

「…ポッド」

 

2Bに指示を受けた042はいつでも射撃できる体勢に入った。

しばらく沈黙が続くが、アレには一向に喋る様子はない。沈黙に耐えかねた2Bが口を開く。

 

「……お前がポッド028でないことはもうわかっている。お前の正体は…目的は何だ」

 

目の前の箱状のナニカはゆっくりと上へ動き、2Bらを迎え入れるかのようにアームを広げた。

 

「あ、あぁー…。ワタシ、ワタシかい?ワタシは────」

 

自然に、奥歯を噛み締める力が強くなる。ヤツは未知の部分が多すぎる。何をしてくるかも、何を目的とするのかも。その正体も。だが、そのひとつが今明らかになろうとしている。

 

「────ただのオタクさ」

 

「「ポッド」」

 

「イヤアアアアアアアアアア!?」

 

期待したこちらが馬鹿だったと即座に切り捨てた2B、9Sによってポッドへ射撃命令が下されて発砲を開始した。

何度か被弾しながらも遮蔽物の陰に隠れた自称オタクは少しだけボディの上部を覗かせて抗議の声をあげる。

 

「暴力反対って言ったじゃん!言ったじゃん!!」

 

返答は銃弾の嵐であった。

 

「うわぁんヨルハの鑑ーーーっ!!!」

 

しばらくピーピーと騒いでいたポッドであったが、しばらく銃撃を続けていると静かになった。

 

「……静かになったね」

 

「まだ情報を吐ける状態だといいんですけど」

 

一段落ついたと一息ついて緊張を解いた。

 

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