お待たせしました。猫の力お借りします!!
I am a cat. there is no name yet.
そんな私は今日も散歩中、いつもはうるさいシャーレが妙に静かだと思い入ろうとするがロックがかかっている。仕方ないのでちょっと変化して白い体に赤いラインが入ってる猫になり外側から登り先生の部屋の窓を覗く。
え?なんでそんな高い壁を登れるのかだって?猫は壁に対して引っ付いてはジャンプして無限に登れることを知らないな?本来は特定の場所だけだか猫である自分から線を引っ張って登れる壁にしたからな
どっかの狼で大神を見てきな!!
めちゃくちゃ高いけど猫には問題ナッシングだ。
………なんか手足縛られてるんだけどそういうプレイ?口も変な球で塞がれてるし。
あっ……目があった。
スピード・ワ◯ンばりにクールに去ろうとしたけどあの目は助けを求めるな。だって涙目で視線送ってくるもん。
仕方ない弁償はそっち持ちでな。そう思いながら窓ガラスに漫画とかである両手をクロスさせてぶち破るアレをする。
「なんの音!?」
やっぱり気づかれるか、私はその声の人物が来る前に先生の手足の縄を解く。
「"ありがとう"」
礼を言ってる場合じゃないだろ。私は能天気な先生に近くにあったとある3つの穴があるベルトを投げ渡す。すると太ももが特徴のユウカがいつもと違う、ドロドロとした目で先生と私を見てくる。
「"えっ!?もしかして変身できるの?!?!"」
おい、そんなことより自分の身のことを心配しろ?ニンゲンの生存本能は皆無なのか?
「先生……まさか逃げようだなんて思っていませんよね」
先生縛ってたのこいつだろ。とりあえず逃げるために私は9枚のオレンジや黄色といったメダルに変化する。先生ならさっき渡したベルトと私が変化したメダルの使い方を知ってるだろう。
「"ユウカ…ごめんね。私はここで終わるわけにはいかない"」
そういうと先生はメダルに変化した私から3枚のメダルを手に取り横並べで入れていく。
両手で一枚ずつ右と左の穴にいれて、最後に一枚を中央の穴に入れる。
「逃しませんよ……先生」
「"逃げさせてもらうよ。今からの私は強いから"」
その言葉の後に右手に持つスキャナーで3枚のメダルをスキャンする
ライオン!トラ!チーター!
♪ラタ・ラタ・ラトラァータァー!
そのうるさい音声の後に先生の姿が変わる。
ライオンの頭
虎の体
チーターの足
それらの特徴を持った黄金に輝く欲望の戦士に。
先生は残り6枚のメダルを持った後私が割った窓ガラスから逃げる。頭のおかしくなりそうな速度で逃げているが建物にぶつかることはない。
走っている方向的に便利屋の事務所に向かっているのか?まあ確かにあそこなら安全だな。
そんなことを考えているとすぐに着いてしまう。やっぱ欲望の力って化け物だわ。
便利屋の前で先生は変身を解くと倒れてしまう。頭から地面にいきそうになったが私が元の姿に戻り頭を支える。
あーーー!!!体の負担を忘れてた!!ヘルプ!誰か!ヘルプティーチャー!!
騒いでいると社長が玄関から出てくる。
「どうしたの?そんなに……って先生!大丈夫!?」
「"ちょっと疲れただけだから大丈夫だよ"」
めちゃくちゃ辛そうな顔で言う。
うう……すまない。あの姿だと私がそこまで疲れないんだ。
「と、とりあえず家でゆっくりしていったらどう?」
先生は社長のご厚意に甘えて便利屋事務所のソファで横になる。
短時間で走ることしかしてないから動けないほどでは無いにしろ、疲労がすごそうだ。
そういえば他のみんなは?社長の袖を掴みジェスチャーする。
「カヨコたち?みんな今日は用事があるとかで外出中よ」
そうか、心配だな。もし便利屋が匿ってると知れば便利屋の誰かを人質に取られるかもしれない。
そんな心配をしているとピンポーンというチャイムの音がなる。
いつもなら便利屋の誰かが開けて社長は椅子に座って強者感を出しているが今日は誰もいないので社長が直々に出迎える。
「はーい、何かしら?……あなたのチュールかしら?」
そんなことを言い玄関の扉を開けると風紀委員の人喰い反社とか言ってた銀髪の女の子が立っていた。
「ふ、風紀委員がなんでここに!?」
ほら、社長もめちゃくちゃ驚いてる。いつもの白目だ。だけどいつもみたいに便利屋を捕らえにきた様子でもなさそうだし何かあったのかな?
「……先生はいるか?」
「先生?後ろのソファで寝てるけど……」
突如風紀委員が社長を撃った、私はそれを事前に察知して社長を突き飛ばし銃弾は社長の髪を掠めて天井に穴を開ける。
社長も突然襲われることは慣れているのですでに体制を立て直し、銃を構えている。
「……突然頭を撃ってくるなんて野蛮になったわね」
なんか余裕そうな雰囲気出してるけどあれは絶対に焦ってるぞ。
そうこうしているともう一つ足音が私の耳に聞こえてくる。これはロリモップの足音だ。仕事中にこの足音を聞こえたら教えるようにムツキさんに仕込まれたからわかる。
そこそこ遠いがくるのは時間の問題だ。目の前の銀髪もいると言うのに……おそらく狙いは先生か。
先ほども手足を縛られてたしあの人何をしたんだ?とりあえず今は逃げるしかない!!
私は事務所を壊す覚悟で変化する。
大きな体、猫の顔、鷲のような翼
本来の姿は人喰いと恐れられ少年と絆を交わした1匹の獣。
私は銀髪を突き飛ばし、社長に乗るようにジェスチャーをする。社長が乗ったことを確認したらソファーで眠っている先生を口で咥えて家を壊しながら大空を駆ける。
「あ……い、家が…」
すまねぇ!あとで先生に請求してくれ!
とりあえずどこに逃げるかもわからず空を飛ぶ、そういえば前に連邦生徒会というところが先生の所属する組織だって聞いたことがある。場所は知ってるし今はそこに行くしかない。
全速力で向かいながら起きた先生は社長と私に事情を話し始める。
「"ある生徒が作った薬を飲んだらみんなが私を狙うようになって……アルと君だけでも味方がいて嬉しいよ"」
ふっ、照れるじゃねぇか。
「解毒剤とかって用意されてないの?」
社長が疑問に思ったことを素直に聞く、それは私も思った。
「"その生徒が言うには3日で効力が切れるって"」
うーん3日間先生を守り切るとか無理ゲー、ダークソウル2をノーデスクリアよりはマシだけど。
そうこうしていると大きな建物が見えてくる、ゆっくりとその目の前に着地して私は元の姿に戻る。
少し疲れたから眠らせてもらうために社長の頭の上に乗っかり眠ることにした。
え?なんか真っ暗な部屋にいるんだけど……社長は?先生はどうなったの?一応ペット用ベッドみたいなので寝かされてたけど。
とりあえず夜目を効かせてあたりを見渡すと色々な資材があるから倉庫かな?そう思い見つけた扉を開こうとするが外側から閉じ込められているな。
……………これって連邦生徒会に来たのって間違えだったのでは?
私は僅かな隙間を液状化して通り、外に出る。そこは綺麗な廊下で先ほどまでいた部屋には資材管理倉庫と書かれていた
とりあえず社長か先生を探すため走り回る
仮眠室を覗いてみると社長がぐっすりと眠っていた。僅かにする匂いからわかったが何か薬の匂いがする、おそらく睡眠薬を使われたぽいな
社長は起きなさそうだったのでこの場所を記憶してから先生を探しに行く
先生の声が聞こえてきた、どこかで聞いたことがある声も一緒だ
えーとなになに?財務室?ここに先生がいるな
私は扉をゆっくりと開けて先生とその正面に座っていた女を見る
確かあいつは総決算とか言いながらシャーレに入り浸っていた奴だ……チュールをもらったから覚えてるぞ
しかもあいつ、社長からした薬品の匂いと同じに匂いがするということは盛ったのあいつだな?
仕方ない、社長ならおそらく先生を優先しろと言うはずだ。きっと、多分、メイビー。じゃあな社長、頑張って生き残れよ
てなわけで気づかれないうちに変身して突撃する。その体はもちもちしていて足が短すぎて一見見当たらない二足歩行の猫だった
「……!」
驚いてる隙に先生を抱えて窓ガラスをぶち破り、外へ飛び出す。
ここって10階だったんだ……
「"待って!待って!この高さは死ぬ!!"」
私と先生は重力に従い秒間9.8m加速しながら落ちていく、先生はうるさいけど安心しろ、この体に落下ダメージはない。ピンク玉の世界の住民は落下でダメージがあったことはない。崖は即死だけど。
地面と激突すると一切のダメージは無く、先生も私に抱えられているからトマトになっていないが気絶してる……
とりあえず隠れる場所が欲しいので唯一知っている隠れ家的な場所に向かうことにする。そこの主人も生徒だけど頭いいし、見た目OLだしなんとかするだろう。そんな適当な希望を抱いてその場所に先生を抱えながら向かう。
えーと、確かこの辺だったはず。
「"何か探してるの?というかあそこにいたらダメだったの?"」
先生が起きたようだ、うーん説明が難しい。そう思っているとやっと見つける。
私はその壁をノックする、しかし私の可愛いおててでは音が鳴らない、それを見て先生が何もない壁に向かってノックをしてくれる。
すると壁が近未来的な開き方をする
ほら先生、こっちだついて……もう先に進んでるよ、目をキラキラさせながら。
そうして道順に歩いていくといつ見てもOLにしか見えないリオが迎えてくれる。
「"リオ!こんなところにいたの!?"」
私は何回かここに来たけど先生はここのこと知らなかったのか…
「久しぶりね。早速だけど事情は大体把握しているわ」
えっ、すご……
「"そうなんだよ…急にみんなに襲われて……そういえばリオは大丈夫なの?"」
「…ええ。私は先生を襲いたいと思っていないわ。安心して」
私の希望が当たってた件について。これでゆっくりできるぜ〜
「先生もあなたも疲れたでしょう?そっちに寝室があるからよければ使って……その前にシャワーの方がいいかしら?」
「"り…リオォォ!!"」
先生と私はリオに抱きつく。
なんていい人なんだ。今日はヤベェ奴ばかりと会うせいかめちゃくちゃ嬉しい。え?社長?あれは別のベクトルでヤバい奴だから。
リオの行き場の失った手が見えるけど遠慮せずに抱きつく。
「…///」
照れてるな……なんか幼く見えてきた。抱きつくのはこの辺にして先生はシャワーを浴びにいく、私は水に濡れるのが嫌いなので……
「"君も一緒に浴びようね"」
そう言いながら私の後ろ首を持ち連行される。
便利屋のみんなもそうだけど猫が嫌がるシャワーをなぜ嬉々として連れていくの………
私が今まで助けてやった恩を忘れたか!!
「"はいはい、暴れないでね。汚れたままだとリオに悪いから"」
私には悪くないというのか!!ちくしょう、この事件が解決したら猫耳、尻尾、肉球の手袋つけさせてキヴォトス一周させてやる。もうすぐで40になるような歳の女性には効果的だろう。
しかしそんな未来の復讐計画(学校に強盗が襲ってきてそれを倒す自分レベルの妄想)をしても現実は非情である。
絶対に許さねぇ! ドン サウザンドォオオオオオ!!
『はいはい我のせい、我のせい』
待って今マジでドン千の声が聞こえた気がするんだけど……まあいいか。
私は先生に無理やり洗われて綺麗になった体で味噌サバを食べている。この家にあった缶詰だが私はこれを食べることに決めた。最初にリオは止めようとしたが先生は私がチョコだろうがニンジンだろうが塩辛だろうと食べても大丈夫なことを知っているのでリオに説明してくれた。
味噌サバってたまに食べると美味しいよね。
鯖は魚の中だと4番目に好きかな、1番は鯛。(作者の好みです)
1匹まるまる食べるならマグロだけど好みなら鯛だな。
味噌サバを食べ終わる。先生とリオも夕食にミートパスタを食べていた。2人とも食べ終わったので今日はもう寝るだけだ。
流石にくたくた、走らせて、飛んで、落ちて、走って疲れたよ。
先生がリオと今後について話しているから私も話を聞く。
「それは3日間で治るのよね?」
「"うん、今日を入れてあと2日"」
えーー、あと2日もあるの?めちゃくちゃ厳しいな……もう私の最強必殺スーパー大変身する?何人か精神崩壊したり、消し炭になっちゃうけど。
「とりあえず今日はここで凌げると思うわ、ヒマリが敵対していたら明日からは無理そうね」
「"1人だけ味方が別の場所にいるんだけどここの場所を伝えるのは?"」
「それはオススメできないわね、ヒマリやヴェリタスがその人の端末にハッキングでもしたら終わりよ」
社長はこっちに呼べないか……そういえばご主人やムツキさんも先生を襲ってしまうのかな?確かめれないからわからないな。
そう考えていると話し合いは終わる。逃走ルートをいくつか教えられ、今日は明日に備えて寝ることにするらしい。私も寝ることにする。
今回のニャンコ
壁神 筆業「壁足」 (大神)
カザリ メダル状態【ライオン、トラ、チーター】(仮面ライダーオーズ)
トリコ (人喰い大鷲のトリコ)
ナゴ(星のカービィ)
この話は最終章前の話ですが最終章にこの猫を入れるべき?
-
いる
-
いらない
-
作者の好きに決めてください
-
ねこですよろしくおねがいします