今日も散歩日和、私はゲヘナ校内をうろついていると何やら変な4人組に髪を角にかけている小さな女の子が攫われているではないか
その女の子は前にあまりものでおやつを作ってくれた人だった
私は借りをしっかりと返す猫なので、助けてやることにした
体が変化する、人の形でありながら猫であり狐でありもしかしたら犬かもしれない、着物を着た珍獣に
そして私は攫われている女の子を一瞬で奪い、お姫様抱っこの状態で抱える
「大丈夫だったか?前回のツナも見事だったが次はニンジンがいいですだワン」
そう、この姿喋れたのである!!
結構前にも言った数少ない例外的に喋れる猫である
「…えっと、あなたはだれ?」
攫われていた女の子はとても困惑している
「?このキャットに三つ星な食事を恵んでくれたではないか?キャットは忘れられて悲しいワン……」
ちなみに今、私は喋っていない、この体が勝手に会話を始めたのだ、私はこの体を動かせても口は自分から動かさなかった!!
「あら?私たちからフウカさんを奪うとはなかなかやりますわね」
そんなことを考えていると銀髪の女性が話しかけてきた
「アタシはタマモキャットだワン!!」
「……猫なのにワン?」
勝手かまた口が言葉を発する、その言葉に小さい赤色の髪をした女の子が反応した
「なぜに君たちはこの子を狙うのか?」
その言葉に銀髪の女の子は返す
「これも全ては美食のため、フウカさんも連れていこうとしただけです」
そんな言葉を自信満々に言ってくる
「それならば、こう見えてワタシは料理が上手い、万能メイドなのだ!」
確かに料理は上手い自信があるが私はメイドだったのか、確かにメイド部に一度入ったことはあったな
「お腹が空いた子供達にキャット特製のオムライスをご馳走してやるワン!」
キャット特製のオムライスってなんだ?私は一切そんなのは知らないぞ
「ほう、私たちの舌を唸らせるほどのオムライスを作れると?」
「安心したまえ、マスターもといご主人からは最高の言葉をもらっている、よし!今すぐに厨房に行くぞ!案内してくれ」
「え?ちょっと待って厨房を貸すのは別に良いけどまずこの人誰?」
そんなフウカの疑問は誰もわからないと言う状況によって無視された、私自身もわからん
エプロン姿になっていた私が料理を作り終える
「キャット特製オムライス出来上がりだワン」
そうしてオムライスが出来上がった、何故か知らない調理法などが頭の中で浮かんできて、特製オムライスを作ることに成功した
「ではいただくとしましょうか」
その言葉と共にスプーンを卵に入れる
卵は綺麗な形で少し固めに焼いているのかと思われたが中身はトロトロで力を入れずとも切れてしまった
そしてオムライスを掬い上げて一口食べる
驚きながらも二口目、三口目と食べ進める
それは銀髪の子だけでは無く、全員が食べ進めていた
全て感謝し終わると銀髪の女の子は言葉を告げる
「とても美味しいオムライスでした、今日はありがとうございました」
「今日は最後まで食べきれましたね」
「うん、食べやすくて最後まで食べきれたよ」
「チョコソースと合わせてもとても美味しかったよ」
みんな違う反応をしながらもとても満足してくれたらしい
「今日のところはこれで満足いたしましたわ、ではタマモキャットさん、フウカさん次は違う美食を味わいにいきましょうね」
そんな言葉を言い残し帰っていく
残された私は同じく残されたフウカに質問される
「結局タマモキャットさんは何者なの?」
「む?ワタシはワンでもありニャンでもありFOX!」
フウカは思った、会話が通じているの通じでいないのかわからない人だなと
私は元の姿に戻る、別に戦闘などはしていないのにめちゃくちゃ疲れた
元の姿を見たフウカは思い出す、数週間前に餌を与えた猫だと
私は何もせず、疲れ切った体を休めるために家へと帰る
すると後ろからこんな言葉が聞こえてきた
「猫の恩返し?」
みんなはこの猫の性別を誰だと思ってる?
-
オス
-
メス
-
オスでありメス
-
オスでもなければメスでもない
-
性別 猫