神出鬼没のおかしな猫   作:メヌエットゆりー

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※先生は女です


猫とネコとねことキャットとCAT

オッス!オラ猫、今日は暇だったからシャーレで誰かと遊ぼうと思ってきたぜ!ここなら誰かしらはいるからね。

 

ほら、さっそく玄関からじゃなくて変なところからシャーレに入ろうとしてるネコが1匹?1人?いるじゃないか

 

「おや?あなたはあの時の不思議な猫さん」

 

うーん?確か怪盗だっけ?そんな変なところから入らずとも正面から入ればいいのに……もしかして何か事情があるのか?シャーレは犯罪者でも所属できるってネット掲示板に書いてあったんだけどな

カードキーを持ってないのかな?

 

シャーレの先生の部屋にはカードキーが必要でシャーレに所属すると誰でももらえるぞ。ちなみに私は私専用のものを作ってもらった。仕方ないこれで私が連れて行ってあげよう。猫のよしみだ。

 

「カードキー?なるほどこれを使えばいいのですね」

 

わかったらいしな、じゃあ正面から普通に入ろうね。

うん?抱っこして連れて行ってくれるの?歩くのが面倒だったからちょうどいい。

 

猫移動中

 

私はカードキーを扉の前に設置された変な機械にかざして扉を開ける。

 

へーい!おまんじゅう買ってきたらしいから食いにきてやったぜ

 

 

 

………なんかねことねこが先生を挟んで睨み合ってるんだが

 

修羅場?これって修羅場ってやつ?

 

「……今日の担当は私だからもう帰ってもいいよ……」

 

そう黒い方の猫が……どっちも黒いわ、えーとパーカー着てる方の猫がつぶやく

 

「…私は先生と仕事から帰ってきたばかりでね、一緒に休憩することもダメなのかい?」

 

そう青い服を着てる猫が言う

 

しかもどっちも先生の腕に抱きつきながらだ……

 

 

卑しい!!なんだこの2匹!怪盗さんもそう思……

 

先生の正面を取りに行きましたね、私を除いた卑しい猫しかいないのか

 

「先生、お久しぶりですね♪」

 

「"ひ、久しぶりアキラ……なんで急に私の膝に?"」

 

もーちょっと猫たちー!!先生困ってるじゃん!先生を挟んでお互いを啀み合うな

 

「先生、ちょっとい……何かの状況?」

 

なんだ?また黒猫か、お前もどうせ卑しいだろ?どうせ先生に抱きついて好き好きチュッチュするんだろぉ!!私はわかってんだ!

 

「えっと……出直しますね」

 

「"待ってセリカ!助けて"」

 

あれ?もしかしてこの子はまとも?

 

「ちょうどいい機会ですね、先生……この中で1番好きな猫はどの子ですか?」

 

ええー!!怪盗さんそれ聞いちゃうの?さっき来た黒猫も顔真っ赤にしてるし先生の両サイドにいる黒猫たちも……自信満々だわ。自分が選ばれるとしか思ってないわ。

 

パーカーの方は言葉では1番にはならないみたいなこと言ってるけど心の中じゃ先生は私のことが好きに一切疑いを持ってない

青い服着てる方は言葉から自分が選ばれると思ってるし

 

修羅場が地獄に変わってて笑える、私は傍観させてもらうぜ

 

 

「"私は………"」

 

みんなが唾を飲み込む、誰が選ばれるのか、先生がきちんと選べるのか。

ラノベ主人公みたいに「俺はみんなが好きなんだよ!」からのハーレムルートに行くのか、ここから殺し合いが発生する選択をとってしまうのか

それにしても先生って人?女?猫?たらしだよな、4匹も別嬪さんの猫に迫られてる、いや1匹は迫ってないか。先生も女性なのに女性に迫られてこいつそういう趣味か?

 

楽しみだなぁ、私の予想はセリカと呼ばれた黒猫だね。先生が助けを求めていたのが理由だ。

 

うん?先生がこっちにゆっくりと歩いてくるな、やっぱりセリカちゃんだったか私の予想はあっ──────────

 

 

「"この子だよ!"」

 

は?こいつ投げたあげく私に色々と押し付けなかったか?面白みのないことをする先生には罰ゲームを下そうか。

 

私は人型に変化するとても白い髪を持ち、周りの猫たちは持っていないほどの大きなお胸を持って、なんとも妖艶な雰囲気を醸し出す、薄いが美しい着物を着て、頭には彼岸花の髪飾りをつけた猫に

 

「「「「「え?」」」」」

 

先生と猫4匹の驚きの声が出る。私はその間に先生に抱きついてほっぺたにチュウをする。

 

ヘッヘッヘ、これで修羅場確定だな。

 

「……先生………先生は胸の大きな人が好きなの?」

 

「……私よりもその人が好きだなんて」

 

「ど、泥棒猫さんだったなんて…」

 

私は黒猫2匹が何か言って怪盗が後悔して、セリカちゃんが目を手で隠しているのに隠していないことを確認したら自分の胸を先生に押し当てる。その時にツボを押して気持ちよくする。

 

 

「"今はその遊びやめて!!チュールあげるから!猫缶もつけるから!あとで遊んであげるからさー!!!"」

 

めちゃくちゃ叫んでておハーブ生えますわね。

 

私は元の姿に戻り、猫たちに事情を説明している先生を尻目に勝手に猫缶を開けて勝手に持ってきたフォークで食べる。ワタクシお嬢様ですからフォークでお食べ致しますわ!

 

「"えっと、あの子はそう言う仲じゃなくて、友達なの!"」

 

「うそ、あの人に抱きつかれた時に幸せそうな顔してたくせに…」

 

パーカーガール、これくらい強引に行かないとダメだぞ

 

「いつもより、間抜けな顔、していたのに?」

 

「"違くないけど違うんだよ!"」

 

青い服の猫よ、嫉妬は見苦しいぞ

 

「……この猫って先生が言ってたあの猫?」

 

「"そうだよセリカ!セリカならわかってくれると思ってた!"」

 

「つまり猫さんのいたずらであの姿とは全く関係がないと?」

 

「"本当です!!信じてください!"」

 

やれやれ、私はただの猫というのに嫉妬の目線かまだ2本も飛んでくるぜ

 

お腹いっぱいになったので先生のお膝で一眠りでもすることにするよ

私は先生の膝に丸まりながら体を預け、そのまま眠ろうとするが嫉妬の目線が増えて眠れない。

もーなんなんだよ

 

そんなことを考えていた時に先生に電流走る

「"……!キキョウもカズサもアキラも落ち着いてみんなで寝よ?"」

 

それはまさに名案であった、しかし先生は見誤っていた先生がベッドに向かって寝ようとすると私は抱えて連れていかれるだけだが周りの猫たちが先生の横の取り合いをしている!

 

実況はこのわたくし猫がお送りします。解説として神の声さんも来ていただいております。

お互いを牽制しあって動けない状態だ、おーと!ここでセリカ選手!昨日バイトがたくさん入ってて疲れてるから私も寝させてもらうわよという一言ですぐに先生の右側を取った!!残るは左側だけです!(上は私が寝てるからね)解説の神の声さんどう思いますか?

 

(やはりここで一番有利なのはアキラさん、つまりあの怪盗でしょう。他の2人と比べた時に圧倒的に速度が違う、しかしそれを残りの2人は本能でわかっているのか警戒が緩みませんね)

 

私としてはカズサさんも気になるのですが彼女はどう動きそうですか?

 

(彼女も身体能力は高いですが先生に対して強くいけない印象がありますね、平然とカノジョ面はするがカノジョにはなれていないのがその証拠でしょう)

 

ではキキョウさんはどうでしょうか?彼女は最近シャーレに所属したようですが距離の詰め方が他の生徒より頭一つ抜けている気がします

 

(いい着眼点ですね、キキョウさんは躊躇なく先生の横を取りに行けそうなのが強いですね。他の2人はなんだかんだで直前になって恥ずかしがるタイプですがキキョウさんはそのままベッドインからのイチャイチャが可能な生徒の1人です)

 

まず動いたのはアキラさん!先生のベッドに移動しながら牽制としてワイヤーを張り巡らせてますね、しかしそれを他の2人は華麗に避けながら先生のベッドまで5メートルの距離まで来ました

 

(際ほどのワイヤーは悪い選択ではありませんでしたが猫の属性を持つ生徒は体が柔らかい生徒が多いのですらすると間を通っていきますね、やはり全員が猫という状況下でトラップ系を使うというのはあまり意味をなさないでしょう)

 

そういえば彼女たちは全員銃を持っているのに使わないのは理由があるのですか?

 

(それは先生を気遣ってのことです。今眠っている先生を銃声で起こしてしまわぬように3人とも暗黙の了解のようなものを作っています。喋らないのもそれが理由ですね)

 

つまり言い合いなし、銃なしのステゴロや音のでない武器で戦うしかない特殊マッチ!

 

(それに加えて今回の勝利条件は相手を倒すことではなく先生の横で眠ることです。1対1ならまだしも3人いますから1人を集中して警戒しているともう1人に先を越される、そんな試合になっています)

 

その後数時間、先生とセリカちゃんはすやすや寝ていたが私は全く眠れなかった。

うるさくはないんだけど敵意というか殺意というか、そんなものが渦巻いた空間で眠れるわけないだろ!!

 

先生と私を除く全員がお帰りになったところで先生が私のお腹を吸いながら愚痴をこぼす。

 

「"みんな大切な生徒だから選べないよ〜巻き込んだのは悪かったから修羅場は作らないでよ〜"」

 

さっきまでのシュッとした感じはどこに行った?

生徒の前でこの態度を見せて見せろよ!

 

「"仕事溜まってるのに逃げちゃった、明日の当番イロハだから絶対にサボっちゃって書類が溜まっていくばかりだよ"」

 

イロハが誰かは知らないけど大人ならきちんと仕事しような、書類の山が私の目の前にあるぞ、ダイジョウブ明日まであと3時間もある。残業して頑張れ。じゃあ私はこの辺でさよにゃら。

 

帰ろうとしたが先生に尻尾を掴まれる。

 

「"今回は君にも責任があるよね?ムツキから聞いたよ便利屋の書類仕事を最近やってるって"」

 

待て、嫌だぞ!!ふざけんな!私は帰って寝るんだ!!そんな書類の山なんて手伝いたくない!!君の仕事だろ!!

ヤメロー!シニタクナーイ!シニタクナーイ!!シニタクナーイ!!!

 

「"一緒に徹夜しようか"」

(^U^)

 

 

(神は言っているここで死ぬ定めだと)

 





みなさんたくさんの猫キャラについての情報ありがとうございます。
皆様がくれた情報のおかげ猫に困ることが少なくなりました。
ですがまだまだ応募しておりますのでどんどん教えてください

みんなはこの猫の性別を誰だと思ってる?

  • オス
  • メス
  • オスでありメス
  • オスでもなければメスでもない
  • 性別 猫
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