前回先生の胸枕でねていた私は目が覚めるといつぞやか送り届けたシャーレにいた
そして目の前には書類の山に生まれた先生がいた、私は下半身が無い猫から元の姿に戻り先生に声を掛ける
「"あれ?下半身がある?"」
何やら困惑しているようだ、一度他の姿を見せたこともあるだろうに何を言ってるんだか
だが猫は賢いので気づいた、一度ネコバスの姿になってみることにした、そうすると先生は驚きながらも私が誰かに気づいたようだ
「"君はあの時の便利屋のネコバス"」
やっと理解したようだ、これで気づかなかったらラノベ主人公と呼ぶことになるほど鈍感じゃなくてよかった
む?なんでラノベを知っているかだって?猫に知らないことはないのだよ
とりあえず胸枕の恩返しとして書類を手伝ってやることにした、難しいことはわからないので期限を仕分けるだけだが、そのために私は猫型ロボットに変質した
「"え?え?ドラ◯もん???"」
何やら先生は驚いているがそれを無視して、期限が早い順に並べる、先生は困惑して仕事になっていない
ドラ◯もんになった理由?人型に近いロボットに変質しようとしたらこうなっただけだよ
そうすること30分、私は書類の期限日が明日までのものを先生に渡したら、夜ご飯の時間なのでいつもの姿に戻って事務所に帰っていく
side先生
下半身のない猫、SCPをアリスたちが持っていてとりあえず保護せねばと考え保護したものの寝続けている
ひとまずソファーに置いて、大量にある書類を片付けていく
仕事をし始めて1時間後に猫が起きたようだ、しかし下半身があった
「"あれ?下半身がある?"」
そんな声を漏らすと猫は突然ネコバスになった
何を言ってるかわからないと思うが私も何が起こったのか何一つわからない
しかしネコバスには見覚えがあったので聞いてみた
「"君はあの時の便利屋のネコバス"」
私の言葉に何やら満足そうに猫は頷いた、私がこの猫何者なんだろと考えているとまた姿が変わり、国民的猫型ロボットになった
「"え?え?ドラ◯もん???"」
心の底からそんな声を漏らしてしまう
そしてそのドラ◯もんは私の書類の束を持っていき、何やら分別わけしているようだ
私は何も理解できないまま、呆然としてるとドラ◯もんが1つの書類の束を渡してきた
それを見てみると期限が明日までのやつだけのようだ
感謝を述べようとした時、あの猫は消えていた
あのあと気になりすぎて黒服に連絡した
『ククク…先生、その猫は一言でも喋りましたか?』
そういえばそうだ、猫の状態ならまだしもドラ◯もんになっても喋れないものなのか?
『その反応を見ると喋らなかったようですね』
何やら黒服は知っているふうに話す
「"黒服はあの猫について知っているの?"」
私はそう黒服に問いただす
『先生は100万回生きた猫という話をご存知でしょうか?』
知っている話だ、小学生の頃に図書館で読んだ記憶がある
『あの猫は100万回生を繰り返し、その都度猫でありながら普通ではない猫たちに転生し、それまでの力を全て有したまさに神秘の塊に等しい猫ですよ、記憶は引き継がれていないようですが』
驚いた、特殊な猫だとはわかっていたけど、ここまで特殊とは予想していなかった、そして1つ疑問に思ったことを口にする
「"神秘の塊のようなものなのになんであの猫は狙わないの?"」
当然の疑問だ、私が知っているネコバスだけでも相当な神秘なはず、それを黒服が狙わないわけがあるのかが気になった
『その理由は簡単ですよ先生、あの猫が本気を出せば1週間も要らずにこのキヴォトスは滅亡するでしょう』
その言葉に冷や汗をかきながら私はあの猫に対する警戒度を無自覚のうちに上げていた
この話は最終章前の話ですが最終章にこの猫を入れるべき?
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いる
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いらない
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作者の好きに決めてください
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ねこですよろしくおねがいします