俺とGANTZとさしす組   作:GANTZサイコー!呪術廻戦サイコー!!

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誤字報告助かります。
游雲を遊雲と書いていたことはすみません。

いやマジですんません。


博士!ちゃんと取引はメリットとデメリットを提示すべきだと思います!

 知ってる天井だ。

願田環は、目が覚めた時最初にそう思った。

みなれた保健室の天井。外は明るいが、身体が重い。一体あれからどれだけ時間が経ったのか。

 

「(久々に寝たな......)」

 

 身体を起こし、クァと欠伸を1つ。すると、自分の足元に眠りこける奴がいるのが目に入る。

 

「硝子?」

 

 家入硝子が、自分の足の上で顔を突っ伏して眠っていた。いや、顔が見えないから寝ているかは分からないが。

横を見れば、五条悟と夏油傑が仲良くお互いを壁にして眠っている。絶妙なバランス感覚だ。

 

「んあ......環、起きたんだ」

 

「おう。」

 

 硝子が目をシパシパと瞬かせながら身体を起こす。

 

「おあよ......」

 

「はいはいおあよおあよ。で、いつからいんの?」

 

「昨日から......」

 

 どうやら自分が倒れてから丸1日経過したらしい。その間ずっとここに居たのか。そう思うと、なんだか【戻ってきた】感じがしてノスタルジーを感じる。

 

「理子ちゃんは?」

 

「理子ちゃん?......あぁ、星漿体の......五条が保護してるよ。あっヤバ。環起きたら夜蛾先生に伝えなきゃ。ちょっと行ってくる」

 

「いってら〜」

 

 パタパタと保健室を出ていく家入硝子の背中を見て、次に五条悟と夏油傑の顔を見る。願田環と家入硝子が話している間もグースカピーと眠っていた2人の親友を揺さぶる。

 

「おーい。起きろ〜......あっ」

 

 五条悟の額をツンと押したら、そのまま背中から後ろに倒れ、夏油傑も壁を失い横に倒れる。

 

「痛ァ!?」

 

「ぐっ......!」

 

「何してんの2人とも......」

 

 方や背中から受け身も取れずカーテンに倒れ込み、方や五条悟の座っていた椅子の足に脇腹を穿たれ痛みに悶えている。滑稽である。

 

「滑稽であるな」

 

「環ッ!お前なぁ!」

 

「ハッハッハッ」

 

 いつものように笑う願田環。もうあの時のような、異質な気配は微塵も感じない。しかし、五条悟の六眼は、願田環の激増した呪力総量と質を見て、()()が現実だった事を思い返す。

 

「悟。伏黒甚爾はどうなった。」

 

「......監禁部屋で監禁中。丸1日経ってるけどまだ目覚まさねぇでやんの。」

 

「少しは、私の心配をしてもいいんじゃないかな......」

 

 いつつつつつと言いながら、脇腹を抑え立ち上がる夏油傑。

 

「おう。大丈夫か」

 

「遅いよ......」

 

「迷惑かけて悪いな」

 

「そうだね。私にも悟にも、硝子にも理子ちゃんにも黒井さんにも、それは言うべきだね。でもまぁ、もう大丈夫そうで良かったよ。」

 

無問題(モーマンタイ)。【無限空間】出てから頭の中にモヤがかかってる気がしたけど、今はなんかスッキリしてる。」

 

 トントンと頭を叩く願田環。外傷がないので包帯などは巻かれていない。夏油傑が「本当に私の同期達は世話が焼けるな」と思っていると、保健室の扉が開かれて夜蛾正道と家入硝子が現れる。

 

「環。もう大丈夫か」

 

「大丈夫っすよ夜蛾先生。心配どもです」

 

 ビシッと敬礼しながら、夜蛾正道の質問に答える。

 

「なら話が早いな。悟、傑、環。上層部がお前達を呼んでいる。すぐに来い」

 

「「「「げ」」」」

 

 何故か呼ばれていない家入硝子までもが嫌な顔をしながら、夜蛾正道を見やる。

 

「仕方ないだろう......起きたらすぐに連れてくるように言われているんだ。あまりにも体調が悪いようなら、私が上に掛け合っていたが......その心配も無さそうだ」

 

「あーーなんか頭痛いかもーー?」

 

「元気そうで、良かった」

 

「痛い痛い!!!ちょっと夜蛾センギブギブ!!」

 

 仮病で逃げようとした五条悟の頭を掴み、アイアンクローをするのを見て、願田環は「あぁ、やっぱり戻ってきたんだな」と、1人拳を作っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「3ヶ月ぶりか。願田環。」

 

「覚えてねーです」

 

 上層部の座する部屋。六角形の部屋に、襖越しに老人達の声がする。ここは日本の呪術規定や呪詛師関連の事件等を統括する通称【上層部】が集まっている。

 

「貴様らがなぜ呼ばれたか分かっているな」

 

「心当たりがあり過ぎてどれがどれだか......教えてくれます?」

 

 やれやれと夏油傑がポーズをすると、襖の奥で台を殴る音が聞こえる。

 

「無礼だぞ!!貴様らが起こしたすべての事だ!!まず五条悟!貴様が星漿体を匿ったせいで、天元様は同化出来なかった!!それに夏油傑!貴様が星漿体を唆さなければ、同化は上手くいっていた筈だった!!極めつけは願田環!呪術隠匿なぞ露知らずと言ったふうに高専結界外での戦闘及び領域展開!143名の非術師の死傷者が出て、戦闘が行われた地区では呪霊発生はもちろん家屋を失っている非術師が多い!どう責任を取ってくれる!?」

 

「その100名程の死者には申し訳ないですね。献花でも送りましょうか」

 

「ふざけた事を!!!」

 

 襖が無ければ唾がそこら中に舞ったであろう事を想像し、オエーという気分になりながら話を聞き流す。

 

「でも弁解させてくださいよ。相手は覚醒した天与呪縛のフィジカルギフテッド。死者を出さずに戦えなんて無理難題です。俺は確かに100人以上戦闘で非術師を殺しました。それは申し訳ないと思っています。でも相手が悪かった」

 

「知った事か!!!報告書によれば、貴様が最初から領域を展開していれば済んだ話では無いか!!」

 

 その言葉に、五条悟、夏油傑の目がピクッと動く。どうやら琴線に触れたらしい。

五条悟が口を開く。

 

「おじいちゃん達さぁ。字も読めないの?報告書に【願田環は戦闘中自らの術式で体感数万年もの間自身を幽閉し、領域展開を習得。この間実際時間経過は4秒である】って書いてあるでしょ。俺と環があのダルマと殺り合った時はまだ環は領域展開使えなかったの。」

 

「使えるようになれるなら最初からしておけ!!!」

 

 ブチッ。と今度は夏油傑がキレる。

 

「己の痴態を晒したい気持ちは分かりませんが、責任を私達に押し付けたい気持ちは分かります。貴方達は呪術界の要ですからね。しかしならば領域展開の習得が容易ではない事は勿論分かっているのでは?私は勿論、現代最強の呪術師と呼ばれる悟ですら未だ立っていない境地に立ったのですよ。」

 

「つーか、被害は最小限でしょ。高専から戦闘地の住宅街は10km以上離れてる。おじいちゃん達がその【被害】の責任を環に求めるのは分かるけど、それ以上にあの伏黒甚爾......術師殺しだっけ?そいつを捕まえられたのはこっちのアドバンテージでしょ。呪術の世界に身を置きながらメリットとデメリットの関係もわかんねーの?センスねーよお前ら」

 

「貴様らッッ!!!」

 

 五条悟と夏油傑VS上層部の口喧嘩が白熱しかけた所で、キリがないとばかりに願田環が口を挟む。

 

「あーはいはい。兎に角。貴方達は私が呪術隠匿の事も考えず、非術師のいる住宅街で戦ったのが気に食わないと。倒せるなら高専内で早々に倒しておけと、そう言いたいんですね」

 

「そうだ」

 

 願田環の言葉で、とりあえず平静を取り戻す両者。

そこで願田環が爆弾を落とす。

 

「所で皆さん。呪術界の要、総監部。【上層部】なんて言われてるくらいなんですから、領域展開くらい使えますよね?」

 

「何?」

 

「全員纏めてかかってきてください。強いんでしょ?おたくら」

 

 そう言って、すべての五指を開き、右手と左手の指先をツンと繋げる。

 

「【領域展開】」

 

「まさか貴様!?」

 

 

「【乱銃防実在伝】」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「弱かったな」

 

 高専内を歩く願田環、五条悟、夏油傑の3人。

 

「びっくりしたよ。いきなり領域の押し合いを見るとはね」

 

「でもウケたよねー。領域使えるヤツ2,3人しかいねーし、展開した傍から破壊されてやんの」

 

 【閉じない領域】は、一言で言えば【神業】。それはキャンパスを使わず空に絵を描くに等しい事。刃を使わず人を斬る事が出来る人間が居るだろうか。

その練度にまで達している願田環の【領域展開】は、呪術総監部の中心半径10mに小規模に展開され、その場にいた全術師(五条悟と夏油傑を除く)の目の前に【中身のないガンツスーツ】が現れ、片手で額にXショットガンが当てられ、もう片方の手で胸に刀身のないガンツソードが当てられた。領域展開の使える一部の総監部が領域を展開しようとするも、【領域の押し合い】に即座に敗北。術式が焼き切れた。

その後

 

「これぐらいしないと伏黒甚爾(術師殺し)は倒せなかった。あんたらがこの領域に来たら、また話の続きをしよう。」

 

 そう言って、3人で部屋を退出。文字通り命を握られていた上層部は何も出来ず、何も言えず、3人の背中を見ているしか無かった。

 

「面倒事はまだ1つ......」

 

「おーい」

 

 廊下の先から家入硝子がパタパタと走ってくる。

 

「目覚めたって。術師殺し。」

 

 伏黒甚爾である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 四方全てを御札によって囲まれ、その真ん中に施術台がある。その上に伏黒甚爾は寝ており、僅かに残った四肢と首、腹部を鎖と手錠が止めている。ハッキリ言って不愉快極まりなかった。

ドアが開き、誰か複数人が入室する音がする。

 

「......テメェらか」

 

 伏黒甚爾の目線の先には、五条悟、夏油傑、願田環の3人が居た。

 

「伏黒甚爾。お前の処遇が決定した」

 

「はいはいどうせ秘匿死刑とかなんとかだろ。好きにしろ。俺は全部出して負けた。」

 

「勘がいいな」

 

「鈍った方さ」

 

 伏黒甚爾の横の椅子に願田環が座る。

 

「滑稽だな」

 

「笑いたきゃ笑え。悔いはねぇ」

 

「そうか?悔いがねぇって顔じゃないぞ」

 

 その言葉に、少し顔を歪ませる伏黒甚爾。

悔いはない。本当に、心から出た言葉だった。自分はあの時、いつも以上のパフォーマンスが発揮出来ていた事が分かる。あの時の自分は、それより過去のどのタイミングの自分より強かった。それどころか、1秒1秒刻む度、神経が研ぎ澄まされ、更に上へ上へと登って行った感覚がした。それ程までに【本気】を出し、負けた。

 

「本当に悔いは無いのか?禪院甚爾。」

 

「............テメェ」

 

 かつてないほどの怒りが頭を沸騰させる。

 

「俺はもう禪院じゃねぇ。伏黒だ」

 

「そうか。だが禪院家はそんな考えじゃないみたいだぞ」

 

「何?」

 

「禪院家当主【禪院直毘人(なおびと)】より、お前の身柄を引き渡すよう要望があった」

 

 嘘ではない。

御三家が1つ【禪院家】当主禪院直毘人。

自身の家から産まれた天与呪縛のフィジカルギフテッドに興味を示し、その身体の隅から隅まで調べたい。との要請があった。

禪院家の家訓は【禪院家に非ずんば呪術師に非ず。呪術師に非ずんば人に非ず】。幼少期伏黒甚爾がまだ禪院甚爾であった頃は、それはもう酷い扱いを受けた。自身の体の使い方を知ってからは、その扱いもどうでも良くなっていたが。

 

「あのジジイが?」

 

「ま、建前だろうがな。俺も何回か会った事あるが、そんなタイプじゃない。なんか裏あんだろ」

 

「......あぁ」

 

 今思い出した。というふうに、腑抜けた声を出す。

 

「ジジイの狙いは俺の息子だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「息子ォ?」

 

 五条悟が信じらないというふうに伏黒甚爾に詰め寄る。

 

「多分な。息子がいるのは本当だ。ジジイと約束したんでな。術式によってはお前らに売ってやるって」

 

「結婚してるのか。お前は」

 

 夏油傑も詰め寄る。

 

「してねぇ。息子......確か恵だっけか。息子は俺の子だが、もう何年も家に帰ってねぇ。女の連れ子で娘の津美紀って奴もいるが、そっちは呪術とかは関係ねぇな。恵狙いだろ」

 

「説明になってねーぞ。お前が居なくても伏黒恵は勝手に保護される。お前が必要な理由じゃない」

 

「......そりゃ......」

 

 考え込む伏黒甚爾。

何故このタイミングで禪院直毘人が自身に接触を図ったのか。分からない。情報が足りない。

 

「......まぁ考えてもしょうがねぇ。どっちにしろ、俺はこのクソッタレな部屋で死ぬか、クズの巣窟で死ぬかだろ。」

 

「そこで3つ目の選択肢をお前にやる。伏黒甚爾」

 

 願田環が立ち上がり、伏黒甚爾の寝る施術台の上に仁王立ちし、顔の前に指を3本立てる。

 

「1つ。このクソッタレな部屋でいろーんな拷問を受けながら死ぬか」

 

 1つ指を折る。

 

「2つ。クズの巣窟で死ぬより酷い目にあって死ぬか」

 

 更に1つ指を折る。

 

「3つ。【禪院甚爾】は死に、【伏黒甚爾】として俺らの庇護下で高専に従うか」

 

「......はァ?」

 

「選べ。お前にこの3つの選択肢以外は無い」

 

 その言葉に驚いているのは伏黒甚爾だけではなかった。

 

「オイオイ待て待て環。コイツを庇護下に置くってどういう事だよ」

 

「まずどうやるんだい?」

 

 五条悟、夏油傑が今度は願田環に詰め寄る。願田環は施術台からひょいと降りて、椅子に座る。

 

「悟には言っただろ。こいつには生かす価値がある。天与呪縛のフィジカルギフテッド。味方に引き込めたらどれだけの戦力になる?」

 

「そりゃ引き込めたらの話だろ。コイツの完全制御なんざ出来な......いや、そうか。【無限空間】か!」

 

 五条悟が結論を出す。

 

「まず、コイツに俺の術式開示をする。その上から、ガンツスーツでコイツを【縛る】。」

 

「ガンツスーツで縛る?そんな事出来るのかい?」

 

「伊達に何万年もGANTZと2人っきりで過ごしてねーんだわ。さっきの俺の領域展開見たろ?」

 

 先程の場面を思い出す。

閉じない領域。

無数の銃口。柄。

中身のない......

 

「中身のないガンツスーツが1人で......自立していた?」

 

「そのとーり」

 

 パチン。と指を鳴らす。

【閉じない領域展開】を習得するに当たって、いくつかの難題が願田環の前に立ち塞がった。その中の1つに「そもそも武器を展開出来ても、俺の腕は2本しかないわけで、必然的に扱えるのも2つまでになるのでは?」ということ。掌印も結ぶならそれさえ不可能になる。ならばどうするか。

そうだ。ガンツスーツを自律思考させよう。

 

「ガンツスーツは生きている。魂だとか心だとか命だとか、そんなもんがあるかは分からないが【生きている】って所がポイントだ。ガンツスーツは銀色の液体がスーツの隙間を絶え間なく血液のように流れている。【生きている】なら【思考する】事も出来るはずだ。そう思った。そして、俺の超科呪法は何度も言ってるがコスパカンスト術式だ。呼び出す時以外呪力を消費しない。

つまりは、だ。生きてコイツを縛るガンツスーツを、四六時中常に着させときゃいい。四肢も欠損したまま着させるから、ない部分は呪力で補う。」

 

「クソとかはどうすんだよ」

 

「安心してそのまましろ。俺はしたことないが、着たまましたらそのまま銀色の液体に変えてくれるらしい。」

 

「オッエー」

 

 嘔吐する真似をする五条悟。

 

「理屈はわかったが......そこまでして何故コイツを生かすんだい?」

 

「強いからだ。俺達4人の敵じゃねーが、新しい呪術界の支柱になる」

 

「待て待て待て。俺はまだいいなんて言ってねぇぞ」

 

 自分の与り知らぬ所でどんどん話が進んでいくのに、伏黒甚爾は困惑していた。

 

「俺は高専の奴隷なんて御免だね。死んだ方がマシだ。」

 

《恵をお願いね》

 

「......ッ」

 

 死んだ方がマシ。そう言った瞬間、ある女の声が脳内に響く。

名前は忘れた。美しい女だった。だから抱いた。寄生(ヒモ)した。

その後の女の連れ子の娘も、女がいなくなってから興味が無くなった。

 

「......どうする。禪院甚爾。お前が3つ目の選択肢を選ぶなら、悟の権力でお前を自由にしてやる。もちろん人殺したり、呪詛師的な事や、俺らの命令に反する事をしたら相応の罰を与える」

 

「結局俺の権力頼りかよ。ウケる」

 

 考える。

拷問の死か、屈辱の死か、ある程度の自由か。

 

「......いくつか条件を出させろ」

 

「可能なもんならな」

 

「まず2度と俺を禪院と呼ぶな」

 

「3つ目を選べば公式上で【禪院甚爾】は死ぬ。間違っても呼ばねーよ」

 

 五条家は五条悟のワンマンチームだ。多少どころか無理難題な要望も通る。

 

「それと金を出せ。俺の生活費プラスなにかやらせんならな」

 

「対価は払う。悟が」

 

「俺かよ」

 

「最後に、

 

 

 

 

伏黒恵を禪院家に渡すな。高専で保護しろ」

 

 最後の願いに、意外そうな顔を向ける願田環。

 

「お前の事だから、息子なんてどうでもいいスタンスを崩さないと思ったが」

 

「実際どうでもいい。金にならねぇのに禪院家にくれてやるのが嫌なだけだ」

 

 この時伏黒甚爾は少し嘘をついた。

頭の中で響くあの女の声。

このまま伏黒恵を見捨てれば。

伏黒甚爾の1度拾い上げたモノ(自尊心)が、また壊れるような気がした。

 

「それじゃあ選択肢は?」

 

 いやらしく笑う願田環の顔を見ながら、心底嫌そうな顔で伏黒甚爾が答える。

 

 

 

「3つ目だ。お前の提案、受けてやる」

 

 

 

 

 

 

 その後、伏黒甚爾は願田環の術式開示を受け、四肢がないままガンツスーツを着せられ、慣れない身体にしばらく高専グラウンドで願田環と組手をしたと言う。




〜みんなのお悩み相談室〜

Q.上層部を力で黙らせるような真似していいの?
A.呪術界総監部(上層部)は基本強いヤツに頭が上がらないくせに権力だけは一丁前に振りかざすからたまにこういうオイタがなくちゃね。

Q.環の領域展開は呪詞の詠唱が必要なんじゃ?
A.あの時は両手塞がってて出来なかっただけで、発動するだけなら今回のように掌印で事足ります。

Q.伏黒甚爾はこれからどうなるの?
A.五条パワーで立場的には高専所属の体育教師。【禪院】の名を完全に捨てた。だが過去に捨てた感情や自尊心、他者を思いやる心を取り戻し、覚醒フィジギフの力を遺憾無く発揮出来る。
着れる游雲ことガンツスーツのお陰で常に両手両足に游雲付けてるみたいなもんなんで、超強化されてます。もしも味方の呪術師に攻撃しようとしたら、スーツが自動的に機能停止。四肢がないパパ黒はその場に崩れ落ち芋虫のようにワサワサするだけです。

Q.伏黒甚爾の持ってた芋虫型呪霊どうなったの?
A.五条悟が回収後、上層部にバレる前に傑に取り込ませています。原作通りです。

Q.理子ちゃんは!?黒井さんは!?アレ!?
A.ちゃんと生きてますし、今後も出てきます。

戒玉編。好きなキャラは?

  • 五条悟
  • 夏油傑
  • 家入硝子
  • 願田環
  • 夜蛾正道
  • 庵歌姫
  • 天内理子
  • 黒井美里
  • 伏黒甚爾
  • 七海建人
  • 灰原雄
  • 伊地知潔高
  • GANTZ
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