俺とGANTZとさしす組 作:GANTZサイコー!呪術廻戦サイコー!!
日常が書きたい。
幸せが書きたい。
みんな笑顔な世界線だよココは!
世界は今日も廻っている。
「え〜!?行こうぜ!!せっかく俺達集まったんだからさぁ!?」
2018年、2月。
珍しくじゃんけん組は4人揃って高専の保健室にたむろして居た。百鬼夜行の事件から既に2ヶ月が経ち、時と共に風化していっている。
そんな中で、じゃんけん組1の自由人こと五条悟が、子供らしい事を言っていた。「久しぶりに集まれたのだから、ご飯を食べに行こう」という誘いだった。
別に集まる事自体は無限空間を使えば出来るし、各々食材を持ち込んで焼肉パーティをした事もある。だが、やはり過去世界......リアルでこそ味わえるものがある、と五条悟は主張している。
「あのなぁ。何度も言うけど、俺は別に休みたくてココ来てんじゃないのよ。生徒に稽古つけがてら甚爾ボコしに来てんの」
「暇じゃん!つーか主目的甚爾ボコす事かよ!」
「暇じゃねーよ!生徒はついでだついで!言っとっけど東京と同じくらい京都にも行ってんだかんな!そうしないと真依ちゃん可哀想でしょうが!」
「硝子。最近はお菓子作りに凝ってるらしいじゃないか。」
「飴作ってたら他のお菓子にも興味出ちゃって。」
やいのやいのと言い合う五条悟と願田環を無視して、夏油傑と家入硝子は別の話をしていた。
「あぁそうだ。私のぬか漬けはどうだい?冬だからね。大根が美味しかったろう」
「いつも通り美味しかったよ。普通のぬかじゃないの?」
「ふふ。隠し味があるんだ。何かは言えないけどね」
「なぁ傑!環が今夜飯行かねーって!どうする!?」
「めんどくさいなぁ」
つい口に出してしまう。
実際、五条悟と飯に行くのはめんどくさい。教職と任務を半々で受けている夏油傑にとって、五条悟と飯に行くのはそう珍しい事では無いので、それを骨身に染みて分かっている。
酒は下戸だから飲めないし、ソフトドリンクにオレンジジュースが無いだけでがなり立てるし、その癖高級店には行きたがるしと、とにかく注文が多い。金だけは両者腐るほどあるので、別に高級店に行けばいいだろうと思うだろうが、高級フレンチに行っても五条悟の感想は「すっくな。」であり、銀座の高級寿司に行っても「スシローの方が美味くね?」等と言ってしまう。
「え?めんどくさい?今俺の事めんどくさいって言ったぁ!?」
「うるさいなぁ。耳元でキンキン騒がないでくれないか......」
2ヶ月前の百鬼夜行で殆どの2級以上の呪霊を使い、吸血鬼によって祓われてしまった夏油傑は、最近は任務に良く出ていた。なので、五条悟のだる絡みもいつもより酷い。
「それで?なんだっけ。環がご飯行かないって話?」
「そう!」
「なら私も行かなーい。急患あるかもだし」
「硝子ぉ!?」
哀れ五条悟。日常生活においてここまでおざなりな扱いを受ける特級術師が居るだろうか。いや居ない*1。
「うぅ......じゃんけん組の絆はどこいったんだ......?」
サングラスを外して大袈裟に泣く演技をする29歳児。
やれやれと肩を振る願田環と、いつもの始まったよとめんどくさがる家入硝子。
しかし、夏油傑は五条悟の肩を組んだ。
「ここにあるさ!環!用事を早く済ませて夜には飯に行こう!」
「げ!?なんでいきなりやる気なわけ!?」
「
「逆逆!本音と本心逆になってる!」
だがしかし。夏油傑が五条悟の味方*2をしたので、戦局は2対2になった。しかも
「わかったわかった。甚爾ボコって、生徒に授業したら行くから」
「「ヨシ!!」」
「行くんだ。」
「話終わんないもん。悟だけならまだしも、傑も敵なら長くなるし」
さっさと用事終わらせてくるわと言って、保健室から立ち去る願田環。元々自分の空間である家入硝子はそのまま、夏油傑が立ち上がる。
「それじゃあ、私も少し用事があるから失礼するよ。昼には終わる」
「傑が?何」
「少し上に呼び出されていてね。以前捕まえた特級を再登録したいらしい。なんでも、学生時代七海と灰原と戦った呪霊らしいよ」
「へぇ〜。懐かしいな。あんときゃ七海がブチ切れてたっけ」
「ブチ切れてたかは覚えてないけど、怒っては居たね。」
当時2級術師だった七海建人と灰原雄は、それぞれ1級と準1級になり、前線で活躍している。脱サラした七海建人は百鬼夜行でも領域展開で大活躍し、灰原雄も最近の戦績から1級に上がる話が出ている。
スパーン!!という音と共に、保健室の扉が開かれる。
あまりの音と唐突さに中に居たさしす組はビックリし、肩を跳ねさせた。
「うわぁ!?......棘じゃん。僕達になんか用?」
「おかか!ツナツナめんたいこ!」
「環探してんの?なんで?」
横から家入硝子が口出しする。
「すじこいくら......たかな!」
「あぁ〜ね......あ、いやでも環、生徒に授業するって言ってたよ?」
「しゃけ?」
「本当。すれ違ったんじゃない?それか、先に甚爾先生の方行ったのかも。職員室は行った?」
「おかか」
「なら行ってらっしゃい。とにかくここには居ないから」
「しゃけ......ツナマヨ?」
「え?......夏油、ほらあんたよ」
「え?私かい?」
急に矛先を向けられた夏油傑が焦る。
実を言うと、夏油傑は未だに狗巻棘の所謂【おにぎり語】を解読出来ていなかった。授業では基本会話はしないし、狗巻棘は積極的に質問してくるタイプでもない。
「えぇっと......なんだい棘くん」
「しゃけいくら?」
「............」
不味い。何か聞かれている事は分かるが、何を聞かれているか分からない。教師として、何より
しかし下手な事を言うと誤解を招くかもしれない......と思い、解読役の家入硝子に目配せする。
「............」
「(硝子ぉーー!助けてくれーー!!)」
必死に目で訴えかける。
狗巻棘は質問の答えを待っている。
家入硝子がスマホから目を離し、夏油傑の視線に気付く。狗巻棘と夏油傑を視線で往復し、ポンと手を叩く。
「棘くん。夏油まだ棘くんが何言ってるか分かんないって。ウケるね」
「......おかか......」
「(硝子!?そこはもうちょっとこう、ふんわりと、オブラートに!包んで欲しかったな!?)と、棘くん。いや、その......」
「なんだ傑わっかんねぇの?」
「(悟!?)」
「この
「......しゃけ、いくら。」
ちょっと不満そうになった狗巻棘がさっきと同じ事を言う。
「ふむふむはいはいなるほどなるほど」
「悟?」
「ちょっと待って!」
ビシッと手で制される。
「フッフッフッ。世界一生徒を大事に思うこの五条悟先生によれば、棘は......「何の話してたの?」と聞いている!!」
「おかか」
「違うらしいよ」
ぴゅ〜っと冷たい風が通る。
もう2月かぁ。なんて誰かの呟きが空に消える。
保健室を出た願田環は、禪院真希の部屋を訪問していた。
「真希ちゃ〜ん。」
声をかけ、ドアをノックすると中からドッタンバッタン音がしたかと思いきや、しんと静かになる。
暫くして、いつもの禪院真希が現れる。
「た、環じゃないすか......何の用すか?」
「いや、甚爾ボコすから見学するかなって。」
「
「いや?体術だけ。武器もなし。終わったら午後から結界術の授業あるし、ついでに声かけようと思って。うるさかったけどなんかしてた?」
「い、いや。なんでもないです。行きますからちょっと待ってください。パンダと棘も呼びますか」
ちなみに、同学年の乙骨憂太は海外任務の為現在不在である。なので、今の呪術高専1年生は禪院真希、狗巻棘、パンダの3人だけ。
「呼んでもいいぞ。10分後にグラウンド集合な」
「了解っす」
そして、禪院真希の部屋を離れる。
「タイミング悪っ......これがシンクロニシティって奴か......?」
《真希?あんたどうしたの?》
「いや、なんでもない真依。10分後に環と甚爾先生のバトル見に行くことになったから、そろそろ切るわ」
《そう。わかったわ。出来たら動画送って頂戴?》
「あぁ、わかった」
「甚爾〜出てこ〜い」
ピッカピカの修理したての伏黒甚爾の部屋の扉を叩く。開けようと思ったが、施錠してあった。
「居るのは分かってんだぞお前。その四肢が誰の呪力で動いてると思ってんだ」
そう言うと、うんともすんとも言わなかった伏黒甚爾の部屋の扉の鍵が開く音がする。開けるが、チェーンに阻まれガチン!と止められる。
「出てこい。約束だぞ」
「今良いとこなんだよ......」
「良いとこ?負けてんだろどうせ。」
「うるせぇ。午後から俺は任務だ。支障をきたす」
「そこまでボコらねぇから安心しろよ。てかスーツ死んでも俺が居るからかえてやれるだろ。支障なんかねぇよ」
「あ゛ぁ゛〜!め゛ん゛と゛く゛せ゛え゛〜!」
「この社会不適合者がよォ......10分後、グラウンドな。来なかったら恵呼ぶから」
そう言い、扉を閉める。扉越しに卑怯だなんだと叫んでいるのが聞こえるが、知ったことでは無い。元々お互い多忙の身という事もあり、伏黒甚爾とは月1回組手出来るかどうかなのだ。チャンスは逃したくないし、伏黒甚爾とのバトルでは毎回自分が成長している事を実感出来る。
10分の猶予はあるが、早めにグラウンドに行く。
その道中、夜蛾正道とパンダとすれ違う。
「どうも夜蛾先生。パンダ」
「環か」
「よ、環。さっき真希からメール来てたけど、10分後甚爾先生とバトるって?」
「あぁ。夜蛾先生は見に来ます?」
「そうだな......行かせてもらおう。午後は環の結界学だったか」
「そうですよ」
他愛のない話をしながら、ゆっくりとグラウンドに向かって歩を進める。
約10分後。
五条悟、家入硝子、願田環、伏黒甚爾、夜蛾正道、禪院真希、狗巻棘、パンダが高専のグラウンドに集まっていた。
夏油傑は上に招集をかけられ今は居ない。
「術式・武具の使用は両者ガンツスーツ以外禁止。グラウンドから出る、降参、戦闘不能のいずれかに陥った方の負けだ」
審判を務める夜蛾正道がいつものルール確認をする。
願田環は体をほぐす。伏黒甚爾は首をかいている*3。
伏黒甚爾は四肢をガンツスーツと願田環の呪力により補っているので、そもそもガンツスーツを使用しなければ戦えない。願田環も基本常にガンツスーツを着ているので、両者五分五分である。
「それじゃ、スタートするぞ」
夜蛾正道の雷管ピストルが掲げられ、打たれる。
「(相変わらず酷い空気だった......)」
報告を終え、上層部の居る部屋から出てくる夏油傑。時間は昼時。
ざる蕎麦でも食べようと思い、高専食堂に向かう。
「理子ちゃん、黒井さん......おや?」
高専食堂はもぬけの殻。
「珍しいな......ん?みんなグラウンドに集まってる。さっき言ってた環と甚爾先生のバトルかな」
呪力感知をしてみると、グラウンドに沢山の呪力を感じる。行ってみれば、激しくぶつかり合う音がした。
「悟」
「傑。報告終わったのか?」
「あぁ。ところで、こんな大所帯で見るとは珍しいね。」
伏黒甚爾と願田環が戦い始めてから1時間が経つ。両者1歩も引かず、決め手に欠けている様子だった。
にしても、今日は観客が多い。いつもの夜蛾正道や五条悟、高専1年生組に加え、高専食堂の天内理子、黒井美里。七海建人に灰原雄まで居る。
「七海や灰原はいつ来たんだい?」
「さっきだよ。今日はいつにも増して苛烈だからねぇ。これから2人で任務だって」
「夏油先輩!こんにちは!!」
七海建人と灰原雄の話をしていると、いつの間にか灰原雄が近くに来ていた。
「やぁ灰原。久しぶり。これから任務だって?」
「はい!!お久しぶりです!!丁度廊下を歩いているところを理子ちゃんに会いまして、事情を聞いたら甚爾先生と環先輩が戦ってるって聞いて!!任務前に見に来ちゃいました!」
いつも通り元気な灰原雄は、眼下で戦う伏黒甚爾と願田環に目を落とす。
「にしても、いつもこんな感じなんですか!?」
グラウンドには土煙が舞い、常人では伏黒甚爾と願田環の姿を捉えることすら出来ない。線のようになった両者は、びゅうびゅうと風を吹かせながら、どうにか相手を場外に叩き落とすか気絶させようと奮闘している。
伏黒甚爾的には、別に本気になる理由もなければ、負けて悔しくなるなんて気持ちもないので、いつもなら適当にいなす。しかし、相手は願田環。適当にいなす事は出来ず、本気で向かってこられたらこちらも本気で向かわなければスーツが死に気絶する。1年程とは言え、自身の生徒達も見ている。恥だけは晒したくなかった。
昔の伏黒甚爾なら有り得ない事だった。恥だろうがなんだろうが、自身の金と命の為ならなんでもする伏黒甚爾は......否、禪院甚爾はもう死んだ。ここに居るのは、ただの呪術高専総合体育教師で、二児の父である伏黒甚爾だ。
「なにやってるの?悟」
「録画。後で恵に見せてやろうと思って」
「(カメラに2人は映らないだろう......)」
そうは思ったが、決着だけは見届けたかった夏油傑だった。
「場外!そこまで!」
夜蛾正道の言葉により、試合が終了する。
勝ったのは伏黒甚爾だった。数えてはいないが、伏黒甚爾が高専に来てからの願田環との対戦での勝率はルールありなら五分五分、
「はぁー......負けたー」
破壊された石畳に倒れ込む願田環。伏黒甚爾は、グラウンドで足を蹴り抜いた体制から直立に直る。
「俺の勝ちだ。昼飯奢れ」
「それくらい自分で買えやケチ癖ぇ......」
「あ゛?なんか言ったか?」
「べっつに〜......え!?なんかめっちゃいる!?増えてね?」
服に着いた土を払いながら、みんなの居る客席まで歩いていく。伏黒甚爾はいそいそと服を着ている*4。
「凄かったですね!環先輩!!」
「相変わらずですね」
「灰ちゃんにナナミン。来てたんだ」
「えぇまぁ。私達はそろそろ任務に行きます。では行きますよ、灰原」
「あ、うん!!それじゃあ行ってきます!」
ブンブン手を振る灰原雄と、スタコラと去る七海建人。
彼らの背中を見送り、完全に解散ムードになる。
夜蛾正道が高専1年組に授業の時間を伝える。
「環。とりあえず昼食だ。授業は13:00からにしろ」
「あいよ〜」
その後、みんな仲良く昼食を取った。
伏黒甚爾は願田環の金でモツ鍋を頼んだが、他と違って時間のかかる料理だったので他のみんなが去ってから食べ始めた。
〜みんなのお悩み相談室〜
Q.悟の一人称「僕」じゃないの?
A.じゃんけん組と一緒の時だけ学生時代のように「俺」に戻ります。
Q.傑が釈迦如来と対峙したって事は、あの【呪力の核心を相手の脳に流し込む領域展開】を受けたの?
A.釈迦如来の領域展開はあくまで自身の呪力経験値のコピー&ペーストなので、生まれたてほやほやだった釈迦如来はそんなに呪術経験値がなく、一応傑は受けましたが別になんとも思ってません。
Q.棘くんはなんの用事で環を探してたの?
A.環が高専に来ている事を聞き付け会いに行くために探してただけです。
ヒロインか?
Q.棘くんは傑になんて聞いたの?
A.「夏油先生寒くないんですか?」と聞いてました。
棘くん本人からしたらどうでもいい雑談というか、世間話で、悟が出ばってきた時は「別に解読して貰わなくてもいいのに」と思ってました。
Q.なんで甚爾の部屋の扉ピッカピカなの?
A.よく壊すからいつも新品です。
甚爾曰く「脆い扉が悪い」との事。
Q.真希ちゃんは真依ちゃんと何話してたの?
A.環と甚爾の事を話してました。
昔から両者共に環、甚爾に稽古を付けられていたので、真依ちゃんは原作程悲観してません。
なので姉妹仲は良好です!d('∀'*)
〜じゅじゅさんぽ〜
高専インタビュー!東京編
どんな異性の人が好きですか?
環「
悟「あの〜誰だっけ。あの子。京都校の......ほら、いい子そうな子。いい子そうな。あの〜......」
傑「身体的にも精神的にも強くて、生き意地の汚い子かな」
硝子「............まともな人?」
夜蛾「ノーコメントだ。」
七海「術師以外ですね」
灰原「いっぱい食べる人!!」
理子「え?うーん............呪術師はなぁ......でも出会いがないしなぁ......」
黒井「私はもう諦めてます......」
真希「最低限私より強い人」
棘「......たかな!」
パンダ「パンダだからパンダに決まってんだろ!!!これが巷で噂のパンダ差別かゴラァ!?オ゛ォ゛ン゛!?」
パンダはその後「普通に巨乳の年上の女の子がいい」と項垂れた。
じゅじゅさんぽどう?大丈夫そ?いや、結果で辞めるとか消すとか無いけど。
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好き
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嫌い
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どっちかって言うと好き
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どっちかって言うと嫌い
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どうでもいい。