俺とGANTZとさしす組   作:GANTZサイコー!呪術廻戦サイコー!!

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今回からアニメ時空じゃなくて漫画時空になります。

買っちゃった☆
衝動買い☆


死滅回遊面白っ!!
やってよかった死滅回遊!!


博士。この金魚すくいって、救われてるのは金魚でしょうか?私の心でしょうか?

「あーあ......だから放っとけって言ったのに。スタートグズグズじゃん。」

 

 付喪操術により箒を操り、魔女のように空を飛んで東堂葵らと離れる京都陣営の仲間達を上空から見下ろす。

 

「(呪霊狩りも私が索敵しなきゃ始まらないよね......)はぁ〜。みんな世話が焼けるなぁ。頑張れ私、今日も可愛い」

 

 ふよふよ浮かんでその場を去ろうとする西宮桃の近くに、巨大な影が現れる。

 

「落とせ」

 

「(これはっ!伏黒くんの十種影法術!)」

 

 十種影法術の式神が1体、鵺が西宮桃を襲う。電撃の呪力性質を持っている鵺の攻撃はひとたまりもなく、西宮桃はそのまま墜落する。それを見ていた京都陣営。

 

「真依。メカ丸。西宮のカバーに行け」

 

「はいはい......ッ!」

 

 二手に分かれようとした時、木々の隙間から触手が禪院真依に向かって伸びる。スピードが早く、尖端が刺さりかけたが、全身機械のメカ丸が間に入ることで、突き刺さりはせず吹き飛ぶ。

三輪霞の横から禪院真希が飛び出して、三輪霞はそれに応戦し刀を抜く。

1番前を走っていた加茂憲紀は伏黒恵がトンファーを使って攻撃するが、弓で鍔迫り合いになる。

 

「加茂さん......あんた、虎杖殺す気ですか」

 

「......」

 

 

 

 

 

 

 

 少し時間は巻き戻る。

 

「「おかしい」」

 

 二手に分かれた東京陣営の索敵係(伏黒恵・パンダ)は、一緒には居ないけれど同時に京都陣営の動きに疑問持っていた。

 

「真希さん。」

 

「あぁ、わかってる」

 

「え?あの......」

 

 伏黒恵達3人は、即座に行動開始。京都陣営の主目的がゲームに勝つことではなく、虎杖悠仁を暗殺する事だと気付き、京都陣営に奇襲をかけた。吉野順平はよく分かっていなかったが、虎杖悠仁の命が危ない事を伝えられると、戦う意思を見せた。

 

 一方パンダ班。

 

「奴らの目的が虎杖殺害?」

 

「京都校の楽巌寺学長は保守派筆頭。まぁ簡単に言うなら虎杖殺害派だな。その命令を生徒達が受けてても不思議じゃない」

 

「京都校の奴らは人の指図で人殺すの!?」

 

「俺達東京陣営は悠仁と過した2ヶ月があるが、京都校は違う。俺達は、悠仁が呪術師に珍しい()()()な存在な事は分かってるが、奴さんは違う。どちらかと言うと、【虎杖悠仁】という人間より、【両面宿儺】という呪い、という認識が強いんだ。感覚的には、殺害より祓うって方だな」

 

「にしても......」

 

「呪術師は良くも悪くも上に逆らえない仕事だからな。特級を除いてだけど。俺と野薔薇は悠仁と合流する。棘はそのまま呪霊狩りしてくれ」

 

「おかか!」

 

 否定の意味を込めて、口と一緒に分かりやすく手でバッテンを作る。

 

「棘が悠仁を心配してるのは分かってるよ。でも奴らの目的は団体戦のゴタゴタに合わせて事故に見せ掛け悠仁を殺す事。団体戦が終われば暗殺もクソもない。」

 

「......しゃけ」

 

 納得した狗巻棘は、早速呪霊狩りの為ピュッピューと走り出してしまう。

 

「伏黒ワンコール以内に出ろや!」

 

 高性能無線機とか、今の時代Bluetoothイヤホンとかあるだろ!と釘崎野薔薇は思ったが、鵺のような電気を操る式神もいるし、そもそも動き回るので落ちやすく採用されていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 森林に落下する西宮桃。

木の上に不時着する。

 

「いったぁ......これが鵺か......ビリビリする。暫くはまともに動けないなぁ......」

 

 すると、乗っていた木が大きく揺さぶられる。なんだなんだと下を見たら......

 

「「に〜しみ〜やちゃ〜〜ん?あ〜〜そ〜〜ぼ〜〜?」」

 

「ガラ悪っ......!可愛くないなぁもう......」

 

 ガラの悪い不良こと釘崎野薔薇とパンダが居た。

 

「(思ったより発見されるのが早いな......パンダちゃんの嗅覚かな。)」

 

 パシャッ。

 

「「あん」」

 

 ジーーーー。

 

「桃先輩(せんぱぁい)!!助けに来ましたよ〜!!」

 

「菜々子!」

 

 箒を器用に使って、ゆらゆら降りてくる西宮桃。

近くまで来ていた枷場菜々子の元に到着する。

 

()()()?」

 

「バッチシです」

 

 枷場菜々子のポラロイドカメラから出てきたのは、パンダと釘崎野薔薇のガラの悪い写真。

 

「おい。勝手に写真撮ってんじゃねーよ。チェキ代寄越せコラ!」

 

「なんですかぁあの人」

 

「顔は良いけどそれ以外可愛くないよね」

 

「はいそこコソコソしないの!!」

 

 パンダが肉薄し、軽めのジャブをお見舞いしようとするが、見えない壁に阻まれてぶにんと跳ね返される。

 

「うおっ!なんだ?」

 

「パンダ先輩!」

 

「ぷぷぷ〜。パンダちゃんも可愛いけど、菜々子の術式からは簡単に逃れられないよ〜」

 

 新しく現れたギャルっぽい京都陣営の学生を見て、そいつの術式だと分かったパンダと釘崎野薔薇。

試しに釘崎野薔薇が釘を飛ばすが、それも柔らかい壁のようなものに跳ね返され刺さらない。

 

「それじゃ、お2人さんこの辺で〜。あ!パンダ......先輩は後で一緒に写真撮りましょうね!」

 

「じゃあね。不良ちゃん。」

 

「「待てやゴラーー!!!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ!」

 

 虎杖悠仁の3段蹴りが東堂葵にぶつかる。しかし、その全てを掌で受け止めて見せた東堂葵は、最後の一撃で足を掴み返し、後方に思い切りぶん投げ、その後を追う。

虎杖悠仁は勢いそのまま、木の枝を掴んで一回転して、東堂葵の顔面に蹴りを入れようとするが、東堂葵は地面を滑るようにしてかわす。

 

「(なんという攻撃力とタフネス!一撃一撃が重い!!そして攻撃から攻撃に繋ぐ能力が高く、地形も積極的に利用してくる!)」

 

 虎杖悠仁の掴まっていた木に目を向けるが、そこには誰もいない。咄嗟に上を向こうとするが、頭に逕庭拳を食らう。怯まずに、虎杖悠仁のインファイトを捌く。しかし......

 

「(俺より小さな体で俺の数倍のパワー!拙い呪力でも並の術師の呪力強化に匹敵するまさに人外の身体能力!故に流れる呪力が変則的で読みづらく、呪力感知でいつ打撃が来るのか分からない!そしてこの拳の後遅れてくる呪力(逕庭拳)!これは......!これだけは......!) 」

 

 

 

 

「ちっっっがぁぁぁぁぁぁぁう!!! 」

 

 

 

 

 

「ちっっっがぁぁぁぁぁぁぁう......」

 

 

 

 

 

 

 

「ちっっっがぁぁぁぁぁぁぁう............」

 

 

 

 

 

「ちっっっがぁぁぁぁぁぁぁう..................」

 

 

 

 

 

 

「今の東堂か?」

 

「ですね......」

 

 タイマンでやり合っていた禪院真希と三輪霞が、遠くから聞こえる東堂葵の声に反応して動きを止める。

 

「お前らが悠仁仕留め損なった理由がなんっとなくわかった......まぁいいか。それで?なんで憲紀から離れたんだ?術式身内にも隠してんのか?」

 

 三輪霞は、鞘に収められた刀の柄を撫でる。

 

「虎杖くんの事は......すみません。言い訳も出来ません。でも、だからといって交流会の勝ちを譲る気はありません。」

 

 呪術師の昇級は、基本的には推薦だ。下位、特に4級辺りはその限りでは無いが、2級か準1級レベルになると、殆どは上の階級の術師からの推薦になる。

ちなみにだが、受け持ちの生徒を推薦することは出来ない。例えば、五条悟が虎杖悠仁を1級術師に推薦する事は出来ない。

だが、交流会の勝ち負け、どれ程活躍したか、は高専外の呪術師にも話が良く行く。なので、推薦の場が多い。

 

「なんでそこまですんだよ」

 

 禪院真希は、実力に反して諸事情があり、4級術師である。

そんな禪院真希には、何故三輪霞がここまで昇級したがっているのか分からなかった。

 

「貧乏です!!弟も2人!仕送りしなければ行けません!」

 

 ぽかんとする禪院真希。

そういえば後輩に、「田舎が嫌で上京したかった。お金を気にせず上京するならこれしかなかった。」という理由だけで命をかけて呪術師やってる奴がいるのを思い出す。

しかし、少し毛色が違う......

 

「お前......大丈夫か?良い奴過ぎないか?東京校来るか?」

 

「え゛っ......い、いえ。大丈夫です」

 

 思わず心配してしまったが、こと戦いにおいて手加減するつもりは無い。そう伝えると、にべもなく断れる。同情を誘う為話した訳では無い、と。

 

「やっぱお前良い奴過ぎないか......幸せなれよ?な?」

 

「あ、ありがとうございます(真依さんのお姉さん優しいな)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイベストフレンド!その遅れてくる呪力はお前の悪癖だな!」

 

「逕庭拳の事か?」

 

「そのレベルで満足していると、俺とお前は親友ではなくなってしまう......それでもいいのか!?」

 

「どうしよう。凄くどうでもいい......」

 

「弱いままでいいのか!!」

 

 東堂葵のその言葉に、目を見開く虎杖悠仁。

 

「良くねぇよ......!」

 

 強くならなければいけない。もう2度と負けない為に。

 

「その調子だ!!マイベストフレンド!!!」

 

 そして、東堂葵による強くなる講座が始まる。

 

「いいか、ブラザー。目より先に手が肥える事は無い。いついかなる時、呪術に限らずどんなものでも、善し悪しを見抜く目を持たなければ、良いものを作れる手が生まれることもない!!まずは見て、目を肥やすのだ。百聞は一見にしかず。百見は一行にしかず!!目の良いものとそうでないものの成長速度はダンチだ!」

 

 虎杖悠仁の踏み込みが、地面をえぐり、東堂葵に肉薄する。攻撃をして、受けて、流して、また受けて。東堂葵は()()()その肉体で虎杖悠仁の拳を受け止める。

 

「(いい!いいぞブラザー!!先程とは違う。俺の動きを見て、喰らって、自分のものにせんと動いている!!)」

 

 虎杖悠仁は東堂葵の顔面をつかみ、足で胴をからませ、横に倒す。

 

「(なんて綺麗に投げてくれるんだ......!)」

 

 今なら逕庭拳でも!と思った虎杖悠仁が、逕庭拳を繰り出そうとするが、その前に東堂葵の額に拳がぶつかる。

 

「(コイツ!拳に呪力が乗る前に......加速し切る前に自分から来やがった!!)」

 

 ゆっくりと立ち上がる東堂葵。虎杖悠仁の手をガシッと掴むが、何故かそれからどうこうしようとする気は無いらしい。

 

「ブラザー。お前の逕庭拳はブラザーの人間離れした身体能力と戦闘センス。それに本来遅れるはずのない呪力が遅れてやってくるのがタネだな。トリッキーな技だ。並の術師や呪霊なら、混乱して何が起こったかわからんだろう。()なら、な。特級には効かんぞ」

 

 立って対面する虎杖悠仁と東堂葵。虎杖悠仁の脳内には、特級呪霊真人の姿が浮かんでいた。

 

「正解はなんだ。ブラザー」

 

「......俺の打撃に、ドンピシャで呪力を乗せる」

 

「Good!ならなぜ呪力は遅れるのか。それは、体に呪力を流しているからだ!!」

 

「......はぁ?」

 

 当たり前では無いか。普通、呪術師は体に呪力を流し、身体能力の底上げ、反射神経の上昇等を行っている。拙いが、虎杖悠仁ももちろんやっている。

 

「言い方が悪かったな。確かに普通の呪術師は体に呪力を流している。しかしそれは自然に流しているだけだ。丹田を中心に、肩、腕、拳と呪力を流している。特級(ダディ)ともなれば、極々微小な直径数cmに呪力をありったけ流し、ほぼ完全なる防御を確立したりできる。それらは読み辛い。ブラザー。お前の逕庭拳とはまた違ってな。俺達は腹でものを考えるか?頭で怒りを発露出来るか!?

いいか、ブラザー!俺達は、全身全霊で、この世界に存在しているんだ!当たり前過ぎて、多くの術師はそれに気付いていない!」

 

「......」

 

 自身の拳を見つめる。

呪力を満遍なく流し、体全体に行き渡らせる。

 

「ありがとう。東堂。なんとなく......わかった」

 

「ふっ......もう、言葉は要らないな。」

 

 登ってこい。ブラザー。高みへ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パンダ先輩。離さないでくださいよ」

 

「俺の手叩くなよ」

 

 透明な壁に向かって釘をおさえつけるパンダ。

 

「わかってますよ......【簪】!!」

 

 カァァァン!!!!という音が響き、金槌が釘に当たる。

 

 ビキ。

 

「はぁ?マジ?」

 

 空間に亀裂が入る。やがてその亀裂は広がり、バラバラと音を鳴らし崩れる。

 

「ハッ!!大したことないわねぇ!」

 

「嘘が下手だね金槌女ぁ。呪力殆どもってかれてんじゃん。」

 

 釘崎野薔薇渾身の【簪】により、枷場菜々子の停現呪術により区切られた空間が呪力によって破れる。

枷場菜々子の術式【停現呪術】はどこまで行っても結局は術式であり、起こっている現象も枷場菜々子の呪力で維持しているに過ぎない。拳のような面攻撃には強い性質を持つ空間の壁だが、簪のように一点に強い衝撃がかかると崩壊してしまう。

 

「桃先輩どっちやります?」

 

「んー。あの金槌ちゃんかな。他の女の子の呪術師とやってみたいし、私パンダちゃんみたいなタイプ苦手だし。」

 

「おいおい。俺と戦ろうってのか?」

 

「あはっ。1回やってみたかったんだよね〜格上との肉弾戦」

 

 ペロリと舌を出す枷場菜々子。

 

「はいチーズ」

 

 ポラロイドカメラを向けると、先程の体験から「ヤバい」事を察した釘崎野薔薇とパンダが写角から逃げ出す。

 

「じゃ、桃先輩。またね」

 

「ん。またね〜」

 

 それぞれ森の中に隠れた各々の獲物を探して入っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《4級......だったか。中々やるな》

 

「それはどうも......」

 

 吉野順平vs究極メカ丸。

吉野順平は呪術師になって日が浅い......所ではない。昏睡状態だったことを除いたら、つい2日前までは普通の男子高校生だったのだ。それが、相手は準1級術師の究極メカ丸。普通なら、勝ち目はない。

しかし......

 

大祓砲(ウルトラキャノン)!!」

 

「澱月!!」

 

 究極メカ丸の大祓砲が吉野順平を襲うが、澱月が間に入り、大祓砲は吸収されるようになくなる。

 

《(厄介な式神だ。半端な出力ではあの海月に飲み込まれる。かといって......)》

 

「行くよ澱月!」

 

 吉野順平と共に澱月の触手が伸びる。

その尖端がかわしきれず究極メカ丸の手にあたり、指を1本持っていかれる。

 

《(近くにこられるとそれはそれで厄介。触手の硬さも並ではない。術者本人の戦闘技量がないのが幸いか......)》

 

 刀源解放(ソードオプション)

 推力加算(ブーストオン)

 

絶技抉剔(ウルトラスピン)!!》

 

 バキン!

 

「ぐうっ!」

 

《(触手の尖端の硬さも並ではないだけで、まともに入ったら壊せるな......)》

 

「強いですね......貴方」

 

 澱月の中から吉野順平が現れる。

 

「澱月の触手の硬さは、結構自信あったんだけどな......」

 

《誇れ、4級。俺は準1級だ。ここまで、階級差があって、戦える術師はそう居ない》

 

 これは、究極メカ丸本心の言葉だった。

 

「えっと.....お名前、なんて言うんですか?」

 

《......究極(アルティメット)メカ丸だ》

 

「アルティメット......メカ丸さん。見たところ、パンダさんみたいな呪骸......っていうんですかね。それ。でも指取れても痛そうじゃないし......やっぱり、呪力による遠隔操作ですか?」

 

《鋭いな。お前の名を聞いておこう》

 

「あ、吉野順平です。よろしくお願いします」

 

 ペコリと素直に頭を下げる吉野順平に、少しだけ無防備過ぎやしないかと思う究極メカ丸。

 

「呪力による遠隔操作って事は、本体が近くに居ますよね」

 

《居ない。お前は天与呪縛を知っているか》

 

 もちろんだが、吉野順平は天与呪縛を知らない。

この世に存在する天与呪縛は、なにも伏黒甚爾や禪院真希のようなフィジカルギフテッドのみでは無い。

 

《天与呪縛というのは、生まれつき何かを失う代わりに、生まれつき何かを得る強制的な縛りだ》

 

「はぁ......」

 

《......俺には生まれつき右腕と膝から下の肉体、更に腰から下の感覚がない。肌は月明かりにも焼かれるほど脆く、常に全身の毛穴から針を刺されたように痛む。その代償として俺は、広大な術式範囲と実力以上の呪力出力を与えられた》

 

「......」

 

《望んで手に入れた力じゃない。呪術を差し出し肉体が戻るのであれば喜んでそうするさ》

 

 左手で顔を抑えながらそういう究極メカ丸。

吉野順平は、「隣の芝生は青いってやつか」と思った。

 

「僕は、生まれつき術式が使えたわけじゃありません」

 

《......その海月か》

 

「はい。真人っていう、人間を改造する術式を持った特級呪霊に遊ばれて、呪術を使える体にしてもらって、虎杖くんと殺し合いをしました。初めて呪術を見た時、僕は真人に......呪術に惹かれました。例え人間を辞めても、貴方と同じ事が出来るかって......逆ですね。望まず呪術師になり、出来れば健康に辞めたいメカ丸さんと、望んで呪術師になり、贖罪の為成ると決めた僕じゃ......

だから、僕は究極メカ丸さんの気持ちは分かりません。聞いた限り、確かにとても不便な体なのでしょうが......僕にとっては、五体満足でも、非術師の体は不便でした。」

 

《......そうか》

 

「僕がメカ丸さんと同じ天与呪縛(境遇)だったら、呪術を呪っていたかもしれません。でも、メカ丸さんが僕と同じ境遇だったら、メカ丸さんは()()な僕を呪ったでしょうか......?」

 

《......さぁ、な》

 

 お互いの間に沈黙が訪れる。

 

「さて、話して時間稼いで澱月の回復も済みましたし、第2ラウンド。行きましょうか!」

 

《強かだな。お前》




〜みんなのお悩み相談室〜

Q対戦カード教えて。
A.現在のカード。
東堂葵vs虎杖悠仁
加茂憲紀vs伏黒恵
西宮桃vs釘崎野薔薇
究極メカ丸vs吉野順平
三輪霞vs禪院真希
枷場菜々子vsパンダ

棘くんは呪霊狩り。
真依ちゃんはNow Loading

〜じゅじゅさんぽ〜

 呪術界の勉強をする病床で安静にしている吉野順平。

順平「うーん」

環「どうした。わかんないなら聞け」

順平「呪力が【電気】で術式が【家電】って目隠しの人に言われたんですけど、イマイチ分からなくって」

環「そうか?わかりやすい方だと思うが」

順平「大まかな例えとしてならわかりやすいんですけど、術式って、家電より種類あるんですよね?なら、流れる呪力も同じ数だけ違いがあるんじゃ......」

環「あー。そうだな。残穢も人によって違うから、違いはあるかもな。遠い昔の記述なんだが、呪力特性がそのまま雷の奴が居たらしいぞ」

順平「ビリビリしそうですね」

環「実際するだろうな」

順平「環先生の呪力は何かないんですか?」

環「......ん〜。ないな!あっても自覚無し意味なし〜」

順平「そうですか......」

じゅじゅさんぽどう?大丈夫そ?いや、結果で辞めるとか消すとか無いけど。

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