俺とGANTZとさしす組   作:GANTZサイコー!呪術廻戦サイコー!!

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変なしがらみとかとっぱらっちゃおうぜ!
省け省けそんな話!!


特級呪霊達

《もしもし真依?あんたコレ殺してないでしょうね》

 

「失礼ね。ゴム弾よ。それよりさっきの光。メカ丸の三重大祓砲(アルティメットキャノン)よね。でもメカ丸と連絡が取れない。恐らく負けたわね。」

 

《あのメカ丸が?》

 

「そうとしか考えられないわ。あの海月を使う1年生、只者じゃないわね。あんた菜々子と一緒に居たわよね?今何処にいるか分かる?」

 

《分からないわ。とりあえず空から索敵を続ける》

 

「そうして頂戴......さて」

 

 そして、木の下に居る禪院真希に顔を向ける。

 

「なんだよ。仲間呼ばねーのか?」

 

「姉妹水入らずよ。お姉ちゃん?」

 

「分かってんじゃねぇか。妹ォ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何故三輪霞と戦っていた禪院真希が禪院真依の前に現れたのか。

それは少し時間と場所を遡る......

 

「【シン・陰流 転瞬】霞雲+【シン・陰流 簡易領域】抜刀、同時展開!!」

 

 三輪霞渾身のスピードと攻撃力のバランスの取れた技で禪院真希と相対する。

 

「(チッ。不味いな。完全に敵のテリトリーだ)」

 

 どこもかしこも気配を感じる。しかしよくよんでみれば、気配は無い。そんな不思議な空間に禪院真希は立っていた。

 

「(......いや、待てよ。)」

 

 それは、禪院真希が呪力を持たないフィジカルギフテッドだからこそ考えついた結果。

 

「(霧みてぇなのは出てるが、別にこれは幻術じゃねぇ。呪力かなんかの現象だ。なら)」

 

 メガネを外す。

すると、1m先も見えない濃霧だった周囲の景色が一変する。見通しは良くなり、霧もなくなった。

 

「(視界は良好。しかしアイツホントにはえぇな。)」

 

 目で追えない速度では無いが、しっかりと輪郭を捉えられるほど遅くもない。肉弾戦のタイマンとしては、ここまでやり辛い相手もそう居ないだろう。

 

「よし、逃げるか」

 

 そう呟いて、全力で地面を蹴り森の中に走る禪院真希。

 

「(えっ!?逃げた!?この霧の中で!?)」

 

 三輪霞は、自身の呪力で生んだ霧がポッカリ人1人分穴が空いたように感じた。実際、その場所から禪院真希は逃げ出していた。霧は禪院真希の考え通り三輪霞の呪力によって作られたちっぽけな霧。

普通の呪術師なら、こんな事は出来ない。呪力を霧に変え、幻惑とはいえ現象として現す等。

しかし、三輪霞の呪力性質。そしてシン・陰流の技により、それを可能としていた。

三輪霞は慌てて転瞬を使い追うが、霧の呪力で捉えられるのは呪力のある存在のみ。木々といった無生物は捉えられない。故に......

 

「逃〜げられちゃった〜よ〜......」

 

 開けた所ならいざ知らず。木々の囲う森の中では霧の呪力は逆に三輪霞自身の首を絞めていた。結果、禪院真希を逃がした。もちろん呪力のない禪院真希を......あったとしても極微小な禪院真希の呪力を捉える術は三輪霞にはない。

 

「......え〜?どうしよう」

 

 刀を鞘に収め、その場に立ち尽くす三輪霞。

 

「......メカ丸に電話しよ」

 

 とりあえず頼れる同級生に電話しようと思った。

 

「メカ丸〜?」

 

《なんだ》

 

「何処ですか〜?」

 

《俺はもう敗退してる。副機体(スペア)も今は無い。今三輪がどこにいて何をしているのかすら、俺には分からん》

 

「え〜......?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして場面は禪院真希vs禪院真依に戻る。

 

「思い返せば、お前との戦績は私の勝ち越しだったか」

 

「それは()()なしの体術勝負でしょ?今は装備も場所も違うのよ」

 

 リボルバーをリロードする。

木の上に立っていた禪院真依は、見下ろすように禪院真希に対して冷静に標準を定め、撃つ。

しかし、禪院真希はその動体視力をフル活用して、弾丸を避ける。

 

「(ま、簡単に当たってくれはしないか)」

 

 そう思い、スピードローダーでリロードしながら木から降りる。

 

「(真依の奴、自分から距離っつーアドバンテージを捨てたな)」

 

 禪院真依も禪院真希程では無いが、体術が出来る。高専でも習っているし、家を出る前も散々伏黒甚爾に扱かれた。身体能力の差はあれど、技量の差はあまりない。

 

「(真依の事だ。考え無しに降りたわけじゃねぇんだろうが......)」

 

 作戦に乗る訳じゃないが、禪院真希は完全なる近接戦闘型。遠距離攻撃の手段(リボルバー)を持っている相手なら、出来れば距離をつめたい。本来の半分程の長さになっている薙刀をふるい、禪院真依に詰め寄る。

しかし案の定と言うべきか。禪院真依は対棒術も習っており、綺麗にそらされる。そのまま関節技を仕掛けてくる禪院真依。寝技の応酬になる。

 

「真希......あんた、私の術式は知ってても......ッ知らないわよね......話してないもんね......私の奥の手、初恋の人すらも」

 

 互いが互いの関節を締める体型になった禪院真希と禪院真依。そんな中で、禪院真依が禪院真希に問う。

 

「いきなり......なんだよ!てか初恋ってなんだ......!お姉ちゃん許さねぇぞ!」

 

「ふんっ。今更何よ!......これが、私の奥の手!」

 

 禪院真依の手から黒い物体が生み出される。

 

「ガッッ!!!」

 

 禪院真希の全身に電流が流される。

それは、黒い大きなスタンガンだった。

 

「(私を落とせるほどでけぇスタンガン!?コイツ、いつの間にこんなもん作れるようになった......!?)」

 

 禪院真依の術式は【構築術式(こうちくじゅつしき)】。名の通り無から有を生み出し構築する術式である。

去年の百鬼夜行で氷川が使っていたのは構築術式ではなく、氷川の術式【始祖の吸血鬼(ロード・オブ・バンパイア)】の術式効果によるもの。100を形を変えた100にする【始祖の吸血鬼】と違って、【構築術式】は(0)から(1)を生み出す。氷川とはまた別の力である。しかし構築術式はその便利さを代償に、恐ろしく燃費が悪い。禪院真希は禪院真依の構築術式の事を知っていた。()()()も。本来禪院真希が知っていた奥の手とは、リボルバーによる弾数誤認(ブラフ)、そして構築術式により弾丸を生成し、奇襲をかけるというもの。それは過去に構築術式の事を聞いた願田環が幼少期リボルバーと共に教えてくれた戦術であり、大抵はこれで方が付く。しかし......

 

「いつまでも弾丸1発でハイ終わり。なんてことも無いのよ?」

 

「(術式練度のブラフか。成長したなぁこいつも......)」

 

 その後、念押の為に再度スタンガンを押し付ける禪院真依。

 

 京都姉妹校交流会 団体戦

 禪院真希(ぜんいんまき) 感電により棄権(リタイア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「《爆ぜろ》」

 

 4級程度の雑魚呪霊に対し、呪言を発動する狗巻棘。

狗巻棘はパンダや釘崎野薔薇と別れた後も、1人せっせと呪霊狩りをしていた。

 

 そんな所に、背後から大きな呪力反応。

すわボスの2級呪霊かと思い、口元のチャックを下ろす。

2級呪霊の顔が木の幹から出る......と思ったら、目をグリンと回し、首が落ちる。

 

「?......こんぶ」

 

 なんだと思ったら、更に後ろから呪力反応。何故ここまで大きいのに、今迄気付かなかったのか。

現れたのは、左腕を布で隠した大型の人型呪霊。

 

おや。1人ですか

 

「しゃけいくら。めんたいこ」

 

 何を言っているのか耳では理解出来ないが、テレパシーのように頭の中では理解出来る。そんな不思議な感覚に襲われながら、準1級術師狗巻棘と、特級呪霊花御(はなみ)は出会った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 団体戦敷地内の校舎にて、加茂憲紀と伏黒恵は戦っていた。

矢をすべて打ち尽くし、肉弾戦に切り替えた加茂憲紀と、トンファーを破壊された伏黒恵は五分五分だった。

 

「(赤血操術(せっけつそうじゅつ)。厄介だな)」

 

「(十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)。相手にするとここまで面倒なのか)」

 

 両者、互いの術式の事は知っていた。お互い御三家の相伝術式なので、当たり前と言ったら当たり前だが。

加茂憲紀の術式は【赤血操術(せっけつそうじゅつ)】。自身の血を矢などの物に付ける事で、物理法則を無視した動きをさせたり、体温、脈拍、赤血球量等の血中成分まで自由自在に出来る。一種のドーピングである。

 

「近接戦闘でここまで立ち回れる式神使いは初めてだよ。成長したね。伏黒くん」

 

「ちょいちょい出してくる仲間意識なんですか。」

 

共感(シンパシー)さ。君も私も、いずれ御三家当主になる。同類さ」

 

「違います。そういう話は(伏黒)じゃなくて真希(禪院)さんにしてください」

 

「......違くない」

 

「違います(めんどくさいな。この人......)」

 

 話の隙に加茂憲紀の背後の襖が破れ、不知井底(せいていしらず)が襲いかかろうとする。

加茂憲紀は素早く対応するが、自身が触れる前に式神は解除された。

 

「囮か!」

 

()()はまだ調伏したてですし、呪力食うので単体でしか召喚出来ないんです。」

 

 そして、掌印を作る。

指し示す式神は、5つ目の式神。

 

満象(ばんしょう)

 

 小象程の大きさの、ピンク色の象が現れる。

 

「(的が大きい!先手を取る!)」

 

 赤血操術を発動するが、それより前に満象の放水攻撃の方が早かった。満象の吐き出す水は多く、室内ということもあり加茂憲紀を流すには充分な量だった。

量と質で押し流され、壁を破壊して外に出る。マズい、とすかさず思ったが、行動に出る前に伏黒恵が動いた。

 

(ぬえ)

 

 それは、呪力が電気の性質を持っている2つ目の式神。空中で水浸しの加茂憲紀はまともに鵺の攻撃をくらい、頭が混乱する。しかし手加減されたのか回復は早く、裾から血液パックを取り出し鵺に向かって投げ、操作する。

 

「【赤血操術】赤縛(せきばく)!」

 

 血液パックが破壊され、中に入っていた加茂憲紀の血が縄上になって鵺を拘束し、地面に落とす。

同時に着地する加茂憲紀、伏黒恵。

次の行動に移そうとした時......

 

「「!?」」

 

 近くで、森が()()()。森が爆発したのではなく、森自体が爆ぜていた。木が山のようになり、こちらに伸びている。

 

「狗巻先輩!?」

 

 瓦屋根の上を走る狗巻棘を見付けた伏黒恵が声に出す。

そして、狗巻棘が伏黒恵と加茂憲紀に対し呪言を発動する。

 

 

《逃げろ》

 

 

 呪言の影響か本能か。伏黒恵と加茂憲紀は同時に走り始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ズン......

 

「おっ。派手にやってんな?」

 

 呪詛師組屋鞣造(くみやじゅうぞう)は、交流会団体戦の端で、杭を地面に打ち込んでいた。

 

「呪霊はなぁ。人間と違って骨も肉も残んねぇからなぁ」

 

 カン!カン!と杭を斧の刃では無い方で打ち込む。

 

「えぇっとなんだっけか......そうだ。アレだ。

闇より出でて闇より黒く、その汚れを禊ぎ祓え。

あ、出た出た。」

 

 結界学に精通していなくても複雑な帳を下ろせる、予め呪力の込められた杭で下ろされた帳。

 

「楽しみだなぁ。ハンガーラック(五条悟)

 

 組屋鞣造は、基本人専門の呪詛師である。趣味は人間を解体しインテリアにする事。今回の襲撃の参加理由は「五条悟を殺してハンガーラックを作る」事。五条悟は190cmを越える長身だ。それだけいいハンガーラックが作れると、組屋鞣造は浮かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 団体戦(ゲーム)モニタールーム。

夏油傑の放った呪霊1()()を残し、前から燃えていたのをいれて、11枚中10枚の札が燃えた。

しかも、新しく燃えた7枚は全て赤色。ボスの2級呪霊も。

 

「......妙だね。鴉達が何も見ていないよ」

 

 逐一学生の場所を把握していた筈の冥冥の鴉も、何も見ていないと言う。

 

「侵入者?天元様の結界の中で?」

 

 未登録の呪力でも札は赤く燃える。

 

GTG(グレートティーチャーゴジョー)の生徒達が祓った......と言いたいところだけど、ま、侵入者だろうね」

 

「問題は外部の人間か内部の人間か......前例はないわけじゃないよ」

 

 夏油傑の頭によぎったのは、初めて伏黒甚爾と会った時の事。不測の事態とは常に起きうるものなのだ。

 

「俺は天元様の所に。悟と傑、甚爾は楽巌寺学長、歌姫と学生の保護を」

 

「了解です。夜蛾先生」

 

「冥冥はここに待機。逐一悟達に学生の場所を報告してくれ」

 

「委細承知。賞与期待してますよ」

 

「ほらおじいちゃん!さんぽの時間ですよ!昼ごはんはさっき食べたでしょう!?」

 

 五条悟の煽りも無視して、楽巌寺嘉伸と庵歌姫はモニタールームから出ていく。

 

「私達も行こうか。悟、甚爾」

 

 五条悟と夏油傑と伏黒甚爾も、その背後を追いかけた。

そして、4人は帳前まで来る。本当なら五条悟が蒼で、伏黒甚爾が脚力で飛んできていたが、帳の下りる速度が目に見えるより早い事を、六眼は捉えていた。

 

「ま、下ろされたところで破れば......」

 

 五条悟が帳に手を触れると、バチィと弾かれる感覚がする。

 

「......傑」

 

「わかった」

 

 夏油傑が帳に手を触れる。すると、スルリと何も無かったように中に入れる。

 

「なるほどね。この帳は、【五条悟の侵入を禁ずる】代わりに【その他全ての出入りを許す】縛りだ」

 

「ダリぃ。俺達はハナから目に入ってねぇわけか」

 

 伏黒甚爾が悪態をつく。

 

「はぁ!?そんな高度な帳......」

 

「歌姫先輩が言うほど高度じゃないけど、確かに腕の立つ呪詛師が居るね。仕方ない。私達だけで行きましょうか。中の菜々......生徒が心配だ」

 

 そして、夏油傑、伏黒甚爾、楽巌寺嘉伸、庵歌姫は帳の中へ入った。

 

「呪いが濃いね......」

 

 夏油傑の言葉通り、帳内には呪霊の負のエネルギーが満ち満ちていた。恐らくは特級クラスがいると当たりをつける。

 

「おいおいおいおい!!五条悟居ねぇじゃ」

 

 組屋鞣造が現れる。

しかし......

 

「殺すな!!」

 

 楽巌寺嘉伸が、()()に向かってそう叫ぶ。

 

「誰に指図してんだ。ジジイ。」

 

 伏黒甚爾が、組屋鞣造の反射神経を遥かに上回る速度で肉薄し、顔面を掴んで地面に叩きつけた。

 

「傑。俺は先に行く」

 

 気絶した組屋鞣造を踏みつけにしながら、境内を登っていく。

 

「まったく......」

 

 いつもの癖(暴行)は事件を起こしても直っていないか。そう思った夏油傑だった。




〜みんなのお悩み相談室〜

Q.真依の初恋の人って?
A.原作は知りませんが、今作は甚爾です。
ホントに一瞬、気の迷いと若気の至りと訓練の恩で好きになっただけで、1週間もすれば冷めました。でも女の子である真依ちゃんにとっては初恋です。

Q.真依成長したね〜。
A.したね〜(他人事)

Q.予め燃えていた札は3枚?
A.Exactly(その通りです)。最初に葵の祓った呪霊、順平が祓った呪霊、棘くんが祓った呪霊ですね。
作中で言われてる通りまだ傑の放った1体は残ってますが、それ以外(ボスも含め)は全滅です。

Q.傑はなんで帳を見て「歌姫先輩が言うほど高度じゃない」と言ったの?
A.結界学の名誉教授こと願田環を比較対象にしたからです。相手が悪い!

Q.甚爾ェ......
A.甚爾ェ......

〜じゅじゅさんぽ〜

悟「いやーあの子(三輪霞)やるね。真希と対等にやりあうとは。」

歌姫「ふふん。あまりうちの生徒を舐めないで欲しいわね」

悟「別に舐めてないよ。僕達の方が強いってだけ」

傑「悟。現実は時として嘘よりも残酷なものなんだ。伝えるべきでは無いこともあるよ」

歌姫「あんたらねぇ!!」

悟「ところで甚爾。」

歌姫「聞きなさい!」

悟「何ウロウロしてんの?座りなよ」

甚爾「......いや、なんか嫌な予感がする」

傑「フィジカルギフテッドの第六感か。私は気になるよ」

悟「いやーフィジギフって五感強化でしょ?第六感まで出来るの?それもう呪術でしょ。」

甚爾「......」

傑「現実は小説より奇なり。ってね」

じゅじゅさんぽどう?大丈夫そ?いや、結果で辞めるとか消すとか無いけど。

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