俺とGANTZとさしす組   作:GANTZサイコー!呪術廻戦サイコー!!

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ノリと勢いで書いてます(←ここ重要)

GANTZの設定そのまま流用すると、呪術廻戦の命とか傷とかの重みが台無しになるので、そこらへんはご都合主義で色々やらせてもらいます。


博士博士〜!この黒い玉ってなんですか〜!?

 翌日。

朝から家入硝子による決死の反転術式により、元気ピンピンの五条悟が、宿舎を歩く。

反転術式で疲労は治せないが、元々五条悟はそんなに疲れてなかった。寧ろ横になり過ぎて体力と呪力だけは戻っていた。

 前日の夜蛾正道の言葉通り、まずは夏油傑の部屋に向かう。家入硝子には朝会ったが、後でまた部屋に向かうつもりだ。

 ノックもせず、ガチャリと夏油傑の部屋を開ける。

 

「傑〜居るか〜」

 

 現在時刻11時過ぎ。起きていて不思議では無い時間だ。

 

「悟ッ!」

 

 椅子に座り、机に向かって勉強か何かをしていた夏油傑が、五条悟に気付くや否や思い切り立ち上がる。

 

「うおっ。なんだよ。めちゃくちゃ元気だな」

 

「はぁ......あのねぇ。なんだいその反応は。こちとら昨日の悟の容態が気になってソワソワしていたというのに。」

 

 心配そうな顔を浮かべたと思いきや、安堵の顔になり、次に呆れの顔になる。1人百面相をしている夏油傑に対し「おもしろっ」と五条悟が笑う。

 

「笑うんじゃない。全く悟と来たら......まぁ、一応聞くけど、もう大丈夫なのかい?」

 

「大丈夫大丈夫(だぁいじょうぶ)。元気ピンピンだよ」

 

 イェーイぴすぴすと頭をかく五条悟に対し、夏油傑は(負けて凹むなんて、それこそ悟らしくないか......)と思いながら、今日の日程について話始める。

 

「それで?今日はどうするんだい?朝夜蛾先生から休講のメールが入ってたけど」

 

「いやーそりゃ決まってんでしょ」

 

 ビッ!と親指を突き立てながら、うずうずした様子で言う。

 

「硝子も連れて、環の術式、聞きに行こーぜ!!!」

 

 

 

 

 

 

 30分後、別室の家入硝子の部屋も訪れ、嫌な顔をされたが、「環の術式聞きに行こーぜ」と言ったら、お気に召したようで二つ返事で了承した。

しかし、五条悟も夏油傑も家入硝子も、願田環の居場所を知らない。存在を知ったのすら昨日の事で、部屋の場所なぞ知る由もない。

 

「で、どうするんだい悟」

 

「んー......とりあえず飯食うか!」

 

「さんせー。誰かさんのせいで腹減ったぁ〜」

 

「へーへー悪かったって......」

 

 朝から起こされ反転術式を使わされた若干ご機嫌ななめな家入硝子を宥めながら、食堂に向かう。丁度時間もお昼時。

何食う?蕎麦。私カツ食べたいカツ。なんて話をしながら、食堂で各々食べたい物を伝え、席に向かうと

 

「おっ」

 

「「「あっ」」」

 

 探し人。願田環がカレーライスを食べていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、俺を探して術式を聞きに来たと」

 

「そーゆー事」

 

 食券をピラピラなびかせながら、五条悟が事のあらましを説明する。

ついでに五条悟、家入硝子、夏油傑の簡単な自己紹介も終える。

 

「私と夏油はある程度知ってるんだけど、五条は何も知らないからさ」

 

「え゛っ!お前ら環の術式知ってんの!?」

 

「ある程度は、ね。昨日悟と願田君が戦う前に、夜蛾先生から少し」

 

「ほーん。俺の術式についてどこまで知ってんの?あ、俺の事は環でいいよ。願田って呼び辛いっしょ」

 

「なら私も傑と呼んでくれ」

 

「私も硝子でいーよ」

 

 願田環は、完食したカレーライス前に、冷たい水を飲む。

他3人も冷たい水を飲みながら、質問に答える。

 

「俺はまぁ、なーんも。やべー銃とやばそうな刀、それにめっちゃ硬いスーツくらい。なんか俺の六眼で見えねーし」

 

「私と硝子は同じだね。術式の名前、簡単な効果くらいかな」

 

「ほー......そうか。そうだな。気になるよなぁ」

 

 思案するように頬杖をつき、頭を傾ける。

さしす組(さとる、しょうこ、すぐる)は、次の言葉を待つ。カランという水に入った氷の音が、静寂の中を通る。

 

「............そうだなぁ。説明するより、()()方が早いよな」

 

「「「?」」」

 

 コップを置き、両腕をさしす組の前に差し出す。

 

「握って。」

 

「?......腕を?」

 

「それ以外に何がある?」

 

 ぱす、と隣に座る家入硝子の左手が、願田環の左手に乗せられる。ついで向かい側に座る五条悟、夏油傑が右手、右腕を握る。

 

「驚くなよ。そして離すなよ。()()する」

 

「転送?」

 

 そう言った夏油傑に対し「まぁ見てろって」と目を瞑る。

そして、キユゥンという音と青い光と共に、願田環の首が切断された。

 

「うおッ!?なんッ......何!?」

 

「絶対離すなよー。転送失敗したらどうなるか俺も知らん」

 

 オーバーな程リアクションを取る五条悟を見て面白おかしそうにケラケラ笑う願田環の生首。

なんと宙に浮いている。

 切断面は徐々に広がっていき、首、肩、果ては口まで飲み込み始めた。

 

「悟!?君の頭!」

 

「えっ?うおッ!!」

 

 五条悟が、空いた右手で自分の頭を触ろうとすると、空を切る。ある筈の髪に触れず、なんとも言えない不快感を感じる。

 

「てか傑!お前の腹も!」

 

「うおあああ!?」

 

 次に狼狽するは夏油傑。腹が中腹から切断され、徐々に胸の方向と股下の方向に広がって行っている。切断面はグロかったが、青い光のお陰で臓物本来の色は見えなかった。

五条悟はその六眼を持ってしても現在行われてる【転送】とやらがどんなものか分からず、とりあえず離すなと言われた左手を再度強く握る。

 

「はっはっはっ。おもしr」

 

「硝子ォォォ!!!!!」

 

 唯一願田環のようにケラケラ状態を傍観して笑っていた家入硝子の口が飲まれ、喋り途中で途絶えた。既に首から上のない願田環を見た次の瞬間、五条悟の眼は転送された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ろいな.......あえ?どこここ?生首ィ?」

 

「よっ硝子。一番乗り」

 

 家入硝子がまず見たのは、願田環の生首。ついで見慣れた白髪に、誰かの腹。そして下に目を向ければ、自分の太もも。相も変わらず宙に浮いている。

 

「座ったまま転送したから、G(重力)に注意な」

 

「おっけー」

 

 宙に浮かぶ自身の右手でOKの印を出す。

 

「......oooooおおおおお!?」

 

「......aaaaaaああああ!?......あ?」

 

 次いで夏油傑の目と口、五条悟の頭が現着。きょろきょろと当たりを見渡す。宙に浮かぶ自身と同期達の切断体......そして、謎の()()()()以外、一見何の変哲もないマンションの一室。窓の外にはネオンライトに照らされた夜景が見える。

 

「......今12時くらいだよね」

 

 外の夜景を見ながら、家入硝子がそう呟く。自身達が居たのは間違いなく午前と午後中間の12:00程であり、太陽は天にあった。しかし、このマンションから見える外は間違いなく夜。

やがて全員分の転送が終わる。

 

「ん。もー離してもいいよ」

 

 そう言って、願田環は両手を引っこめる。

自身の体をぺたぺた触り、異常はないか確かめる五条悟と、いち早く周りの状況を察した夏油傑は、願田環に質問を投げかける。

 

「ここはどこだい?見た所、東京の高層マンションの一室に見えるが......環の生得領域(しょうとくりょういき)か何かかい?」

 

「俺外見てくる!!!」

 

 自身の無事を確かめ、部屋の2つの出口の内片方の扉を開け、廊下をドタバタと走り回る五条悟。そんな同期を白い目で見ながら、家入硝子は更なる質問をする。

 

「これ何?球?」

 

「さっき私達が......転送?されている時、この球体から光が出ていたね。まるでこの球体が私達を転送したように見えたよ」

 

「実際、その通りなんだよ」

 

 ひらひらと両手を振りながら、黒い球体の横に立つ願田環。コンコンと黒い球体を叩き、話しかける。

 

「おーいGANTZ(ガンツ)。俺の同期。お仲間だよ」

 

『うるちい』

 

「......文字?」

 

 【さ】なのか【ち】なのか、ぶれて分からないが、恐らく【うるさい】と言いたがっているGANTZ(ガンツ)と呼ばれた黒い球体。前面に文字が浮かび上がり、それが【うるちい】となっている。

 

「あー。傑と硝子は夜蛾先生からどんな説明受けてる?」

 

「ふむ。確か名前は【超科呪法】。効果は現代科学では再現不可能なオーパーツを操る術式......だったかな」

 

「私もそー聞いた」

 

「あーー............どうするガンツ」

 

『すきにしろ』

 

「......君の術式なんだよね?この球体は」

 

 未だに黒い球体に慣れない2人だったが、なんとか言葉を絞り出す。

 

「あんま球体球体言ってやるなよ。コイツには【GANTZ】って素敵な名前があるんだ。なぁ?」

 

『............』

 

「何とか言えや」

 

『うるちい』

 

「あ゛ぁ゛ん゛!?」

 

『うるちいうるちい』

 

 黒い球体......ガンツと願田環のコントのようなやり取りを見る2人は「何を見させられてるんだ」という気持ちになる。

 

 

バゴン!!!

 

 

「「「!?」」」

 

 廊下の外から激しい金属を叩く音がする。

3人が驚いていると、五条悟がとぼとぼと廊下から姿を表す。

 

「風呂トイレ冷蔵庫キッチン付きのただのマンション......と思いきや、外には出れねー。玄関開けようとしても開かねーし、思いっきし殴ったら俺の拳の方が負けた。硝子治して」

 

「へーへー......」

 

 面倒くさそうに......実際めんどくさいのだが......家入硝子が半ベソの五条悟の拳に反転術式をかける。

 

『あばれるなあしなが』

 

「あん?なにこれ。球?」

 

GANTZ(ガンツ)というらしい。説明はまだ聞いてないよ」

 

 反転術式による治療を終えた五条悟が、ガンツの前に立つ。

 

「あしながって俺の事?」

 

『そう』

 

「馬鹿にしてる?」

 

『してる』

 

「ぶっ壊していい?」

 

『やれるもんならやってみーろばか』

 

 ピキッ。

音がしそうな程青筋を立てた五条悟の全力キックがガンツに叩き込まれる。

 

「......いってぇぇ!!!!」

 

『へっ』

 

「悟ぅ......こればっかりは擁護出来ないよ」

 

「もう反転術式使わないからね」

 

 打った右足を抑えながら転げ回る五条悟を見下す3人。

 

「あーあーガンツに手ぇ出すからそうなるんだぜ。」

 

「んだよコイツ!俺の無限効かねーし!!!さっきの扉も!!何ココ!?」

 

「んー......実の所、俺にも分からん。ガンツも詳細は教えてくれねーし」

 

「はぁ!?」

 

「一つ言えるのは」

 

 人差し指を立て、ガラスの向こうの夜景を指差しながら、高々と言う。

 

「ココは何十か何百か。それより後かも知れねーけど、俺達の生きる【2006年】よりずっとずーーーーーっと、未来の世界って事だ」




今回と次回でGANTZの設定を説明したいと思います(術式開示)


〜みんなのお悩み相談室〜

Q.GANTZって硬いの?
A.呪術的・物理的あらゆる攻撃で破壊不能です。GANTZ装備使っても破壊出来ません。また、【外】への脱出も、試みた者は居ても、成功した者はおらず、【未来】というのが何年先なのか誰にも(GANTZでさえ)わかっていません。

戒玉編。好きなキャラは?

  • 五条悟
  • 夏油傑
  • 家入硝子
  • 願田環
  • 夜蛾正道
  • 庵歌姫
  • 天内理子
  • 黒井美里
  • 伏黒甚爾
  • 七海建人
  • 灰原雄
  • 伊地知潔高
  • GANTZ
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