俺とGANTZとさしす組   作:GANTZサイコー!呪術廻戦サイコー!!

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これより術式開示を行うッ!!!異論は無いな!ヨシッ!(現場猫)

1.2話が呪術的な話だったから、3.4話はGANTZ的な話です。
呪術好きは1.2話でお得出来て、GANTZ好きは3.4話でお得出来る。
両方好きなら全話お得のバーゲンセールだぜェェェェェ!!!!!!!!(デンジ)

あ、感想返信はGANTZちゃんが行ってくれます。
えらいねがんつちゃんよしよし。

みんなよしよししてあげて。

ツッコミどころ満載ですけど、感想くれたらGANTZちゃんが可能な範囲で答えるので、好きなだけ質問してください。


さしす組+αは廻る。

「「「未来の世界ィ?」」」

 

 3人仲良く言葉を合わせるさしす組。

 付けていたサングラスを外し、六眼で夜景を見下ろす。

 

「......本当(マジ)だな。」

 

本当(マジ)かい。」

 

「大本当(マジ)。ガチ。本気と書いてガチマジ。未来かどーかは分からないけど、ここはマジで......そのガンツとかいうヤツ以外は、何の変哲もないただのマンションの一室。外も幻術だとか幻覚だとか領域だとか、そういった呪術的要素は何も感じられない普通の街。」

 

「六眼だっけ。そんなのも分かんの?」

 

『あてしのうえにすわんな』

 

「分かるよ。分かりすぎるくらい。ガチで街じゃん......現実だよなコレ。全く呪力を感じねーぞ」

 

 GANTZの上に座る願田環が、五条悟の六眼の性能について聞くが、返る言葉は自信満々な言葉。

 

「そーなん?もしかしたらGANTZの居る未来はもう呪力とかいう概念がないくらい未来なのかも。そこんとこどーなのGANTZ」

 

『おりろ』

 

 GANTZの上から覗き込むようにGANTZの前に頭を下げる願田環。夏油傑はGANTZの周りをグルグル周り観察し、家入硝子は「トイレ」と言って部屋を出ていく。

 

「お前ら自由だなー。ほんでまぁ、さっきも言ったけど、俺がGANTZから聞いたのは【ここが未来の世界であること】。それだけ。後は武器とかスーツとかの仕様だな。開けてよGANTZ」

 

『めいれいするな』

 

 そんな言葉とは反し、願田環の言葉に呼応するようにGANTZの左右後ろがガシャン!という音と共に開閉される。

 

「痛ァ!?」

 

 丁度GANTZの左側に居た夏油傑が、GANTZの突出した部分に跳ね飛ばされ、扉にぶつかり隣の部屋に倒れ込む。

 

「あーごめん傑。大丈夫?」

 

「イタタタ......なんだいもう......ん?」

 

「どしたの傑ー?」

 

 暗い部屋。倒れ込んだ部屋に電気は着いておらず、しかし広い。なにか置いてある。手探りとGANTZのある部屋から差し込む光を頼りに、部屋の明かりのスイッチを探し、押す。

 

「......おおっ」

 

「傑〜?......おおっ!」

 

 あったのは、縦のモノホイール(単輪)バイク。乗れば前の視認性最悪と思われるが、モニターのようなものが着いており、それで前面を確認する事が出来るようだ。

それに加え、先程のモノホイールバイクをそのまま横にしたかのようなユニット。

なんともSFみを感じるバイクとユニットに、目を輝かせずには居られない17歳児の五条悟くん。と、単純に面食らってる夏油傑。

 

「そこはユニット武器の部屋だな。」

 

「ユニット武器?」

 

「おう。諸々説明するから戻ってこい。硝子戻ってきたらな」

 

 トイレを終えた硝子が、自身のハンカチで手を拭きながら部屋に戻ってくる。さしす組+α達を揃えた部屋で、GANTZの上にあぐらをかいて座る願田環。さしす組はGANTZの前で各々自由に座ってる。武器庫は開きっぱ。

 

『おりろ』

 

「説明を始めよーう!」

 

『おりろよ』

 

「「「............」」」

 

 GANTZの言葉を完全に無視し、願田環は悠々と言葉を紡ぐ。

 

「まず結論から言うと、俺の超科呪法は【現代科学では再現不可能なオーパーツを操る】術式............ではありませーーーーん!!!」

 

「「「は?」」」

 

『おりろって』

 

 無視。

 

「俺の術式、超科呪法は、正確に言えば【特定の時空間を自由に移動する】術式です。つまりはこのマンションのこの部屋だな。GANTZが言うには【遠い未来】らしい。」

 

「ふむ......つまり、環の【超科呪法】は、あくまでも現代とこの未来の部屋を繋げるだけで、【現代科学では再現不可能なオーパーツ】とやらは副次効果......ということかい?」

 

「その通り。鋭いね傑。そして俺はこの術式を知覚し、初めてGANTZと会った時、【縛り】を結んだ。【縛り】の内容はこうだ。GANTZ。」

 

『おりろってば』

 

 GANTZはそう言いつつ、表面に文字を浮かび上がらせる。

今までの、ノイズが走るような稚拙で幼稚な言葉ではなく、はっきりくっきりと浮かび上がる文字。

 

 

1.【あてし】は【あてし】の持つ全ての武器、技術、道具、そしてこの空間を自由に行き来する権利を【超科呪法使用者】に与える。

2.【超科呪法使用者】の体に触れ、許可を得ることで、第三者による空間への侵入も許すものとする。

3.【あてし】は一切の危害を【超科呪法使用者】に加えないものとする。

4.この空間において一切の呪術的行為の行使権利は【超科呪法使用者】本人に委ねられる。

5.【あてし】は【超科呪法使用者】によるあらゆる要請の拒否を一切【出来ない】ものとする。

6.以上の縛りを【あてし】が【あてし】の意思で破った場合、【超科呪法使用者】に今後全ての武器、技術、道具、この空間、【あてし】を無条件に明け渡すものとする。

7.【超科呪法使用者】は、死後、【あてし】となる。

8.【超科呪法使用者】が【あてし】となった後、【あてし】は【超科呪法使用者】に上記の縛りを課すこと。

 

「ふむ......1〜6のメリットが凄まじいが......この7と8はなんだい?死後【あてし】となる......」

 

「【中】を見てみな」

 

 開かれたままの左右後方の武器庫から、中を覗くように促す。さしす組はその言葉に従い、中を覗き込むと......

 

「うお!?人!?」

 

「女性だね......」

 

「うわー......生きてんの?」

 

 そこには、最大限スペースを圧迫しないように丸まったように座る女性が居た。呼吸器のような物が繋がれ、コヒューコヒューと呼吸器特有の呼吸音がする。家入硝子の心配は杞憂のようだ。

 

「その子が【GANTZ】本体。【縛り】に準えるなら、前超科呪法の使い手だ」

 

「成程......合点がいったよ」

 

「なにが?」

 

 未だにクエスチョンマークを頭の上にうかべる五条悟に、やれやれといった様子を全面に押し出した夏油傑が答え合わせをする。

 

「つまり、環は死後、この部屋のこの球体......【GANTZ】の中に囚われ、次代の超科呪法の使い手が死ぬまでの間、全力サポートをするわけさ。」

 

「そーゆー事。俺は死んだ後、GANTZの中に入り、いつ現れるかも分からない次の【超科呪法】の使い手を、このなんにもない球体の中で過ごさなきゃ行けないのさ。」

 

 うへー。と口に出してGANTZの上で項垂れる願田環の言葉に疑問が浮かび、指摘する。

 

「【いつ現れるか分からない】?ちょっと待ってくれ。ここは未来の世界で、私達のいる世界は過去......という事だろう?なら、君がこの【GANTZ】の中に入り、次代の【超科呪法】の使い手が現れるのを待つ必要は無いんじゃないのか?確かに私達からしたら環の死後数十〜数百年は遠い【未来】だが、この【遙か未来】からしたら、それすら【過去】の世界だろう?」

 

「それがそーとも行かねーの。な?」

 

 願田環がそう言うと、1〜8の【縛り】の項目が消え、再度文字が表示される。

 

 

 

9.【あてし】が存在するこの時空間は、【あてし】の作り出した一切の武具と、時間、空間、【あてし】を【過去】と共存しないものとする。

 

 

 

「............ふむ?......環」

 

「流石に分からんか。俺も当時理解に体感20時間はかかった。しかもその俺の【理解】が正しいのか、今の俺にすら分からん。確かめる術がないからな。それを念頭に置いてくれ。

 

当時俺はこう解釈した。

共存しない。つまり【共に存在出来ない】。これは俺が死ぬまではこのGANTZに入らなくて済む。一見そう言う【縛り】だが、根本的なとこが違うと思う。一切の武具、時間、空間、【GANTZ】を過去に持っていけない。そう思った。最初はな。でも考えて考えて、それも違うと思った。時間、空間、【GANTZ】はまだしも、【一切の武具】持ち出し禁止ってことは、この超ハイテクパワースーツや、Xガンが持ち出し禁止って事になるからな。1の【縛り】に反する。

1の【縛り】と9の【縛り】。そして7の【縛り】と8の【縛り】。同時に結ぶなら......当時5歳のスゥーーパーーベリーーグッドなIQ100万の俺の脳はとある結論を導き出した。

 

【GANTZ】の存在する【未来】と、俺達の存在する【過去】で流れる時間は全くと言っていいほど【違う】。

 

という事だ。質問はあるか」

 

「「......??」」

 

「しつもーん」

 

「はい硝子。なんだ?」

 

 頭を抱える同期2人を無視して、考える事を早々に放棄した家入硝子が前々から気になっていたことを聞く。

 

「GANTZちゃん。さっきの縛りもう1回見せて」

 

『わかった』

 

 

1.【あてし】は【あてし】の持つ全ての武器、技術、道具、そしてこの空間を自由に行き来する権利を【超科呪法使用者】に与える。

2.【超科呪法使用者】の体に触れ、許可を得ることで、第三者による空間への侵入も許すものとする。

3.【あてし】は一切の危害を【超科呪法使用者】に加えないものとする。

4.この空間において一切の呪術的行為の行使権利は【超科呪法使用者】本人に委ねられる。

5.【あてし】は【超科呪法使用者】によるあらゆる要請の拒否を一切【出来ない】ものとする。

6.以上の縛りを【あてし】が【あてし】の意思で破った場合、【超科呪法使用者】に今後全ての武器、技術、道具、この空間、【あてし】を無条件に明け渡すものとする。

7.【超科呪法使用者】は、死後、【あてし】となる。

8.【超科呪法使用者】が【あてし】となった後、【あてし】は【超科呪法使用者】に上記の縛りを課すこと。

 

 

「この【4.この空間において一切の呪術的行為の行使権利は【超科呪法使用者】本人に委ねられる。】ってどういう意味?単純に【ここでは呪術的なこと出来ないよー】って意味なら、私さっき反転術式使えたし、五条も六眼使えてたっぽいけど。無下限は使えなかったっぽいけどさ」

 

「あ〜ね。そりゃ簡単。俺が許した。硝子が反転術式を使う事と、悟が六眼を使うこと。無限は最初(ハナ)っから許してねーから使えないだけ。4は、簡単に言や【俺が許可してない呪術的行為を禁止する】って事だ。この解釈は間違ってねーと思う」

 

「ふーん」

 

「......質問、いいかな」

 

「おっ。どうぞ傑」

 

「【8.【超科呪法使用者】が【あてし】となった後、【あてし】は【超科呪法使用者】に上記の縛りを課すこと。】これは分かる。代々GANTZ継承者達が作った【縛り】なんだと暗に示す【縛り】でもあるからね。しかしだとしたら、【9.【あてし】が存在するこの時空間は、【あてし】の作り出した一切の武具と、時間、空間、【あてし】を【過去】と共存しないものとする。】は明らかに異質だ。1〜8の【縛り】が、代々、いつからかは分からないが、初代から脈々と受け継がれてきた【縛り】なら、9の【縛り】は......まるで......」

 

「あとから付け足されたような、だろ?」

 

 夏油傑の疑問を先取りし、答える。

 

「ここは確かに俺も悩んだ。思うに、この9の【縛り】はこのGANTZ......もっと言うなら、前超科呪法の使い手であるこの子が急遽付け足した【縛り】なんだと思う。理由は分からん。1〜8の【縛り】がシステム的な物だとしたら、9の【縛り】はこの子が個人的に追加した【縛り】なんだろう。」

 

 なーそーだろーGANTZぅ〜とペシペシGANTZを叩く願田環。

 

「そんな事が出来るのかい?」

 

「出来るさ。逆に何故出来ないと思うんだい?前々から思ってたけど、呪術師って頭硬いよねー。もっと広域的で、自由な解釈をしようじゃないか。

当時は知らなかったけど、【縛り】ってのはメリット・デメリットの帳尻合わせはあんま必要ないんだろ?一方的に無理な【縛り】を結ばせる輩もいるとか聞いたし。

まぁ、初代超科呪法の使い手が作ったこの【GANTZ】と半強制的な【縛り】は、メリット・デメリットの帳尻合わせが上手く出来てる。でも、9の【縛り】は俺にメリットしかない。それじゃデメリットは何か?

結論。【時間】だ。

次の超科呪法の使い手が現れるまで......つまり、何千何万何億年も、俺はこの黒い球体の中で過ごす。それがデメリット。

てか、【縛り】のメリット・デメリットなんて【曖昧なもの】を考えちゃ埒が明かない。帳......だっけ。結界術を行使する時は、ある程度メリット・デメリットを考えなくちゃいけないらしいけど、【縛り】はそうでもないらしいし。」

 

「君ねぇ......あまりなんでもかんでも【曖昧なもの】で押し通す事はオススメしないよ。こと呪術的要素については特にね」

 

「そこなんだよ傑」

 

 ウンウン唸ってた五条悟が、やっとこさ喋りだした。

 

「なぁ傑。硝子。

 

 

この【GANTZ】。そして【超科呪法】【縛り】これ......

 

 

呪術だと思うか?」

 

 

「「は?」」

 

 

「だって、その【GANTZ】からも、あのかっけぇバイクからも、【無限】を貫通する銃からも、この【未来の世界】からも。

一切の呪力が、俺の【六眼】で視認できねぇんだ」

 

「......それは本当かい?悟」

 

「マジか。新解釈だな。六眼様々だ」

 

 相も変わらずGANTZの上で【考えるヒト】のポーズをしながら、新解釈について考え込む願田環。

 

「俺の六眼の使用許可は、さっき環が下ろしたって言ってた。つまり、俺の六眼は呪術的な意味で問題なく機能してる。だがこの部屋......もっと言うなら、視界に映る全てから、傑、硝子、環以外の呪力を感じない。」

 

「ま、待ってくれ悟。環は呪術師になる時、呪霊を祓ったと言っていた。悟も知っているだろうが、【呪力のないもので呪霊は払えない】んだ。その前提を......」

 

「その前提が間違っているとしたら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺が言いたいことはつまりこうだ。【呪力のないもので呪霊は祓えない】。それは俺達の生きる世界......つまり【過去】の事なんじゃないか?

ずっと考えてたんだ。俺の【無限】はなぜ破られたのか。あらゆる呪術的、物理的攻撃を実質無効化する筈の【無限】をなぜ素通り出来たのか。考えられる理由は1つ。そしてこの部屋に来て、六眼を使って、この考えは確信に変わった。

 

俺の【無限】を貫通したあの【攻撃】は、【呪術的】でも【物理的】でもない、全く別の......もしかしたら、それら概念を【超越】した【攻撃】方法だったんだ。

 

 

【現代科学では再現不可能なオーパーツを操る術式】

 

 

環。お前なんで夜蛾センにこう説明したんだ?」

 

「あー......なんか、夜蛾先生曰く、術式を知覚した時、自身の術式に関する情報が流れ込む......とか。俺が最初この部屋に来た時、真っ先に浮かんだのがそれなんだ」

 

 頭を掻きながら5歳の頃の記憶を掘り起こす。

 そして、興奮したように五条悟はまくし立てる。

 

「その情報が正しいとしたら。

最初、環は「正確には違う」つってたけど、「正確には」違うって事は【一部は正しい】って事だ。

オーパーツ。つまり【時代や文化にそぐわない遺物】。確かこんな意味だった気がする!

なぁ傑!興奮しないか!?俺達はまさに【未来】に居るんだ!!SF(サイエンス・フィクション)ならぬSNF(サイエンス・ノン・フィクション)だ!!!」

 

 夏油傑の肩を掴み、興奮したように......否、正に興奮して夏油傑を前後にゆさゆさ揺らして自論をまくし立てる五条悟の、見た事のない面を見て、若干引き気味の夏油傑。

 

「まぁ落ち着いてくれ悟......つまりは、なんだ。【GANTZ】と......【GANTZ】の存在するこの【未来の世界】は、呪術だとか物理だとか、そんなものをぶっちぎりに超越した方法で【攻撃】すると?」

 

「そうだ!!!」

 

「呪力も大抵ファンタジーっぽいけどねー」

 

 スパーと煙草を吹かしながら、蚊帳の外の家入硝子が独りごちる。

 

「あっ、喫煙禁止。壁天井にヤニ着いたらどうする」

 

「あーあー聞こえなーい」

 

 方や願田環と家入硝子の煙草消せ消さない論争が白熱し、方や五条悟と夏油傑の【ぶっちぎりに超越したSNF世界】論争が白熱する。

 

 

 

 

閑話休題

 説得の末渋々家入硝子は煙草を消し、夏油傑の腹パンにより五条悟は気絶した。

 

 

 

 

「まぁ結論を急いでもしゃーない。俺の【超科呪法】については、分からないことだらけだ。【何故呪力を介し未来と過去を繋げることが出来るのか】【何故五条悟の無限バリアを突破できたのか】【そもそもGANTZとは何で、誰が作ったのか】。最後に関しちゃ考えても詮無きことだな。こりゃ確実に【未来】のもんだ。それが何故過去に行き過去の術者に手を貸しているのか......」

 

「......環。考えたんだが、悟の考えが正しいとしたら、この世界が【私達の世界の未来】ではなく【似た平行世界】か、それに準ずる未来である可能性は......ないか?」

 

「んあーパラレルワールド説な。ないね。GANTZ」

 

『あてしたちはほまえらのみらいだす』

 

「ほらな。ここが何処なのか。って聞くといつもこうだ。【私達はお前らの未来です】。パラレルワールドが存在するかは別として、少なくとも世界線は同じらしい」

 

「............」

 

 思考の海に落ちる夏油傑。

 

「......ねぇ環」

 

「どしたん硝子」

 

「ここに来てどれくらい経つ?」

 

「んーー......5時間ってとこ?」

 

 壁にかけられた時計を見る。

アナログ時計が指し示すは3:07

 

「夏油、あんた腹は?」

 

「......え?あぁ......そういえば......空かないね......ん?」

 

 家入硝子に問われ、咄嗟に思考を切りかえた時感じる違和感。

我々3人は腹を空かせて食堂に居て、たまたま環と出会って、それから5時間経つと言う。

壁掛け時計を見る。3:07。

 

「環。あの時計はズレてないのかい?ズレてないなら、5時間じゃなくて3時間じゃ?」

 

「あれ?お前ら理解してなかったの?」

 

 なんだ理解してなかったのかタハーと笑う願田環。

クエスチョンマークを浮かべる夏油傑。【さっき】のはそういう事かと合点がいく家入硝子。

 

「【9.【あてし】が存在するこの時空間は、【あてし】の作り出した一切の武具と、時間、空間、【あてし】を【過去】と共存しないものとする。】。

 

そして俺の導き出した結論。

【【GANTZ】の存在する【未来】と、俺達の存在する【過去】で流れる時間は全くと言っていいほど【違う】】

 

ここでの5時間程度、俺達の居た【過去】の世界の1秒にも満たない。

これは俺の【超科呪法】で【過去】から来た俺達にも適応される。【過去】の世界では飯食っても4〜5時間すればまた腹が減るけど、この【未来】では何百時間起きてても腹減らねぇし、眠くもならねぇ。検証してねーけど、何千何億時間か起きてたら、眠くなったり腹減ったりすんじゃねーの?」

 

 いやー昔はここに籠ってクッソ鍛錬したわーと懐かしむ。

夏油傑の顔には「早く言え」と書いてあり、五条悟は未だ気絶している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『またな。あしなが。まえがみ。やにかす。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キユゥン。

【未来】から【過去】へ。

さしす組+αは廻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで?あのバイクとか銃とかは?」

 

「GANTZの作った超遺物。GANTZの百不思議の1つ。」




願田環「この世界でいくら煙草吸っても、ニコチンが体に回り始めるの数百時間後だぞ」

家入硝子「......?......まぁ、ほな消すか」




夏油傑「悟〜起きて〜。ご飯だよ〜」




〜みんなのお悩み相談室〜

Q.【とある存在】って?
A.【GANTZ】ちゃんの事です。名付け親は環。超科呪法の使い手は代々あの空間、時間、武器、黒い球体を与えられますが、その全てに最初は名前がありません。故に、その時代その時代の超科呪法の使い手が武器や黒い球体に呼びやすい名前をつけます。【GANTZ】や【Xガン】等。
【GANTZ】という名前は環が勝手に着けた名前で、前超科呪法の使い手(現GANTZちゃん)はまた別の名前で呼んでいました。


Q.【半強制的な縛り】って?
A.超科呪法の使い手は、術式知覚と共に【黒い球体】のある部屋に飛ばされ、作中1〜8の【縛り】を結ぶよう迫られます。
断っても、結ぶか死ぬかするまで元の世界に返してくれません。
もしその場で自死、或いは餓死した場合、更に次の超科呪法の使い手が運ばれてきます。

Q.【9の縛り】がわかり辛いよ〜(。ω゜)
A.一言で言えば、【生前無限にも等しい【食欲や睡眠欲に悩まされず老化もしない時間】を与えられる代わりに、死後【無限にも等しい食欲や睡眠欲に悩まされず老化もしない時間】を黒い球体の中で過ごさねばならない】という【縛り】です。
【にも等しい】【生前と死後】がポイントです。
ちなみに作中で言及されていた通り、この【9の縛り】はGANTZちゃんが勝手に付け足した【縛り】で、GANTZちゃんが現役ハッてた時代にはなかった【縛り】です。

Q.もしかしなくても某特級ネキの望む世界=未来の世界なのでは?
A.全くその通りでございます(超科学による争いがないとは言ってない)

Q.【5の縛り】を前提として、【6の縛り】で自分を傷付けるよう命令したらどうなるの?【5の縛り】違反でなんか罰則(ペナルティ)
A.【あてし】が【あてし】の意思で破った場合に限るので、その場合全身全霊を賭して「自分(超科呪法使用者)を傷付けろ」という命令に従います。
このGANTZちゃんの場合、そんな命令しようものなら普通に環を殺しに来ます。

Q.あのモノホイール(単輪)バイクって結局何?
A.今後登場した時にまた説明します。

戒玉編。好きなキャラは?

  • 五条悟
  • 夏油傑
  • 家入硝子
  • 願田環
  • 夜蛾正道
  • 庵歌姫
  • 天内理子
  • 黒井美里
  • 伏黒甚爾
  • 七海建人
  • 灰原雄
  • 伊地知潔高
  • GANTZ
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