「出た!メアリースーだ!」
「逃げろ!さもないと原作レイプされるぞ!」
「ふん!」
メアリースーの指が伸び、逃げ惑う人々の心臓を貫く。
「あ、ああ…俺のらいはちゃんが…」
「ヒンメルがお前なんかに負けるはずないだろ…」
希望を失った人々は、その場に倒れ、影からテキーが現れる。
「待て!そこまでだ!」
「この声は…仮面の戦士か!」
そう、彼は今や日本のメインカルチャーである、アニメ、マンガ、特撮など、ありとあらゆる創作物に対する人の思いを糧にして生きる『メアリースー』から人々を守る仮面の戦士!
その名も、『仮面ライダーハーメルン』!
「変身!」
太陽がまるで、仮面ライダーハーメルンを祝福するかのように彼を照らす。そして彼の姿が太陽の光に包み込まれた瞬間!奇跡が起こる!
「最初に言っておく!通りすがりの太陽の子、人が呼ぶのは仮面ライダーハーメルン!まさにここからがショータイムのステージである!」
「ええい!やってしまえ!テキー共!」
「俺は戦う、すなわち最初からクライマックスだぜ!」
懐から出したのはスペードの6とサンダーウィザードリングとクワガタのコアメダル。
「『サンダー』『チョイネ!サイコー』『スキャニングチャージ!』」
ハーメルンの全身から、雷撃が発生する。それはテキーを全て葬り去りるが、メアリースーにはダメージが入らない。
「無下限呪術、これを君が破れるかな?」
ハーメルンはメダジャリバーとセルメダル三枚を亜空間から出す。
「『トリプル!スキャニングチャージ!』」
「セイハーッ!」
空間ごとメアリースーは切断される。
「グワーッ! サヨナラ!」
メアリースーの体は爆発四散し、その場に倒れる。しかし、メアリースーは不死なので、完全に消滅させるにはメアリースー自身のアンダーグワールドに入り、メアリースーノモトを倒さなければならない!
「約束しよう、俺は必ず!お前の希望だ」
メアリースーの指にエンゲージリングをはめ、メアリースーのアンダーグワールドに入る。
「がんばれーでんおー!」
「コラっ!なんてもん見てんの!いい!?どんなことがあっても人を殴っちゃだめ!自衛隊は違憲なの!!わかった?!貴方は勉強だけしてなさい!!」
「おかあさん17-8ってどうやってけいさんするの…?」
「学校で習ったでしょ!?2+2=4か5なの!!貴方わかるまでやり続けなさい!!」
「ごめんなさい…」
「ケケ!お前キモイ絵書いてんじゃね〜よタコ!」
「や、やめて!僕のアスナちゃんを傷つけるなぁー!」
「貴方!なんで殴ったの!あれだけ暴力はダメって言ったのに!」
「で、でも、あいつが先に」
少年の頬をビンタし、グーで鼻っ柱を殴りつける母親。
「言い訳してんじゃないよ!修正してやる!」
「あがっ!あごっ!ごめっ!ごめっなさっ!あがっ!」
「『でんおうはたすけてくれない』」
「『アスナちゃんはいない』」
「うっ、うっ、うっ、うわああああああああっっっ!!!」
突如世界の壁を突き破りながら現れる究極生命体メアリースーノモト!その姿はネガデンライナーを禍々しくし、それぞれの車両から出てくる武装が白く大きいアスナの石像であるような姿!
ハーメルンは亜空間からファイズブラスターとダイヤの2と6を取り出す。
「『バレット』『ファイヤー』『エキシードチャージ』」
「『ファイヤブラストバレット』」
大きなエネルギー弾がメアリースーノモトに直撃する。
「怯んだ!今のうちに!ブラックサンダー!ホワイトサンダー!『キック』『マッハ』」
「俺の美しき魂が!邪悪な心に嵐を呼ぶぜ!『ライトニング・マーブル・ソニーック!』 」
ハーメルンの飛び蹴りが炸裂する!
「グワーッ!南無三!」
メアリースーノモトは爆散した!
ハーメルンはアンダーグワールドから出てくると、メアリースーは幼い少年に戻り、道に倒れていた人々も起き上がる。
「うーん…ここは?」
「よお小僧、大丈夫か」
ハーメルンは、仮面ライダー電王の姿で少年に話しかける。声は頑張ってモモタロスに寄せている。
「俺、参上!」
「で、電王!?しかもモモタロス!?声がちょっと違うけど…」
「か、風邪ひいたんだよ!」
「イマジンも風邪ひくの?」
「そりゃそうだ!」
「変なの〜!クスクス」
少年は笑顔を見せる。ハーメルンは少年の頭に手を乗せる。
「ま、頑張れよ、少年」
「うん!ありがとう!」
「あそうだ!17-8はな、7が10から1借りるんだよ!じゃあ答えは?」
「え…わかんないよ…僕、何をやってもダメだし」
「おぉい少年〜、お前はそこらのマンモーニ共とは違うお前はやればできる子だ…いいかもう一度言うぞ、10から1借りて、引くんだ!」
「きゅ、9…?」
「正解だコノヤロー!」
ハーメルンは少年の頭をくしゃくしゃとすると、亜空間から飛び出してきたデンライナーに乗って時の砂漠へ行った。
そうして今日も、仮面ライダーハーメルンによって日本のサブカルチャーと人々は守られるのであった!続く